人間関係がうまく行かない理由は自分が○○人だから!?

カウンセリングというのは人間関係に関するご相談が大半を占めているのですが、そこで無理に周りに合わせようとしたり、自分に合わない環境を批判し続けたりすることは、どちらも自分の首を絞めることになりますね。
そこで、少しそんな世界から意識を変えるための提案を2つさせていただきます。

根本さま、こんにちは。
恋愛についてではありませんが、もしネタにしていただけると嬉しいです。

数ヶ月前、私自身の心境の変化でそれまで所属していた場(趣味のサークルみたいなもの)を離れ、別の場に移動しました。
その際、大体の方には快く送り出していただきましたが、抵抗した方も。あえて先に去って行かれたり、SNSをブロックされたり。
暫くは自分の事に集中してましたが、最近になり、抵抗してた方が遠回しに私(のような人)を皮肉る内容のブログを公開していた事を知りました。
またそれが随分イキイキノビノビと、実に楽しそうに書かれていまして(笑)
驚き呆れつつも「この人、私に凄くプレッシャーを感じていたんだな」と思いました。
そこで思い出しました。以前にも同様の事が、私が確認しただけで2件。

私、そんなに怖いのか、、、
確かにその彼らには何か言われても論破してきたので、ストレスだったのでしょう。
なら変に抵抗しないでサクッと送り出して後は楽しく過ごせばいいじゃん!ですが、そういかないのは何故なのでしょうか。
あと私、自分から人様に喧嘩ふっかけたりしないので、ここから何か役立てられるものがあればアドバイスいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。
(Yさん)

>あと私、自分から人様に喧嘩ふっかけたりしないので、

なるほど、さすがです。
自分からはケンカはふっかけないけれど「売られたケンカはもれなく買う」という、まさに武闘派としての真骨頂を発揮されているのですね!素晴らしいです!

さて、Yさんから頂いたリクエストは実は深い意味がありまして、

1.人間関係の問題として捉える
2.宇宙人による地球人との関係構築方法

という大きく2つのパターンでお話ができます。
「宇宙人!?」と驚かれる方もいらっしゃるかと思いますが、「地球に馴染まねえ」「この3次元の肉体が不自由でしょうがねえ」「そんなに地球人と交流するつもりはなかった」などの声もよく頂きますので、あまり珍しい話じゃございません。

さて、まずは人間関係の問題として見てみましょう。

>私、そんなに怖いのか、、、
>確かにその彼らには何か言われても論破してきたので、ストレスだったのでしょう。

怖いんでしょうね~(笑)

Yさんも知識としてはお持ちかと思いますが、人は感情で動きます。
理論・理屈・正論などは「分かるんだけど納得しねえ」ということがよく起こります。

だからどんな人間関係でも正論を主張するタイプの人は煙たがられるもので、気付けば孤立することが多いのですね。
特に「和」を大事にしてきた日本人はそもそもディベートは苦手な人が多く、また、他人の個性をそのまま受け入れることが不得手なんですね。

そうすると際立った個性を持つ人は、それだけで場で浮きやすくなってしまうものです。

それはそれで悪いことではなく、自分に合う場所を探していけば必ず見つかるのですが、そこまではかすり傷を色々と溜め込むことになります。

で、そんな方が正論を振りかざしたり、相手を論破したりすると、当然ですけど「理論的には正しい」とか「言ってることは間違いではない」ので、相手は黙り込みます。
そして、「何を言ってもかなわない」などの思いと共に、そこで感じた不満、怒り、寂しさ、悲しみなどの感情は心の中に封印されることになります。
特に「何も言い返せない」ということから生まれる自己嫌悪はとても強いので、これが後々時限爆弾のように爆発する火薬になるんです。

さらに正論では「それを溜め込まずにその場で言えばいい」となるのですが、人間関係の基本となる感情論では「そんなこと言えない」「言ったところでかなわない」「言ってもしょうがない」となるので、表面的には平静を保つほかありません。

つまり「表面的にはニコニコしているけれど、心の中には不満がどんどん溜まっていく」という状況になるんです。

また、Yさんがそうなのかは分からないのですが、そうした論理的な人に対して周りの人は警戒心を抱き、いわゆる「腫れ物に触る」ように接することになります。
それを一言で言えば「怖い」ということになるんですね。

以前、とても仕事ができる理論思考の男性がクライアントさんにいらっしゃったんですが、彼は職場での人事考課で「上司からは最高のS評価をもらい、部下からは最低のE評価をもらう」という極端な結果をはじき出していました。

それで上司からも「今後会社を担っていく人材が部下から指示されてないのはヤバいぞ」と警告されてカウンセリングに来られたのですが、本人曰く部下に対しては相当厳しく接しているようで、何か反発しようものならすべて理論で押さえつけていたそうです。
「正しい」ということにこだわるあまり、「人の気持ち」まで配慮ができなかったわけです。

それで、彼に「これからどうしたいんですか?」という質問をしたところ、「これからも人間界でうまくやっていきたいです」という答え(意訳)だったので、人の心の動きについてしばらくレクチャーさせていただきました。
その結果、1年間でE評価からB評価まで改善したそうです。(その次の年はAかSになったそうです)

だから、Yさんがことごとく相手を論破してきたとするならば、周りの人たちは心の中にそんな不満を溜め込むことになり、Yさんがいなくなった後にそれが噴出したのではないか?と推測されるわけです。

とはいえ、これは「地球人とうまくやっていきたいの?」という前提に立った話でして、「そこまで深く関わりを持つ気はない」「私は私で自分の道を進んでいきたい」という方には、「じゃあ、それでいいんじゃない?」という回答をする私です。

実は昨日の個人セッションでもそんな方がにお会いしたのですが、「そもそも人間に興味あります?もっと自分のやりたいこと(創作系)に没頭したいんじゃないの?」という話で結論を見ました。

芸術家肌の方はそもそも人間関係にあまり興味がなく、自分の世界を現実化することに没頭する方がずっと価値があると感じてる場合があるんです。
昨日のクライアントさんは陶芸や銅版画を趣味でされていたのですが、絵でも写真でも創作でもスポーツでも、そうした自分の世界をはっきり持ち、それをより深めていきたい方にとって人間関係は煩わしいものです。

だから、そういう方には人間関係を捨ててそうした自分の世界にエネルギーを注ぎ込む方が幸せなんじゃないの?という提案をさせてもらっています。

「自分らしい生き方とは何か?」を探るのが私がセッションの中で大切にしていることだからです。

で、感受性が鋭かったり、独特の世界観があったり、天才的であったり、芸術家であったり、職人タイプであったりする方を私は総称して「宇宙人」って呼んだりしています。

そういう方は幼少期に地球人との関係になじめなくて苦労するんです。
しかも、日本の学校教育はまだ個性を重視する形になっておらず、「みんな同じ」を基本としていますから、当然そういう方々はクラスの中で浮いてしまったり、時に先生から目の敵にされてしまうわけです。

例えば、地球に生まれてきたことが嬉しくてたまらない子どもはもっといろんな世界を知りたいので、教室でじっとしていることは苦痛でしかありません。

また、感受性が鋭すぎて多くのモノをキャッチしてしまうタイプの子は、自分が得た情報を「言葉」という限定的な世界で表現することが非常に難しく感じられるので、地球人とのコミュニケーションに苦痛を感じざるを得ません。
皆さんも「言い表せようがない美しい景色」に出会ったこと、あるでしょう?
感受性が鋭い方は、(美しいとはもちろん限りませんが)日々そんな景色を見てるわけですから、言葉に詰まってしまうわけです。

さらに、芸術家的センス溢れる方は算数の勉強よりも、モノを作ったり、絵を描いたりする方がずっと楽しくて面白いわけです。
だから親が止めてもずーっとクレヨンを離さないわけですが、それを親は否定したりするんですよね。

そうして、生きにくさを感じたり、周りとのギャップを感じたりして苦しむ子が多いのです。

で、子ども時代はその境遇の中で何とかしのいで生きて来た方も、大人になって自由になれば自分を表現できるはずなのですが、長年の環境で自己肯定感がずいぶんと低くなって自己否定が強くなり、コンプレックスの塊となったりしているので、自分を出せなくなるのです。

だから、子どもの頃から生きにくさを感じていたり、周りから浮いてしまっていたり、不思議な体験をしていたり、人間関係がどうもうまくいかなかったりする方は、自分が宇宙人(地球人ではない)であることを思い出してみるとそれだけで楽になりますね。

Yさんも心当たり、ありませんか???

さて、私のような仕事をしてると、そういう方に非常に多くお会いするもので、至極真っ当な地球人である私はそんな宇宙人たちの研究に没頭することになっています。
ちなみに我が家にも、地球人で言うところの「妻」「娘」「息子」がおりますが、どうやらみんな宇宙の人らしいので、勉強熱心な私はプライベートでも学びの機会に恵まれているようです。

ちなみにそうした宇宙人話が苦手な方やスピ系に抵抗がある方は、「宇宙人っているの?」という議論に持ち込まずに「根本は人間関係が苦手な個性的な人のことを便宜的に宇宙人と呼んでいるらしい」と解釈して頂ければ幸いです。

ちなみにこういう記事を書くと、私のメールボックスが「私も宇宙人かも知れない」ネタで溢れかえることになるので、もしよかったら「同志がいっぱいいるんだ!」と感じて安心するに留め置いていただけると幸いです。

ちなみに同志に合うには私のセミナーに参加してみるといいですよ。
特にここでは地球人よりも宇宙人の方が多いんじゃねーか?と見紛うほどです。

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22883

さて、Yさんのリクエストにちゃんと答えられているのかがちょっと不安になってきた今日この頃ですが、皆さん、今日の記事に付いて来られてますか???

ということで、強引に総括していきましょう!

まず、Yさんにお聞きしたいのは「で、どうしたいの?」といういつもの問いかけです。

周りの人たちとうまくやっていきたいのか?(冒頭の1のパターン)
それとも自分らしく振る舞って生きていきたいのか?(冒頭の2のパターン)

これについて考えてみて頂きたいのです。

人間関係をうまくやっていきたいとするならば、少し方法を改めることをお勧めします。
人の気持ちというものに意識を向けていくといいでしょう。
もちろん、Yさんがそういう風になってしまった背景(例えば、母親や父親との葛藤など)があるならば、それに注目していくのもいいでしょう。

ちなみにそんな方に役立てて頂ければと3/8に「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)という本を上梓しますので良かったらご一読ください。(宣伝!宣伝!宣伝!)

また、もし、自分の個性を生かして自分に合う場所を見つけていきたい!と思われるのであれば、本来の自分の使命に向き合うべく、Yさんがしたいこと、やりたいことに向けて突き進まれるのがお勧めです。

「日本」という国が合わなくても「米国」という国にフィットする方も少なくないですし、国内でも「東京」は苦手だけどなぜか「大阪」には水が合う、という方もいらっしゃいます。

そこでは「Yさんらしさ」を肯定的に見て、それを磨いていくのが一番生き易く、結果的に円滑な人間関係を生むものです。

ということで、様々な宣伝を含む相変わらずな記事でございますが、参考にして頂ければ幸いです。


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