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他人軸になってるなー、ということに気付けてることは大きな収穫です。
でも、そこでいきなり自分軸を発揮するにはまだ準備がでていないのかもしれません。
そこではまず、自分を整え、家族との絆を強めるところから始めてみると良いでしょう。
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いつもブログを拝見しています。
私は小学生の一人娘を持つ30代の主婦です。
今私たちが住んでいる地域は、学校のPTA活動や地域の育成会活動がとても盛んで、子供が小学校に入学すると、ほぼ強制的にどちらも入ることになっています。
私は今育成会の役員をしていますが、育成会の保護者の人数も少ない為、毎年のように役員をすることがほぼ決まっています。
ボランティアの割に集まりは多く、親御さん同士のイザコザもあったりして、私自身本音はやりたくありません。
しかし、地域の人たちには「子供の為に」と言われるし、保護者の人たちも、皆さんやりたくないけどやっている状況です。
根本さんの本やブログを読んで、他人軸ではなく、自分がどう思うか?自分軸で考えようとしていますが、どうにも子供が絡んでくると、まるで人質を取られているようでどうしたら自分軸でこの問題を解決出来るのだろう?と悩んでしまいます。
このような記事を見かけませんでしたので、ネタにしていただけたらと思いました。
よろしくお願いします。
(Mさん)
「子どもが絡むと人質を取られているようで」という思いはきっと世のママ、パパたちは思い切り感じていらっしゃることと思います。
「子どものためだから・・・」とか言われると弱いですよねー。
拒否すれば、あそこは勝手だ、とか、子どものことを考えてない、とかあれこれ言われそうですしー、近所のじじぃやばばぁたちが何だかんだ言うてきますしねー。
また、周りのママたちとの付き合いを考えても、なかなか難しいところです。
まあ、うちなんかはそういう付き合いがしんどいし、めんどくさいので一切してないんですけどね。奥さんもそういうの嫌いですから。
地域との付き合いも薄いので、いざってときは困るかもしれませんが、「付き合いたい人とだけ付き合う、だって疲れるもん。」というコンセプトは一貫してますね。
そもそも「子どものために」というのが、ほんとうに「子どものため」なのかどうかは一考の余地があると思うんですよね。
そういう集まりに行けば子どもが楽しそうにしてる、嬉しそうにしてる、となると確かに子どものため、かもしれませんが、そこでママが暗い顔をしたり、ため息ついていたりすると、子どもなりに罪悪感覚えちゃったりするもんですね。
うちの場合は「それだったら連れて行ってあげるから、あんた一人で遊んでおいで」という風に言ってます。
だから、長期的に見て果たしてそれがほんとうに「子どものため」なのかは考えてみた方がいいと思うんです。
だいたい保護者会的な集まりは、子どもが絡むので親もエゴ丸出しになることが多く、なんだかんだイザコザが起こるものですし、何かと文句ばっかり言うきて憂さを晴らそうとする保護者もいますし、口は出すけど行動しない奴も当然出てきますし、役員なんかをやってるとあまりいい思いをすることは少ないかもしれません。
だけど、子どものために!とか、子どもが喜ぶから!ということでテンションがあがるのであれば、その壁を乗り越えることもできます。
私の古い知り合いなんかは子どもが好きだし、地域と関わることも好きなので、積極的に役員引き受けてガンガン前向きに取り組んでいます。
お陰でいろんな人から頼りにされるし、知り合いも増えるし、楽しそうに地域の活動に精を出されてます。
その夫婦はそういうことが好きなんですよね。
Mさんや、みなさんはどうでしょうか?
そこで他人軸的な発想が出てくると、「関わらないと周りの人に色々と言われる」ばかりか、「子どもが学校でいじめに遭うんじゃないか?」「子どもから友達を奪うことになるんじゃないか?」と思ってしまいますよね。
そうすると、子どもがそうならないように、我慢して、犠牲して、その活動に参加するんですけど、当然ながら全然楽しくはありません。
そして、そういう犠牲や我慢な人たちが集まる場ですから、当然あまり空気はよろしくなく、いろんな問題が生まれるんですね。
でも、そもそもあまりやる気がない集団なので、その問題を積極的に解決しようとする雰囲気ではなく、誰かに押し付けるような流れが生まれますよね。
となると「役員なんだから、Mさん、よろしく!」みたいな展開を見せるわけです。
でも、やっぱり「子どものためにここは頑張らないと、我慢しないと」と思うので、そこでまた無理を重ねて、どんどん疲れてしまうんです。
「明日、集会かあ・・・」と思うだけで気分が落ち込みますよね。
まさに「人質を取られてる」わけです。
言い方を変えれば、どんだけ子どものことを愛してるねん!という話になるわけです。
子どものことを愛してるから、そこまで犠牲を払おうとするわけです。
それがベースにあることを決して忘れないでください。
親にとっては子どもを愛することってのは当たり前すぎて意識できなくなります。
子どものことを愛してるから、しんどいことも頑張ってやろうと思えるんですね。
じゃあ、何が大事か?というと、「あたしは子どものことをめちゃくちゃ愛してんねん!!」ということを高らかに宣言し続けるわけです。
そして、それを子どもにも伝えます。
愛情を伝え、価値を伝え、感謝を伝えるのです。
今もきっとされてると思いますが、それを意識的にやってみてください。
それがどれくらい子どもに自己肯定感と自信と誇りと喜びを与えるものか想像してみてください。
もちろん、夫婦のコミュニケ―ションも同じです。
旦那さんに愛情を伝え、価値を伝え、感謝を伝えるんです。
そうして「家族」という絆を固めて、根を張っていきます。
その上で、どうするか?を考えるわけです。
私たち夫婦の場合、「子どもが学校でいじめみたいなことが遭った→学校、行かなくてもいい」「子どもが学校行くのしんどい→学校変えよう」「子どもがあまり学校楽しそうじゃない→楽しいことができる学校へ行こう」という行動をしています。
(それで娘は高校を転校することにしましたし、息子は先日妻と2人でイタリアに旅行してました。)
そこに「沖縄が好きだ→沖縄に家と学校を探そう」みたいな親の欲望とエゴと希望とヴィジョンも入ってきますけど。
うちの家族はそういう風にしているので、特殊っちゃ特殊かもしれませんが、一応、人様に「自分らしく、好きなことして生きようぜ」と言ってる手前、自分たちが犠牲して我慢して他人軸でいたら説得力がないですよね。
ちょっと話が逸れました(笑)
家族という絆を固めながら、Mさんがやることは「自分がしたいことをする」ということです。趣味でもいいし、仕事でもいいです。
好きなことややりたいことをどんどん見つけてチャレンジしてみましょう。
これは自分軸を作る方法でもありますけれど、同時に子どもたちに「大人って楽しいねんで!早く大人になりたいやろ?」と見本を見せることにもなります。
「ああ、PTAや地域の集まりで他人軸になってるわ。どうしたら自分軸になれるんだろう?」と思ったら、そうしてまず「自分ができること」から始めて自分軸になってみるんです。
そうして、自分軸を確立していく上で、じゃあ、どうその集まりと関わるかを決めていくのです。
逆に言えば、今の状態で急にその集まりから距離を置くことは精神的にも苦痛でしかないかもしれません。あれこれ考えるし、人から何か言われたら凹んじゃなうし、不安も強くなるでしょう。
だからこそ、さらなる自分軸の強化が叫ばれているわけですね!
まとめるとこんな感じです。
1.子どもや旦那さんへの愛情を再確認して、それを行動で示す。
2.自分がやりたいこと、好きなことをどんどんやって毎日を充実させる
3.その上で、地域や保護者との付き合い方をどうするか?を考える
「1」と「2」ができていると、めんどくさい保護者との付き合いも「ま、いいか。たまには修行するべ」と軽く捉えられるようになることもできますし、「やっぱり無理やわー。もう付き合うのしんどいわー。やめるわー」と選択することもできます。
だって、何より大事なことは「1」と「2」ですよね??
「3」はオプションなわけですから、実のところ、重要性は低いのです。
・・・という話を面白おかしく書いているので良かったら読んでみてくださいな。
↓
>『子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる』(実務教育出版)
「他人軸になってるなー、と気付いたらまずやることは?」
https://voicy.jp/channel/962/58348
★いよいよ今週からスタート!まだ間に合います!
『自己肯定感をあげる3daysプログラム』
名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)
(※東京は来年1、2月から再開します)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475
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