自立系武闘派女子が結婚を機に女性性が優位になると仕事へのモチベが下がりまくって何もしたくなくなる件。

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今まで頑張って男性性を使いまくってきた武闘派女子が結婚すると、その相手によっては女性性が一気に解放されるケースが多いものです。
そうすると今までとは勝手が違ってどう生きていいのか分からなくなるし、長年の疲労が出てきて動けなくなるし、未来も描けなくなることがあるのですが、それは順調な証拠なのでとりあえず気分次第で過ごすのがお勧めなのです。

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なんとなく既視感があるのですが、まあ何度語っても良いわなあ、日曜日だし、とテキトーな理由を付けてネタにさせてもらおうと思った次第です。今日も暑いですね。けど、チャリではなく車で出勤してきたので快適でした。笑

さて、バリキャリ系武闘派女子が結婚した途端労働意欲を失うというケースはかなりあるあるでして、「まあ、そういうことなんよねー」と訳知り顔で流すことにしております。（説明するのが面倒なのでね。ええ。）

ちなみにそういうカウンセリングですと、たいていはパートナーシップを深める系のご提案になることが多いです。

元々女性性が豊かなのに環境的に自立して男性性を伸ばさなければならなくなり、その情熱をフルに活用してバリキャリとして生きてきた女子によく起こりがちなことです。。

ということはうちの読者のみなさまにも当てはまる要素が大いにあるわけですね。

それで見事結婚されまして、ああ、これでひとりで頑張らなくても大丈夫、と思った瞬間に気が抜けまして、同時に女性性が一気に解放されるのですね。

そこで旦那さんが稼ぐ人で「働かなくてもいいよ、俺が稼ぐから」なんてセリフを吐かれたらねえ？そりゃ今まで無理やり引っ張り出してた男性性なんて出番を失うわけでして、女性性優位な日々が訪れるのも無理はないと思いませんか？

そうすると外に向いていた意識が内に向き始めたり、今まで手抜きだった家事に俄然意欲が湧いてきたり、妊活とか物件購入とか夫婦での旅行とか家族としての将来のことなんかも考えるようになりまして、「専業主婦っていいかも」とバリキャリ時代には想像もしなかった思いが出てきてびっくりしたりもするのです。

それで、特に相談することもないんだけど継続コースがまだ残ってるし、平日の昼間に休みを取らなくてもカウンセリングに行けることがちょっと嬉しくて「カウンセリングのあとは梅田／新宿あたりで買い物でもして帰ろうかなあ」なんてことを想像しながらセッションルームにやってきて「労働意欲が皆無で～、日がな家でゴロゴロしてて～、とりあえず家事はやってるけどー、このままでいいか不安なんです～」などとほざかれるのです。

現在、婚活中のバリキャリ読者のみなさまにとっては未来の自分である可能性が高いですので、今日の記事はそのときのために保存しておかれることをお勧めする次第です。

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で、私もそんなテンションにしっかりお付き合いしまして「そんなの毎日『ああ、幸せ～（はあと）』と思いながらクッキーでも焼いて茶でもシバいとけばええんちゃう？」とアドバイスするものです。（テキトー）

で、男性性が引っ込んで女性性が優位という本来の姿に戻ったんじゃないですかね？という見方もある一方で、状況によっては「燃え尽き症候群ってのもあるわね」というケースも想定するものです。

長年バリキャリとして頑張って来られたわけですが、本来女性性が豊かであればその生活は苦痛なんですよね。

そこで無理やり男性性を伸ばして気合と根性でやってきたのであれば、メンタルがそれなりに疲弊していても不思議じゃないと思いませんか？

好きだと思っていた仕事で、楽しくわいわいやっていたとしても、その心の仕組み自体に負荷がかかってたと解釈するのです。

そうすると結婚して夫氏が稼いでくれるようになり、安心感がドバっと出たりしますとそれまで保っていた緊張の糸がぷつんと切れて労働意欲が激減するってことになるわけです。

中には結婚生活が始まった途端、体調不良が続く方もいらっしゃって「ああ、今までの疲れが一気に出たんでしょうねー。とりあえず温泉で療養とかしてきますか？」なんて話をすることもあります。

要するに「今まで頑張っていた自分におつかれさん！って伝えて、今は心を休めようってことにしましょう。」という話でして、「まだまだカウンセリングとは縁が切れませんなあ」と悪い顔をしながら、女性性をさらに活用して自分を緩め、癒し、疲れを抜いていくことをしていきます。

それと同時にパートナーシップの絆を深めていく（つまり、パートナーシップによって自分を癒す）ことを考えていくんですね。

ひとりだったら温泉行ったり、エステ通ったり、旅行したりすることがお勧めですが、パートナーが家にいるならその関係性を使って自分を癒すことができるようになるわけです。

それはパートナーに感謝したり、パートナーのために家のことをしたり、一緒に出掛けてひとりじゃないことを実感したり、甘えたり、頼ったりしていきますし、もちろん質のいいセックスを重ねてつながりを深めたりしていくことです。

そうして長年蓄積してきた疲労を抜き、本来の自分らしい姿で生活することを目指していくのです。

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ところが、そこで「思考」というのが色々と悪さをすることがあるのですな。

「思考」はバリキャリ時代の記憶も持っていますし、あれこれ先のことを考えさせようとするものです。

すなわち、

＞このままだと将来が不安だし、この先家も建てたい、旅行もしたいとなるとお金が必要なことはわかっているのですが、どうにもエンジンがかかりません。

という話なわけですが、それを聞いた私は即座に「そんなこと今は考えちゃダメー」と言うわけです。

そして、「今はね、エンジンの積み替え作業中なわけ。そんなときにアクセル吹かしても車は動かないし、そもそも反応もないからやめときなよ。」という分かるような分からんような説明をしてひとり悦に入るのです。

「今まではね、義務感とか必要に迫られて男性性のエンジンを積んで頑張ってきたわけ。もちろん、それが悪いわけでもないし、それで成功しているんだから素晴らしいの。けどさ、今はそういう時代じゃなくなっちゃったんだよ。女性性のエンジンに積み替えてる最中でさ、今までとはエンジンのかけ方も全然違うようになるのよ。だから、まったく新しタイプの車に乗り換えたようなものだから、どうやったらエンジンがかかるのか分からない状態なんだよね。」

少し詳細に言えば、この男性性と女性性のバランスってのは人それぞれ違いますし、状況によっても変わります。

そもそも人は男性性と女性性のハイブリッドエンジンを搭載してるのですが、今まではどっちかというと男性性のエンジンを動かして頑張ってきたんです。

それが男性性側のエンジンがオーバーホールが必要ってなったので、今は女性性のエンジンのみがある状態なんですが、そのエンジンは長年使ってこなかったし、使い方もよく分かんないので「やる気が起きなーい」ってなるわけですね。

で、その本来のバランスってのに戻ろうとしているわけでして、だから人によっては男性性のエンジンも使った方が快調だったりするし、人によっては男性性のエンジンは控えめで女性性のエンジンをガンガン使った方が良かったりするものです。

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そういうわけで、ヒマになると思考があれこれ言ってくるものでして、それなりに思考は正しそうなことを言うものですから、それに振り回されてしまうことになりかねません。

いわば、バリキャリ時代の自分がまだ残っていて、彼女が自分にあれこれ言ってくるようなものですね。

だから、とりあえず「あんたの時代は終わったのだからしばらく静かにしといてくれ」と彼女に伝えておくのが正解かと思われます。

そういう状況ですから、あんまり今は先のことは考えない、決めない方が良いと思います。

＞今、なんとなく結婚相談所やカウンセラー業に興味があります。

この辺もそのまま“なんとなく”思っておくのがお勧めでして、「早く動かなきゃ」とか焦ってしまうと“選び間違い”をしちゃいますから注意が必要なんです。

すなわち、あのバリキャリ時代に戻ろうとしてしまってハードな仕事やスクールを選んでしまいがち、ということです。

たしか最近も「早く何かしなきゃって起業塾に入ったのだけど全然ついていけないし、面白くもないから損した」とおっしゃってた方がいましたね。

そういうわけで、

＞ただ別に人が好きなわけではない（なんなら嫌い）だし、営業も接客業も苦手です。

ってことなら無理に働かず、夫氏の言葉に甘えてニヤニヤしながら専業主婦を楽しんでおくのが正解なんだろうと思う次第です。

そして、閉塞感を覚えるならとりあえず体くらいは動かしておくのが良いかな、と思います。

まあね、今までは職場という人と出会う場所がありましたし、そこで社会とつながっていましたから、今の生活に閉塞感が出てくるのは無理もありませんけどね。

前々から「やってみたいけど時間がなくてできなかったこと」って何かありませんか？

ヨガとかピラティスのスクールに通う手もありますし、実は陶芸を習いたかったという場合もありますし、これを機にガーデニング（ベランダ）にハマるのもアリですし、料理を習いに行くのもいいでしょう。観葉植物にハマって部屋をジャングルにしちまった方々もいらっしゃいますもんね。

他にも英語を学びに行ったり、歴女になったり、古武術にハマってみたり、乗馬を始めてみたり、いろいろご報告いただくのですけれど、義務ではなく、興味と関心で動く（＝女性性のエンジンを使う）のも慣れてないかもしれないので、最初は迷うかもしれません。

でも、そういう「興味あるけどやってないこと」に目を向けてみるとあれこれ出てくるんじゃないでしょうか？

もちろん、「平日昼間にお出かけしてゆったりランチする」という会社員時代にはできなかったことも含みますし、「夫を送り出した後に二度寝する」という偉業を達成することだって今はできますね。

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そうして心身の疲れを癒しつつ、興味関心で動くことができるようになってきたら先々のことを考えてもいいでしょう。

そのためにも「自分を知る」ということもすごく大切なことですから、それを目的にカウンセリングを利用してもいいですし、そうしてライフワークをデザインしていくのはそれ自体が楽しい作業になると思われます。

なので、今は「やりたいこと、好きなことだけをする」ということに決めてみるのがいいでしょう。

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あと大切なのことは自分を信頼することね。

これ、とても忘れがちで、かつてバリキャリとして男性性バリバリで生きていた時代があることは真実です。

だから、いざとなればそれだけの力を出せることを知っておくことが大切ですし、そんな自分を信頼することが何よりお勧めです。

本来の自分じゃなかったかもしれませんができたことは事実ですからね。

だから「あたしゃ、やるときゃやんのよ」と思っておけばいいわけです。

そういうわけで、まずはのんびりゆったり過ごすことを目指していきましょうか。

慣れないですけどね。笑

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