自分の喜びを仕事にすることって可能なのでしょうか?~信じること、そして、ドリームキラーに気を付けること~



「そりゃ可能っすよ」と言われたら素直に信じられますか?
自分には無理だと思ってシャッターを降ろしてしまいませんか?
「そういう生き方ができるんだ」と知り、そして、それが自分にも起こりうることを信じること。
そして、周りの人たちのバッシングに耳を閉ざすこと。
何をするか?ではなく、まずはそうして自分に許可を出すことが大事なのです。

過干渉な母親を持つと恋愛が長続きしなくなる理由~親密感への怖れ/癒着/秘密主義/セクシャリティの抑圧~でお世話になりましたRです。

先生からのアドバイスのおかげで、ヘラクレスオオカブト君(男性性強い経営者、ハードワーカー)とお付き合いさせていただいてます(突撃しないように色々取り組んでおります。笑)ありがとうございます!!

今回は仕事についてのご相談です。
地方病院の看護師は、給料の低さ、成長が止まった事と、膨大な仕事量と激務、手術の緊張感が耐えられなかった事、その他諸々全てが嫌になって仕事を辞めました。移住後はクリニックで働きましたが、無価値感によりハードワークになってしまった事、社長がエネルギーバンパイアだった事から、心が悲鳴を上げて、退職に至りました。

今無職3ヶ月目を迎えるところなのですが、
次は仕事(犠牲的、我慢、拘束、ルール、苦痛)って思うような仕事はしたく無い、苦しみたく無い思いが強く、ライフワークを模索中です。 父はストレスで顔面麻痺で入院してしまうくらい毎日我慢して会社に行き、仕事なんて辛い物だよと昔から言ってました。

カウンセラーは苦しんでいる人救えていいなと思っていたのですが、いざお弟子制度の情報を見ると、本当に私がしたいことって人を救うことなの?人のためにというより自分を幸せにしたい気持ちが出来きてしまいました。もう何がしたいかわかりません。

かと言って、体力がないので8時間もあまり好きじゃない仕事もしたくないです。

自分の喜びは、好きな人達と話すこと、美味しい物を食べること、音楽や芸術に触れること、旅行すること、成長すること、優雅にゆったり過ごすこと、自己対話(内観)すること、自然を感じる事です。

他にもありますがこの喜び達を仕事にする事って可能なのでしょうか?

自分に合う楽しい仕事も男も、豊かさも全部欲しいんです。強欲な武闘派女子に救いの手をお願いします。福岡のワークショップも行きたいし、カウンセリングも受けたいです。よろしくお願いします。
(Rさん)

ここ、特大文字で否応なく読者の目に飛び込むようにしたいんですけどー!

>ヘラクレスオオカブト君とお付き合いさせていただいてます

おめでとうございますー。

そして、もうひとつ大切な情報が!

◎福岡:4/14(日)13:30-17:30 自分をゆるめて解放するワークショップ&トークライブ

個人セッションは満席になっちゃったけど、ワークショップに来られるならぜひ!笑

さて、お仕事についてなのですが、そのヘラクレスオオカブト君に食わせてもらって、昼間から優雅にホテルのラウンジでシャンパンをがぶ飲みするってのはダメなの?無理なの?なんで?笑

まあ、お仕事については様々な観念がありまして、そして、その観念に意外と気づいていなかったり、気づいていても「それが正しい」と思い込んでいてアップデートできてなかったりするものだろうと思うのです。

これをお読みの皆さん、落ち着いたバーのカウンターで「あなたにとって仕事とは?」と聞かれたら何て答えますか?

お金と同様、仕事についても「親」の影響は甚大でして、親が「仕事って辛いもんだよ」と言ってたら、それを素直にインストールして「仕事って辛いもんだ」という観念(思い込み)を持ち、「仕事って辛いもんだ」を立証すべく、辛い仕事に従事しまくるという状態を作り出すものです。

これ、親の影響を受けているとはいえ、自作自演ですからね。

まずはそのことを受け入れることが出発点です。

それでいきなり話が飛ぶんですけど、今、無職3か月目ということですから、

>自分の喜びは、好きな人達と話すこと、美味しい物を食べること、音楽や芸術に触れること、旅行すること、成長すること、優雅にゆったり過ごすこと、自己対話(内観)すること、自然を感じる事です。

ってことをガンガンやりまくってると思っていいでしょうか?

仕事してないなら、日々これからの楽しいことができますよね?

え?まさか何かと「言い訳」を作ってヤってないとか、中途半端にヤってるとかじゃないですよね?

「ああ、こんな生活がずっと続いたらいいなあ!続けたいなあ!」とヨダレを垂らしてニヤニヤしていますか?

もし、そういうマインドを手に入れたのであれば大丈夫です。

もし、遠慮やらなんやらでそこまで到達していないのであれば、無職な今しかできないことですから、お金が許す限り「喜び」を追求しまくってください。

手前味噌な話で恐縮なのですが、最近、武闘派系ハードワーカーな女子たちから立て続けに「根本さんみたいな仕事の仕方っていいですよね」としみじみ言われました。

「たいへんだと思うけど、自分でスケジュール決められるんですよね?それで行きたいところに行って、好きなように仕事をして、美味しいモノ食べまくって、スタッフやお弟子さんにも恵まれて、ご家族とも旅行に行ったりして、すっごくいいな、って思ってるんです。」

もちろん、能面のような顔をして「ありがとうございます」と丁寧に頭を下げましたよ?

でも、正直言えばまだまだだなあ、と思っているんです。

もっと自由になれるし、もっと好きなことができるし、もっと楽しいことができる、と。

今の環境はとてもありがたいし、確かに人に恵まれていますが、欲深い私は「もっともっと!」と思ってしまうんです。

「もっと好きなことを好きなようにやりたい」と思いフリーランスになり、好きなことを好きなようにやりながらも「まだまだ!」と思うのは贅沢なのですけれど、ほんと強欲なのですな。

とりあえず、最近の願いは大阪の自宅から東京・神楽坂までせめて1時間で行き来できたらいいな、と思ってます!リニアが全線開通してもドアツードアで2時間はかかることくらい知ってるのだけど。

で、私の周りにはそういう「好きなことを仕事にして、好きなように生きてる奴」というのがけっこうおります。

カウンセラー、コンサル、経営者、美容家、バーのマスター、料理人、医師、プロのダンサー、投資家、消防署員、先生、公務員、著者、いわゆるサラリーマン、、、なんかいろいろいますね。

私のように仕事が好きでハードワークしている奴も多いですが、最近知り合った方は自宅とは別に隠れ家を持つ趣味人で「仕事がないときは日がなここにいるんだよ」とおっしゃっていました。
そして、遊びが「主」で、仕事が「副」と言っていました。

幸せの感じ方は人それぞれですよね。

仕事が主で、趣味が少々、という人もいます。
趣味が主で、趣味を楽しみたくて仕事頑張ってる人もいます。
家族が大好きで、仕事よりも家族を優先してる人もいます。
友達付き合いを大事にしていて、めちゃくちゃ顔が広い人もいます。

それぞれたいへんなところもあるのだろうけど、幸せな生き方をされてます。

そういう奴って一緒にいて楽なんですよね。
自分の世界を持ち、その世界が幸せだから自己肯定感も高いんです。

で、Rさんの喜びは叶えられますよ!ということを言いたいだけじゃありません。

そういう人たちがいる、ということはみなさんも知っていると思います。

けれど、それが自分の身にも起こりうることをどれくらい信じられてますか?

自分には無理、と一方的に決め付けちゃってませんか?
あの人たちは自分とは違う特別な人たちだ、と変に線引きしちゃっていませんか?

>他にもありますがこの喜び達を仕事にする事って可能なのでしょうか?

という質問に「え?できるよ?」と言われたら、それを信じられますか?

ここが最も重要なポイントなのです。

「こんな風に生きたいな」
「こういう生き方をしたいな」
「あんな風にできたら幸せだよな」

と思い描くこと自体はみなさんもできるかと思います。

それが現実になることをどれくらい信じられるか?というのが大事なんです。

じゃないと決められないから。

でも、どうせ無理、と思っていたら、そのヴィジョンは絵に描いた餅になっちゃいますね。

で、ヘラクレスオオカブトの捕獲に成功したRさんならば、「パートナーシップがいい感じになったんだから、ライフワークだっていい感じになるよね!」と思えるはず。

つまり、そういう未来を信じられるはず。

「好きなことを仕事にして、毎日楽しんで幸せに生きる!」ということが可能だということを信じられるはず。

だから、まずはヘラクレス捕獲の祝いを盛大に上げ、「あたしってすごい~♪めちゃくちゃ素敵~♪さすが~♪ぐふふふふふふふふふでへへへへへへ」と酔いまくっていただきたいと思う次第です。

さて、紛うことなきファザコンであられるRさんは「ストレスで顔面麻痺で入院してしまうくらい毎日我慢して会社に」行っていたお父様の言いつけを固く守って生きて来られたようです。

「仕事って辛いもんだよ」という教えに忠実に「辛い仕事」を積極的に選んでこられ、「パパ、ほんと仕事って辛いね。あたしもパパの気持ちよく分かったよ。一緒だね!」と手を取り合いたかったんですよねー。

(ま、これは仕事に限らず、恋愛・結婚でも何でも親の教えを忠実に守っている方は少なくありませんね。)

仕事が辛いのに我慢して仕事に行っていたお父さんを見て育っているから、好きなことを仕事にして喜んで仕事に行くことは、お父さんを裏切るような気持ちになるものです。

「ごめん、あたしだけ仕事が楽しくて」と思っちゃいます。

それよりも同じように辛い思いをして「一緒だね」とつながりを感じたほうがなんかいいような気がするのです。

でも、、、イヤでしょ?

だから、ここでポイントになるのが「リーダーシップ」という奴です。

まあ、この言葉を聞いただけで死んだふりをしようとしている女性性強めの読者も多いと思いますけど、そんな女子にこそ大事なリーダーシップ。

それはどういうことかというと「パパに、仕事は楽しんでできるものだし、好きなことを仕事にすることもできるんだよ、と教えてあげること」です。

お父さんへの愛をさらに昇華させて、「仕事=辛い」の法則を「仕事=超幸せ」に変えてあげることが、お父さんを喜ばせることだし、救うことでもあるんです。

これ、言葉で言うのは簡単ですが、ほんとに理解し、受け入れるのはなかなか困難です。

でも逆に見れば、それくらいお父さんのことが大好きだってことを認めるわけですね。

辛い思いをしてまで仕事をしてくれたお父さんにもっと感謝することですし、そのお陰で自分が今いられることにも感謝したいところです。

そして、そのお父さんを“超える”ことを自分に許可します。

それが「仕事っておもろいもんやで。好きなことがいっぱいできてめっちゃ幸せやで。」と言えることを目指すのです。

そうして、「この喜び達を仕事にする事」にコミットすることです。

さて、その際に気を付けなきゃいけないのは「善意のドリームキラーたち」です。

先日も「まあ、一番身近な夫がドリームキラーになることはよくあるもんねー」というカウンセリングをしていたのですが、「仕事=辛い」という生き方を今までしてきたRさんの周りには、その同志たちがうようよしてると思うのです。

「喜びを仕事にする」ということに疑問を持つくらいですから、周りにはそういう風にしてる人がいないってことですよね?

だから、環境的には完全に「アウェー」なところから始まると思います。

そういう環境の中では、「喜びを仕事にする」はマイノリティになりますし、それを諦めた人たちからバッシングを受けることになります。

現在コーチングで生計を立てている方がいます。最近は彼氏もできて超絶ラブラブらしいです。

彼女は元々派遣で事務職に就いており、自分がやりたいことを仕事にしたいとコーチとして独立しようと考えました。

それをその当時の周りの人たちに言ったら全員が猛反対だったんです。

それを聞いて私はある起業家の集まるグループを紹介しました。

そのグループで同じくやりたいことを仕事にしたいと言ったら全員が大賛成でした

でも、そんなもんなんです。

「仕事ってのは辛いもんだ」と思っているときはその思いを共有する人たちと付き合います。

仮に「仕事って楽しいもんだ」と思っている人がいても交わらなかったり、うまく行きません。

だから、Rさんが喜びを仕事にしようと思ったら、周りの人たちから「そんなの無理に決まってる」「お前にはできない」「もっと現実を見ろ」的なバッシングを喰らうことを覚悟しなければいけません。

でも、先ほど紹介したようにどんな職業でもその仕事を喜びにしている人はいるんです。
それを覚えといてください。

そうして「あ、そうなんだ。あたしの喜びを仕事にすることってできるんだ」ということを知り、周りからのバッシングには耳を閉ざし、そういう生き方をすることを自分に許可していくのです。

具体的に何をするかなんて考えてはいけません。

まずは自分の中で許可を出すこと、すなわち、信じること、これに取り組むのです。

※実際にほんとうに許可が出て、信じられるようになるには、実際の体験も必要なのですけれど。

そういう前提のもと、Rさんの喜びを改めて見ていきましょう。

>自分の喜びは、好きな人達と話すこと、美味しい物を食べること、音楽や芸術に触れること、旅行すること、成長すること、優雅にゆったり過ごすこと、自己対話(内観)すること、自然を感じる事です。

これらの要素はどんな仕事をしていても得ることができます。
仕事と趣味の境目を作っても、趣味を仕事にしてもできることです。

例えば、ここ1週間を振り返ってみれば、肉食系な弟子たちとわいわいしゃべりながら焼肉を喰らい、ついでに三ツ星の和食屋で大将とおしゃべりをしながら飯を食い、お気に入りのバーをハシゴして馴染のマスターと適当な話をしながら優雅に杯を傾け、そのマスターと店の常連さんたちと大人の隠れ家に行っておしゃべりをし、グリーン車に乗って大阪に帰ってきました。
お客さんとの対話がそのまま内観になる仕事をしています。

大将の料理は芸術と言ってもいいし、隠れ家でかけてもらったバッハもいい音だったけど、それを芸術に触れたとは言えないか。
自然と言えば、今日の午前中に大地の恵みである温泉にゆったりと浸かってきたのだけど、それはちょっと無理がある?笑

もちろん、好きな人たちとか美味しいものとか優雅というのは人それぞれ感じ方が違うから一概に言えないのですけれど、けっこうできているのですよね。

で、繰り返しになりますが、そういう生活を当たり前にしてる人たちが確実にいるってことを知ってくださいませ。

そしたら「信じる」ということもやりやすくなりますから。

そうして「許可」が下りればきっと実現できます。そして、それは意外と難しいものではありません。自分の欲求に素直になり続けるだけです。

だから、堂々と自分の喜びを「今」から始めていきましょう。
無職だから時間はいっぱいあると思うので!

◎Rさんの話に共感した方はぜひ。ライフワークと出会い、ライフワークを生きるためのセミナーです。

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https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

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戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本(ハーパーコリンズ社)

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