父との葛藤があって男性性に問題がある夫氏を妻はどう癒してあげたらいいのか?



「あんたがカウンセリング受けなさいよ!」と夫を脅すのも一つの手ですが、気乗りせずに利用するカウンセリングほど虚しいのも確かで、じゃあ、妻がどうしたら夫の男性性の問題を癒してあげられるのか?を考えてみました。
意外かもしれませんが妻にも多少の男性性が必要になるんです。

根本先生、こんにちは。後生だから教えてください…夫がEDになるときの心理と、それに対して妻側が女性性を使ってできる対処法、はどのようなものでしょうか。

結婚2年目なのですが、夫がEDに。この間に変わったこととして思い当たるのは、
① 私が「そのうち子どもがほしい」と何度か話したこと
② 夫が遺品整理をして実家を手放した(母上にちゃんと愛されなかったという気持ちを引きずる裏マザコン)
③ 私が夫に妹のように甘えまくる関係が定着した(私は裏ファザコン)
です。

夫は、お父上(幼少期に浮気して離婚)を大層恨んでいて、性的な行為とか己の射精にも罪悪感があるようです。あとはなぜかわかりませんが私の前でも服を脱ぎません。
私は夫が初めての男性で、ロストバージンしてからやりたくて仕方なくて…襲っては半ば強引に騎乗位をしていました。

お察しの通り私も「とことん顔つき合わせて話し合いたいぜ!」と勇み立つ武闘派なので、「正常位して!」「子どもほしい!」など素直に言い過ぎて彼を追い詰めてしまった…と、こうして改めて文字化すると反省の嵐です。

先生のブログを拝読して「これは私の女性性の出番なのでは?」と思いましたが、具体的にどうしたら良いのでしょうか。
彼に対して母のようにおおらかに何でも受け止めることが、女性性ですか?
…正直なところ、これまで人生で誰にもできなかったような「甘えて駄々をこねるポジション」が非常に手放し難いのですが。。

でも、彼と深くつながれるなら、そして彼を癒せるのなら、母にでもなんでもなろうと思います。
(Nさん)

最近多い「夫がED問題」に触れた記事。

夫がEDになりまして・・・。~妻が夫の男性性を奪っちゃった!?女神性で夫を癒す!?~

文面を見るとそんなNさんが夫を追い詰めてるようには見えないのですが、これはまあ、夫の問題が大きいんじゃないかと思うんですよね。

で、Nさんもやる気満々でいらっしゃるので「じゃあ、夫の問題を妻が癒してあげたらいいじゃない!!」という方向性で考えるのもありなんじゃないか?と思うわけです。

結論から言えばNさんの女性性の出番であることは間違いありません。
その女性性を活かして彼の男性性の傷を癒していこう!という戦略です。

ということで私のブログにしては珍しく夫氏の心理分析も含めてみていくことにしましょう!お互いのきょうだいとか仕事とかの情報を頂けるともっと詳細に分かると思うのですけれど、いただいた情報でけっこう見えるところもあるので「そこは違うよ!」というところがあれば、またセッション等でお聞きいただければと思います。

「夫、父を絶賛恨み中。」
「夫、裏マザコン。」
「妻、裏ファザコン。」

この3本立てを軸に考えてみると次のような可能性が考えられるわけです。

〇夫氏は男性性を嫌悪しており、男性にとっての男性性のシンボルに対する抵抗が強い。(ED、セックスや射精に罪悪感、騎乗位のみ、服を脱がない(恥ずかしい)など)

※これが仕事や人間関係にどれくらい影響しているのかが気になります。

そこから、家族などの近い関係性においては特に大人になることを拒否するようになる。
また、権威との葛藤が生まれ、これが社会的にも影響を与えていると考えられる。

〇母に甘えられなかったがゆえに、今も甘えたい思いを抑圧している。隠れた依存心が強いことが想定される。

妻が「妹のように甘えまくる」ことでその欲求の一部を満たしていると考えられるが、自分の依存心を出せなくなり、より自立的になりやすいし、裏側では「依存の競争」が起きている可能性が高い。

※依存の競争=自分が面倒を見てもらう(依存する)役割を狙って起こる競争。たいていドロドロした感情を伴う。

父・母への潜在的な恨み辛みが妻に向かいやすく、その代理としての妻を拒否したり、攻撃したりしやすくなる。

妻に理想の母・父の姿を見るようになる。

〇妻が子ども化して甘えまくることから対等な夫婦ではなく、「父娘」(兄妹)のような夫婦になってしまい、セックスが近親相姦のタブーに触れてしまう。

裏ファザコンである妻は潜在意識的に男性性から愛されたい欲求と、男性性を怖れる心理の両方を持ちやすい。

その怖れから夫の男性性を拒否し、抑圧してしまう可能性が高く、それゆえレスを招きやすいし、「子ども」でいることで夫の男性性から目を背けることができる。

父を恨み、その原因が父の女性関係だとすると、夫氏は自分が男性であることに対して嫌悪感や罪悪感を持つようになり、男性的が抑圧されるようになります。

これが「仕事においても男性性を発揮できずに問題を抱える」というケースにつながるのですが、一部「仕事はバリバリ男性性を発揮して頑張るが、プライベートはその逆」になるケースもあります。

どちらにせよ、夫婦関係においては男性性を嫌悪している状態になるので、例えば「家事はよく手伝ってくれるし、ふたりでたくさんおしゃべりはできて仲はよいのだけど、セックスのことはもちろん、未来のことは考えられなくなる」という女性性優位な夫婦関係になりやすいものです。

かつてとあるクライアントさんが「女子同士みたいな関係。おしゃべりをいっぱいして、親友みたいに仲が良いのだけど、男女ではない。女友達と一緒に暮らしてる感じ」と評されていたことがありました。

そこまでとは言い切れないものの、似たところがあるんじゃないかと推測致します。

夫氏が頑なに男性性を拒絶していると、バランスの法則により妻が男性性を発揮するような流れが生まれます。自武女であればなおさらこの傾向は強まります。

そうすると妻からすればあまり得意ではない男性性を発揮しなければならなくなり、セックスもリードする側になるでしょう。(それで騎乗位が多くなるし、性欲も強まる)

ところが、その妻は妻で裏ファザコンというくらいやはり男性性で傷ついているので、そこでガンガン夫氏をリードすることはできず、なんとなく中途半端な感じになってしまいます。

そして、裏であるがゆえに「理想のパパ」を求める心理、そして、その理想のパパに甘えたい心理があるものですから、そこでは子ども返りして夫氏に甘えるようになります。
今はそれが叶っている状態ですね。

そうすると夫氏は夫氏で男性性を発揮する必要がなく、妻の「理想の母」もしくは「優しい兄」を演じればよくなり、妻は妻で、子ども時代に味わえなかった「親に甘える」ということができるところで、絶妙にバランスを取っている状態じゃないかと思うのです。

それが今のお二人の心理状態なんじゃないかな?と推測します。

ということは「夫氏の傷ついた男性性を癒したる!!」という野望を掲げるのが今のNさんにとってはお勧めでして、そのためには「夫氏を癒せるほどの女になる!」というプロセスを経ていきたいものです。

だから

>彼を癒せるのなら、母にでもなんでもなろうと思います。

とおっしゃるNさんはとてもよい視点をお持ちであり、てことはなかなか頭も賢いですよねー?よくわかってらっしゃいますよね?ってことは、やっぱ女性性が相当豊かな方ってことですよね?という風に見えるわけです。

だから愛情も強く、そして、器用な方だと思うので、少し幅広い方向性を提案させてもらえたらと思い亜m素。

1)夫にとって「母」を目指すのはリスクもありますが、とても重要なプロセスになります。

Nさんが夫氏に甘える時間をちょっと削って、夫も自分に甘えられるように頭をなでなでしてあげましょうか。

そこで「たくさん褒める!」ことを日々意識してみてください。

「ひとりでご飯食べられたの?偉いね!」というのはさすがに保育士さんすぎるのですけど、でも、そのレベルで褒めてあげることも悪くないんです。

そして、セックスにつながらなくても「そっと体を抱きしめてあげる」「頭を自分の胸に押し付ける」「背中を優しくなでてあげる」といった、将来子育てでも使えるやり方を今からマスターしておきましょう。

この「頭を胸に押し付ける」というのは男女問わず心理的にめちゃくちゃ効果があるもので、「おっぱいを吸っていた時代の安心する感覚を思い出させる」ものです。

だから、男女問わず、疲れたなー、甘えたいなー、優しくしてほしいなー、てときは、仲の良い女子の胸を借りるって方法をお勧めしたいと思います。

さらに、褒めるためにも「話をたくさん聞いてあげる」という意識を持ってみてください。

2)ただし、あくまで自分は「大人女子」でいることを意識する。

そんな風に夫氏を甘えさせてあげると妻は元々持ってる母性が活性化するものです。
母性も女性性の一部なので問題ないっちゃないのですが、活性化しすぎるとほんとに夫氏が息子のように見えてきて(子育て経験がない方は「息子」ではなく「弟」や「ペット」に見えます。)、ほんとに母になっちゃいます。

そうすると母・息子関係になってしまいますから要注意。

だから大人の女で居続けようとする意識がとっても大切なのです。
そうすると「クラブのママ」を目指す方がいいのかもしれません。

でも、そこで「大人の女であることが認められない」という問題がでてきやすくなりますね。Nさんはいかがでしょうか?

大人女子であることに抵抗がある、否定がある、という問題はありませんか?

※参考
ラジオな時間!2025/11/17号「大人の女であることを受け入れる~ 不完全な自分をありのままに愛する方法~」

そういう意味では形から入ることも多いですね。
Nさんにとって「大人の女」とはどんなファッション、メイクをしているのか?というのを想像して、それを自分に採り入れてみる、ということです。

3)ファザコン問題を解決していく。

裏ファザコンと自認されてるNさんとしては「彼に甘えたい!わがまま聞いてもらいたい!」という姫願望が強く出てくると思います。

現状そのとおりになってると思うのですが、「夫を理想の父に見立てて甘える」という状態は、とても癒されるものです。

が、あまりに居心地が良いものですからずーっとそこに居付いちゃいますし、なんならさらに幼児退行が進んでしまうことも想定されます。

大人の女を意識しようにも形だけになってしまうんです。

だから、父をちゃんと許せるように、父からの愛をちゃんと受け取れるように、「ああ、父なりに自分のことを愛してくれていたんだな」みたいな実感をしみじみ感じられるように意識をしたいものです。

また、一般論ですけれど、裏ファザコンは「母との競争」もしくは「母との癒着」が起こりやすい傾向にあります。

Nさん自身はお母さんとの関係はいかがでしょうか?

だから、父から始めるにせよ、母とのことも無視できないものですから、両方に目を向けてあげるといいと思います。

4)夫の男性性を癒せる妻とは?

夫氏に「男で良かった!男はいいぞ!」と感じさせてあげる必要があるんですね。

ちなみに潜在的に男性嫌悪があるかたは上の文章の「 」内を読むとなんかモヤっとします。笑
Nさんはいかが?

方向性としては「彼本来の男性性、そして、セクシャリティを見続ける」ということになります。

そこでは妄想力も大いなる助けを与えてくれるでしょう。

「彼はほんとうはとても男らしく、力強いエネルギーを持った人。抱きしめられるだけでイってしまうくらい、熱いエネルギーをもった人。その魅力で周りの人たちを惹き付け、そして、エネルギッシュに仕事を頑張ってくれる素敵な人。わたしはその夫を憧れの目で見つめるし、彼もまた情熱的な目でわたしを見つめてくれる。それだけで興奮してしまう自分もいる。」

まあ、妄想が過ぎるかもしれませんけどー、彼の中に隠れている男性性やセクシャリティに意識を向けるってことです。

それだけでも気持ちの変化が訪れやすいですし、また、その妄想がNさん自身の女性性やセクシャリティを解放してくれることにもなります。

エネルギーの世界の話で言えば、ほんとこれだけで彼の男性性は癒され、セクシャリティもガンガン解放されるようになるんですけどね。

男性性を癒すとなると、女神様のように優しく包み込んであげる、なんでも受け止めてあげる、というイメージがあるかもしれません。

それも確かに大切な要素なのですが、それだけでなく、むしろ「夫のケツを叩く鬼嫁」の部分も実は必要なんですね。

だから、洋の東西を問わず「恐妻家が出世する」わけですね。

「男は基本、怠け者である」という定説があります。
餓死・凍死の心配がない暑い国の男たちを見るとなんとなく理解できるかと思います。

その男を働き者にするのはある意味「恐怖」です。
究極のところ「死への恐怖」が男性性を鍛え、伸ばす要素なのです。

その「死への恐怖」を裏返したものが「家族を守る愛」であり、家族のために頑張る父を作り出すんですね。

だからNさんとしては夫氏にわがまま言いまくって無理難題を吹っ掛ける、問題を作って夫氏を悩ませる、くらいの鬼嫁っぷりは発揮しても大丈夫です。

まあ、力加減が大事で、あまりの無理難題だと逃げられますし、その時々のつながり・絆によって強度が変わるので、そうはいっても難しいんですけどね。

だから、この点では妻側にもある程度の男性性が必要であり、優しくするだけでは夫は癒されないと思っていただけるとありがたいです。

「つれなくしたら殺すわよ」くらいの覚悟を持って行きたいものです。

つまり、それくらい本気で夫を愛する、ということなのです。
これが何よりも重要なもの。

愛があるから優しく受け止めて包み込んであげることもできるし、愛があるから厳しくケツを叩くこともできるわけです。

具体的に何をするか?も大事ですけれど、それ以上に「本気」ということが重要です。
だって本質的には怠け者なのですから。

結局、夫に対してどう接するか?という方法論ではなく、自分がどうあるべきか?といういつもと同じような話になってしまいましたが、「なるほど、そうなのか!」と思われたなら、このプロセスを歩んでいくことにしましょう。

夫氏との関係がよくなることはもちろんですけれど、それ以上に自分がめちゃくちゃ変わりますので楽しみにしていただけたらと思います!

★自分の人生を変えるプロセスはどう?

◎東京:11/23(日祝)11:00-18:00 1DAYリトリートセミナー~1日かけて自分と向き合い、自分を癒し、自分自身と出会う~

◎東京:12/10(水)ライフワーク・グループコンサル~これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894

◎大阪:12/13(土)12:00-17:00 パートナーシップ・グループカウンセリング【定員4名】

◎12/14(日)「自己探求ラボ in 千里山」を開講します!
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/57074

◎オンライン:心を整える夜の瞑想会。~自分を見つめる、呼吸をする、深くつながる~【回数券あり】

根本のセッション
お弟子を検索する!

●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。


無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」
より深く学びたい方のためのオンラインスクール「根本裕幸のメルマガ&動画で学ぶ、めっちゃ使えるココロの法則」


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『(準備中)』


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)

(準備中)


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

『(準備中)』

★根本のSNS
X(twitter) / Facebook / Instagram

★根本の個人セッションのご案内。
根本のセッション
★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
お弟子さんを検索する!
オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
お弟子さんたちのセッション・セミナー予定

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学。
根本の著作一覧
根本裕幸のサイン本屋さん
セミナーセミナー動画・DVD販売・音声配信サービス販売サイト

あわせて読みたい