頑張って自分を変えていくとその途中に「それってほんまにわたしなん?」という疑問にぶつかるもの。


それは良い傾向で、それだけ変化したし、頑張った証拠。
今後、新しい自分と古い自分が融合していき、本来の自分らしさを発揮できるようになっていきます。
大事なことは自己否定の癖を自己承認に変えていくことです。

根本裕幸さま

こんにちは。
この頃、むくむくと顔を出し始めた違和感について意見を伺いたく、メールしました。

むくむくと顔を出し始めた感情、それは「それってほんまにわたしなん?」というものです。

一昨年末に久々の恋愛をし、昨年は初めての恋人が出来ました。
幸せもありながら、自信の無さからあらゆる出来事を片っ端から不安と悩み事に変え、しかし上手く伝えられず溜め込み、その割に時々爆発し。
最終的には「こうなったらどうしよ」と思っていたことをまさに引き起こしてしまいました。
彼と別れた後は付かず離れずでしたが、中途半端な距離感が苦しく同じく相手を責める形で爆発してしまいました。

その後は、最低3ヶ月は沈黙すると決め、
今年は自分を癒す、~すべき、~すべきではない、と自分を縛り上げていた自分ルールをどうすれば緩められるかと、取り組んできました。
やたら本を読んだり、映画を見たり、資格取得の勉強を始めたり、ヨガを始めたり、根本先生のブログを読んだり。
最近では、美味しいご飯を食べて「あ、今幸せかも」と思う瞬間があったり、
「時間が解決するってこういうことかも」と何かを掴んだ感覚があったり。
ジェットコースター的な気分の浮き沈みは大幅に減って、感情に振り回されることはほとんど無くなり、自分がご機嫌でいられる時間、楽なペースを掴み始めました。

しかし、ここ最近、
「何か大事なことから目を背けてないか?」
と思うのです。
一見ご機嫌風な自分で、何か感情だったり欲求をフタしてる気がしてきます。

でもそれを探そうとすると、自分の気持ちなんて全然分からないのです。
元彼のことは毎日考えてしまいます。多分もう習慣になってます。それは未練なのか執着なのか。好き嫌いすら自分で分からないのです。

今の自分が、本当の自分なのか。自分らしい自分なのか。「それってほんまにわたしなん?」と。

成長痛的なものでしょうか。

お目に止まれば幸いです。
いつも勉強させて頂いています。
長文、失礼致しました。
(Yさん)

一言で言えば、Yさんお気付きのとおり「成長痛」だと思っていいと思います。
ものすごくいい言葉を頂きましたので、今後は私が自ら開発した言葉のように使っていく所存でございます(笑)

Yさんも私のブログをお読みいただいているのならば自分が自立系武闘派情熱女子であることにお気づきかと思います。
え?自分のことやないと思うてたん?まじで?(笑)

武闘派女子というのはその名の通り武闘派なので、これぞ!!!と思ったものにドドドドドドドドドーッと怒涛の如く突き進む修正がございます。

東にいいセミナーがあれば万難を排して駆け付け、
南にいいブログがあれば過去ログをすべて読破し、
西にいい本あればささらの如く付箋を貼り付け、その内容を自らにインストールし、
北にいい方法があると知れば日夜情熱的に自分を変えることに燃えるのです。

そうすると驚くほどの短期間に新しい自分に生まれ変わります。
(正確には生まれ変わったように感じます)

それがYさん曰く

>その後は、最低3ヶ月は沈黙すると決め、
(中略)
>ジェットコースター的な気分の浮き沈みは大幅に減って、感情に振り回されることはほとんど無くなり、自分がご機嫌でいられる時間、楽なペースを掴み始めました。

という部分に象徴されているかと思います。

そうして新たな自分を手に入れたとガッツポーズを決めた瞬間、古い自分がふと顔をのぞかせるのです。

その時、多くの方が「え?これってほんまの自分なん?」と思うのです。
それは以前とのギャップが大きければ大きいほど感じるもので、いわば、自分を変えるために怒涛の変革を成し遂げた方が必ず通る道と言っていいと思います。

例えば、こんな記事も参考にしてください。

「古い自分と新しい自分がケンカする」
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/7559

「新しい自分vs古い価値観。」
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/14498

これは自立系女子&男子に多く見られる傾向の一つで、いわば、「目の前に山がある!よっしゃ登るで~!!」と一気呵成にダッシュして坂道を登っていくのです。
その間は夢中になって目の前に現れた急坂を登り切り、岩場を越え、藪をかき分けて進んでいきます。
そして、ある瞬間、開けた場所に立った時、ふーっと一息ついて汗をぬぐい、眼下を眺めて愕然とするわけです。

「え?もうこんなにも登ったん?いつの間にか雲の上に出とるやないか!!」と。

そうすると眼下に広がる景色にある時はビビり、ある時は不安になり、そして、疑いが生じるんです。
「ほんまにここまで来て良かったん?」
「自分はこれからどうなるん?」

Yさんの今の状況はおそらくそんな感じではないでしょうか。

違う例えをすれば、自立系の皆様は「これは自分を変えねば!!」と思うと、一気に振り子を逆方向に振ります。

その結果、Yさんの言葉を借りれば

>最近では、美味しいご飯を食べて「あ、今幸せかも」と思う瞬間があったり、
>「時間が解決するってこういうことかも」と何かを掴んだ感覚があったり。
>ジェットコースター的な気分の浮き沈みは大幅に減って、感情に振り回されることはほとんど無くなり、自分がご機嫌でいられる時間、楽なペースを掴み始めました。

という状態になります。

逆に言えば、かつてのYさんは幸せを感じにくかったり、何かを掴んだ感覚がなかったり、感情に振り回されたり、楽じゃないペースで走り続けたりしていたわけですね。

そうすると以前の自分と全然ちゃうやん!ということに気付くわけです。

その時「これってほんまの自分ちゃうんちゃう?」という疑問を持つのは自然なことかもしれません。
それくらい振り子が逆に触れた=それくらい大きく変化した、ということなのですね。

無我夢中で走り続けた分、気が付けば、以前の自分と全然変わってしまったわけです。

で、その後、どうなるか?というと、一方に振り切った振り子が元に戻ろうとするように新しい自分と古い自分が融合を始めます。
前の自分の良いところと新しい自分の良いところを生かして行くようになります。

だから、どうすればいいか?というと、自分が良いと思うことをこのまま続けて行けばいい、ということなんです。

この段階になるとこんな変化が訪れます。
・これまでは根本さんのブログを穴が開くほど読んでいたのに、今は興味ある記事のみを眺めている。
・これまではセミナーに出席することを最優先してきたのに、今は別の用事も入れて、行きたいと思ったセミナーのみに参加している。
・これまでは自分を変えなきゃ!と頑張っていたけれど、そこまで頑張らなくも済むようになった。
・これまでは変化を優先して少し禁欲主義になっていたけど、今は楽しむことも優先できるようになった。

そうすると、今度は新たにこんな疑念がわいてきます。
「あれ?もしかして元の自分に戻っちゃった?あんなに頑張って自分を変えて来たのに!」

そう思ったときに思い出してください。
「ああ、振り子が元の自分に戻ろうとしているんだな」と。

Yさんもきっとそんな変化を今後、感じていくんだろうな、と思います。

そしたら、また山を登るように自分を変える方向に意識を向けて行けばいいんです。
でも、かつてのように怒涛の山登りはもうできませんから、マイペースです。
楽しみながら、面白がりながらやっていけるようになります。

そんな変化を繰り返しながら、本当の自分=振り子の真ん中のところ、に向かって私たちは成長していくのです。

要するに、大切なことは「今の自分を認める」ということ。

特に自分を変えようとするときは「自己否定」から始まることが多いんですね。
今の自分はダメだから、もっと良い自分になろう!って。

始めはそれでいいんだけど、途中で意識を「自己承認」に向けないと、チョモランマ登頂に成功しても「まだまだダメだ」と思って自己否定が癖になってしまいます。

Yさんにとっては、この3か月自分なりに頑張って変化してきた自分を「すげーなー、えらいなー」って褒めてあげることだし、以前の自分との変化を喜び、楽しみ、認めてあげることが大事なんですよね。

そうすると、変化そのもの、チャレンジそのものが楽しいものになっていきます。

そして、Yさんにとっては「楽しみ」や「幸せ」や「楽さ」を感じられるようになってきたのですから、今後はそれを指針にやってみたいことに向き合っていくのがいいと思います。

とっても素晴らしい変化をされたのですから、それをぜひ賞賛しまくってあげてくださいね~!!

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