納得しているつもりだけれど前に進めないのはなぜ?


頭で納得しても心が付いてきてないってことありますよね?
その気持ちと向き合うことがまずは大切なのですが、諦めるのが早すぎるんじゃない?とも思います。
やれることは全部やった、と思えばすっきりして前に進めるものなのです。

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いつも根本さんのブログを楽しみに読ませていただいています。
いつかネタにしていただけたらと思いメールしました。
私は1年前まで不妊治療をしていたのですが限界を感じ子供を持つことをあきらめました。
流産も経験し、つらいこともいろいろありましたが主人ともしっかり話をし、納得しているつもりです。
しかし喪失感というか今だにその事で心がチクチクする思いです。

新たな一歩を踏み出そうと思うのに何もしたくない状態が続いています。
まだ手放しができていないということでしょうか?
どうしたら前に進めるでしょうか?
(Aさん)
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頭で納得しても、心が納得していない、、、そんな状況かもしれませんね。
でも、それって普通の事ですから。全然OKです。

1年も不妊治療し、辛い思いをして、それを諦めるのも相当葛藤が要っただろうと思います。

どんな選択も実質50対50であることが多く、どちらを選択しても後悔するものって思うんです。

仮に不妊治療を続けたい気持ちが「40」、もう諦めたい気持ちが「60」で、後者を選んだとしても、「40」の気持ちは宙に浮くわけです。

基本的には諦めてよかったなあ、と思っても、子連れ家族の姿を見たり、テレビでそういうシーンを見かけたりすると「40」がざわざわするわけです。
しかも、「40」に固定ではないでしょう?
日々、刻々と移り変わっているはずです。

だから、子どもが欲しくて不妊治療をし、でも、限界を感じて諦めた、となれば、心理的(感情的)には納得してない部分の方が多いのかな?と思っちゃうんです。

で、どうしたら前に進めるのか?
手放しができるのか?
というお話なのですが、この辺は様々なアプローチがあります。

まずは、お子さんが欲しい自分の気持ちを許しましょう。
不妊治療を諦めると、もう子どもは持てない、欲しいと思ってはいけない、という禁止が出てきてしまうことがあります。
その辺はどうでしょう?
「欲しいと思うと辛い」から、「現実的に難しい」から、禁止してしまうもの。

やっぱり欲しいんだよね・・・欲しい気持ちってあるんだよね・・・という風に「未だに欲しい気持ち」も認めてあげる、という手もあります。

似たケースで、失恋や離婚後に「別れたことは納得してるんだけど、心が付いていかない」というご相談を頂きます。
「もう次に、前に、進みたいのに、なかなかできない」ってAさんと同じような状況です。

そういう時、私が始めるのは別れたパートナーへの思いを再確認すること。
「まだまだ好きなんじゃないの?」
「本当は今もまだ彼の元に戻りたいんでしょ?」
などとネチネチネチネチ取り調べするんです。

それで「別れても好きでいてもいい」という許可を出したり、「今でも好き」という気持ちを受け入れたりすると、それだけでスーッと楽になる方もいます。

そして場合によっては「もう一度告白する」ということを提案することもあります。

Aさん。まだ諦めるのは早いかもしれませんよ。
ご主人とのセックスはぜひ避妊なしでいきましょうか。

さらには不妊治療を頑張ってきた自分を認めてあげましょう。
「失敗感」というものがあって、自信をとても失わせます。
喪失感や劣等感なども出てくることがあります。
心に大きな穴が開いてるような感じ、無気力になって、自分にはもう何もできないんじゃないかという無力感が全身を襲ったりします。

それは頑張ったから。不妊治療を頑張ったからこそ得られるものなんですね。

アスリートたちが目標としたレースを終えたら無気力になって何もやる気が出なくなる、という話、聞いたことありませんか?
最近では広島カープの黒田投手の話が有名かもしれません。

頑張ってやってきたのにうまく行かなかった・・・というのはそれまでの人生経験にもよりますが、ものすごくダメージを与えます。

人によってはね、人生初めての挫折がコレ、というケースもあるんです。
だとしたら、そりゃあ、無気力になりますよね~。

これで良い、と自分に許可出してあげましょう。
そして頑張ってきた自分を大いに褒めてあげましょう。

ちょっと痛いところに触れるとするならば、子どもが欲しかった自分や夫の期待に応えられなかった自分を責めている部分はありませんか?
自分が無能のような、ダメ人間のような、そんな感じはしてませんか?

そのあたりはAさんの性格によるんですね。
人の期待に応えたい思いが強い人ほどダメージは大きいです。
同時に、自分を許せない気持ちが強いです。

だから、「自分を許す」は大きな、そして、大切なテーマとなります。
子どもができなかった自分、夫の期待に応えられなかった自分、流産してしまった自分、を許す、わけです。

その自分を受け入れ、愛し、慈しむんです。
それだけの価値を自分に与えてあげるのです。
そんだけ頑張ったでしょう?

さて、最後にちょっと王道を外れた発言をしてみたいと思います。
まだ諦めるのは早いんじゃないの?ってことですね。
今も子どもが欲しいんじゃないかなあ?
頭で分かっていても諦めきれないくらい子どもが産みたいんじゃないかなあ?

私のアメリカ在住のクライアントさんは「アメリカでは40代後半でも不妊治療が進んでるからバンバン子ども産んでるんです!あたしも頑張ります!あきらめませんよ!!」と言ってパートナー探しを頑張ってます(そこからかい!というツッコミはなしで(笑))。
彼女のなんでも成し遂げて来た経験や自信がそうさせるのかもしれません。

まだまだ前に進めない、無気力になってしまう、ということは納得してない部分があって、ほんとはまだ諦めたくない、またチャレンジしたい、違う方法を試してみたい、などの思いがあるのかもしれません。

不妊治療もいろいろな方法がありますよね~
お医者さんに行く方法もありますし、私は最近、漢方を使った不妊治療のサポートしてくれる方と知り合いました。
http://ameblo.jp/kanpoukanpou777/

鍼灸を使って体質改善をしてみるなどの方法もありますしね。

せっかく納得して諦めたのにそんな・・・って思われるかもしれませんが、本当に納得したんなら前に進めると思ってるんです。

まだやり残したことがあるから前に進めない・・・単純にそういうことじゃないのかなあ、と。

だから、他が何と言おうが、お金がかかろうが、旦那が泣いて止めようが、「あたしが納得するまでやるんじゃー!フーー!!」と鼻息荒く突撃して行ってもいいんです。

まだ「できることがある」「やれることがある」「やりきってない」という思いが、引き留めてくれるのかもしれませんよ。

やるだけのことやってダメならきっぱり諦めも付くんです。
そもそも「諦め」というのは「明らめる」という意味だってご存知でした?
「不妊治療を諦める」というのは「私は不妊治療では子どもが産めないということを明らかにする」という意味なんです。
だから、決してネガティブな意味じゃないんですね。
(現代日本語ではネガティブな意味に使われてますけれど)

ということで、もう一度、「子ども欲しい!子ども産んだるで!!」って立ち上がってみませんか?

・・・という選択肢もある、ということを知るといいですね~

そのためにも私だけでなく、いろいろな人に相談してみるといいですよ。
「やるだけのことはやった」って思えるようにね。

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