彼といつもいろんなことを共有していたいと思ってしまうんです。


大好きな彼のことを良く知りたい、何でも分かりたい、と思うことは悪いことではありません。
でも、それが強い依存心によるものだとすると過去の恋愛や親との関係に原因を見ることができます。

今日はリクエストにお応えしましょう!
***
 根本さん、こんにちは。はじめまして。
去年の終わりごろに恋愛で悩んでいたんですが、自分では解決できないように感じカウンセリングに頼ろうと思いネットで調べていているときに、根本さんに出会いました。
すごくわかりやすく、丁寧な文に惹かれ、いつもブログを読ませてもらっています。

今少し心が楽になれたらいいなーと、根本さんの言葉をいただきたくリクエストさせて頂きます。

私にはい今付き合っている人がいます。
すごく誠実な現代にこんな好青年がいるのか?!と思えるほどの笑顔の素敵な彼です。
彼は、いろいろなことに熱心で私とのデートはもちろん、仕事にボランティア活動にと自分がしたいと思ったことに、熱心に取り組んでいます。
そーゆー所はすごく尊敬するしかっこいいのですが・・・
仕事については私の知りえないこともいっぱいあるだろうし、わからなくても全然気にしないんですけど、ボランティア活動は仕事ではないので私でもいっしょに活動できることです。
でも私の仕事の都合で一緒に参加できなこともあります。
そのような時、
「あーあー私も行けたらよかったなー」
て思うのですが、それぐらいなら可愛いもんだと思うんですが、わたしの場合いけなっかたその話を出されると機嫌が悪くなったり、心のなかで二度とそこには行かないでほしいと思ったり(嫌な気持ちを思い出すから)、すごく根に持つタイプだし、束縛しいなんです。
彼といつもいろんなことを共有していたいと思ってしまうんです。

でもこんな重い自分も嫌だし、機嫌が悪くなるのも嫌なんです。根本さんのブログを見てから、大分心は落ち着いてきましたけど、どうしようもなく悲しくなるときがあります。

どのように自分と向き合えばいいですか。アドバイスお願いします。
(Mさん)
***

彼のことが大好きなんですよね~。
そんな彼と出会えたことって素晴らしいですよね。

その好きな思いが大きくなると「彼をもっと自分のものにしたい」という思いが芽生えてきます。
彼の全部を知りたいし、2人で何でも共有していたい、という思いですね。

だから、せっかく2人で共有できるボランティアという場があるのに、自分が行けなかったらものすごく悔しいわけです。

人は「ほんとうはできるのに、うまく行かなかったこと」がすごく悔しいし、失望します。
手に届くところにあるのに、得られない時にすごく地団駄踏むんです。
例えば、「大好きなアーティストがライブをやっているのに残業になってしまって泣く泣くいけなくなり、でも、ライブ友達は今、まさにライブを楽しんでる」としたら、しばらくその友達とは会いたくなくなっても不思議ではありません。

大好きな彼と一緒にいられるチャンスがあったのに、それを逃した自分!最低!って気持ちになります。

ただ、それがMさんのお仕事で行けなかったとすると・・・そのお仕事、楽しいですか?(もちろん「いいえ、楽しくないです」という答えを想定した質問です(笑))

「彼と一緒にボランティアに行く=すごく楽しい、嬉しい、幸せ」

「彼がボランティアに行ってる時のお仕事の楽しさ。あるいは1人で過ごしている時の楽しみ」

ここにギャップがあればあるほど、悔しいんですよね。

さて、どう、後者を高めましょうか?
今の仕事をもっと楽しむこと。犠牲したり、いやいやするのではなく、喜びに変えていくこと。
彼がいない時間に1人でも楽しめる環境を自分のために整えてあげること。「彼」だけになってしまうのは「依存症」です。

「依存」の状態は「彼と一緒だと幸せだけど、彼と離れると幸せじゃない」という思いを作ります。
自分の幸せを彼に委ねてしまっている状態ですね。

そうするとMさんも書いていらっしゃったように「重たく」なってしまいます。

でも、好きな人に対しては誰でも少なからず依存心を持つものですけどね~
だから、それ自体がおかしいのではなく、気付いたときにいかに手放していくのか?(自立を選ぶのか?彼は彼、私は私と線を引けるのか?)というのが大切なこと。

恋愛の中で彼に対して感じる感情は、かつて親子関係で満たされなかった感情であることも多いんです。
つまり、親が満たしてくれなかったことを無意識に彼に求めてしまうんですね。

彼との関係で衝動的なものや強烈な感情を感じるときに、実は「彼」ではなく「親」が原因であることも多いんです。

自分を知る、と言う目的も含めてMさんの子ども時代の親子関係を振り返ってみてはいかがでしょうか?

・親に対して持っているどんな不満を感じていたでしょう?
・子ども時代我慢したこと、犠牲したことはどんなことでしょう?
・子ども時代、自分はどんな女の子だったのだろうか?

親だけでなく、かつての恋愛の影響が見て取れることも少なくありません。
一緒に過去の彼との関係を振り返ってみるのも気付きを与えてくれるかもしれません。
この場合、お付き合いした彼だけでなく、片思いだった彼も含めますね。

少し時間を取って自分と向き合って見てはいかがでしょうか?
それだけでもココロは少し安らぐと思います。

男と女の心理学 
根本本。
根本本

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