何もないから忘れられない。「もし~だったら・・・?」って思ってしまうから。



ラブ・カウンセリング

失恋のパターンで、ちょっと変則的なケースを今日はご紹介します。

付き合うか付き合わないか微妙な距離の男性がいました。二人で食事に行ったり、買い物に行ったりすることはありましたが、それ以上は進展せず、まさに、友達以上恋人未満な感じ。気になる彼ではあったし、ちょっと好きにもなっていたのですが、自然消滅のような形で疎遠になっていきました。縁が無かったんだな、て頭では思うのですが、なかなか気持ちが前に進めません。

こういう経験をされた方、少なくないと思うんです。
その後、あっさり彼のことは忘れて次に行ける方もいらっしゃるのですが、この彼のことが気になって、そこに留まってしまうケースも少なくありません。

「失恋」と言っていいか、微妙なところなんですが、よくよくお話を伺っていると、その心理は失恋後と同じような状態だったりするんですね。


付き合えそうで、付き合えなかった彼がいると、「もし、ちゃんと付き合えてたら?」「もし、私が積極的に踏み込んでいたら?」などと「たら」「れば」の妄想に囚われてしまうものです。

実際無かった分、想像力が膨らみます。
「あの日の帰り、彼がなんとなくまだ一緒にいたそうだった。そこで私が引き留めていたら、今頃・・・」とかね。

付き合って、けんかもして、どろどろになって別れたんならいざ知らず、ちゃんと付き合ってもいない、エッチもまだ、という状態で別れてしまうと、「もし~だったら」という思いがどんどん膨らんでしまうのです。

こうしたパターンにハマるのは、「女としてあまり自分に自信が持てない私」が多いようにも思います。
自信が持てない分、その一つのチャンスにちょっと執着してしまうような感じ。もちろん、頭ではさっさと次に行けばいいのに、って考えてるんですけどね。心がなかなか言うこと聞きません。

そして、もう一つ、その彼を引きずる理由があるんですね。
それは「次の恋に進むことの怖れ」です。
自信がないからなおさらで、これらはセット商品のようなものですね。

友達以上恋人未満の関係の場合、ちょっと勇気を出すと「恋人昇格」になることもあるんですよね。(もちろん、そうじゃないこともあります。)
チャンスも幾度かあったかもしれません。

それを悔やむことで、または、「もし~だったら」というシミュレーションを繰り返すことで得られるもの、それは「次に進まなくてもいい」という大義名分なのです。

自分自身に「今、どうしたいの?」って聞いてみましょう。
まだ彼を求めているでしょうか?
それとも、もう次に向かおうとしているでしょうか?
また、自信がなくて怖がってる自分がいるかもしれないし、もうそんな自分にうんざりして自分を変えたがってるかもしれません。

怖くてもいい、くよくよしてもいい、と許可を出してあげましょう。
恋人未満で終わったのにも理由と目的がちゃんとありますから、それを受け入れてあげましょう。

そうして心を見つめていくと、地に足が着いて、心が安心していきます。
自信や勇気って、そういうところから出てきます。
自分自身と繋がっていないと自信や勇気もなかなか発揮できないと思うんです。

まずは、自分の心を見つめ、素直になってみましょう。
そして、そこで感じる自分を全部受容してあげて、そして、責めないようにします。

何もなかった分、恨み辛みや罪悪感なども少ないはずですよね。
だから、早めに執着は手放せていけると思います。

だから、自然とそのシミュレーションも回数が減っていくと思うのです。

そして、学びを得て、次に進められたら、きっとワンランク上の出会いがあなたを待っています。

参考になりましたら幸いです。

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