子どもの距離感と大人になった今の距離感



親密な友達がなかなかできなかったり、人が好きなのに距離感がうまく掴めなかったり等のご相談から学ばせてもらったこと。

子供時代、小学生の頃まではどんな人間関係でしたか?
毎日学校へ一緒に行ったり、遊びに行ったりする友達っていましたか?
それとも一人遊びが得意な方でしたか?

私はどっちかって言うと一人で遊ぶことが多く、時々友達と遊ぶタイプでしたね。
今と反対で家にいるのが好きで、家の中や庭で遊ぶことが好きだったように思います。


さて、うちの近所の小学校の子供たち、彼らはとても近い距離で話したり、じゃれあったり、遊んだりしています。
ほんとに顔と顔を近づけて笑いあったり、すぐそこに顔があるのに大声で楽しそうにしゃべってます。

うちの2歳児に至っては「抱っこお化け」です(笑)
パパが来ると、とりあえず「だっくー」と言って、万歳します。そして、抱っこされると大喜びです。

でも、その距離感、大人だったら、いちゃいちゃしてるカップルくらいにしかないと思いません?
親友同士でも、小学生の距離に顔があったら「近いよっ」てなると思います。

でも、もし、あなたが何らかの事情で、その距離感を体験していなかったとしたら、どうなるでしょう?

その距離をずっと求めてしまうと思うのです。

小学生のとき、仲のいい友達がいなかった、その近い距離感を感じていなかった、とすれば、その距離感を大人になった今も求めてしまうんです。

そうするとどうなるかというと、一般的な大人同士が親密さを感じる距離感では、同じように親密さを感じられなくて、むしろ、「遠い」と感じれてしまうのです。

とすると、大人の感覚としてあなたに「親密さ」を感じている友人や恋人がいたとしても、あなたにはそうは感じられない、ということになりますよね。

「彼はあなたのこと、大事な存在だと思ってると思うんだけどなあ」
「いやいや、そういうことしてくれるってなかなかないよ。十分友達だと思うよ」

ということになりやすいんですね。

さて、あなたはどの距離で親密さを感じるでしょうか?

もちろん、子供時代の友達関係で親密さがなかったとしても、大人になって、たとえば、恋人が出来てその距離感が解消されていくことも多いと思います。
おそらくその恋愛は、子供時代の寂しさを解消すべく、とてもべったりした関係になるはずです。

さて、そうでない場合はインナーチャイルドを癒す、というプロセスがとても効果的です。

インナーチャイルドのセラピーは、シンプルに見れば、大人の自分(インナーアダルト)が、子供の自分(インナーチャイルド)の良き理解者、良き親になることで、子供時代の痛みを解消していく方法と言えるのですが、この距離感の問題についてはうってつけのアプローチです。

自宅でもできる簡単なセッションを紹介します。
・クッションやぬいぐるみを抱っこします。
・それを小さい頃の自分だと思います。直感的に何歳かを思い浮かべてください。
・その子の気持ちを共感してあげます。寂しかった、辛い、怒ってる、悲しい等々。話しかけたり、優しくなでたりしてあげます。
・その子の感情を否定せずに、ただ受け入れてあげるところがポイントです。
・特に言葉が浮かばない場合は「もう大丈夫」「そばにいるよ」などの優しい言葉をかけてあげるといいですね。
・また、子供時代、誰かに言ってほしかった言葉を投げかけてもいいです。

まあ、こう書くと結構怪しいですが、意外と効果的で、一日の疲れも取れたりする素敵なセッションです。

必要だな、と感じた方、ぜひ、試してみてください。
1日目はテレがあります。
2日目は疑いが出てきます。
3日目くらいから慣れてくると思いますので、しばらく続けてくださいね。

参考になりましたら幸いです。

心理学ミニ講座

あわせて読みたい