好きすぎてうまくいかない??



ラブ・カウンセリング

お話を伺っていて「本当に彼のことが好きなんだなあ」と感じることがあります。
目がハートマークでラブラブオーラが出まくりなときは分かりやすいのですが、逆に、口から出てくる言葉は彼の悪口や不平不満、「もう別れたい」を連呼している、そんな状態のときにもそう感じてしまうことがあります。

皆さんの友達などでもいらっしゃいませんか?
彼の不平不満を聞いていて、つい、「じゃあ、なんで付き合ってるの?なんで別れないの?」って聞きたくなること。

そういうとき、私たちは「きっと彼のことがものすごく大好きなんだろうな。好きすぎて、今の状態になってるんだろうな」と受け止めるんです。


本当に嫌なら別れたり、距離を置いたりするでしょう。
あるいは、別れられないって苦悩したり、距離を置くにはどうしたらいいの?って質問になるでしょう。

もちろん、すべてがそうではないかもしれませんが、「彼ってこんなにひどいの!分かって!聞いて!」というときは、その裏には「好き好きオーラ」が満載なことも少なくないと思うんです。

彼のことが本当に好きで、大好きで、好きで、大好きでしょうがない・・・。

その情熱的な好きという気持ちが強くなればなるほど、彼に対して求めるものも強くなってしまいます。

だって「私と同じくらい好きでいてほしい」と思いませんか?
私ばかりが「好き」ってなんとなく不公平な気がしませんか?

そうすると自分が好きになればなるほど、彼からの「好き」が足りなく思えてきてしまうんです。

そして、とても残念なことに、彼のことが好きになればなるほど、盲目的になってしまいます。
「恋に恋する」ような状態になっていき暴走してしまうこともあります。(恋に恋するモードに入ると、もはや、自分のことでいっぱいいっぱいで、彼のことも目に入らなくなります。)

そして、意識上には彼への不平不満、文句、怒り、理不尽さから、寂しさ、不安、自信のなさまでネガティブな感情が次々と上がってきます。
好きでいることが苦しくなり、でも、嫌いになどなれないからどうしていいのかわからなくなることもあります。

もし、彼のことで苦しくなり、怒りや不満が溢れてくるような心の状態になったら、「あ、あたし、好きになりすぎてるかも」と思ってくださいね。
この恋を失わないためにも、とても大切な気付きになります。

そして、そのことに気付くだけでも、暴走にブレーキがかかりますよ。

そして、次は、そのことを誰かに相談できるといいんですよね。
「好きになりすぎてるかも」ってことを誰かに話せたら。
これはかなりの冷却効果(?)が見込まれます。

そして、好きになりすぎる状態って、彼に求めることが増えて、彼にしてもらいたいことが増えて、でも、してあげたいことが見つかり難い状態になります。
彼に何かをしてあげること(与えること)にこだわってみると、この状態を回避しやすくなると思います。

でも、正直、このブレーキは寂しいです。不満もなくなりません。喧嘩も増えるかもしれません。
だから、二人の関係を成熟させるとき、自分がまた一歩大人になるときだと思って、“頑張って”欲しいな、と思います。

私、滅多に「頑張って」とはクライアントさんに言わないんですが、このケースは例外です。

では、そうならないようにするには、どうしたらいいのでしょう?
彼に去られて初めて気付くことも少なくないのですが、それでは後の祭りですよね。

やはり、周りの友達の存在って大きいです。
(秘めた恋はこの時点で辛いです。)
友達の声を素直に聞けるような距離感、状態でいたいです。友達が「ねえ、それ、ヤバいよ」って言う意見に素直に耳を傾けられる状態に。

カウンセリングって客観的な場なので、自分は危ない、もしかして暴走気味かな?と思ったら、カウンセリングを利用してクールダウンを図るのもお勧めですね。

要は「客観性」に触れておくことが、自分を見失わないコツの一つだと思います。

また、こういうタイプの方は「情熱的で、恋のことをとても大切にしている人」ですから、自分がこういうタイプかどうかはご存知なことが多いんじゃないでしょうか?

そこで、普段から自分のその癖を意識して、チェックしておくことがいいでしょう。「好きになりすぎて自分を見失ってないかな?」って。
でも、この癖、直す必要はありません。
知っておくこと、チェックすることだけでOKです。
なぜかというと、下手に直すと、長所もなくなってしまうから。

恋がとっても大好きで、とっても大切な人生になります。
成熟した心地よい恋を生きるためにも、意識しておきたいことかな、と思います。

参考になりましたら幸いです。

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