気ぃ遣いな人、すなわち、いい人の失恋。



ラブ・カウンセリング

人にとても気を使ってしまい、いい人になっちゃう方、多いんですよね。例えば・・・、

1.どこかしら人の顔色を伺ってしまう。
2.相手がどう思ってるのかを気にすることが多い。
3.失礼なことを言ってないか、してないかがよく気になる。
4.どちらかというと聞き役に回ることが多い。
5.自分はここにいていいのか?と思うことがよくある。
6.優しい、気がつく、とよく言われる。
7.人に嫌われるのが怖い。
8.言いたいことがあってもつい我慢してしまう。
9.なかなかハメを外せないと感じる。
10.人前で感情を出すことが苦手。

3つ以上当てはまる人は「気ぃ遣いな人」で、6つ以上な人は「とても気ぃ遣いな人」かな。
そもそも他人を尊重し、大切にすることではもの凄く大事な要素ですし、人間関係を充実させるために(特に日本では)欠かすことのできない性質だと思います。
ただ、それが過度なものになってしまうと心にすごい負担を与えます。


過度かどうかは「しんどいけど仕方なく我慢してる」状態を見ます。でも、その状態が続くと、やはり気を遣うことにも慣れてしまうので自分では分からなくなっちゃうんですよね。
案外、身近な友だちが気付いていることも多いですし、また、「何かそんな役回りが多いな」と感じてるとしたら、間違いなく麻痺っちゃってる可能性が高いです。

また、ほんとに気ぃ遣いな人は、自分が気を遣ってることを他人に気付かせないようにしますよね。だって、気を遣ってることがバレたら、相手も気を遣うから、全然気を遣ってないように振舞うわけです。

(いい人になってしまう原因は、幼少期の親子関係、さらには、思春期の友人・異性関係に強く求められますので、そんな自分を変えようと思ったら、その頃の傷を癒していくことが効果的です。)

さて、そんないい人は「いい彼女」になってしまい、彼に対してすごく気を遣うようになります。

そうすると、失恋後、意外なほど引きずるんです。

「大好き過ぎて自分を出せなくて、つい、いい彼女になってました」

という場合はもちろん、

「あまり好きになれなかった人なんですけど、ずーっと引っかかってて」

なんてケースだってあります。

恋愛に限らないのですが、気ぃ遣いな人は、常に自分の感情よりも他の人の感情を優先します。だから、その時々で感じている感情は後回しになってしまうんですね。
自分が元気で、余裕があるときならばそれでもいいんですが、ちょっと不安や怖れなどのネガティブなときは凄くしんどいんはずなんですね。

でも、彼を優先して溜め込んだ感情は、失恋した後に処理しなければならなくなってしまうのです。

だから、意識的には「とっくに元彼」になっていたとしても、感情的には「まだまだ今彼」であることが少なくないんですね。
そのまま何年も経過すると先週紹介しました「過去の大失恋が残す影。」のようなケースになることもあります。

感情って感じてあげると抜けていきます。
でも、気を遣って吐き出せずに、こうして溜め込んでしまうと、抜けずに溜まっていきます。

だから、「今更?」と思ったとしても、何度も何度も復習するように、その元彼に対して「言えなかった気持ち、我慢したこと」を思い出しては流してあげることが大事なんですね。

過去の恋に向き合い、その彼に対して言えなかったことを伝えてみるセラピーをしていくと、やはり自分でも驚くほどに「感情」が残っていたことに気がつくことも少なくありません。
自分ではすっかり抜け出してるつもりだったとしてもね。

私って気ぃ遣いだな、と思った方。
過去の清算のため、前回同様お手紙を書いてみてもいい し、ノートに我慢していた気持ちを書き付けるだけでも効果的です。

カウンセラーに話を聞いてもらうのもいいですね。

そして、「気ぃ遣いを何とかしたい!」と思われた方も機会があればカウンセリングを使ってみてください。きっとお役に立てると思いますよ。

カウンセリングでは、「今の彼についつい気を遣ってしまうかもしれませんが、でも、後からしんどいから言いたいことはできるだけ伝えるようにしてくださいね」とお願いしています。
時に耳の痛い話であったとしても、自分を大事にするためには大切なことなんですね。
というのも、自分を大事にすることって、二人の関係を大事にするのとイコールですよね。ということは、彼と大事にすることも同義といっていいんです。

いい人をして犠牲をして気を遣ってたとしても、それはほんとうの愛ではありません。
皆さんも、自分のパートナーが自分にすごく気を遣ってくれてるとしたら、あまり喜べなくなって「申し訳ないなあ」とか「重たいなあ」とか思うようになりませんか?

これを言ったら相手が困るんじゃないか?嫌われるんじゃないか?と思ったとしたら、「言わない」を選ぶのではなく、「言い方」を考えるようにしませんか。

表現一つで伝わり方って違うんです。

特に結婚生活など、息の長い関係性の中ではとっても大切なことなんです。

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