<リクエスト>
はじめまして、24歳のゆちといいます。今まで付き合ったことがありません。ずっと共学だったんですが、小中学校では男子から軽いいじめにあってたのが原因か男の子と話せません。大学でなんとか話せるようになったものの、社会人になってまた話せなくなりました。多分恥ずかしいとかが邪魔して、好意を持ってくれる人がいてもなかったことにしちゃったり、そもそも冷たい態度をとってしまう気がします。どうしたら普通に話せたりできますか?教えて下さい。よろしくお願いします!
(ゆちさん)
<根本からの回答>
焦ったり、自分を責めたりせずに、経験値を増やしてみる。
確かに男の子が苦手になりそうな要素があるようですね。いじめのことはもちろん、苦手意識が強くなり、恥ずかしさもあり、ちょっと構えたり、固まってしまったりするんじゃないでしょうか?
冷たい態度を取ってしまうのも、そんせいですよね。
でも、あんまり自分を責めないでくださいね。それなりの事情がきっとあったはずですからね。
さて、ゆちさんと同じようなご相談・・・意外に思われるかもしれませんが、けっこう多いんですね。
同世代の方もいらっしゃれば、もう少し上の世代の方もいらっしゃいます。
もう男性と話ができないのがコンプレックスになってしまうケースも少なくありません。
そういう方の場合、あれこれと原因を分析したり、方法を模索しても、なかなか難しいところがあるんです。
というのも、「恥ずかしい」という感情があると、色々頭で考えすぎるところがあるからです。
ああでもない、こうでもない、と机上の空論にはまりやすいんですね。
だから、まずは「特訓(!?)」をお勧めすることが多いんです。
確かにお父さんを始めとする家族の問題、異性からのいじめ、自信のなさなどもあろうかと思いますし、そうした過去の痛みに向き合っていくことも大切です。
(面談などのカウンセリングではもちろんそうした分野も扱います)
でも、日常の中で、ということであれば、やはり話をする練習を重ねるのがまずは一番かな、と思うんです。
そこでお勧めしたいのが、「男性のボランティアカウンセラーと話をすること」なんですね。
もちろん、プロカウンセラーでも構わないのですが、できるだけ回数を重ねていただきたいので、いつまでも無料でお話できるボランティアをお勧めしたいんです。
そこで男性のカウンセラーに、自分の今のご相談をぶつけてみたり、質問に答えたりしながら、異性とのコミュニケーションに免疫をつけたいな、と思うのです。
話をすることに限らないのですが、「うまくやろうとする」「ふつうにしようとする」と意識すると、たいていは失敗するんですね。
そういう意識を持たなければ簡単にできることも、意識することで全然できなくなったりするんです。
だから、安全な「ボランティアカウンセリング」という場で、その経験値を踏んでいただきたいんです。
それから徐々に身の回りの異性へと幅を広げてみてはいかがでしょう?
コミュニケーションが苦手だと、せっかくのゆちさんの魅力も翳ってしまいますよね。
慣れ、は大切なものです!
ぜひ、参考になさってください。
=今日のミニレッスン=
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