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体の関係を持つと気持ちが冷めてしまうとなれば、その恋は長続きしませんよね?
しかも、それが嫌いじゃないのに・・・と思えば、なかなか一人ではその状況を打開するのは難しいかもしれません。
今回はそうしたパターンを作るであろう原因を5種類紹介し、どのような解決策があるかを考えてみたいと思います。
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ちなみにセックスは好きな方で性欲もちゃんとあります。
それで、いつも恋愛が長続きせず同じパターンを繰り返しています。本当は、心から安心できる安定した関係を築きたいと思っているのに、いざ相手との距離が近づくと、無意識に距離を取りたくなる自分がいます。
根本先生のブログやYoutubeを見て親密感への怖れなのかな?と思ってはいるのですが、分かっていてもなかなか克服できません。
両親は共働きで忙しく、どちらかというと放任主義だったと思います。妹のいる長女です。
自分の恋愛パターンから抜け出せず、悩んでいます。
(Sさん)
いわゆる「釣った魚にゃ餌をやらねえ」というパターンということでしょうか!?
それとも「蛙化」に似たような症状でしょうか?
ほんの20年くらい前は男性の専売特許だったそのパターンも、最近は女子からお伺いすることが増えていまして、これも時代の流れだよね~♪と思うわけです。
それくらい女子の自立が進んでいるということでしょう。
というのもこの「釣った魚に餌をやらない心理」というのは、男性、というよりも、自立系な方々に見られる傾向ですから。
とはいえ、Sさんもそんなつもりは毛頭ないわけで、いつもそんな恋愛を繰り返してるなら先々のことが不安になりますよね。
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いろいろ勉強してくださっているようで、お気づきのように「親密感への怖れ」という問題ですね。
こんなセットもありますので参考にしてくださいませ。
*セミナー動画:親密感への怖れを喜びに変える3本セット
こうしたお話を伺うと私の興味はその彼がどんなキャラだったか?というよりも、次のようなところに移るものです。
1)どのように感情が動いていくのか?気持ちが冷めるポイントはどこにあるのか?
2)過去の恋愛で「ハードモード」だったことはない?
3)家族関係はどうだった?
4)セクシャリティに関して何か気になるところはある?
そこまでお伺いしてピンと来るところがなければ、
5)思春期の頃の人間関係ってどうだった?
というところに手を広げていき、その原因と経緯を知りたいと思います。
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ひとつひとつ解説しながらどうしたらいいのか?ってところを見て行きましょう。
1)について。
出会って「こいつが次のターゲットや!」と思って気持ちが盛り上がっていくときに何を感じているんだろう?
獲物を狙うハンターなのか?
エサをばらまいて反応を待つ釣り師なのか?
気が合って話が盛り上がって楽しくなっているのか?
今までの恋愛を振り返ってみて、「追いかける」方が多いですか?
そして、「追いかける」のが好きだと思いますか?
というのも、「釣った魚にゃ餌をやらねぇパターン」の人って、“自立”らしい、自分が主導権を握りたいタイプなんですね。
「追いかける」って自分に選択権があるじゃないですか。
いつでも辞めれるし。
でも、そうすると「追いかけられる」ってのは気持ちが悪いじゃないですか。
自分に主導権がないから。
となるとSさんにとっては「主導権を取りたい」という気持ちはどれくらいあるのかな?というところに注目していただきたいんです。
長女だし、学校でもけっこうリーダーしてきたのかな?
友達との関係でも自分がいつも物事を決めることが多いのかな?
仕事ではどう?
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また、「セックスは好きな方」だけど「体の関係になると気持ちが冷める」というプロセスももう少し気持ちの流れを解像度高く見ていく方がいいんです。
どこで「親密感への怖れ」が発動するのかを見極めるために。
そもそもセックスとオナニーだったらどっちが好きですか?
最近は「相手に気を使わなくていいから後者の方が好きかも」という方の話もよく聞きます。
スキンシップは好きだけど、いざっ!となると相手のことをすごく考えちゃうから、みたいな。
そして、気持ちが冷め始めるのはいつ頃なのでしょう?
「ああ、この人と体の関係を持つんだろうな」と分かったときはどう?冷める?それともその時点ではわくわくしてる?
セックスが始まったころはどう?その辺から気持ちがスーッと冷めてく感じ?
それとも、プレイ中はどう?どこか冷静な自分がいない?相手の様子を伺ってる自分はいない?没頭できてる?
そして、終わった後はどう?そこで冷めていく感じ?
このプロセスって心の距離がずん、ずん、ずん、と近づいていく流れなんです。
例えば、「この人とそういうことになるんだろうな」と思ったときに気持ちが冷めるなら「親密感への怖れ」もあるけれど、それと同時に「性的な関係に対する抵抗」みたいなものもあるんです。
あるいは、性的なトラウマがある、とか、コンプレックスがある、とか、行為自体に隠れた嫌悪感がある、とか。(セックスが好きでも、嫌悪感がある場合ももちろんあります。)
また、セックスのはじめから冷め始めるのであれば、やはり相手に気を使う人ほど行為に没頭できず、相手のことばかりを考えてしまい、あるいは、自分が相手にどう見えているのかを気にしてしまい、没頭どころか集中できない状態なおかな?と思います。
そうすると「考えすぎる」「気を使いすぎる」といった問題が浮上してきます。
次に、最中に気持ちが冷めるのであれば、それは「感じることへの抵抗」という見方ができます。
例えばオーガズムに達したいけど達することに怖れがある。気持ちよくなる、感じてしまうことに対して、なぜか抵抗がある。という風に、感じる、というところに着目していきます。
さらに、終わった後に気持ちが冷めるってことはまさに「釣った魚にゃ~」ってことで、「もう彼は手に入れた。十分だ。」みたいな思いがあると同時に、距離が縮まったことに対する抵抗が出てきます。
そうするとこれはまさにこれからの関係性を築いていくための抵抗というわけです。
だから、そのタイミングによって見ていく方向が若干、変わるんですよね。
例えば、「感じることに抵抗がある」と行為の最中に気持ちが冷めて行くのであれば、それってセックスに限ったことなのかな?と見るんです。
泣ける映画を見て思い切り涙を流せますか?
友達としょうもない話をしてるときに腹を抱えて笑えますか?
絶叫マシンに乗ったときに思い切りきゃーっと叫べますか?
誰かにムカついたときにその怒りを抑えてませんか?
「セックスのときだけ感じないようにする」というのはなかなか高等テクニックで不可能に近いものなので、セックスのときにそうなるってことは、ふだんの生活でもそうだろうって分かるんです。
だから、そうした「心の動き」を詳細に見ていくことで、親密感への怖れの中でもどこに着目したらいいのかが分かってくるのです。
2)について。
例えば、過去にめっちゃいい感じで盛り上がって「最高に幸せ―!」って思ってるところでいきなり振られた(浮気された)という経験があると、恋愛で気持ちが盛り上がることにブレーキを掛けるようになりますよね。
そういうトラウマがあるとロックウーマンとまでいかなくとも、感情を抑えることが癖になるものです。
そんな経験を1度でもしてしまえば、セックスがどうこうというよりも「お付き合いする」ということに対して臆病になってしまいます。
もちろん、そんな強烈な体験をしなくても、うまくいかない恋を重ねていけば、それだけ親密感への怖れも強くなります。
男性不信、男性嫌悪になることだって珍しくありません。
だとしたら、ここに思い当たるフシがあるならば、そのトラウマをセラピーしていきましょう!ということになるんです。
3)について。
親密感を体験するのってほんと幼少期の家族との関係です。
だから、家族、特に、両親との関係において、何らかのトラウマがあれば他の人と親密になることを怖れるのも自然なことだと思いませんか?
もちろん、そこにトラウマがない人なんていないので、大人になれば少なからず全員が親密感への怖れを持っています。問題はそれがどの距離のときに、どれくらいの強度で出てくるか?ということくらいです。
Sさんの場合、両親が共働きて忙しく放任主義だったということは、寂しい子ども時代を過ごしたことは容易に推測できます。
つまり、両親と心理的距離が空いていた、ということは明らかで、それゆえ「誰かと親密になりたいけど、それは無理だから我慢する」という癖を持ちやすいんです。
小さい子どもですから、「ママ~」「パパ~」って抱き着きに行くこともあると思います。
仕事から帰ってきた両親をつい玄関まで迎えに行っちゃったり。
でも、そこで拒絶されたり、あまり構ってもらえなかったりするとすごく辛いし、悲しいし、寂しいですよね?
でも、子どもは1回ではあきらめません。
何度も何度も「ママ~」って近づきます。
けれど、そのたびに拒絶されて辛い思いをするなら、いつしか、そんな辛い思いをすることをやめてしまいます。我慢するんですね。
だから、ママに甘えたいけれど、それができないから、我慢する、ということが癖になるんです。
そうして誰かと親密になることを「怖れる」ようになるのです。
とするならば、インナーチャイルドワークはじめ、様々なセラピーを使って親密感への怖れを癒していくプロセスが役立ちます。
そこで両親との間で生まれた「我慢」を解消し、両親からの愛を受け取り、また、両親のために頑張った自分を承認していきます。
そうして「親密さを手に入れることを自分に許す」というプロセスを歩むのです。
4)について。
これは個人差がありますが、性的嫌悪感につながるトラウマをお持ちの方も少なくないものです。
そういう経験があると、セックスに対して心が怖れや嫌悪感を抱くようになるものです。
そうすると「彼氏が」という問題ではなく、そのトラウマが原因となって体の関係を持つと相手への気持ちが冷めてしまうということが起こり得ます。
ただ、今回のケースについてこれ単独でそれが当てはまるとは考えにくいので、他の原因とコンボで考えたほうがいいんじゃないかと思います。
ということで、こうした事例も多いので様々なセラピーがあり、必要に応じて使っていくといいでしょう。
5)について。
1)~4)でだいたい説明ができるのですが、それだけではパズルが完成しないな、というときは、思春期を見ていくものです。
例えば、「同級生からいじめを受けた」「発育が早くて周りの子の目を気にしてた」「男と遊んでる、とか、あばずれ、とか、淫乱とか、根拠のない噂を流された」などなど。
そうした男女関係や性に関することでからかわれたり、自分が気にしたりしていると、恋愛対象のみならず、周りの人に対して壁を作るようになります。
つまり、そこで相当傷ついてる自分がいるんです。
そうするとそもそも誰かと距離を縮めること自体が怖くなるものです。
「いじめ」の影響ってめちゃくちゃデカいんです。
そこで言われた悪口はその後も長らく引きずるもので、それがまるで自分自身を呪う言葉になることも珍しくありません。
そうすると彼氏ができても距離を置きたくなるわけで、それがスーッと気持ちが冷めてしまう要因になり得ます。
やはりこれも当時の人間関係を振り返り、癒していくプロセスが役立つでしょう。
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という風にざっくり5つの傾向をご紹介したのですけどいかがでしょうか?
Sさんのように何度も繰り返すようなパターンって昔から潜在的に自分の中にある問題が出てきたと考えるので、過去を振り返っていくことが「急がば回れ」ということになるんですね。
だから、カウンセリングなりリトリートセミナーなり該当するグループセッションなりを利用して、自分を見つめ直し、癒していくことをお勧めしたいんです。
ただ、その効能はパートナーシップにのみに留まるわけでなく、その他の人間関係から、生きやすさから、ライフワークから、人生全体に広がっていくので、腰を据えて向き合っていく価値があると思っているのですがいかがでしょうか?
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