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性癖について心理的に少し掘り下げてみましょう。
ただ、彼の性癖ではあるんですが、それを受け入れてきた(別れなかった)自分にも何かあるのかな?という見方をしています。
そして、後味の悪さは何を示しているのでしょう?もしかしたら、彼を癒せなかった罪悪感なども潜んでいるのかもしれません。
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最初の数年はアナルセックスをしたいと言われる、動画を撮りたいと言われる。これはずっと嫌だ、と断っていたのですが最後の最後まで言われ続けました。
途中からは首を絞められるようになり、私に腹が立つことがあると強く何度も絞めます。
そして最後の1年くらいは彼に離婚して一緒になりたいと言われたのでそれを待っていたのですが、恐らく私の一言で「離婚はしない」と言い始め、最初からある性癖に加えて「おしっこ飲ませたい」が加わり(飲んでません)、唾液をのまされ、イマラチオ?みたいなのも酷くなって、シングルマザーにしたいとも言われました。
最終的に奥さまと子供ができたと言われ関係を終えました。
簡潔に書きましたが、いかがなものでしょうか‥
愛あるのある時もあったのですが、勘違いかな‥と今となっては自分を疑います。
この後味の悪さを少しでも解消したいのとエスカレートしていった性癖の深層心理が気になりました。
もしご興味ありましたら是非ブログ掲載お願いいたします。
(Rさん)
そりゃまあ後味が悪いっていうか、気持ち悪いというか・・・Rさんの文章を最後まで読み切れなかった読者も少なからずいらっしゃいそうな内容ですよね。
「そんな奴は即刻処せ!!」と愛用の長刀を手に思わず手に取ってしまった同志も少なからずいらっしゃいそうです。
で、お察しのようにこうした彼もしくはご自身の性癖についてのご相談はよく頂くものでして、その彼の国籍も日本だけでなく海外の場合も少なくありません。
「幼少期に親に十分甘えることができずに早くに自立させられた場合、ふつうじゃない性癖を持つことが多い」というのは心理学の世界ではメジャーな話なので、彼の生い立ちにも興味が向くところです。
そして、「なんでそんな彼と何年も付き合ってたの?そんなの信じられない!あり得ない!」という読者様の声も大きく響いてきそうですよね。
となると、その彼の性癖に付き合ってあげていた彼女の方にも何らかの心理的な要因があるのではないか?という風に見るものです。
パートナーシップや家族の問題は「その当人だけでなく、その相手、家族も含めたグループマインドが引き起こす」という解釈も現代では頻繁にされるものです。
だから「特殊な性癖を持つ彼氏」に問題があるのは間違いないのですが、「それに付き合う彼女」にも何らかの問題があるという風に考えるのです。
仮に彼の要望を拒否をし続けていたとしても、その関係を続けていたのはなぜ?というわけです。
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ということでまずは「性癖の深層心理」という点から話を進めていきましょう。
表の恋人・妻とのセックスよりも、アンダーグラウンドのセックスの方がより解放的になり、自分の欲求を出しやすいのは想像に難くないと思います。
アンダーグラウンドは閉ざされた秘密の世界ですから、それ以外のことを考えずにセックスだけに集中できるからです。(だから、不倫のセックスは最高!と感じられるわけです。)
で、性癖というのは基本的に「抑圧された感情が作りだすもの」という風に解釈します。
要するに「ノーマルなセックスでは感じられない(不感症)から、より刺激的なセックスを求める」というわけです。
で、彼のその要求を見るとアダルトビデオ(AV)の影響がとっても強いと思われるのですが、単なる好奇心であれば数回要求してみてダメなら諦めるものです。
「AVで見たイマラチオをやってみたんだけどー」みたいな感じですから。
しかし、繰り返し要求されたり、時には強要されたりということは、AVで得た知識に乗じて抑圧した感情を解放したい、という欲求にみえるんです。
つまり、「俺が溜め込んだストレスを解消するにはイマラチオがいいに違いない!」みたいな感覚なわけです。もちろん、本人はそんな自覚はないと思いますが。
だから、いわば、こうした現象は「溜め込んだストレスを解消するために酒を飲みすぎる」とか「心の中に堆積しているストレスを吐き出すためにギャンブルにハマる」みたいなのと似たような心理として解釈できます。
つまり「強い刺激を与えることによって、ストレス(しんどい気持ち)を麻痺させる」ということになるんですね。
とはいえ、麻痺させたって元々のストレスがなくなるわけではありません。
ストレスをより感じなくなるだけですから次のシーンではより強い刺激を求めるようになります。
しかも、その刺激物そのものが新たなストレスをもたらす、という悪循環確定な要素も持ちます。
どれにしても罪悪感は付きまとい、自己嫌悪が強烈に出てきます。
二日酔いは辛いし、ギャンブルで負けが込むのも情けないし、アブノーマルなセックスを強要することにも罪悪感がありますし。
そうするとその罪悪感や自己嫌悪を忘れるためにさらに強い酒を飲み、大金を賭け、よりアブノーマルなセックスを求めるようになるわけで、その結果、「依存症」になっていくのです。
だから、本質的にはストレス本体を解消していくことが望ましいのですが、それがなかなか困難なんですよね。諦念もだいぶありますし。
それで何年にも渡るケアが必要になってしまうのです。
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だから、そうしたセックスを要求してくる彼自身が実はストレス塗れだったということが考えられるんです。
・子ども時代からあまり愛を感じない家庭で育った。
・親から虐待やそれに似た目に遭ってきた。
・性的なトラウマを持っている。
・家庭の事情でものすごく自立が早かった。
・強い孤独感を抱えている。
こうした原因は推測しやすいと思います。でも、現代はそれ以外にもあるんです。
・教育熱心な家庭で厳しく躾けられた。
・親の過剰な期待に応えてきた。
・親から罪悪感を強く刷り込まれてきた。
・自己嫌悪がものすごく強い。
そう、それぞれは関連し合っている者ですが、たいていは家庭内に原因を見ることができます。
そして、その後の生き方においても、
・何かとプレッシャーに晒される人生を歩んでいる。
・本来の自分とは逆の生き方をしている。
みたいな状態であれば、ずーっとストレスを溜め込みながら大きくなったと言えますね。
そうした家庭に育ったとしても「反抗期にがっつり反抗をした」という場合は、そのストレスも解消されているものです。
だから、10代の頃に「けっこうヤンチャしてましたー!てへ!」という方は特殊な性癖を持つことは少ないものです。
※とはいえ、その反抗の仕方によってはそこでまたストレスを抱え込む場合もあるのですが。
というのも、長年カウンセリングをしているとほんとに様々な職業の方とお会いするんですよね。
そんな中には「SMクラブの女王様」もいらっしゃるわけで、彼女たちの話を総合すれば、お客様のほとんどが「エリート」と呼ばれる方々なんですよね。
まあ、高級なお店ですからその代金が払えるお客様というと必然的にそうなるとは思うんですけど。
「わたしのお客様の名前を晒したら確実に消されるわ~」らしいです。
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Rさんのその彼がエリートかどうかは別として、その彼の生き方を見てみれば、そうした“性癖を持たざるを得ない”事情も理解できるかもしれません。
強いストレス、自己嫌悪、罪悪感、孤独感などに強いご縁がある彼ではないでしょうか?
そして、それを表の世界では出せない彼が、わたし(Rさん)を使って自分を癒そうとしている、という風に見るのはどうでしょうか?
言い方を変えれば、Rさんの前でしか出せない自分がいたと思うんですね。
つまり、Rさんに助けを求めていた、Rさんに癒されていた、と思うんですよね。
でも、Rさん自身もそれを分かっていたからこそ、ある程度、彼に付き合ってあげたところはあるんじゃないでしょうか?
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で、その後味の悪さについても、もう少し詳しくお聞きしたいところなのですが、やはり、自分自身を性のはけ口のように扱われたことが大きいでしょうか?
自分を雑に、モノのように、都合よく扱われたような痛みってけっこう大きいはずです。
さらに、そういう扱いをされることを拒否できなかった自分に対する嫌悪感はどうでしょうか?
もちろん、ほんとうに嫌なことは拒否したけれど、ずっとそればかり求めてくる彼とすぐに別れられなかった自分に嫌悪することはなかったでしょうか?
その一方で、彼を救えなかった、十分癒してあげられなかった、そんな罪悪感はどうでしょうか?
その気持ちが強い場合も後味は悪いですよね。
そして、今もまだ自分をどこか嫌悪し、責め続けているところはあるでしょうか?
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ということで、ここからはRさん自身の話になっていくわけですが・・・。
そうした望まないセックスを求められ、大切に扱ってもらえない経験って今回が初めてでしょうか?
セックスに限らず、自分の存在を軽く扱われるようなことって今までもありませんでしたか?
また、彼の性癖は拒否できても、別れるところまで決められなかった自分に対しては何を感じているでしょうか?
つまり「なぜそういう性癖を持つ彼を受け入れ続けてしまったのか?」というところを見ていきたいのです。
Rさん自身は子ども時代、どんな家庭で育ったのでしょうか?
そこに愛情はたっぷりありましたか?
それとも孤独で不安な子ども時代だったでしょうか?
自分なんて生まれてきて良かったのか?
自分は存在していいのか?
そんなことを考えたことはありませんか?
人に対してもつい自分を低く扱ってしまったり、自分を後回しにして犠牲や我慢をしたりすることってありませんか?
自分の存在価値が分からず、安売りしちゃうようなことってありませんか?
自分で自分を傷つけるようなことはどうでしょうか?心当たりはありませんか?
後味の悪さっていろんな意味を持つのですが、そのひとつとしては「自分は彼にとってどんな存在だったのだろうか?」という疑問だと思うんです。
不倫そのものが自分を傷つける行為になることが多いんですが、その彼に対して愛情を注いだり、愛を感じたりしたこともあったわけですよね。
けど、それ以上に自分が傷つくようなことになってしまったのはとてもつらいことです。
しかし、そうしたつらい状況に慣れているのであれば、何年もそんな関係を続けてしまうでしょう。
「孤独感」もやっぱり大きかったんじゃないでしょうか。
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だから、その後味の悪さを解消していこうと思えば、やはり自分自身を見つめていくことです。
自分が自分を大切に扱えるようになる。
自分で自分を守ってあげられるようになる。
自分が自分の味方でいてあげる。
そのために自分自身と向き合っていくんです。
その心の傷を癒すことだってもちろん大事だし、自分の価値や魅力を受け取ることもしていきたいし、そして、自分の存在意義を見つけていきたいですよね。
そのままの自分で大丈夫、愛されるし、愛せる。
それを実感したいと思いませんか?
だから、今まで生きてきた過去を受け入れ、これからの未来に希望が持てるように「今」と向き合っていきましょう。
きっとそこには自分でもまだ気づいていない才能(宝物)が見つかるでしょうし、過去のしんどいできごとにも前向きな意味を見出すことができるようになるでしょう。
そんな自分を見つめなおすために時間とエネルギーを使っていくことをお勧めしたいのです。
とりあえず「自分をもっと笑顔にするために頑張る!」と決めてみてください。
過去のことは全部ネタにできます。
ネタは多ければ多いほど笑いが取れます。
その笑いは「幸せ」とも言います。
そんな未来を迎えにいきましょう。
個人セッションもしくはリトリートセミナーでお待ちしております。
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自分と向き合う、過去に意味を持たせる、心を癒しまくる、そんな3日間です。
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◎5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
◎3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
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