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親と絶縁して結婚する、という手もなくはないのですが、ただそれを押し進めてしまうと罪悪感が付きまとい、彼との関係も対等にならない面倒な関係になりやすいものです。
というのも、そうはいっても親への愛、親からの愛が存在しているからです。
だから、やはり「愛」にフォーカスした上で手放すのが望ましいと思うのです。
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2022年8月3日のブログで、アンダーグラウンダーとして取り上げていただいた者です(笑)
3年の時を経て、今はまた全く別の状況下で地底を彷徨っております。
今回も取り上げていただければ幸いです。
有難いことに、あれから元カレとの関係も断ち切れ、忘れられない人もキレイに忘れ去られました。
理由は、別の方に出会えたからです。
付き合いとしては3年近く、同棲し1年以上になります。
マンション住まいで別階に彼の義両親が住んでおります。
もう娘のように可愛がっていただき、おこがましい限りでございます。
しかしながら、私の母は結婚に猛反対。
一度二人で帰省し挨拶に行ったものの、彼がバツイチ子2人である時点でありえないと。
淡々と離婚の経緯やこどもに対しての今後の責任について語る彼について、こどもに対する思いが一切感じられないと。娘を大切に思う気持ちが一切感じられなかったと…。
妹もシャシャリ出て来て、前妻とのこどもの心配は不要だということをいくら説明しても、私自身の心構えや責任感に不満があるらしく、いつかこちらに被害が及ぶと言わんばかりのとんでもない暴言を私と彼に浴びせてきました。
我が家族ながら、手に負えないほど話が通じなかったです。
もうそっちの実家に行くことはないねと、彼も呆れた様子でした。
同棲にももちろん反対、早々に部屋を探して出ろと。
それでも抗うと、居候している娘の「迷惑料」を持っていくから住所を教えろの一点張り。
相手側の事情もあると返してもそれしか言わない。もう諦めて距離を置いています。
一方彼の両親や妹さんは「結婚は当人同士の問題」と考え、「私」という人間をとても大切にしてくれます。
今はまだ「他人」だから。「身内」になればどうなるかわからないと邪念も生まれますが、前妻に相当非道い目に遭わせられただろう話を聴いてきましたが、仏陀のような両親で頭が上がらないです。
母の気持ちもわかるのですが、彼が既にこどもがある身だと知った瞬間から、妹曰く、「心神耗弱」のような状態になっていると脅され、私の言動が母の心身の健康を左右するようで、私は自分の意志に従って行動するということを阻まれてばかりです。(今に始まったことではなりませんが…)
前回もお伝えしましたが、我が家では父親がかたちだけで機能していない家庭だったので、必要以上に「男親」に対しての審査基準が手厳しいものになっているようです。
むしろ「男」という生き物に対して不信感や嫌悪感が染みついているようにも思えます。
冷静になってみたときに、私が唯一父に同情できるのは、「何を言っても意に反すれば言葉で打ちのめされる相手」がパートナーで、手も足も出ず早々に向き合う気が失せたのかもしれないということです。
コミュニケーションをしっかりとってから結婚するということがいかに大切かと思い知らされます。
私の決断を、彼も義両親も待っており、待たせている状態です。
実家には知らせず、結婚を決めることはもちろん可能です。
最初は反対されても結婚し、子を授かれば関係が良好になっていったという話もあります。
今こそ、思い切るべきなのでしょうか。
(Mさん)
このところ、「ほとんどの問題は男ができたら解決する」と悟りの境地に入っているカウンセラーです。こんにちは。
「けっ!こっちが何とかしようとあれやれこやとやってもさ、結局、男ができたらそれで一瞬で解決しやがるんだよ。やってらんねーぜ。」と昨夜もヤケ酒を煽りながらぶちぶち文句を垂れておりました。
※この物語はフィクションです。
で、「Mさん、あんたもかい!!!」という話なんですけれど、アンダーグラウンダーからの卒業、まことにおめでとうございます。という話なんですけど、ほんとにそれですべての問題が解決するか?というと案外そうでもないようで、その後、じわじわと慢性化している問題が再び浮上してくるってことはよくあるものです。
それで「お久しぶりです~」「また来ちゃいました~♪てへ」という会話をセッションルームの玄関ですることになるのですね。(まことにありがとうございますっ!!)
とはいえ、こじれていた元カレや忘れられない人のことをきれいさっぱり手放せたことはとても素晴らしいことで、結婚前提に同棲する彼氏ができたってことはたいへんおめでたいことでございます。
やはり何か薬を盛ったの?
それとも弱みを握ったの?
あるいはコトを致したあとに「あたしを捨てたら殺すわよ?」と夜な夜な語り掛けていたの?
もしかして効果抜群の催眠術を身に着けたとか!?
で、まあ、結果的には「思い切る」という選択になるのかもしれませんが、今のままだと喉に小骨が刺さった状態になり、罪悪感が湧き出てくるかもしれませんのでできることをヤってからバッサリ行きましょうか。
例えば、私なんぞはMさんのお話を伺うと真っ先に思うのが「なんで親や妹をさっさと切らないの?」ということでございまして、それは別に「切っちゃったらええやん?」という話ではなく、「それくらい家族のことを大事に思ってんだよね?そういう風に生きてきたのかな?」と思うからです。
私のクライアント様にも似たような状況の方は何人もいらっしゃいまして、中にはサクッと両親と断絶し、夫の両親きょうだいに守られながら結婚・出産された方もいます。
不思議なことに「実家族とあんまり関係がよくないのに義両親とはとてもうまく行く」というケースが多発しておりまして、「この両親がほんとうの両親だったらよかったのに!」と思うほどの関係になっている方も多いんですよね。
中には離婚騒動の際、「うちの息子を勘当するからあんたはうちの娘になってくれ」と言われた方もいらっしゃいました。
で、そういう心境になるということは押さえておかなきゃいけない点は
「あたしは家族のことをとても愛している」
という“真実”です。
>(今に始まったことではなりませんが…)
とあるように、家族にはだいぶ振り回され、でも、家族を助けるためにめちゃくちゃ頑張ってきたMさん像が浮かぶわけですし、「問題」として見れば、母や妹との癒着だの、結婚へのコミットメントだのいろいろと考えられるかもしれませんが、要するに、Mさんにとってそんな母も妹もとても大切な存在で、自らの結婚を祝って欲しいし、家族みんな仲良くしたいという思いが強いということです。
ここを無視して突っ走ってしまうとのちのち「罪悪感」なるものが大量に押し寄せてきて、自ら墓穴を掘って落ちるってことをしてしまいがちです。
家族への恨み辛みもたんまりあるかと思いますが、そういう感情を持つほどMさんが家族に尽くし、心を砕いてきたことを表しますね。
だからこそ、母・妹の対応に悲しいし、ムカつくわけですし、その一方で、「母の気持ちもわかるのですが」と理解を示すわけです。
このあたりにMさんの生き様が現れているのだろうな、と思い、やはりMさんも筋金入りの自立系武闘派女子であらわれることが良く分かるわけです。(アーメン)
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まあ、母も妹も100%悪気があるわけじゃないと思うわけです。
そうした過干渉的な態度は昔からでしょうし、娘の将来を考えての「心配」がそういう形で現れたのだろうと推測されます。
もちろん、世間体を気にした保守的な感情もあるでしょうし、娘・姉への嫉妬の感情も大きいかと思いますし、その支配欲による言動もあるはずですが、その一方で、彼女なりの娘への愛もきっとあるのでしょう。
ところで、そんな反論しようものなら言葉で打ちのめしに来る母殿ですが、そんな彼女はどんな風に愛情を示す人なのでしょうか?
妹さんもずいぶんと姉に依存している部分があるようですが、それなりに面倒を見てきた関係なのでしょうか?
Mさんが結婚することに「不安」を覚えているようですが、思い当たるところはありますか?
例えば、口では「早く結婚しろ」と言ってた親に、いざ結婚相手を紹介すると表面上は取り繕うものの、内心寂しさや今後の不安が出てきて「あの人でほんとに大丈夫?」とブレーキをかけようとする親は少なくないものです。
特に「親からもきょうだいからも精神的に頼られていた娘」であればなおさらで、お祝いする気持ちと、「これから自分はどうなるんだろう?」という不安とが交錯しちゃうんですよね。
Mさんの母殿はそこに感情的な言動が入ってくるタイプでして、「迷惑料持って行くから住所教えろ!」とか娘を手放したくない気持ちがものすごく強いんだろうな、と思われるわけです。
そして、どういう形かは分かりませんが、娘であるMさん自身も相当親に対して尽くしてきたのでは?と思われるんですよね。
だいぶ支配的だったでしょう?
>私は自分の意志に従って行動するということを阻まれてばかりです。
というところが家族に対してMさんがどれくらい尽くしてきたかが分かりますね。
今までも自分の意志を曲げて親きょうだいの希望に従うことも多かったのでしょうか?
それは苦痛であり、苦行であり、ほんとに早く自由になりたい、家族から逃げたい、という思いを作るものの、「あたしが何とかせねば!」「仕方ないけど頑張るしかない!」「なんとか家族が楽になりますように!」みたいな“愛”もあったと思うのですよね?
つまり、いろんな雑音が入っているので分かりにくくなっているだけで、それぞれがそれぞれのやり方で愛し合っていたのではないか?という風に見ることもできるわけです。
そうしてちゃんと愛情があることを理解しておかず、ネガティブな感情だけで物事を判断してしまうとのちのち罪悪感や後悔、寂しさといった感情がどーーんとやってきちゃうんです。
とはいえ、じゃあ、ちゃんと説明して理解してもらう、とか、こじれた糸をほぐして仲直りするとか、今回も母や妹の言うとおりにする、というのが正解だというわけではなく、自分の内側でちゃんと愛を感じていることが大事ってことです。
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特に彼の両親が仏のような素晴らしい人たちだと、自分の親と比べてしまいがちですよね。
「義両親は正しく、実両親が間違ってる」
「義両親はいい人で、実両親は悪い人」
なんて思っちゃうとだんだん自分の立場が惨めになってきますよね?
彼に対しても「あんな母と妹でごめんなさい」って気持ちが強くなり、なんなら実家族を恥ずかしい存在のように感じてしまうかもしれないですよね。
でも、それって彼との関係でいえば、自ら下に入ることになっちゃうので対等性が築きにくくなり、知らず知らずのうちに彼や義両親に依存する気持ちが出てきてしまいます。
せめて「義両親はとてもいい人、実両親はとても不器用な人」くらいの解釈にとどめておきたく、実家族を心の中で攻撃することはやめておきたいものです。
だから、恨みつらみはお恨み帳あたりに書きまくっていただきながら、母への感謝の思いを探ったり、母なりの愛を受け取ったりすることも大切なプロセスになるでしょう。
もちろん、今日はあまり登場しておりませんが、父からの愛も受け取っておきたいところですね。
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ということで、セッションをするならとりあえず「母・妹との癒着を手放そう!」とか「実家族ではなく、彼を選ぼう!」(コミットメント)みたいな流れになるのかもしれません。
*「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナー動画:本気の手放しワーク 2024
*セミナー動画:『本気の手放しワーク』
*セミナー動画:心理学講座「執着と手放し~もしあなたが今幸せでないならば何かに執着しているのではないだろうか?~」
ただ、そのもう一方で私が考えたいのは「Mさんの情熱の平和利用について」というテーマです。
セクシャリティが豊かで情熱的なMさんとしてはそのエネルギーを持て余し気味なのかもしれないな、と思うわけです。
(おそらく、母も妹もたいへんエネルギッシュな方なので、女系がみなさん情熱系なのかな?と推測されるわけです。)
となれば、
>私は自分の意志に従って行動するということを阻まれてばかりです。
というところ再引用しましたが、じゃあ、「自分の意志」とは何なのか?について掘り下げてみたいわけです。
自由になったら何ができる?何がしたい?
自分のエネルギーを思い切り放出したらどうなると思う?
思い切り好きなことを好きなようにやる人生ってどう思う?
何かと手かせ足かせをかけられてきた人生だし、生きにくさも強かったかと思うのですが、彼や義両親に出会えたことでようやく“出所”を果たし、これからはシャバで好きなように生きられるんじゃないかと思うんです。
そんな未来のために「ヴィジョン」を描いていきませんか?
自分らしさとは何か?を研究しましょう。
自分が持つ魅力や才能を探してみましょう。
今まで苦労してきた分、磨かれてきた魅力や価値はなんでしょう?
自分が幸せを感じられる日常をイメージし続けてみましょう。
実家族などに割いてきたエネルギーをこれからは自由に使えると思ってみてください。
どんな未来を創ることができるんだろう?と。
そうしたヴィジョンを描いていくことも実家族を手放すきっかけになるものです。
これはまたカウンセリングやグルコンなどでやりましょうか。
*
さて、実両親に対して「自分軸」を確立していくことが一歩目になるでしょうか。
「あたしはあたし、親は親」と一線を引くイメージで唱え続けます。
「あたしはどうしたいの?」と自分に問いかける時間を増やしましょう。
そして、やはり最も重要なのは彼とのパートナーシップを深めていくこと。
もっと幸せを実感できるように、愛を与え、受け取る関係をより強固にしていきましょう。
そうしてますます「ああ、彼があたしの居場所だし、あたしは彼の居場所だ」という思いを強めていくとやはりこれらもまた実家との適切な距離感を作ってくれるものになるのです。
◎1DAYリトリートセミナー~ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る1日を~
・大阪:7/6(日)11:00-18:00 with ジュンコ
・オンライン:7/20(日)11:00-18:00
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https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/56027
◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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『同棲している彼と実家に挨拶しに伺ったら結婚に大反対されて手に負えなかったのですけどどうしたらいいですか?』
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