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今までしてきた夫への対応を変えてしまえば、夫から不満が出るのは当然。
だから、習慣化された関係を改善していこうと思えば、相手がその変化について来れるだけの猶予を与えてあげるのも大事なこと。
しかも、それまでの反動があれば、今の自分の気持ちが本音かどうかも分かりませんから、やっぱりまずは今の自分を知ることから始めたいものです。
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学生時代からのつきあいで結婚し、いまは仕事の関係で週末婚です。子供は独立済みです。手前味噌ですがいい女です。
結婚当時は尽くす系の自分に酔っていて、お世話も至れり尽くせり、仕事でも活躍しつつ家事と育児のワンオペをやりきりました。
自立した自分を夫も誇らしく思ってくれているだろうと思いましたが、多忙になり家事の折半を求め始めた頃から関係性がよくなくなり、そもそも夫が好きなのは本来の私ではないのでは?と思い始めました。
割り切った婚外交渉の相手ができたのですが、「よく考えると夫にはイク演技ばかりしていたなあ」と気づき、夫との性交渉を楽しくしたいとトライするものの、彼は奔放な妻が気に入らないのか、うまくいきません。
婚外交渉の相手に肉体的に満足させてもらえばもらうほど、夫と仲良くしたいという気持ちが大きくなるのに、素の自分を出すほど距離が開いてしまう。でも昔のような母親じみたお世話をする妻になるのはイヤ。出口が見つからずに悩んでいます。
(Yさん)
そもそも尽くす系女子ってのはYさん本来の姿ではなく、そんな自分が素敵(はあと)と思ってやってたってことなのでしょうか?
だとすると、それをお子さんが独立するまで続けられたってものすごい偉業ですよね?
その1点から筋金入り自武女の匂いがぷんぷん漂ってきますねっ!!
なかなか至れり尽くせりのサービスをし、仕事も頑張り、家事育児をワンオペでこなすって相当なエネルギーがなければ到底できることではないですよね?
それだけセクシャリティが豊かな女性ってことでもあり、たいへんレベルの高い女性でいらっしゃいますから、手前味噌な話も十分説得力があります。
ほんとなかなかできることではありませぬ。
ところで、
>婚外交渉の相手に肉体的に満足させてもらえばもらうほど、夫と仲良くしたいという気持ちが大きくなる
これはなぜだと思います?
ふつうは逆になっちゃうことが多いですよね。
夫のことがどんどん嫌になって・・・とか。
だから本当に愛したいのは「夫」ということになるのかな?
それくらい好きってことですよね?
かつ、週末婚(最近はとても多いですね)や仕事の多忙さという点についてももう少しお話を伺いたいですねー。
子どもが独立すれば、夫婦のバランスが変わるだけでなく、仕事のバランスも変わって行くものですから。
そうした点も今の問題につながっているのかもしれません。
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さて、長年続けた習慣ってそうは簡単に変わらないよね?というお話ですね。
しかも、夫氏は家事などについては「受身」なわけですよね?
夫氏から言えば、長い間、尽くされる側にいたのにいきなりその制度を取りやめると言われたら抵抗を覚えるでしょう。
そして、今まで楽をしてきた分、これから増える負荷に対して気分が良いものではないわけです。
そしたら関係がぎくしゃくするのも無理はないですよね?
いわゆる「砂糖漬け問題」なんて呼ぶんですけど、彼を甘やかしてしまったがゆえに、それがやめられなくなり、我慢の限界がきて「もう面倒を見るのはいや!」となったんだけど、それまでの習慣により、やっぱり甘やかしてしまう自分もいれば、それをやめることに強い抵抗を覚える彼という対立が生まれて別れ話にまで発展する、というものです。
ただ、ここで押さえておきたいのは「尽くしたい」と思ったのもYさんであれば、「家事を折半したい」と思うのもYさんであるということです。
つまり、彼を砂糖漬けにしたのもYさんであれば、それを一方的にやめると宣言したのもYさんです。
良かれと思ってやってきたことだろうとは思われるのですが、そこに夫氏の意志はどれくらい入っていたのか?が気になるところです。
だから他の面ではどうだったのだろう?と疑問に思うんですよね。
例えば、Yさんが仕事を続けること、子どもたちの進学、家選び、家具や車などの購入、旅行先の選択、休日の過ごし方等はどうやって決めてきたのでしょうか?
ある部分は夫で、ある部分は妻、という役割分担をしてきたのでしょうか?
ここで「話し合いで決めてきたつもり問題」というのが潜んでるケースもあります。
一応、話し合いをするのだけど結果的にすべて妻の思い通りにしてきたので、実質上、妻に決定権がある、みたいなケース。
あるいは、相手に尽くす勢いで相手に配慮しまくり、それぞれの決定を夫に委ねてばかりいた、自分の希望は横に置いて夫の機嫌がよくなる選択ばかりしてきた、みたいなこともあるでしょう。
つまり、どういう夫婦関係で、どういうコミュニケーションをしてきたのか?というのはけっこう気になるところなのですね。
>「よく考えると夫にはイク演技ばかりしていたなあ」
ということは、セックスに限らず、他の面でもだいぶ夫氏に合わせてきた、夫氏を喜ばせることばかりしてきた、ということなのでしょうか?
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というのも夫を砂糖漬けにしてこられた場合、いきなり家事を押し付けるのは勝手な話になるわけでして、まずは「手伝ってほしい」「一緒にやりましょう」という段階を経るのがよろしいかと思われます。
>自立した自分を夫も誇らしく思ってくれているだろうと思いました
という思いが夫氏にも確かにあると思うのですが、「なんでも尽くしてくれる妻」に慣れてしまえば、「そういう妻でありがたい!尽くしてくれて自分は何もしなくても良い!」と思い込んでしまっているからでしょう。
つまり、ここに多少の解釈の違いが生まれているのでは?と思うわけです。
そして、やっぱり「尽くす系の自分に酔っていて」ということですから、元々尽くすのは嫌いではなかったと思うんですけど、ちょっとやりすぎちゃったのかもしれないですよね。
だから、ほんとはしんどかった、ほんとはもっと協力してほしかった、ほんとはもっと甘えさせてほしかった、みたいな思いが心の中には隠れているのかもしれません。
そして、やっぱり夫のことが好きだから夫にそれを求めたいのだけど、でも、なかなか夫はそれを与えてくれないから、婚外恋愛でそれを満たそうとしているのもあるかもしれません。
その彼とお付き合いするようになって気づいたことってたくさんあるんじゃないでしょうか?
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先日、とあるクライアントさんが夫婦の今後について相談にいらしてくれました。
夫のセックスが一方的なものだったのに気づいたのが今の不倫相手と付き合ってからだったんです。
夫は自分はあまり何もせず、彼女がずっと奉仕してきて、自分が気持ち良くなることってあまりなかったんですよね。
でも、結婚するまでの彼氏も似たような感じだったからセックスってそんなもんだと思ってたんです。
だから、オーガズムというものも知ってはいたけど自分には縁のないものと思い込んでましたし、夫は自分が気持ちよくなれば満足でしたから、セックスなんてなくてもかまわないと思ってたんです。
それが不倫相手は逆にすごく奉仕をしてくれる人で、とても優しく温かいセックスを知り、「今までのは何だったんじゃー!」と目覚めちゃったわけです。
それに気づいてからはセックスのみならず一事が万事そんな夫婦関係になってることに妻は気づいたんですね。
家のことも子育てのことも仕事のことも夫が全部思い通りにしていたし、実家も亭主関白の父だったので「そんなもんだろう」と思い込んでいたんです。
でも、その彼と付き合ってから「そうじゃないことがあるんだ!」と思い知って、一気に夫への不満が爆発しちゃったんですよね。
でも、その不満を夫にぶつけてもまともに相手にしてもらえず、「離婚」という選択が急上昇していたころでした。
「今まで抑えていた不満が爆発して、全部が悪く見えちゃってると思うんです。いわば、振り子が逆に振れてるような状態ですよね。だから、今すぐに離婚を決意するのは危ないと思います。その可能性を持ちながら、気持ちの整理をまずはしていきましょー!」みたいなお話をさせてもらったかと思います。
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ただ、Yさんとしては夫氏のことが今も大好きなわけですよね?
仲良くしたいんですものね?
その彼と同じくらい満たされるセックスを夫としたいんですよね?
ということは次のような意識を持ってみることから始めてみましょう。
「もう一度出会い、もう一度結婚する」
そのために今までのYさんではなく、より自分らしい、自然なYさんをまずは目指しましょう。
自分はこういう女で、こういうことが好きで、ああいうのが嫌いで、こういう人間なんだよ、という部分をまずは明らかにしていきます。
「尽くすのは基本好きだけど、尽くしすぎるのはしんどい」とか「尽くすのも嫌いじゃないけど、やっぱりお互い役割をきちんと分担したい」とか、自分の本音を探っていきましょう。
そう、私から見ると尽くすことをそれだけ長く続けられるんだから、基本的には尽くしたい人で、面倒見がよくて、相手を喜ばせるのが好きな方だと思うんです。
それは長所なんだけど、どうやら「オーバーワーク」だったみたいなんですよね。
100で十分なところ、120、150もサービスしちゃった、という感じ。
そうしてヤリ過ぎてしまいますと「自分」が失われますよね?
それがどのタイミングか分からないけれど、「あれ?サービス過剰だったわ。実はめっちゃしんどかったわ。」ということに気づいたんだろうと思うのです。
そうすると人は例の「振り子の法則」によって、逆ブレします。
それでもう尽くしたくない!きちんと家事分担したい!なんて思うようになるのですが、果たしてそれが本音(本来のYさん)なのか?というと必ずしもそうだとは言えません。
そういう意味では改めて「今の自分を知る」ということから、自分にとって「ちょうどよい塩梅=自分らしい状態」を探っていくことがまずはお勧めなんですよね。
しかも!妻・母・仕事などをワンオペでこなして成長してたくましくなったYさんも当然いらっしゃるわけですよね?
だから、結婚当初のYさんと今のYさんではエネルギーもスキルも価値観もお肌・・(検閲削除)も違いますね。
だから、改めて今の自分を知り、受け入れたいわけです。
そして、そのときの自分が夫のことをどう感じるのか?を見ていきます。
「今」ではなく、今よりも自己肯定感がさらに上がった状態、自分に自信を持った状態で、夫を見るわけです。
どう見えるでしょうね?
そこで「やっぱりうちの夫は魅力的だわあ」と感じたら、改めて夫にもう一度恋ができます。
そして、自分らしいやり方で「夫を口説く」というプロセスに入りましょう。
もちろん、そこでも「押し倒す」「脅迫する」「毒を盛る」「弱みを握る」等々の自武女らしいやり方が浮かぶかと思いますが、どんなやり方を使おうとも目標は「夫ともう一度結婚する」です。
新しい自分が夫氏に惚れて、もう一度結婚する、なんていかがかな、と思うのです。
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つまりは、短期ではなく長期プロジェクトとして意識をした方が良いと思うわけでして、焦ったり、急いだりするとどんどん関係が悪化します。
見方を変えれば「新しい妻に慣れていただく時間」が夫には必要なんですよね。
急激な変化に人は付いて行けないものですし、対応が変わるならなおさらです。
今の自分はどう成長したのだろう?
今の自分が求める幸せな夫婦関係ってどんなだろう?
自分の長所や魅力はどんなところにあるのだろう?
今の自分はどんなセックスを求めているのだろう?
どんなライフスタイルが今の自分にフィットしているのだろう?
本音を探しつつ、その答えを見つけ行くとまた違う形で夫に接することができます。
まずは、自分に意識を向ける、というのはどの問題でも同じですが、Yさんにとっては今こそ必要なことではないかと思うのです。
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