新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
発売日 : 2026/3/24
ISBN-10 : 4262158519
ISBN-13 : 978-4262158518
価格 : 1,600円+税
・心理学を日常の悩みに結びつけて解説
・「自分」と「他人」の両方の心理が理解できる
・自己肯定感や自分軸の考え方がわかる
・人間関係や恋愛の心理を具体例で学べる
・SNSなどネット社会特有の疲れや比較の心理を分析し、現代人が直面するリアルな悩みに対応
・ワーク形式で自分を深く理解できる
・カウンセラーとしての実体験が多くリアル
・心理学初心者でも読みやすい構成
・自分らしい人生を見つけるヒントが得られる
・投影の法則、レジリエンス、自分軸といった心理学用語を豊富な体験談とともに分かりやすく解説
本書は「自分の心」と「他人の心」のしくみを理解することで、人生や人間関係をより生きやすくするための「心理学入門書」です。
カウンセラーとして多くの相談を受けてきた経験と心理学の知見をもとに、「自分を知る」「自己肯定感」「人間関係」「SNS時代の心理」「自分を変える」という5つのテーマから心の仕組みを解説しています。
多くの人は自分の感情さえうまく説明できず、他人の行動にも振り回されがちですが、心理学を知ることで自分の思考や感情の背景が理解できるようになります。
すると人の言動に過剰に反応するのではなく、一歩引いた視点で状況を見ることができ、よりラクに生きられるようになります。
本書では理論だけでなく、「嫌いなものリスト」「人生曲線」「両親との関係を見つめる質問」などのワークを紹介することで、読者が自分自身を振り返りながら理解を深められる構成になっています。
自分らしい人生を見つけたい人、人間関係に悩んでいる人に向けて、心の取扱説明書として役立つ一冊です。
はじめに 心にまつわる「なぜ」の背景にあるもの
●「心のしくみ」を知ると、もっと生きやすくなる
第1章 「本当の自分」を知る心理学
・「メンタルが強い人」ってどんな人?
・しなやかな「自分軸」があれば心が折れない
・自分らしさを見出す「嫌いなものリスト」
・「価値の明確化」をすることで幸せな生き方に近づく
・WORK「嫌いなもの」を100個書き出す
・「親との関係」から「今の自分」が見える
・親子関係が人格形成の半分以上を占める
・WORK両親との関係を見つめる5つの質問
・これまでの人生を振り返る「人生曲線」
・WORK人生の波を表す「ライフライン」を描く
・自分の「男性性」と「女性性」を知る
・自分の特性と向き・不向きを知ると、もっと生きやすくなる
・第1章のポイント
第2章 自己肯定感の心理学
・自己肯定感=自分にOKを出すこと
・エリートほど自己肯定感が低い
・「比較」と「競争」をやめないかぎり、苦しさが続く
・教育と文化が日本人の自己肯定感を低くしている
・他人軸で生きると自分を見失い、自己肯定感が上がらない
・自分軸と「自分勝手」はどう違う?
・自分ファーストで相手のことも考える
・他人軸の背景にある「無価値感」とは?
・「価値がないから人に合わせるべき」という思い込み
・WORK愛されていた証拠を探す
・自分の魅力に気づくための「投影の法則」
・まわりにいる人の魅力から自分の価値を見出す
・WORK投影で自分の魅力や価値を見つける
・潜在意識に悪さをする「3D」の口ぐせ
・ネガティブな口ぐせは自分への呪いになる
・3か月で「他人軸」を「自分軸」に変える
・WORK「私」を取り戻す口ぐせを使う
・第2章のポイント
第3章 職場や友人など 人間関係の心理学
・他人に「依存」する心理の危険性
・「依存」は、つねに不安定な「おんぶに抱っこ」状態
・目指すのは「自立」より「相互依存」
・「自立」も他人軸の反抗期であり通過点
・WORK「助けて」と言ってみる
・「お察し上手」が裏切られるしくみ
・「がんばっているのに理解されない」の裏側にあるもの
・WORK抱えている重い荷物を人に渡す
・「コミュ力が高い人」ってどんな人?
・「視覚」「聴覚」「触覚」の3つを意識する
・親しくなりたい人との上手な距離の縮め方
・人に好かれるために、まず自分を好きになる
・「あの人、嫌い」の裏にある3つの心理
・人を嫌う原因は自分の中にある
・なぜ不毛な恋愛から抜け出せないのか
・ダメな相手を選んでしまう本当の理由は?
・忘れられない人への「執着」を手放す
・「手放し」は相手と自分を自由にする
・お恨み帳を書いて「あの人」を手放す
・子どもが「他人軸」になる親子の依存関係
・「過保護」「過干渉」「放置」は子どもが他人軸になりやすい
・子どもが「他人軸」にならない育て方
・子どもはほめて、甘えさせていい
・第3章のポイント
第4章 インターネット・SNSの心理学
・SNSやインターネットにハマるしくみ
・SNSやインターネットは「他人軸」でできている
・SNS・AI依存を無理なく防ぐ方法
・「適度な依存」が健康で健全な関わり方
・WORK睡眠の質を高めて心と体を休める
・依存先を分散して「適度な依存」を保つ
・「コンフォートゾーン」を出て複数の世界を持つ
・SNS弁慶ほど自己肯定感が低い
・SNSで攻撃的な投稿をする人がいるのはなぜ?
・SNSで人と対立しない上手な伝え方
・「アイメッセージ」や「6秒ルール」で不必要な対立を避ける
・「SNS疲れ」の原因と対処法
・意識を「頭」から「体」に移そう
・WORK地に足をつけて体に意識を向ける
・第4章のポイント
第5章 自分を変える心理学
・すべての問題は「自作自演」
・目の前の問題はあなたの内面が「投影」されたもの
・「苦しい」「つらい」ところからは離れていい
・人は、「センター」からずれたぶんだけつらくなる
・不幸せな環境にとどまる「自分いじめ」
・なぜ合わない環境から離れられないのか
・自分らしい幸せを形づくる「ライフワーク」
・心の中の「ワクワクの源泉」がヒントになる
・WORK「ワクワクの源泉」を見つけよう
・失敗への恐怖は成功の喜びより大きく見える
・あえて「正解」を選ばない人はチャレンジできる
・変わろうとするとささやく「エゴの声」
・自分を引き留める「エゴの声」と励ます「真実の声」
・「コンフォートゾーン」から飛び出すと見えるもの
・新鮮な体験で「新しい自分」が見つかる
・「心の師匠」の生き方をまねる
・「憧れの人」を心に召喚して選択肢と可能性を広げる
・WORK「憧れの人」になりきってみる
・第5章のポイント
おわりに 心理学で「自分らしい人生」を送ろう
本書『自分と他人の心理学』は、人が感じるさまざまな悩みの背景にある「心のしくみ」をわかりやすく解説し、自分自身や他人との関係をより理解するための心理学の入門書です。
私たちは日常の中で、仕事や恋愛、人間関係など多くの場面で悩みを抱えます。たとえば、
・人の目が気になって本音を言えない
・恋愛でなぜか同じ失敗を繰り返す
・頑張っているのに評価されない
・SNSで他人を見て落ち込む
こうした問題は単なる性格や運の問題ではなく、その人の心の仕組みや過去の経験、人間関係の影響によって生まれていることが多いものです。
本書ではまず「本当の自分を知ること」からスタートします。自分がどんな価値観を持ち、何を大切にしているのかを知ることが、人生の方向性を決める上で重要だからです。たとえば「嫌いなもの」を書き出すワークを通して、自分が我慢してきたことや、本当に望んでいる生き方が見えてきます。
次に扱われるのが「自己肯定感」です。自己肯定感とは単に自分を好きになることではなく、自分の弱さや欠点を含めて受け入れる力です。本当にメンタルが強い人とは、竹のようにしなやかに回復する力(レジリエンス)を持った人であり、他人の評価に振り回されず、自分軸を持って生きている人で、そうなれるためのマインドセットやワークを紹介しています。
さらに本書では、人間関係の心理にも焦点を当てています。恋愛や職場のトラブルの多くは、依存や期待、投影などの心理的な仕組みから生まれます。自分の内面を理解することで、人との距離の取り方やコミュニケーションの仕方を変えることができ、より健全な関係を築くことが可能になります。
また、現代社会に欠かせないテーマとして、SNSやインターネットとの付き合い方も解説されています。SNSは他人との比較を生みやすく、自己肯定感を下げる原因にもなります。本書では、過度に振り回されないための考え方や心の整え方を紹介しています。
最後の章では、「自分を変える心理学」として、自分らしい人生を見つけるヒントが語られます。コンフォートゾーンを少しずつ広げること、憧れの人を参考にして行動してみることなど、人生を前向きに変えていくための具体的な方法を提案しました。
このように本書は、自分自身を理解することから始まり、人間関係や社会との関わり方を見直し、最終的に「自分らしい人生を生きる」ことへと導く構成になっています。心理学の知識と実践的なワークを組み合わせた内容で、読者が自分の心を深く理解し、生き方を見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊です。
