*
一緒に暮らすようになると一緒にいることが日常になるので、どうしても男女の部分を排除しやすくなるものです。
そうするとレスになったり、性欲解消の手段になったりしてセックスの問題が浮上するようになります。
その場だけ頑張るのでは厳しいので、ふだんから意識しておきたいことを紹介したいと思います。
*
「物事をなかなか決められないときは、よりライフワークやパートナーシップにコミットしてみるといい。~本気になることを怖れていませんか?~」のブログでは最後の一押しをしていただきありがとうございました!
あれから頑張りまして、その後とても理想的な物件が決まり、ライフワーク一本にするべく会社にも退社することを伝え、彼にも婚姻届を突きつけ、人生の大きな転換期を迎えております。(まだまだ怖いですが)
根本さんのセッションを受け、お弟子さんにも背中を押してもらった結果です。
本当に感謝しております。ありがとうございました。
これからもお世話になると思いますので何卒よろしくお願いいたします。
今回はパートナーシップに関してネタになればと思い投稿させていただきました。
私は過去にも同棲経験があるのですが、その際相手とセックスレスになり、女としての悲しみ、絶望感を味わい、浮気もしてしまい、最終的には好きだったけど別れる、という経験をしていることから、また同棲したらそうなってしまうのではという不安が拭えません。
今の彼はシャイなロックマンなので、こちらから機会を作って誘わない限り行為に至らないし、愛情表現、スキンシップも彼からはしてくれません。(してほしい、ということは伝えています。)もうすでに要素が満載という風に感じております。
悪い未来を想像するとそっちに引っ張られて現実化してしまうとよく聞きますが、どうしたらレスにならない未来を描けるのでしょうか。
彼の前ではアニメのキャラクター化(子供のような、ペットのような)してしまい、セクシーさ、女らしさの表現方法もいまいちわかりません、、、
これから同棲するにあたり、何かアドバイスをいただければ嬉しいです。
いよいよ桜の季節になりましたが、まだまだ寒暖差が厳しいですのでどうぞご自愛ください。
(Rさん)
すごーい!!めちゃくちゃすごいじゃないですかー。
それにしてもこうして一気呵成に物事が進むってのもまた自立系武闘派女子らしい展開ですなあ。
理想的な物件が決まって、ライフワーク一本に絞り、婚姻届けを彼に“突き付ける”なんて、さすがすぎますね!笑
おめでとうございます!
ということで、その勢いで次なる壁も突破してまいりましょう!!笑
*
さて、一緒に暮らすとレスになる、というのはお察しの通りあるあるでございまして、同棲でも結婚生活(同居)でもカウンセリングでよくいただくご相談のひとつです。
「一緒に住むまではふつうにあったのですが、同棲するようになってから少しずつ減っていき、今ではほとんどありません。」という風に。
しかも、Rさんには苦い思い出があるということですもんね。
そりゃあ、気になりますわな。
さらに、
>彼の前ではアニメのキャラクター化(子供のような、ペットのような)してしまい、
ということですから、そこも危惧されてるところですよね。
*
ということでまずはなぜ一緒に暮らすとレスになりやすいのか?について一般論から考えてみましょう。
生活を共にするということで「恋人」から「家族」になってしまう、という側面がありますね。近親相姦になっちゃうじゃん!というやつ。
一緒にいることが「当たり前」になってしまい、待ち合わせをしてデートするような「特別なこと」じゃなくなっちゃう、という点もあります。
一緒にいるから「いつでもできる」わけで、「別に今日じゃなくてもいい」ってなりますよね。
そうすると「今日は疲れてるからいいや」と思っちゃうわけです。
デートだったら次いつ会えるか分かんないから疲れていても頑張るでしょう?
*
一般論はあっさりと済ませて、男性心理から考えてみましょう。
ロックマンってことはだいぶ鎧を着て頑張ってるわけでなおさらな話になるんですけど、男性にとって外は戦場であり、内は安らぐ場所になるのですね。
だから、家に帰ったら鎧を脱いでふーっと一息ついて休息をとる、ということを求めるわけです。
それで家に帰って着替えたらソファーでだらだらとスマホを見て過ごす、なんてことをしちゃうわけですね。あれは鎧を脱ぎ、戦闘モードから休息モードに切り替えたことを表します。
そういう意味ではデートのときにセックスができるのも「外だから」という風に理解できます。
どちらかの家に遊びに行くのも「お客様が来ている」「お客様として来ている」という思いから、普段の「内」とは異なるわけで、それでセックスもできるわけです。
つまり、彼女がセクシーかどうかは関係なく、「家は休むところ」という認識からセックスに後ろ向きになりやすいってことなのです。
*
つまり、そうした男性にとってセックスというのは「頑張るもの」なのですね。
彼女を満足させなきゃいけない。
ちゃんと手順を踏まねばならない。
恥ずかしいけど頑張って誘わなきゃいけない。
彼女が誘ってきたら断っちゃいけない。
ちゃんと勃たなきゃいけない。
彼女をイカせなきゃいけない。
前戯もちゃんとしなきゃいけない。
性欲もある一方で、そんな風にいろいろと考えてしまうわけです。
だから、わざわざセックスするよりもオナニーの方が楽、という風に思っちゃうわけですね。
※でも最近は自立系女子が増えてきたせいか、そういう風に感じる女子も多いようですね!
「特別な機会」であれば「よし頑張るか!」と思えるのだけど、一緒に住み始めて鎧を脱いでしまったあとでは「別に今日じゃなくてもいいか」という風に思っちゃうわけです。
さて、その一方で、性欲が強い人は毎晩「ヤリてぇ」と思うものですから、一緒に住むと毎日のように求められることになるのですが、それはそれで彼女としては「性欲の処理に利用されてる」と感じてしまうものですよね。
なのでレスのご相談もある一方で、「回数が多すぎる」とか「あたしは風俗嬢じゃねえ!」というご相談もあるわけです。
Rさんのロックマン彼氏はどうなのでしょうか?
つまり、そこで言えることはそうした男性にとってセックスというものが「性欲の処理」とか「彼女を満たすもの」という風にとらえられており、女性が求めているような「愛し合う行為」「愛情を確かめ合うもの」「愛を育む行為」という風には理解していない、ということです。
また、セックスというのはお互いのエネルギーの交換ですよね。
「愛」というエネルギーをお互いで回すことによって、それをさらに育むのはもちろん、(一般的には)男性は女性性を、女性は男性性を受け入れる(感じる)ことによってマインドを整え、癒す効果もあります。
つまり、セックスを通じて彼女の愛を受け入れ、外の戦いで疲れた心身を癒すんです。
でも、先ほどのように「思考・義務・頑張る」というモードでセックスをとらえていたり、性欲の解消目的でセックスをするのでは、そうした「癒し」は起こりません。
「愛し合う」セックスではないですので、愛が循環しないですもんね。
*
ちなみにお互いが自立系の場合、セックスが「格闘技」になって「時間無制限一本勝負」になるとよくお伝えしていますが、それもまた愛が循環しているとは言えず、いかに相手を満足させるか?いかに相手に参ったと言わせるか?という“競技”になるわけです。
なので終わった後はスポーツをした後のような爽快感はあるのですが、より愛が高まった感というのは案外少ないものなのです(まったくないわけじゃないけど)。
*
つまり、Rさんと彼とのセックスが「愛し合う行為」となり、お互いに愛を与え、受け取ることができるようになればレスを避けられる可能性は高くなるのです。
もちろん、性欲の解消を目的としてはいけないってわけではありません。
それも目的のひとつで良いと思います。
また、格闘技のようになっちまう部分があっても良いと思います。
「それだけ」になってしまうとマズいってわけです。
そして、「愛し合う行為」というのはセックスに限らないというわけで、そこがポイントになるかな、と思っています。
*
ということで「与える」「受け取る」ということについて見ていきましょう。
Rさんは「与える」「受け取る」どっちが得意?どっちが強化ポイントだと思います?
彼氏はどう?
ここで「リーダーシップ」という意識がとても大切でして、ロックマンほどの自立男になると「受け取る」ってことが壊滅的に苦手なことが多いのですね。
とすれば、Rさんは彼氏に「愛を与える」ということがミッションになるわけですし、その彼が与えてくれる難解な変化球の愛を「受け取る」ということが重要になるわけです。
要するにどっちも大事ということでして笑
リーダーシップということは「先手」ということで、彼の態度を見てどうこうするという「後手」ではなく、自分から与えていくし、自分から受け取っていく、という姿勢が求められるのですね。
セックスが癒しなんだよ、ということを教えるのもRさんの仕事です!!!
彼がシャイだったらなおさら彼は愛を出し惜しみしちゃうわけですが、そのシャイな壁の奥にある愛に気づいてあげたり、その壁を透過する愛を与えてあげたりってことをしていくんです。
だから「彼はあたしのことが好き!」ということに自信を持つ必要があるんです。
そこに疑いがあったり、嫌われる怖れが強かったり、親密感への怖れがあったり、Rさん自身にも恥ずかしさがあったりするなら、それを克服していくことを目標にします。
まあ、そうすると彼との関係だけでなく人としてものすごく成長を果たすわけでして、それで「ロックマン氏はいい女養成所」という風に呼ばれるわけです。
彼をもっと信頼できるように、彼にもっと自分を委ねられるように。
彼の愛をもっと受け取れるように。
親密感への怖れを手放せられるように。
恥ずかしさを越えられるように。
というところを目標にするのってことですね。
実際、その手のテーマでカウンセリングに来られる方もたくさんいますし、リトリートセミナーでは「あるある」なセッションでもあります。
*
「愛する」ってのは動詞なわけで、気分に左右されるものではありません。
気分というのは波があるわけでして、よい波のときにしかよいパフォーマンスを発揮できないのではサーファーとしては失格なわけで、その波に合わせた愛し方が選択できることが望ましいのですね。
だからいつも同じクオリティを求めるのも違うわけでして、今できることを探して与えていく、受け取っていく、という意識で大丈夫です。
セックスで言えば、お互いの自己嫌悪のシンボル(=性器など)を愛し合うでしょう?
身体がつながることで安心感や喜び、ぬくもりも感じるでしょう?
男性からすれば女性に受け入れてもらえる経験をするわけだし、女性からすれば男性から愛される喜びを感じるわけです。
そうしてお互いの愛がぐるぐると回ることを今日から意識してみましょう。
これがレスにならないため、というよりも、愛し合えるセックスをお互いに構築していくための基本だと思っていただけたらと思います。
もちろんすぐにできるもんじゃないですから、ここはまさに成長ポイントですね。
*
>彼の前ではアニメのキャラクター化(子供のような、ペットのような)してしまい、セクシーさ、女らしさの表現方法もいまいちわかりません、、、
セクシーさよりもかわいらしさが出ちゃっても全然かまわないってのは正論なんですけど、特に一緒に生活し始めると女子だっていつでも女子でいるのは疲れますから「素」に戻りたいときもありますよね。
男が家で鎧を脱いで寛ぐように、女子だって仮面を外してゆっくりしたいわけです。
そうすると必然的に男と女というよりも同居人になり、仲が良くてもきょうだいみたいな感じになって「性」の香りがしなくなりますね。
だから、同棲にしても結婚にしてもやはり「他人」という意識は持っておきたいものです。
最近は一緒に暮らしていても、お互いに自分のスペースを持つカップルが増えてきているように思います。
寝室も別、ということもありますが、寝室は一緒でもお互いに趣味の部屋・スペースを確保していたり、別々に過ごせる空間を持つという風に。
つまり、「家族」のような距離感ではなく、「他人」の距離感を意識してみることは大切だろうと思います。
でも、そうした方法論も慣れてくると改善の必要が出てきてしまうので(つまり、ずっと通用するルールではない)、やはりマインド面が大事なのかな、と思います。
*
例えばこういう質問をすることがあります。
「あなたの彼はあなたがセックスが大好きで、それがないと爆発して暴れまわる女であることをどれくらい知っていますか?」
まあ、ちょっと大げさな表現にしているので適宜アレンジしてください。
実際、彼とその話をしたときに「あまり反応しないし、積極的じゃないから、あまりセックスが好きじゃないんだろうな、と思ってる」と言われて目ん玉が飛び出ちゃった方もいました。
また、ものすごくシンプルな話ですが、彼女がちょっと頑張ってセクシーな下着を着け、胸元やショートパンツの隙間からそれが見えるようなルームウェアを着るようにしたら彼に求められる回数が激増した方もいます。
男性は視覚情報が強いので、やはりそういう手は通用することが多いんですね。
それは別にセクシーな服じゃなくてもいいんです。
めっちゃフェミニンなもので大丈夫です。
つまり、ふだんの生活から「女子」でいることを意識しているならば、特別なことをしなくても彼の前で自然と「女子」が出るから大丈夫よ、ということね。
さらに、彼と一緒に住むようになってもオナニーはちゃんとしましょ!というのも大事。
オナニーは自分を愛する行為であり、自分が女であることを意識させるものでもあるので、同棲してるからって終わりってことではありません。
*
そういう部分も含めてコミュニケーションって大事ですね。
彼があまり話をしてくれないとしても、自分の気持ちを伝えておくことは忘れちゃいけません。
そして、二人なりのコミュニケーションを創っていくんです。
「気持ちを伝える」ってことはRさんも頑張ってらっしゃるみたいですからその調子で。
なので、そうした意識を持ちながら今から心の準備をされるといいんじゃないかなあ、と思います。
あと忘れちゃいけないのは「レスになったらなったでそのとき何とかすりゃいいか」という余裕は大事っす。おっしゃるようにそれを怖れるとそっちを引き寄せちゃいますからね!
◎慢性的な問題と向き合って癒し、新たな自分へと生まれ変わる!
自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ!。
ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎ライフワーク・グループコンサル~これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894
●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
>問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。
また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。

無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」
より深く学びたい方のためのオンラインスクール「根本裕幸のメルマガ&動画で学ぶ、めっちゃ使えるココロの法則」。
*
今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!
『(準備中)』
*
★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)
(準備中)
*
★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!
『(準備中)』
X(twitter) / Facebook / Instagram
★根本の個人セッションのご案内。
>根本のセッション
★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
>お弟子さんを検索する!
>オンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」
>お弟子さんたちのセッション・セミナー予定