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女性性が豊な人は適応能力が高い一方で、物事を決めるってことが苦手です。
それはそれでいい場面も多いのですが、家とか結婚とか大事なことを決める際には考えすぎてチャンスを逃しちゃって後悔することも多くなるのです。
そういうときはライフワークやパートナーシップへのコミットを一段高めるのがいいんです。
3階からは見えない景色も、4階からは見えるかもしれないでしょう?
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先日根本さんのセッションを受け、まずは家を決めろ!と言われたものです。その後久々に会った友人から、良い建築家の知り合いがいるからその人の家を参考がてら見に行こう!などという話をもらったりして、夢みたいだったことがリアルに目の前に現れる出来事がありました。震えました。
しかし、まずは彼と同棲すべく物件情報サイトを見ているものの、私がリーダーシップを取らなければ進まないのにどこに住むかを決められないという問題に行き詰まっております。(セッション受けたばかりなのにすいません…)
というか人生の重要事項を決める際いつも考えがとっ散らかってしまうのです。
今住んでいる某県で住まいを決めれば全てが解決します。
彼も無理なく通勤できるし、なんなら理想的な一軒家も建てられるかもしれません。
しかし、これからライフワークをもっと軌道に乗らせて活躍したい!と思った時に、今の土地は私の仕事にとってはあまり良いイメージを持たれないことから、「東京だったらなぁ…あるいは隣の〇〇県だったら自分のブランドに箔がつくかな…」などといった考えが捨てられず、気づいたら誰にとっても正直なんのメリットもない場所の物件ばかりを調べてしまうのです…。しかもいつかは地元に帰りたいという考えまでも…
安定した企業でバリバリ稼いでいる彼氏に転職を迫るわけにいかないので、私だけアパートを借りて、見栄のためだけにそこで仕事しようかな…なんて経済的にも時間的にも無駄なことを本気で考えたりもします。
友人の中には「東京の〇〇区以外になんて絶対住みたくない!!」といってハイスペ旦那を手に入れそこに一軒家を構えたやつもいます。そうやってはっきり自分の中で優先順位をつけられる人間がうらやましいです。
考えているふりをして考えてなく、今を生きられてない私に物事を決める際のアドバイスをいただけたら嬉しいです泣
(Rさん)
「家をまずは決めましょう!」という提案をよくするカウンセラーです。こんにちは。
家って大事ですからねー(意味深)ということで、最近も転居や購入を迷っている方の背中をやさしく、やさしく押しているところです。
ちなみに最近、シングルで物件を購入される方が続出しており、え?なに?ブームなの?と思っています。(たぶん、たまたまです。笑)
「一般論」としてお話すると、「ライフワーク」や「結婚(離婚)」に比べると「家」ってまだ決めやすいと思うのです。
どれも重要なライフイベントですが。
だから、「まず家を決める」ということをやってみると、他のことも決めやすくなるんです。
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で、うちのクライアント様は女性性が豊かな方が多いものですから、そもそも「決める」ということが苦手ですね。ああでもない、こうでもない、とあれこれ考えてぎりぎりになってえいやっ!て決めたり、考えている間に更新時期が来て「ああ、更新料振り込んだからあと2年は今の家で確定しちまった」と嘆かれる方が多いものです。(関西は更新料というシステムがほとんどないのでそういうことにはなりません。)
で、パートナーシップにしても、ライフワークにしても、やっぱり「地に足を着ける」ということが大事ですよね。
Rさんも気にしてる「今を生きる」ということについても、やっぱ地に足を着けてないとふわふわしちゃいますよね。
で、その「地に足を着ける」にしても「今を生きる」ということにしても、そもそも「決める」ということについても女性性が豊かな人が苦手な「男性性」の要素が必要になるわけです。
ということはあれこれ考えすぎて決められないRさんはやっぱ女性性豊かなんだよね~♪ということですけどね。
もちろん、それを分かっていながら「家を決めましょう!」と敢えて言うのはもちろん意地悪をしたいわけではなく、パートナーシップとかライフワークにとってもとても大事なことだから、という意味を含みます。
もし、現実的にRさんが家を早く決めなきゃいけない必要性に迫られているならば、彼氏に候補を挙げてもらったら?という話もすると思います。
何も自分で決めなくても彼に決めてもらえばいいじゃない!というパートナーシップの強みを使えばいいんです。
「自分の苦手な分野を彼が得意とするならば彼にお願いすればいい」という話ですし、「男性性が不足している分を彼に補ってもらえばよい」ということです。
ただ、ライフワークを飛躍させたい!という思いがあるならば、また、彼とのパートナーシップでリーダーシップを取る必要があるという状況ならば、ここはちょっと頑張った方がいいよね、と思うんです。
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ということで「家を決める」という話から「ライフワーク」に話がジャンプします。
>しかし、これからライフワークをもっと軌道に乗らせて活躍したい!と思った時に、今の土地は私の仕事にとってはあまり良いイメージを持たれないことから、「東京だったらなぁ…あるいは隣の〇〇県だったら自分のブランドに箔がつくかな…」などといった考えが捨てられず、気づいたら誰にとっても正直なんのメリットもない場所の物件ばかりを調べてしまうのです…。
これ、「家」の話なのでしょうか?
まあ、家の話なのですけれど、ライフワークに対してどれくらい腰を据えて向き合えているのでしょうか?という点が気になるのです。
>考えているふりをして考えてなく、今を生きられてない私に物事を決める際のアドバイスをいただけたら嬉しいです泣
この「今を生きられていない」というところと合わせて、「これじゃない症候群」みたいなのってありませんか?
もちろん、今のライフワークを否定する気は毛頭なく、ライフワークを見つけられたからこそのテーマだと思ってまして、それをさらに軌道に乗せたいと思われるならば、やっぱ今よりもそのライフワークにコミットメントしたいですよね。
あと、個人的にRさんのライフワークを存じ上げているのですけれど(セッション受けてくださったからね)、そのライフワークはほんとうに素晴らしいものだと思うので、ぜひとも応援したいと思っています。
それでここからガチでライフワークと向き合っていくためにコミットする“意欲”が必要なんじゃないかと思うわけです。
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私たちは潜在的に「幸せ」「成功」「豊かさ」などに対して「怖れ」を抱きます。
「この人と結婚したい!大好きな人と結婚できるなんて幸せ!」と思う一方で、「ほんまにええのん?ほんまに大丈夫?もうほかの人と付き合えないんやで?一度結婚したら離婚するの大変やで?それでもほんまに彼でええのん?」という悪魔のささやきを耳にすることも多いものです。
「この人に決める!」ということは「それ以外の人との可能性をなくす」という風にもとらえられるのでマリッジブルーがやってくることになります。
特に女性性が豊かな人は「浮気性」ですからねー。
あれやこれやと目移りして「これもいいけど、あれもいいー。えー、選べなーい!どれがいいのー?誰か決めてー!」という生物ですし、「これにする!って思って買ったけどちょっと後悔してる。あっちの方がいいんじゃないかと思ってて。交換してもらおうかな?」という動物です。
だから、「家」せよ「結婚」にせよ「ライフワーク」にせよ、「決める」ってことが大の苦手で、
「誰かがこれにしろって決めてくれたらいいのに」(でも、あとから文句は言いますよ!)
「テキトーにやってたらこうなってました!というのがいいのに」(でも、あとからうだうだ言いますよ!)
という性質なんですね。
で、たいていはそれで良いわけですし、先ほども言いましたが彼氏に決めてもらってもいいんですけれど、そのパターンは「ライフワークを生きる!」というところでも起きかねないのです。
ライフワークを生きる!ということは喜びである一方で怖れも引き起こします。
そうするとやっぱ目を背けたいわけですね。
だからなんとなくあいまいにして、ふわふわッとした感じでやり過ごしたいと思うのです。
つまり、その怖れやら女性性やらが作用して「この仕事をライフワークにする!!」と決めきれない自分が出てきます。
それでも別にかまわないんです。幸せなら。
それがあたしの生き方で、そうすることがあたしの幸せなの!と思えたら全然問題ありません。
でも、もし、「いやいや本気で今の仕事をライフワークにしたいんです!」という思いがあるならば、その決められなくてふわふわしている人生は「後悔」を大量発生させてしまいますし、なんなら「自分の人生を生きられていない」というモヤモヤを作り出します。
それってキモチワルイですよね。
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で、Rさんの話。
そのお仕事をライフワークにする!という思いをさらに高め、もっと本気になってみませんか?
もちろん、彼と一緒に住む!という思いにもコミットしてみませんか?
二兎を追うものナントやらなんて考えなくて大丈夫です。
両方獲ったんで!!と鼻息を荒くしましょう。
そういう意識で与えられた命題を見ていきましょう。
1)今の土地はあまりいいイメージを与えないので仕事上、不都合がある。
2)東京などの土地なら箔も付く。
3)彼は安定企業でバリバリ働いているが東京からは通えない。
4)今住んでいる県ならば何の問題もない。
「本気で!」という意識で見てみると、これらの問題はどう変わるでしょうか?
選択肢が無限に広がっていく感覚が味わえるでしょうか?
・・・というか、様々な選択肢が浮かぶくらい本気になりましょう!ってことですね。
1)あたしが活躍しまくれば今の土地にいいイメージを付けられるよね?そもそも仕事っぷりを評価されたなら土地なんてあんまり関係なくね?
2)成功して経済的に豊かになれば東京と彼の家とを往復する生活できるじゃん?デュアルライフってやつを目指せばええやん?
3)彼は彼で今の県で頑張ってもらって、あたしが東京から通えば問題なくね?彼もたまには東京来て遊べばいいしね!
4)今住んでる県で「ここに住みたい!」と思う場所を見つけ出せばええやん?
5)今の仕事がライフワークになればどこに住んでようと幸せだよね。じゃあ、彼の都合で家を決めちゃえばお互いハッピーじゃん。
6)彼と一緒に住みたい!という気持ちが強いから、ふたりで家を選びたい。ライフワークはそのあと何とかする!
7)自分がほんとうに仕事に打ち込める場所を探してみる。そこが彼と一緒に住める場所ならうれしいけど、そうじゃなかったら通い婚みたいなことする!
つまり、ライフワークに本気になればなるほど、わくわくする選択肢が広がり、その中で最も気分が良いものを選べるようになっていきます。
つまり「東京に住んでも彼は東京からは通えないしー、でも、今の土地は済みたくないしー」という「否定」ではなく、「肯定的」に家を選べるようになるわけです。
腰を据えてライフワークと向き合えるようになるために。
地に足を着けてライフワークを生きられるようになるために。
だから「家を決めましょう!」という課題というのは実は「ライフワークに本気でコミットしましょう!」という意味を持つんです。
意外と深い課題でしょ?笑
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そういうわけで「家」の問題ではないなあ、と思うのですけれど、ただ「家」はすごく大事です。
女性性にとっては居付く場所になり、まさに「ホーム」です。
だから、家が充実してないと仕事や家事やパートナーシップに打ち込めなくなります。
それで今の土地が合わないんだったら引っ越した方がいいですよ、とお伝えすることが多くなり、「引っ越しを勧めるカウンセラー」になるのですけれど。
もちろん、女性性は器用だし、許容量も大きいし、その環境に合わせて幸せを作り出せる種族なわけですが、それは「彼のために」「家族のために」という“愛”によるものです。
それで行くなら「彼の通勤にとって一番いい場所」を選べば自分も幸せになれます。
必要なのでちょっと秘密をバラしちゃいますが、Rさんのライフワークって「家」でする仕事じゃないですか。
仕事場兼自宅であるならば、なおさら「家」は大事です。
じゃあ、「パートナーシップ」と「ライフワーク」を同時に満たせる最適解を本気で見つけましょうよ!というのが私が目指したい方向性なのです。
そのためにはライフワークにもパートナーシップにももう少しコミットすることが求められてるんじゃないかなあ?もっと本気になってもいいんじゃないかなあ?と思うのです。
そうすると“箔”とか“見栄”とかはちょっと邪魔じゃないですか?
それって他人からどう見られるのかを気にしてるってことだし、よく思われたい、よく見られたいって「他人軸」な発想ですよね?
でも、これらもライフワークとパートナーシップに本気になればなるほどどうでも良いものになっていきます。
「大好きな人と一緒に暮らし、大好きな仕事を日々こなしていく」って最高のヴィジョンじゃないでしょうか?
もっと今を生きられるように、よりコミットを高めていきましょう。
そうして覚悟が決まってくると家に対する意識も変わりますね。
そのために「今」できることって何でしょうか?
お互いにwin-winになれる物件を探すことでしょうか?
彼とコミュニケーションを取って家を探すことでしょうか?
より今のライフワークにエネルギーをぶち込むことでしょうか?
目の色変えて今の仕事を頑張ることでしょうか?
そろそろ“逃げず”に“本気”になる時期かもしれませんよね。
ここは敢えてお伝えするんですけど、頑張りましょう!
◎そんな未来を「予祝」して引き寄せちゃうのはいかが?
東京:3/20(木祝)14:00-19:00 予祝ワークショップ&予祝パーティを開催する件。
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/54677
◎東京/オンライン:2/22(土)11:00-14:00 夫婦問題解決セミナー&グループセッション with 竹内えつこ
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/54949
◎ライフワーク・グループコンサル~これからあなたは自分の才能を活かしてどう生きるべきなのか?~
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/45894
◎自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ!。
ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
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