唐突に現れた「女の目覚め」は今まで隠れていたもう一人の自分との出会いを示し、ライフワークを生きるきっかけを与えてくれるもの。



ちょっと距離のある男性にちょっと恋心を抱くことで「女が目覚める」という事件があちこちで起きています。
それは「女としてより幸せな人生を生きたい!」という隠れた欲求が目覚めただけでなく、「もっと自分らしい人生を生きたい!」というより広い意味も与えられているものなのです。
これをきっかけにライフワークを生きることを目指されるのがお勧めです。

根本先生、こんにちは!いつもブログ楽しみにしています。
私には無縁と思っていた「夫もいるけど彼氏もいる問題」が浮上しそうなので慌てて相談させていただきます。

私は夫を愛していて夫も愛してくれていて安定していて子どもたちもすくすく成長し幸せ絶頂という感じなのですが、そんな居心地の良い環境の中、私もすくすくと育ちどうやら現在、体感としてはアラフォーなのに女子高校生です。JK笑。

なんとなく自分の中で「花が咲く」感覚があって、こういう時って人生が進みます。実感したのは2回目です。
私にとっては仕事の経験が大切なようで、前回「咲いた感じ」がしたのは仕事の3年目、恋愛では5年目の時でした。どちらもどん詰まってましたが。そしてそういう時には必ずその「花」を見てくれる人がたくさん出てきます。
今回も転職して安定して仕事3年目、家庭も落ち着いていて、というタイミングなのですが、咲いているのはわかるけど、どうやったら咲くのかわからないのでそれを知りたい、というのはあります。

で、今回その花を敏感に感じてくれてる感覚があるのが、夫ではなくかかりつけの歯科医というのが悩みどころです。笑
歯医者がエロい!笑 口に指入れたり唇触れられたりに敏感に反応してしまう。普通の診療なんですけどね。 
例えるなら夫は上手に花を咲かせる園芸農家で、歯医者は花を愛でる人、って感じです。
夫にも愛でてほしいが夫は出荷してしまう。笑 
その他、職場の男性との関係性もモテぎみです。セミナー系も男性に声かけられる率が上がりました。
せっかく夫のおかげで咲いたんだから私を堪能してほしいけど、園芸農家さんはそこは興味がない感じ。デートしよう、セックスしたいって話はしてますがお互いの休みが合わなくてなかなか実現しない…。(必ず実現させますが!)

とりあえず、きっかけがあったら進んじゃいそうな歯科医との関係とか、今のこの感じをせっかくなら活かしたいので歯科医との関係も不倫にはならない程度に楽しんでたらいいですか?診療の度にエロさに耐えられん。楽しむ前に本気になっちゃいそうで怖い。
なんかヒントください。

よろしくお願いいたします。
(Mさん)

アラフォーなのに心はJK(というかJC?)みたいな話はそこかしこに転がっておりまして、そんな話を根本先生にすると「おお、覚醒したの?すごーい!」と面白がられるものです。(何の解決にもならん)

とはいえ、「目覚めは突然に」というわけで、いきなり脳内が男子高校生のようになっちまう場合もあれば、JKのようにきゅんきゅんしまくっちゃったり、「え?なんでそんな人に?」と思う人に恋をしちゃったりするってこともまた珍しくないものです。

先日も「この年になってこんな気持ちになるなんて・・・」と年下男子に恋をしてしまったアラフォー同志からご相談いただいたばかりです。

で、不思議なことにMさんのような目覚めというのは「ちょっと距離の遠い人」で起こることは確かでして、お医者さんや習い事の先生、整体師、美容師、カウンセラー、コンサルタントなど、自分でも「うーん、現実化は相当無理よねー」という相手が選ばれるようです。

俗にいう「リハビリ男」とでも言いましょうか。

Mさんの恋心を復活させ、性に目覚めさせる役割を担ってくれる存在です。

「手に入らない」という前提があるからこそ、思い切り萌えられる(燃えられる)ってわけです。

もちろん、「うまくいくかも」という期待がなければコーフンしませんけど、それなりに接点があるものですから思いも募りますよね。

たぶん、Mさんがハマりつつある歯医者さんもふつうに診療してるだけなんですよね?
それをエロく感じてしまうのは、まさに妄想に耽るJK、JDといっていいと思います。

それにしても園芸農家とか花を愛でる人って例えは秀逸ですね。
たしかに園芸農家はさっさと出荷しちまいますものね。

Mさんとしては出荷されたらヤバいわけで、何とか園芸農家さんに愛でていただきたいものです。

しかしまあ、この例えがものすごく素晴らしいのは「園芸農家ってのは花を育てる人だよね?ってことは、夫氏に親を投影しているとも言えるわね」といきなり核心を突けるスキを与えてくれたことですね。笑

育てて出荷する人って一般的には「親」ですよね。

ということは、Mさんにとっては無意識かも知れないけれど、夫氏を「親」のように見てる部分があるってことですよね。

そしたら、思春期を迎えた娘は外の人と恋をし始めますものね。

ってことでやっぱりMさんはJKなんすね!という結論に至るわけですけど。笑

さて、これは夫婦や長いこと付き合っているパートナーシップに言えることなのですが、「家族」になり、さらには「親子」「きょうだい」みたいな関係性を築いてしまうとそこに「性」の入る余地って少なくなっていきますよね。

「一応レスではないけれど」という方の話を伺っても、悪く言えばマンネリしていて「してるだけ」という感じになっていて「ないよりはマシ」程度だったりしますし、タイミングが合わないなどの理由でレスになってしまってる夫婦もたいへん多いものです。

でも、相変わらず「女」であり、何ならアラフォーともなりますと成熟度も上がっていますし、さらには「女として終わっていく」という隠れた怖れもありますから、内々では「目覚め」を待っているマインドもあるのです。

とはいえ、仕事に家庭に子育てに忙しくしている間に「性」の部分は後回しにされることも多いですし、社会風潮的にも「結婚したら女を出すのはあかん」という制約もまだ残っていたりして、自分でも気づかないうちに「終わったこと」にしてしまうことも多いのです。

「このまま女として終わっていくのはイヤ」という本音はこの仕事をしているとほんとうにたくさん耳にするセリフです。

そこではやっぱり今までの人生が大きく絡んできておりまして、それこそJC、JK時代にいい子・優等生をしていたり、部活動や勉強に一途になっていたり、社会人になってからも自分を崩せずにいたりすると、内なる女の部分というのはずーっと解放されないままアラフォーを迎えることになるのですね。

Mさんのように歯医者さんなどのちょっと距離が遠い人に対して目覚めてしまうのは、それくらいMさんの中で「性」が遠いモノだった、ということを示唆しているのだろうと思います。

それくらい遠くにあった「性」がいきなり目覚めてしまったわけですから、「あたしはJKか!」とツッコみたくなるのも道理ですが、はてさてその扱いにはたいへん困るわけです。

当然ながらその歯医者さんをおかずにオナニーしまくっていることと思いますが、それはたいへん正しいですね。

そして、

>その他、職場の男性との関係性もモテぎみです。セミナー系も男性に声かけられる率が上がりました。

ということですから、まさに女として花を咲かせている最中なんだろうと思われます。

そうすると「いやいやそっちじゃねえ!夫に愛でてもらうんだ!」という意識が働きますが、長年連れ添っている夫よりも、フレッシュな存在である歯医者さんの方がインパクトが強いですし、何よりも「罪悪感」というスパイスが効いてますから、気持ちは歯医者さんの方に向かってしまうと思います。

だから、

>(必ず実現させますが!)

という思いはぜひとも現実化していただいて、そこで自分を思い切り解放することを目指したいものです。

「旦那もいるけど彼氏もいる問題」において、「罪悪感」というのは最高のスパイスになるものです。

あまりにそれが効きすぎて「夫には罪悪感を感じないんですよね」という妻もいるくらいです。

なので、とりあえずそういう方は根本先生のカウンセリングを予約していただいて「あんたは悪い女やからな」とか「お!非行少女!」なんていじめられたら良いと思います。笑

Mさんに当てはまるかどうか分かりませんが、「いい子・優等生」をやってきた方ってのは、多く、自分のネガティブな部分を封印してきてるものです。

その分、学歴・職歴・資格などはたいへん優秀で、社会的評価を得ていたり、経済的な恩恵を受けてることも多いのですが、その一方で「悪い自分」は相変わらず封印されているものです。

私の元にはいわゆる「いいところの奥様」が罪悪感いっぱいでカウンセリングに来られることも多いのですけれど、「まあ、あんたはほんまは悪い女やからな」と今まで隠れていた部分をたくさん指摘されることによって許されたような気持ちになるものです。

そう、こうして「悪い女」になって今まで抑圧してきた部分を解放しようとされてるわけです。

「いい子」にとっては「浮気」なんて極悪ですし、「性」だってタブーになります。

でも、思春期の頃には誰でも「ちょっと悪い奴」に憧れるように、心の中にはネガティブで「毒」のようなものが溜まっていくのです。

でも、順調な人生を送っていくとそんな「毒」を出す機会なんてないじゃないですか。

だからこそ、アンダーグラウンドを作り、その中で毒出しをしようとするのが人の心なのです。

ある人はギャンブルで、ある人はアルコールで、ある人は太ることで、ある人はハードワーカーになることで、ある人はお金を使いすぎることで、ある人はセックスで、それを解放しようとするのです。

そうして「そうよ、あたしは悪い女なのよ」という部分を承認したいのです。

この「毒」と呼んでる部分てのは要するに「自分が愛せない自分自身」のことです。

ウソが大嫌いなのにウソを付いてしまう自分を私たちは愛せません。
だから、ウソを付く自分は嫌われた挙句、陰に隠されます。

でも、そんな自分も自分なのです。
愛すべき自分なのですね。

だから、ウソを付いちゃう自分を愛する、という課題が与えられるので、こっそりウソを付くことがやめられなくなります。

そのたびに自己嫌悪は大きくなり、それがまた「毒」になるのです。

それは自分がその部分を愛せるようになるまで続くし、それまではアンダーグラウンドが必要になるのです。

そういう意味ではMさんにとっては「エロい自分を愛する」という課題が与えられているわけです。

今はまだ遠い人に対して感じているものですが、それがいつ「職場の人」「セミナーで知り合った人」がターゲットになるか分かりませんよね?

まだ猶予はありますから、その間にエロい自分を受け入れ、愛してあげることを目指していきましょう。

このテーマは人によっては大きなタブーになっているものでして、結果的に筆者の研究テーマのひとつとなってあの手この手を模索することになっております。

「自分にとって最高のセックスを20~30パターンくらい考えてみて。相手は特定しなくて良いので。」という宿題を出すことも多いです。

ふつうに浮かぶのは2,3個。多くても5個くらいでしょう。

20個出そうと思ったら、内なる性的欲求をかなり深く見つめないとできないものです。

でも、そうして20個出してみようとすると今まで隠れていた欲求が表出してくるもので、そうして「本音」を知ることもできるんですね。

例えば「ちょっと強引に迫られて、手を拘束されて、じっくりと愛撫される」なんてシーンを書かれる方、意外と多いのですけれど、そうすることで「思い切りエロい自分を解放したい!こんなにもあたしは女なんだ!ということを出しまくりたい!」という欲求を満たそうとしてるのですよね。

でもそれは、セックスにおいてもっと自分を出せるようになりたい!という欲求を示すだけでなく、もっと広く、人生においても「もっと思い切り自分を出して生きたい!」という欲求を表しているのです。

だから、このテーマはライフワークにもつながるものなのです。
一見、性的なテーマなんですけど実はたいへん深いモノなのです。

Mさんや同志のみなさまにとっては「すっごく悪い女になっていいって許可が下りたらどうすると思う?どうしたい?」なんて質問をカウンセリングでは投げかけるものです。

「いい人」の陰にある「悪い人」の素顔を暴こうっていう算段です。笑

そうするとすっごく欲深い自分とか、わがままな自分とか、暴君な自分とかがいっぱい出てきたりします。

「それくらい自分を押さえて生きてきたんですねー!」というわけです。

せっかく歯医者さんという“ボランティア”な男性が出現してくれたおかげで「目覚めた」のですから、そこから今まで見て来なかった「もう一人の自分」と出会ってみるのはいかがでしょうか?

そして、そのもう一人の自分と今までの自分(←これを否定しちゃいけない)を統合していくと、より「自分らしい生き方」が見えてくるってものです。

>今回も転職して安定して仕事3年目、家庭も落ち着いていて、というタイミングなのですが、咲いているのはわかるけど、どうやったら咲くのかわからないのでそれを知りたい、というのはあります。

Mさんにとっては仕事も安定してきて家庭も良い感じですから、まさに「飛躍したい!」という気持ちが出てきてるのだろうと思います。

きっと「人生が変わる瞬間」だと思いますから、ドキドキしながらもこれからの自分を楽しみにしていただけたらと思うのです。

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https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/46448

◎オンライン:6/22(土)14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830

◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

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