優しくて誠実な夫と結婚し、ずっと欲しかった安心できる家族を手に入れたのに、なぜ彼氏を作って情熱を目覚めさせてしまったのだろう？

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今日は生い立ちから今に至るまでのストーリーをいくつか表現してみました。
私のセッションの流れ、作り方みたいなお話なので参考になれば幸いです。
両親が不仲で辛い思いをしてきたら何をさておいても平和な家族を創りたいと望むのです。
そして、それを手に入れるたらそれまで抑えてきた自分を出したくなってくるのです。

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お察しのように優しくて誠実な夫では満足できずにやんちゃな彼氏ができてしまう問題についての研究者になりつつある私ですが、案外、根の深い心理的な問題でもあるんですよね。

ということでとりあえずこの辺は押さえておいてほしい心理ですよ。（宣伝！）

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Ｋさんのように夫とのセックスに問題があることがほんと多いのですが、その裏側を読み解けば「親密感への怖れ」ってことになり、即座に夫婦や彼氏との関係から育った家庭環境や過去（特に２０代前半くらいまで）の恋愛に話は飛ぶものです。

それは「なぜこの夫を選んだのか？」を理解するためにも役立つもので、ほかにも「自分」を深く知ることで様々な気づきや発見があるものです。

「あ！なんで自分がこんなに仕事を頑張っちまうのは、専業主婦の母が幸せそうじゃなかったからか！」みたいな。

「なんで自分が結婚できないかと言えば母のこともあるけど、弟のことをすごく心配してるからか！」みたいな。

「自分がこんなにもお金に執着してしまうのは、両親を助けたかったからなのか！」みたいな。

なので、私としてはＫさんのこの部分に注目をするのですね。

＞両親が仲良くしていた記憶があまりなく、怒鳴り合うケンカも時々していたので、仲良くないなら別れれば良いのにと長年感じていました。
＞私も家族に寂しさを抱えていて、不倫の彼に自分を投影してしまった一面もあるのかと思います。

仲良くない両親を見て育ったＫさんはどんな思いを持つように至ったでしょうか？

ちょっと広すぎる質問ですけど。
「寂しさ」はもちろんあるでしょう。
他には？

不安とか居場所のなさとか罪悪感とか無力感とかはどうでしょうか？

また、感情もそうですけど、自分の中にルールを作ってるとしたらどんなものでしょうか？

「結婚するなら絶対穏やかで優しくて誠実な人がいい！」みたいな感じのやつ。
「結婚してもちゃんと仕事を続けて夫の給料に頼らない人生にしなきゃ！」みたいなやつ。
「仲が悪い関係なんてほんとイヤ！喧嘩とか絶対したくない！」みたいなのも。

もし、Ｋさんがそういう思いを持っているのであれば、今の旦那さんと結婚されたのはまさに大成功と言えるでしょう。

そして、それが叶った分だけ旦那さんとは離婚できないと思います。

ちなみに不倫の彼と結婚したら両親のような喧嘩三昧の日々になるのもちょっと想像できませんか？

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こうした心理を書き言葉で説明するのはちょいと骨が折れる作業なんですよね。
複雑というよりも、登場人物が多いので、、、、まあ、、、、めんどくさいわけです。
話をする方がはるかに楽なので、この部分だけvoicyとYoutubeに収録しようかと思ったのですが、voicyは10分で切れちゃうしなあ、それもめんどくさいよな、と思っています。
そんなことをウダウダ言うてる間があるならさっさと書けや！とツッコミが入りそうですね。はい。すいません。ウダウダ言うてる間に何をお伝えしようとしてたか忘れてしまいましたわ。おほほほ。

（思い出すまでしばらくお待ちください。）

（思い出すまでしばしお待ちください。）

（思い出すまであとちょっとだけお待ちください。）

まず、、、情熱的な両親の元に育ったＫさんはもちろん情熱的であられると思います。
いわゆる情熱系武闘派女子ですね。
それは不倫相手との関係を見れば分かりますよね。

この「情熱的に愛し合いたい」という思いはとても強いわけで、ここは試験に出るポイントです。

しかし、自分がその情熱を出してしまうと「両親のように喧嘩の多い、不仲な関係になる」ということを学習してきました。

だから、恋愛において情熱を出すことはＫさんにとっては大きな葛藤となります。

しかし、両親の喧嘩で心を痛めている分だけ、やはり「喧嘩のない夫婦」が理想となります。

それは「生まれてくる子どもにはあたしと違って安心できる家庭を提供したい」という思いにもつながるでしょう。

穏やかで、平和で、安心できる、家族みんなが仲良しで、ニコニコしている状態をほんとうに渇望されていたのかもしれません。

何を差し置いてもそういう家族が欲しいと思っているなら、自分の情熱を押し殺すことなんて平気なのかもしれません。

こういうとき、私はクライアントさんに「Ｋさんは情熱的に自分の情熱を抑えてきたんですね！」とお伝えすることになります。

だから、燃え上がるような恋、とろけるようなセックスよりも、平和で穏やかで安定的な安心できる家族を求めることになるのです。

そして、その誓いを立てたのは思春期くらいまでですね。

その頃はセックスという概念って知識としてはあるけどあまり現実的なものではなかったと思いますから、その平和で穏やかな家族とセックスというのはつながりません。

これが望み通りの結婚をしたあとにセックスの問題が出てくる理由にもなります。

「あ、そうか。平和で穏やかな夫婦生活にもセックスってあるのか」とあとから気付くみたいな感じ。

そして、同時に「安心」を手に入れますよね。
ずっと欲しかった安心を与えてくれる人、穏やかで平和な場所を与えてくれる人。

これがずーっと欲しかったもののひとつであり、旦那さんと結婚することでそれを手に入れたのです。

だから、Ｋさんが本当にほしかったものは「安心できる家族」。
何を置いてでも欲しかったそれを旦那さんが与えてくれたのです。

そんな家族を築くために情熱を抑えてきたわけですから、当然、旦那さんとのセックスは退屈でつまらないもの、相性のよくないものになります。

特にそういう旦那さんだとやっぱパートナーというよりも理想の親みたいな感じになりますからなおさらセックスはタブーになりますね。

さて、情熱的に情熱を抑えてたとしてもなくなるわけではありません。
けど、それを出したら望む家族はできません。

矛盾が生じますね。

となれば、アンダーグラウンドが必要になります。

このアンダーグラウンドというのは「夫」という存在があって初めて成り立つものですから、現実的なものであってはなりません。

そして、何よりも封印してきた自分を思い切り解放できる場でなければいけませんから、それ相応の相手をチョイスするようになります。

平和で穏やかで安心できる家族を築くために刺激物を排除してきたわけですから、アンダーグラウンドは刺激物で固める必要があります。

この刺激物はたいてい自分と似たタイプを選ぶことも多いようです。
「似たタイプ」というのは、自分が押し殺してきた自分、です。もちろん。

そして、閉じられた二人だけの世界ですから遠慮なく情熱を燃やすことができます。

そうすると「初めて」の経験をすることも多くなります。

初めてセックスの喜びを知った。
彼の前ではほんとわがままし放題だった。
自分から彼を求めるなんてしたことなかった。
生まれて初めてというくらい号泣できた。
自分の中にあんなにも彼に怒鳴り散らす自分がいるとは思わなかった。

アンダーグラウンドだからこそ得られた体験です。

ただ、問題なのは、この彼との関係は、夫との安定的かつ平和な関係の上に成り立つものです。

だから、夫と離婚してしまえば彼との関係もまた変わらざるを得なくなりますし、そもそも自分を抑えてでも欲しかったものをそう簡単に手放すことなんてできません。

そうすると悩みも深くなって、このあたりでカウンセリングを受けようかどうか、リトリートセミナーがいいんじゃないか、でも、やっぱ根本先生って怪しいひとなんじゃないか？ならばお弟子さんに話を聞いてもらって様子見した方がいいんじゃないか？などとブログを読み漁りながら感がるようになるのです。

で、ここでＫさんも「無料だっつーし、とりま相談送ってみっかー。ワンチャン採用されたらラッキーだしな」と問い合わせフォームからネタを送って下さったんですよね？笑

ありがとうございます！

でも、知ってます？
一度ネタが採用されたら、毎日丑三つ時に１通ずつ「カウンセリング受けねーかー。リトリート来ねえかー。」というメールが送られてくるのを。
ふふふふ。明日から楽しみにしてくださいませ。うふふふふ。

※ブログを熟読されている方から「文章中にボケとかツッコミが多いと、ああ、根本さん、ご機嫌なんだな、って分かって嬉しくなります。」というコメントを頂きまして、何となく顔を赤らめてしまった筆者です。あたし、とてもシャイだから。。。

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ということで、Ｋさんも夫と別れたら絶対後悔するけど、情熱的に愛し合えるパートナーが欲しい、はてさてどうしたものか？というジレンマに陥られるのですが、まあ、とりあえず家族の話でも聞かせてくださいな。ついでに、過去の恋愛についてもお話下さいな。

その中で「素の自分」というのを見つけていきましょう。
そして、自分が持つ才能魅力価値を改めて見つけ出していきましょう。
そこから、Ｋさんらしい生き方をデザインしていくことにしましょう。

そうするとどんなパートナーが自分に相応しいのかも分かってくるでしょう。

「ライフワークを見つけると夫がベストパートナーであることに気付ける」というケースが多いのは事実です。が、もちろん離婚を選ばれる奥様もいらっしゃいます。

ただ、今の自分にはそれを選ぶ力がないことを素直に受け入れるのが良さそうです。

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喧嘩ばかりする不仲な両親を見てすごく心を痛めて来たでしょう？
それはあなたがそれくらい両親を愛している証拠なんだと思うのよ。
愛する二人が不仲だったらそりゃ心は引き裂かれちゃうよね。
そういう辛さがずっと心の中にあるんじゃないかなあ？と思うのよ。

心の中で「仲良くしてよ！」って叫んでたりしてなかったかな？
あるいは、朝起きたら両親が仲良くなっていてニコニコしながら「おはよう」って言ってくれるシーンを想像したことはない？
両親の間に挟まって寝たり、ふたりと手をつないで歩いたりすることに憧れたことってない？
運転席と助手席で笑いながら話をする両親を後部座席で見たいと思ったことない？

両親を仲良くさせるために頑張ったことも一度や二度じゃないと思うんだよね。

両親の間に入って仲を取り持とうとしたり、
自分が問題児になって両親の目をこちらに向けようとしたり、
メンタルの弱い母や父の話を聴いてカウンセラーみたいなことをしてたり、
あ、だからあなたの才能のひとつってそれね。お弟子になってもいいよ。謎の上から目線だけど。笑

両親に愛されなかったわけじゃないかもしれないけれど、不仲なふたりを見るだけで寂しいよね。すごく気を使うし、疲れるよね。

それで逃げ出したくなる人もいるんだけど、あなたは逃げなかったんだと思う。
なんとか両親を仲直りさせようと優等生になったのかもしれないよね。

自分が両親を安心させたいと強く思ってたんじゃないかなあ？
自分がしっかりして家族を支えるんだ、と思ってたのかもしれないよね。
どれくらい家族思いの娘なんでしょうね。

そんな子って愛の塊なんだよね。
それもあなたの才能のひとつ。
自分が誰かの居場所になれる才能ね。

自分のことってやっぱり後回しにしてたかな？
両親やきょうだいを優先してきたのかな？

そしたらあなたは調整役をずっとやってきたのかなあ？
あるいは、そのセクシャリティの強さからリーダーに抜擢されることが多かったのかなあ？

それもあなたの才能の一端を表してるとも思うんですよね。
大人たちからは信頼されることも多いと思うし、人から頼られることも多いと思います。

でも、そうして家族のためにしたことが結果的に自分を抑えることになっちゃってたのかもしれないよね。

そしたらアンダーグラウンドでしか自分を出せなくなるのも無理はないですよ。

今度は自分のために、少し時間を作るようにしてみませんか？
表でも自分を出せるようになるために、素の自分と向き合ってみませんか？

だからまずは「情熱的な自分」と「平和で穏やかで安心できる家族」というのは両立できるって思ってみてください。

どちらか一方ではなく、両方ちゃんと手に入れられる、と。
その方法は分からなくてもいいんです。それはあっちの存在の仕事だから。

両方ほしい！全部ほしい！と願ってみてください。
たぶん、苦手だと思うからここはちょっと頑張るところかもしれないけど。

そのためにもまずは自分を承認してあげましょうか。
もっと自分を労ってみましょうか。

じゃあ、この会場で自分と同じように自分が欲しいものを犠牲にしてでも誰かのために頑張っちゃう人を選んでもらえますか？
自分と同じようなにおいのする人。ああ、この人、自分と同じ属性だと思う人。

でも、みんなそうだから石投げて当たった人でもいいよ。笑

じゃあ、彼女と向き合ってみましょう。
これは彼女であって、自分自身でもあるからね。
彼女を承認することが自分を承認することになるからね。

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たぶん、ここからのロールプレイのセッションは彼女に労いの言葉をかけるのですが、でも、彼女は首を振るんです。

それ、自分もやってるよね？と気づきます。

そして、彼女に近付き、彼女が身に纏っている鎧を脱がしてあげます。
そして、彼女をそっと抱きしめ、自分が持っている愛の光で彼女の心を浄化してあげます。

あなたはほんとうによく頑張った。
あなたは何も悪くない。
もう我慢しなくてもいい。
あなたはとても美しい。

そうして彼女を癒すことが自分自身を癒すことにつながります。

ちょっと怪しいですかね？笑

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そうして自分を許すというテーマを持って行きます。
自由でいい、ということ。

宿題を出すならば

「あなたが両親のために頑張ったことは何？それを見つけて自分を褒めてあげてね」
「同様に、あなたが誰かのために頑張ったことはどんなこと？」

ここから始めることにするでしょう。

ここで「子どもの頃我慢したことは何？」というテーマもありますけれど、ちょっと遠回りになっちゃうので、あくまで自立側から見ていくと思います。

カウンセリングとかセミナーというのはまだ「表」の世界ですよね。
アンダーグラウンドではありません。

だから、こういう場で素の自分を出していく、ということをトレーニングすることもできます。

でも、やっぱり自分を知ることだと思うのです。
そうして、今の自分がどういう成り立ちをしたのか、そして、そこにはどんな「才能」があるのか、を知ることが解決に向かうと思うのです。

Ｋさんの内なるその情熱がどう解放されるかは正直私にもわかりません。
けれど、「ああ、こういう方法があったのかー！」と気づき、それを実現していくようになると「なるようになっていく」のです。

なので日常は今のままで良いです。
ふつうに生活してもらえれば。
何かを変えるとかは今はまだ良いですね。
とりあえず内側からあれこれとアプローチしていくことにしましょう。

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