3か月距離を置いていた彼のロックマン語を翻訳していただきたい!



ロックマン語を読み取る上で大切なのは彼らの中の「罪悪感」であり、「ご都合主義」であり、「主導権握りたい願望」であり、何よりも「感情を乱されたくない欲求」あたりです。
とはいえ、その辺は武闘派女子のみなさまとは言語そのものが違いますので難解に感じられてしまうのです。

1年お付き合いしたロックマン氏の言葉を翻訳していただきたく、筆をとらせていただきます。

最高のデートを終えたあと突然ガシャーン!と心のシャッターを下ろされて3ヶ月。それまでは1年間毎日のようにやりとりがありましたがパタリと連絡がなくなりました。

下ろされた原因としては恐らく「主導権の暗黙の奪い合いで疲れさせた」「極力出さないようにしていたけれど私の依存と彼女づらが出た」「彼の生育歴(母親の失踪)の傷を意図せず刺激した」「彼の昇進による可処分時間減」あたりの積み重ねだと思っています。他の女性の影もあったかもしれません。

かなり動揺しましたが、道ならぬ関係だったのでこれを機に自分としっかり向き合うか…と根本先生のブログを読み漁り、歯を食いしばって自己研鑽。彼に追いすがらず、謝罪とそっとしておく旨のメールだけ入れて3ヶ月距離をあけました。←クールぶって書いていますがその間泣きながら七転八倒しています笑

その間もSNSにたまに足跡がついたりして、彼もチラチラこちらを気にしてくれているのはなんとなく感じられました。彼の方のSNSは、もういつになく何かこちらに見せつけるかのような活動的キラキラぶりでした笑

3ヶ月経ったのでそろそろ何か区切りを…と思い、「待機してたけど…私フラれちゃったみたいね。いろいろ負担かけてごめんね。前みたいに戻りたいとは思っていないけど、こうして連絡を取らなくなって離れていてもあなたのことは尊敬しているし大切な人です」的なメッセージを送りました。

もう返信ないかもなーと思っていましたがその日のうちに返信が来て「僕もあなたとは深くつながっていたと思っているので、このままではいけないと思いつつ連絡しそびれていた。申し訳なかった。」「前のような関係は続けられないと思っている。あなたの人間性の問題ではなく、関係を受け止めきれなかった自分の心情の問題」「知り合えてよかったし楽しかったしとても感謝している」「どんな形かはわからないけど、なんとなく気にかける存在でいられたら良いかなと思っている」とありました。

これは、ロックマン語としてはどう翻訳したらいいのでしょうか?要するに「綺麗なさようなら」なのでしょうか。それとも「コミットメントはないけどゆるく繋がっていようぜ」ということなのでしょうか。

そもそも彼はもう少し追いすがってほしかったのでしょうか。放っておかれたのは完全にこちらなのですが、逆に5歳児くんを3ヶ月も放っておいてしまったような罪悪感もあります。
(Mさん)

ロックマン氏愛好家のみなさま、こんにちは。ロックマン語翻訳家に任命されました根本です。どうぞ、お見知りおきを。

ということで、早速ですが、

>5歳児くんを3ヶ月も放っておいてしまったような罪悪感もあります。

これなんですよねー、これ。
ほんとこの罪悪感っつうのがねー、厄介なんですよねー。

野良猫君を飼育されてる武闘派女子にも言えることなのですが、なんでしがみついちゃうか?と言えば、この「罪悪感」が出てくるからなのですよねー。

バリバリの武闘派女子と言えども一応戸籍上並びに肉体的にはFemaleなわけですから、「母性」っつうもんが20代も後半になればけっこう出てくるものなんです。

男の人を「かわいい」と思うのもそうですが、どこか「育てる」「面倒を見る」「ケアをする」等々の思いが出てくるんですよね。

しかも、女性性が強い人ってのは当然ながら母性も豊かである可能性が高く、なんぼ表面的には戦闘服を着込んで武闘派女子としてブイブイ言わせてたとしても、その内側には「彼を放っておけない」「あれこれ世話をしてあげたい」「安心させてあげたい」「癒してあげたい」みたいな思いも出てくるわけです。

しかし、道ならぬ恋ならば当然のことですし、さらにそれが野良猫だのロックマン氏だのってことになれば、十分与えることができませんよね。

そうすると「十分に愛を与えられなかった」という類の罪悪感を持つようになり、ずるずると関係を続けてしまったり、モラハラ気味の彼にも尽くそうとしてしまったり、別れに際しては想像を絶する罪悪感に押しつぶされそうになったりするのです。

例えば、もう恋愛感情はあまりなく、惰性で付き合っているような状態になるのも罪悪感ゆえに別れられないせいかもしれませんし、「早く結婚して幸せになりたいのに、なんでこの人と別れられないんだろう?」と思うのも罪悪感のせいかもしれないし、「この人と一緒にいても幸せにれないって分かってるのに!」というのも罪悪感が動いてるからかもしれません。

Mさんが彼と距離を置くのはそういう意味でも相当厳しい感情に晒されたと思うので、ほんとめちゃくちゃ頑張ったと思われます。

その辺の根性もまた正真正銘の武闘派女子と言えるでしょう。

さて、Mさんの分析はまことに素晴らしく、おそらくその通りだと思われます。

だいたい最高のデート、最高のセックス、最高の時間を過ごした後にシャッターが下りるのはロックマン氏あるあるでして、Mさんの分析に一言加えるなら「最高の時間を過ごしたことによって彼の親密感への怖れを大いに刺激しちまった」ということなのでしょう。

だから、ほとぼりが冷めたらそれとなく関係は戻ることが多いのですが、とはいえ、やはり同じことを繰り返すものだと思います。

母親の失踪という問題を持つ彼ならなおさら一人の女性にコミットすることは難しく、仕事を忙しくしてパートナーシップから目を逸らしたり、常に複数の女性に手を出し続けたりするのは彼らの常とう手段と言えるでしょう。

ってことで、歯を食いしばって3か月距離を置いたってことはほんとうに素晴らしく、この期間での自己研鑽によるMさんの成長は相当のものと推測致します。

ご自身でも「あら、3か月で見違えるようないい女になったわ」と思うでしょう?

え?そこまでは思わん?

じゃあ、そう思い込んどいて!

そういうわけで3か月も間をあければほとぼりが冷めるのも当然のことで、それでMさんが送ったLINEにそっこー返事が返ってきたんだと思います。

そのMさんが送ったLINEもまた秀逸なものでして、私からすると溢れんばかりの女性性に満ちていまして、ああ、やっぱMさんもコミュ力が高く、女子力高めなんだね、と思った次第です。

まあ、女子からすればそれくらいの文章は書けるよ!と思われるかもしれませんけど、いやいやほんと素晴らしい名文だと思います。

さて、ようやくその返信に触れるのですけれど、ロックマン氏もまた罪悪感の塊のような男です。

しかも、ご存知ようにメンタルは豆腐でありますから「悪者」にはなりたくないんですね。「悪者になりたくない」ってことは「はっきり別れを言わない」のです。

だからよく彼らは「別れ話よりも音信不通」「喧嘩になれば全部相手のせい」「表面上は自分が悪いと言いながら本心は逆」みたいな傾向を示すわけです。

さらに、男心のひとつでもありますが「可能性は捨てたくない」「完全に関係を断ち切りたいわけではない」「何かしら希望を残しておきたい」みたいな“執着”もあります。

それで、

>「どんな形かはわからないけど、なんとなく気にかける存在でいられたら良いかなと思っている」

というよく分からない日本語になるんだろうと思うわけです。

これをコミュ力も女子力も高い女子が読み解こうとすると自分だったら使わない表現が散りばめられているために「意味分かんなくね?結局どういうことよ?ハッキリせんかいボケ!」となることは必定ですね。

つまり、女性性が豊かな人ほど「白黒はっきり付けたい」わけですし、彼らの「あいまいでグレーな反応にムカつく」わけです。

ということで彼の言葉を翻訳すれば「とりあえずしばらく会わないってことで、もしまたどこかでタイミングが合ったらまた一戦交わろうね!」ほどの意味になるかと思います。

だから「将来に可能性を残したきれいな別れ」という風に受け取ればよいかなあ、と思います。
道ならぬ恋だったということはなおさらそういう意味だと思われます。

ということで、Mさんの質問に答える形で回答するならば、

>要するに「綺麗なさようなら」なのでしょうか。それとも「コミットメントはないけどゆるく繋がっていようぜ」ということなのでしょうか。

両方の意味っすね!

となりますので、武闘派女子のみなさまとして「は?どっちなんだよ?はっきりせえよボケ!」という反応を示されることになるかと想像致します。

彼がロックマン氏であり、対等ではない関係での恋愛をされてきたのであればなおさら、彼は自分の感情を乱されたくないんですね。

自立ってことは感情を感じたくないものですから、感情に触れられることを極端にいやがるんです。

最高のデートをしたあとにシャッターが下りるのも「僕、Mさんのことが好きかもしれないでちゅ」と思ったからで、感情が動くくらいならばその関係を切ったほうがいいとすら思うものです。

だから、彼女がメンヘラになるのも、怒りまくるのも、泣くのも全部イヤで、自分はいつも冷静で、状況をコントロールできる立場でいたいのです。

その立場が取れなくなるとシャッターを下ろし、そうすることで彼女を「支配」しようとし、主導権を握り続けようとするわけです。

もしそこでMさんが追いすがったとすれば、彼の罪悪感の分だけ関係を維持できたかもしれませんが、また最高のデートをすれば同じことが繰り返されますし、この関係にキレて暴れようもんならほとぼりが冷めるのに半年くらいはかかるかもしれません。

ちなみに引用していない部分については距離が空いて冷静になると同時に、Mさんへの愛着・執着が蘇ってきての言葉であると同時に、「菊花薫る時節、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。」的な時候のあいさつ程度の意味合いも含まれていると存じます。ああ、そういえば今日は菊花賞ですよね!

さて、一応Mさんからのリクエストにはお応えしたのですが、実は私、翻訳者じゃなくてカウンセラーなので(知ってた?笑)、その辺のお話もしておこうと思うわけです。

自己研鑽により短期間に急成長を遂げられたMさんですけれど、そもそもなんでそこに行っちゃったのかは分析されてますでしょうか?

道ならぬロックマン氏との恋をなぜ選ばれたのか?ということです。

それがMさんの求められていた通りの恋だったのでしょうか?

それとも「いやー、あっしはただ幸せな恋愛をしたいだけでしてー。それがなぜかあの男に惹かれちまいましてね。いやあ、面目ねぇ」ということなんでしょうか?

そこに注目したいわけですね。

それは次を見据えたものでもあるのですが、Mさんの隠れた魅力や才能を引っ張り出すためにも重要な視点なわけです。

となると毎度おなじみ家族のこととか今までの恋愛歴などにも目をやる必要が出てくるのですが、もし必要と感じられましたら然るべき機会を利用していただければと思う次第です。はい。

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