パートナーシップって両親の影響を強く受けるから、外見とか性格が良くても恋愛がうまく行くとは限らないのさ~離婚によって武闘派女子として育ってしまった私はどうすりゃいいのさ?~



異性からチヤホヤされる人であったとしても、両親の離婚によるダメージが強く残っていれば「なんでそんな男に?」と思われる相手を選んでしまうものです。
「もう好きな人と別れるのはイヤ!」と思えば思うほど、難易度の高い人を好きになりますし、障がいのある恋に走りやすいのです。

初めての投稿となります。
根本さんのブログを読み始めて1年ほど、正真正銘の武闘派自立系女子と自負しております。
両親は離婚、しかし離婚後も再婚はせず、近所に住んでおり、とても愛されて育ちました。
が、母はヒステリック、受け身の依存系、そんな母に引き取られたため、男らしくなってしまったのかな?と思っております。。
しかし23歳でヘラクレス大カブト君と結婚、今時珍しい男気もあり優しさもあるパーフェクトガイであったにも関わらず、夢を諦められず離婚、その後10年間、ろくな恋愛が出来ておりません。。
見た目は女優やアナウンサー並みともてはやされ、社内には男女ともに私のファンが多く、部署を超えて差し入れやお土産、プレゼントを持ってくる人がいたりと、自分は芸能人な気さえしてしまいますが恋愛はてんでだめ。
遠距離のTHE野良猫くんとお付き合いも、1年で4回の別れ話、サイコパスなのではと思うほど自分の言ったことを都合よく忘れ、毎回毎回心がズタボロになってしまいます。。
別れ話は毎回4時間、私が別れを引き止め、「俺は別れられないってことね」と支配されています。
もうこんなことやめたいのに…私はどうしたら良いでしょうか…
うまく行き始めていた矢先、誕生日を祝わなかったことや2週間連絡をしなかったことが原因なのかな?と思いましたが、そうではない、仲良くしているという女の子がいるとのこと。。
根本先生、アドバイスをよろしくお願いいたします。。
好きな人と幸せになりたいだけなのですが涙
(Yさん)

武闘派女子なみなさまは「困難を乗り越えてこそ感動がある」とか「道なき道を進むのが漢の人生」と墨痕鮮やかに書かれた額縁を寝室に飾っていらっしゃるそうですが、それ故に難解な男を見つけてくるのでしょう。「ようそんな男、見つけて来たなあ」といつも感動させられております。すごいですよ、みなさん!(棒読み)

さて、Yさんもたいへん見目麗しい淑女とのことですが、だからってパートナーシップがうまくいくとは限らないってのが世の不思議と言うか面白いというか。

見た目や性格だけで見たら「なんであんたに男ができんのかねぇ?」と頭を抱えてしまうクライアントさんも少なくありませんで、こいつらのお陰で「もしかして自分は恋愛のカウンセリングが苦手なのかもしれん」とメンヘラになりつつある今日この頃ですので、「あっしのことっすね?」と思われた関係者の皆さんはさっさと幸せになって敬愛なる根本先生の自信回復に努めるのです。業務命令な。

逆に言えば外見とかに自信がなくても全然問題ないっすよ!という話でもありますから、みなさん、ぜひ安心してください!希望持ってください!

Yさんのお話を通読しますといかに幼少期のトラウマってのは人生に大きな影響を及ぼすものなんだな、ということがよく分かります。

俗に「親子関係」「きょうだい」「思春期の人間関係」の3つがあらゆる問題のルーツとなるものですけれど、まさにそれを地で行くお話なのかな?と推測致します。

Yさんも職場の男たちで妥協すれば何も困らないのになんで遠方の、しかも野良猫くんに執着しちまってるんだろう?とため息をつかれてるかと思いますが、逆に言えば、遠方で、野良猫だからこそ続くのでしょうし、季節ごとの別れ話があるからこそ、情熱が蘇って継続できるのだろうと思われます。

「近くの男にはあまり興味が持てず、遠方の男だからこそ惹かれる」

この傾向はとても重要なので脳裏に刻んでおかれると良いと思います。

いわゆる「親密感への怖れ」とも言えるので、大量にある過去記事を読み通して頂いたり、下記動画をポチっとされてみると深く理解が進むと思われます。

★セミナー動画:ワークショップ「親密感への怖れを徹底的に癒すワーク集」
★セミナー動画:自立系武闘派女子のための恋愛講座「親密感への怖れを癒す」

それから

>23歳でヘラクレス大カブト君と結婚、今時珍しい男気もあり優しさもあるパーフェクトガイであったにも関わらず、夢を諦められず離婚

という話について詳細にインタビューしたいところでして、また、この「夢」ってのはYさんの夢ってことでいいですかね?

その後10年もロクな恋愛に恵まれてないってことはこの離婚のダメージが少なからず残っているとも言えます。

このあとの両親との関係が軸になるのかな?とは思っていますが、それがこの離婚話にも影響を与えているでしょうし、また、ここでYさんがどのような心理的影響を受けたのかも今の状況を理解する上では重要ではないかと考えてます。

で、ここからがようやく本題ってことになるのですが、

>両親は離婚、しかし離婚後も再婚はせず、近所に住んでおり、とても愛されて育ちました。
>が、母はヒステリック、受け身の依存系、そんな母に引き取られたため、男らしくなってしまったのかな?と思っております。。

母がヒステリックで依存系ならば離婚せずとも立派な自立系武闘派女子が育つ環境でして、バランスを取るために依存的な母に対して自立的な娘、ヒステリックな母に対してクールな娘、という風に後天的にキャラを作っていくものです。

裏を返せば、Yさんの依存心は抑圧されたままだし、感情的情熱的な部分もまた封印されてきたのでしょう。

そんな抑圧されてた部分が野良猫君との4時間もの引き留め話に影響を与えてるのだろうと思われます。

そもそも両親が離婚するということは、なんぼ近くにパパが住んでいたとしても子どもの心は引き裂かれるものです。

しかも、それにとどまらずその後は「母の夫代わり」を拝命しているわけですから、その痛みには蓋をされていると想像できます。

だからYさんは原則として「好きな人が離れていく」ということに対して非常に抵抗を覚えるようになるんです。

「彼のことが好きかどうかよりも別れる、離れるということがイヤ」

というわけです。だからこそ、離婚されたときの話がすごく気になるんですよねー。

そもそも「離れることがイヤ」なので、できるだけ好きな人とも距離を置きたくなります。

え?と思われたかと思うのですけれど、始めから遠距離だったり、障がいのある関係だったりお互いの間に「壁」がある状態だと安心すると思いません?

すっごく近い存在で、職場でも顔を合わせ、休日もいつも一緒にいるような相手がいなくなるよりも、始めから遠いところにいる人がいなくなる方がダメージは少ないと思いません?

遠距離恋愛って「日常」と「恋人」の間に壁がありますよね。

それがまた寂しさを募らせることにもなるのですが、仮に彼と別れたとしても日常はほとんど何も変わらないものです。

だからこそ、別れることがイヤな人ほど壁のある恋愛に惹かれやすいんです。

親密な距離感での分離に強い痛みを持っているからこそ、職場でモテまくっても惹かれることなく、遠くの、それも結ばれる可能性の低いところに好きな人を置きたくなるのです。

とはいえ、別れ話ってのはまさに身を引き裂かれるような思いをするわけですから、「心がズタボロになってしまいます。」というのも無理はなく、それくらい子ども時代の両親の離婚や、Yさん自身の離婚のダメージが強く残っているのでは?と勘ぐってしまうわけです。

ということは、やはりその2つの別離について深く掘り下げていく必要があると考えるのです。
なので、機会があれば個人セッションとかリトリートなんぞを利用していただければと思う次第です。

「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
*セミナー動画『本気の手放しワーク』
*セミナー動画:「自立系武闘派女子のための恋愛講座~過去の恋を清算する、棚卸しと手放しセッション!~」

さて、もう少し深い話になりますが、両親のことに加え、思春期の頃のYさんについてもお伺いしたいところです。

ヒステリックな依存系母を持つ武闘派な娘は思春期の頃はどう過ごしていたのでしょうか?
学校でも「姉貴!」「姐御!」と呼ばれる存在だったのか、クールな眼鏡少女として休み時間は読書に耽っていたのか、体育会系のキャプテンとして肉体を鍛えまくっていたのか、意外と陰キャポジを取っていたのか気になるところです。

自立がゆえに男性性強めで、反面、女性性を抑圧して来られたのであれば、Yさんの中にはダイヤの原石的な形で女性性が眠ったままになっています。

また、そうしてバリバリ自立してある程度の成功を気合と根性で手に入れられてきたのであれば、本来持つセクシャリティ(セクシュアル・エネルギー)を男性性側に使ってこられたわけで、そうすると「見た目は女らしいのだけど中身は男」という女優さん的な生き方をされてると思われます。

私のクライアントさんには女優さんやモデルさんもいらっしゃるんですけど、まあ、ほんと中身は「男の中の男」ですもの。

となると、母親とのバランスを取るために男性性を鍛えてきたのだけど、その分、女性性が眠れる宝物になってるので、そこを掘り返していきたいわけですね。

そういう部分にも光を当てていくと少しずつ心のバランスが取れるようになってきます。

自分のバランスが取れれば、パートナーもまたバランスの取れた人がふさわしくなってくるでしょうから、相手が変わるか、相手そのものが変わるかの2択になります。

そういえば、Yさんと同じく子ども時代に両親が離婚し、依存的な母を背負って生きて来たバリバリの武闘派女子(医療職)の方がいらっしゃるのですが、女性性に徹底的にフォーカスし、セクシャリティを解放しまくった結果、ヒモ同然だった彼氏がいきなりやる気を出して働くようになり、瞬く間に起業して成功を収めるという快挙を成し遂げたことがありました。

「今まで君には散々お世話になったし、心配も迷惑もかけてきた。これからは僕が君を支えていくから君はもっと自由に生きて欲しい」というクサいセリフを言われときは思わず逃げたくなったそうですが、何とか踏ん張って今は3児の母になっています。

私は夫婦関係の問題についてもこのバランスをとても重視するのですが、まずは自分の心のバランスを整えていくことによって「好きな人と幸せになりたいだけ」という思いは案外あっさり成し遂げられるのかもしれません。

ということで、まずはYさん自身の男性性と女性性のバランスを取ることに意識を向けてみましょう。

そこに両親やご自身の離婚、思春期の頃の過ごし方なども影響していますから、少し壮大なストーリーを描くことになるかもしれませんが、そうして人生の棚卸しをすることで自分を深く知ることができるだけでなく、「ああ、もっと自由でいいんだー」とか「もっと好きなことして大丈夫なんだー」みたいな希望も得られると思われます。

そんな風になってみたいと思いません?

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