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エネルギーが強い人は欲も強く我慢して溜め込みますし、それゆえ、それを出そうとするとそのパワーの強さに相手が逃げちゃうってことが起こります。
「いいなーと思う人とはいつもうまくいかない」という経験がある方は自らのエネルギーをうまく制御できていないのがその原因かもしれません。
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あれから先生にずっと、御礼をしなければ・・と思いながら、とくに真新しい進展もなく報告するに足りないな。お礼できる状態になっていないな。と思い、ご連絡差し上げるのを躊躇しておりました。
鋭いご考察と分析をありがとうございました。
そして、今回、新たな質問が出てきました。
あれから、好きになった彼とはつかず離れずの関係を保っていたのですが、初めてのケンカになりました。
そして連絡が返ってこないまま2週間経過しております。最近はオナニーもしておりません・・
彼と知り合ってから2年半たちました。
何度もデートを重ねていましたが、依然、手をつなぐだけの関係です。
やはり不倫はしちゃいけないというストッパーもありましたし、前回根本先生が考察してくださったように、大切にされたいし、セックスが怖いからです。だって、セックスしてしまったら、もっともっと好きになってしまいそうで・・。
1カ月前の最後のデートの出来事です。
デートの別れ際、向こうから1分程手をにぎにぎしてくるだけというほんの短い時間。
その時、彼から「好きです。また次のデートも手をつなぎたい。また会いたい」。この言葉でお別れしました。
そのデートのお別れ後、帰宅して自宅で寝ていたのですが、今までにない体験をしました。
突然深夜にハっと目が覚め、手を彼に握られた時の感覚と風景がバッと脳裏に浮かび(思い出そうとして思い出したわけではなく、急にその感覚と映像が脳に飛び込み、ハックされた感覚です)、その途端、急に身体全体がけいれんし、今までにないほど、濡れてしまったのです。けいれんは5分くらいとまらなかったです。
なんか官能小説みたいですが、本当のハナシです。。
自分の身体と性器に触れていないのに、好きな男性を思い出しただけで、こんな状況になったのは人生初です(脳イキというやつか?)。
そこで悟ってしまいました。
「私、相当欲求を我慢しているな。もうもたない。よし、次あった時は、セックスしよう」と。
最後のデートから2週間すぎ、向こうからデートのお誘いもないので、私から次のデートにお誘いしました。
日程も決まり、セックスするぞと腹をくくって(この表現、自武女ぽいですね)いたのですが、彼のツイッターを見たら、クラブのDJイベントのチケットの写真がアップされており、チケットには「2」の数字が。
「あ、彼女、もしくは特定の女性と行くのね。私はもてあそばれていたのかな」と、怒り心頭に。
早速、彼に、「チケット2枚ということは彼女か特定の女性がいるならば、私とのデートは取りやめにしよ。私、ふられちゃったね。でも、私今まで、〇〇〇人の男性とデートしたし、最近だって〇〇人の男性に誘われてるんだからね。」という超絶ダサイ&痛いメールをしてしまいました。強がりというか、あなたにとって私はミジンコみたいかもだけど、そんな私は男性からの需要がまだまだあるのよ!なめんなよ!という叫びといいますか・・
もうこれ言った時の精神レベルは5歳女児ですね。
パパの気を引く女児レベル。
この超絶痛ウザメールを送ったら、彼から「数字はなんのアピールなんですか?なんのプラスにもならないし、僕はこんなにあなたみたいにデートも女性としたことないです。あなたと僕は生きる世界が違いますね。僕はがんばります」と返信されました。
そこで、私は自分の本心を初めて言いました。
「私は、2という数字をみて寂しかったし、嫉妬した。私だけが好きで、あなたはいつもそっけなくて、メールもお誘いもいつも私からしている。この温度差と嫉妬心で、気を引くためにほかの男性の話をだした。お騒がせしてしまったし、子どもぽい自分だった。もう少し鍛錬します」という旨を返しました。
それから返事は来ていません。二週間。
もう私から彼に連絡はしません。
でも、この出来事をどうやって解釈したらいいのか?
どんな意味づけをすればいいのか?
根本先生に解きほぐしていただきたいのです。
(Tさん)
前回のネタはこちら!
「「やっぱり彼が欲しい。でも、不倫はしたくない。」という葛藤とどう向き合っていくのか?~あふれ出るエネルギーとの付き合い方も添えて~」
さて、彼からの返信文の最後に全く脈略のない「僕はがんばります」という一文があることで、彼の国語能力をちょっと疑ってしまった筆者です。変だよね?全然文章つながってないよね?コミュ障なのかしらと思っちゃうよね?
ということで、情熱系武闘派女子の得意技のひとつに「自爆」がありまして、何なら爆弾を背負って敵陣に殴り込みをかけ、敵を一掃した挙句、ほぼ無傷で帰還するというすさまじい技です。
弓を引くだけ引いてぶっ放すのと同様、我慢に我慢を重ねて一気に情熱を放つので、彼女たちが通った後はぺんぺん草も生えないと言われるほどなんですよね。いやー、こわいですねえ。
さて、5歳児が登場するのはロックマン氏の世界と俗に言われておりますが、ロックウーマン(鉄仮面ちゃん)の中にも当然ながら5歳児が登場するわけです。
でも、どうやらそのパワーは雲泥の差があるようで、ロックマン氏の場合はリアルな5歳児なのに対し、鉄仮面ちゃんの場合はまるで懐かしき「Dr.スランプ アラレちゃん」のような感じらしく、ある意味、危険極まりないのです。
ということで、やはり「不倫はしちゃいけない」と「セックスしたらヤバい」という2つのストッパーが強力に作用していたようで、我慢に我慢を重ねた結果かと思います。
いつもお話しておりますが、情熱系女子は情熱的に情熱を我慢するので、その葛藤はすさまじく、また、我慢によって溜まっていく感情もまた膨大な量になるものです。
この点、多くの情熱系武闘派女子のみなさまはあまり自覚なさっていないようで、とても危険極まりないのです。
自分ではそんな力を入れてないつもりでも彼の心はしっかり折れているし、怒り心頭になった瞬間彼の元に生霊が一個師団ほど飛び出しますし、一言呪いの言葉を吐いただけで彼は金縛りにあうのです。
自分はけっこう情熱的かもしれない・・・と自覚ある方はもちろん、根本さんのブログ読者である・・・という時点で、十分情熱系武闘派女子であることを自覚なさった方が世界平和のためかと思われます。
ちなみにこの話は面白おかしく書いていますが、けっこう本気のお願いですので、その旨、宜しくお願い致します。
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さて、そんなエネルギーがみなぎってる情熱系な方が「なかなか恋愛がうまく行かない」という理由に、「鼻息で彼をぶっ飛ばしてしまうから」という笑えない真実があります。
「は?」と思われた方もいれば、「ああ、やっぱりね・・・」とため息をつかれた方もいらっしゃるかと思いますが、そのため息でまた数人吹っ飛ばしてないか一応確認しておいてくださいませ。
自覚がない方はもちろんですけれど、自覚がある方であっても、自らの情熱というかエネルギーをうまく活用できない方は少なくないものです。
つまり、自分のエネルギーに自分が振り回されちゃうってことですね。
Tさんの脳イキの話も、それはそれで素晴らしい体験なんですけれど、あまりに自分の欲を押さえ過ぎたがゆえに、夢の中でそれを解放しようとした結果、5分以上もけいれんが続くことになったんじゃねえかな?と思うわけです。
それはそれは至福の時だったかと思いますが、よく思春期の男子の中には「夢精」という天国を味わう者もいるわけで、それくらいTさんは我慢してたってことですよね。
でも、それくらい自分が我慢してる、とか、それくらい溜まってる、ということにどれくらい自覚があったのでしょうか?
前回の記事を見れば彼を思い浮かべて700回もオナニーしちゃうほどなわけですから、そのエネルギーを乗りこなすにはそれなりの鍛錬が必要なんだと思うのです。
だから、その自らの情熱というかエネルギーを甘く見ちゃいけないですよ、ということなのです。
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さて、鼻息で彼をぶっ飛ばすという話に戻るのですが、少し感覚的というかスピ系な話で説明すると分かりやすいのです。
人ってそれぞれエネルギーのやり取りを常にしています。
それが出会いを作り、引き寄せを生み出すわけです。
とはいえ、それは目に見えるものではありませんからあまり実感はなく、みんな「偶然」だと思っています。
例えば、あなたの「怒り」のエネルギーを溜め込んでいるとしましょう。
そうするとそのエネルギーを解放すべく、あなたは無意識に「あなたを怒らせる人」を集めてきます。
また、自分と同じ「怒り」を持っている人もまた周りに集めます。
それはあなたにこのことを気付かせようとする方法と言えます。
その結果、あなたはイライラしてる人が目に付きやすくなりますし、何かと怒りを煽るような言動に出会うことになります。
この「怒り」はあらゆる感情に置き換えられます。
「罪悪感」で言えば、あなたと同じような罪悪感を持った人があなたの前に現れ、場合によってはその人と「癒着」まで行くことがあります。
また、類友のように自分の周りには罪悪感まみれのやつらが集まってくるようになります。
こうして「あなた」と「周りの人たち」はバランスを取っているのです。
さて、このバランスというのは自然な流れで成り立つものです。
でも、この均衡が崩れるときがあるんです。
それは一言で言ってしまえば何らかの「欲」を持ったときなんです。
例えば、それはあなたが溜まっている怒りに気づき、誰かにそれをぶつけたい!と思ったとしましょう。「誰かに怒りをぶつけたい」という欲を持ったわけですね。
ま、厳密に言えば怒りを他人に向けるのは怒りからの逃避であって、何ら怒りを解消することにはつながらないのですが、まあ、ここは分かりやすい例ということでご容赦下さい。
そうしてあなたは怒りをぶつけるにふさわしい相手を探すのですが、そうするとその気配を察した人たちはさーっとあなたの周りからいなくなるんです。
すると目の前には到底怒りの対象になり得ない人、または究極の鈍感な奴だけが残ることになります。
そうしてあなたは「怒りを持て余す」ということになるんですが、もちろん、そうすると余計に怒りは溜まることになります。
つまり、「欲」というものはむしろその感情を増幅させてしまう効果があるということも言えるでしょう。
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そうすると鼻息荒く「彼と付き合いたい!彼とヤリたい!ヤリまくりたい!」とあなたが欲を持ったとしたらどうなるかは何となく分かるでしょう?
相手はあなたの気(この場合は「氣」と表記した方が正しそうですが)に彼は大いに押されまして、あなたの前からいなくなってしまうわけです。
これが「鼻息で彼を吹き飛ばしちゃう」というコトの顛末です。
よく野球でも「打ち気に勝っちゃいけない」と言いますし、何でも「欲をかきすぎると物事はうまくいかない」なんて言いますよね。
Tさんが彼を求める気持ち(欲)が強くなればなるほど、なぜか彼はそれを察してTさんから逃げてしまうわけです。
ましてやチケットの「2」という数字にびっくりして爆撃機を飛ばしちゃったのであれば、ますます彼は逃げるのも無理はないでしょう。
元々エネルギーバランスが取れていない相手だったのかもしれませんけど。
だから、彼が言う「あなたと僕は生きる世界が違いますね。」という言葉もあながち間違ってるとは言えないのかもしれません。
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とはいえ、「欲」って大事なものですよね。
だから、別に彼と付き合いたい!彼とヤリたい!と思っちゃダメ、ということはないんです。
怒りが溜まればどこかで吐き出したい!という欲求を持つことも自然なんですよね。
だから、「自分の性欲を押さえるために山にこもります」とか思う必要はありません。
何がヤバいか?と言えば「溜める」からヤバいんです。
そして「溜まっていること」に気付いていないからヤバいんです。
だから、まずは「欲」というものを悪いものだと思わないことが大切です。
これ、ものすごく大事です。
欲を悪いもの、汚いものではなく、「自然なもの」として理解してあげたいものです。
そうすると否定せずに受け入れてあげることができます。
もちろんそれを解消するには何らかのアクションが必要なときもありますが、ワクワクするヴィジョンを持つこと、また、自分なりのその欲の扱い方を学ぶことで上手に「管理」できるようになるでしょう。
性欲だったらセックスがベストかもしれないけれど、より“意識の高い”オナニーをすることである程度解消してあげられます。
とはいえ、そもそも自らのエネルギーに振り回されず、きちんとそのエネルギーに身を委ねることができるように“トレーニング”していくことも大事なことです。
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実はTさんと似た体験をされた方って他にもいらっしゃるんです。
とある彼女はときどき「神様とセックスしたような感覚」を体験される方で、夜中に目が覚めるとまるでセックスをしているような恍惚感がやってきて、信じられないくらい濡れちゃうんです。それゆえ、あるときからお尻のあたりにバスタオルを2重にして眠るようになりました。
Tさんのようなけいれんが伴っていたかは分からないのですが、いわゆる「イった感覚」が長く残り、すごく幸せな気分でまた眠りにつくんです。
私は彼女のことを「巫女」と呼ぶことにしたのですが、彼女はやっぱり「男ができんのじゃ」と常々訴えられており、そして、何にせよ「エネルギーが強すぎる人あるある」をあれこれ体験されてました。
それでちょっと遠方に住まわれていたのですが、毎月大阪まで新幹線で通って来られまして、自らのエネルギーと上手に付き合っていく方法を模索していきました。
そのうちその女性性やセクシャリティの才能がどんどん開いていきまして、巫女から女神に昇格されて、一般的に言えば特殊能力を得ていました。
それで今はそれまでと同じくOLをしながらヒーラーとして活動されてます。
不思議なのは何ら告知もせず、集客もしてないのに、お客様が次々と彼女の元を訪れることです。
ちなみにヒーラーとしての才能を開花されたとき、手っ取り早く実験台にご指名頂きまして、毎回セッションのあとにあれこれヒーリングしてもらったのですが、そのモードになると彼女はずいぶんとSになられましたので、女神から鬼に改名してもらうことになりました。
ま、彼女以外でもTさんと似たような体験をされていたり、強すぎるエネルギーに振り回されたりしている方が自分と上手に付き合っていけるようになると、どんどん透明感が増していき、ほんときれいになっていくんですね。
崇高な気配、慈愛深い表情などが自然と出てくるようになりましたので、セクシャリティと女神性はやっぱつながってんだなーと実感したものです。
なので、「自分が本気になったら相手が引いちゃう」とか「付き合いたい!と思った瞬間相手が音信不通になる」とか「付き合ってしまうと全然盛り上がらない」とか「性欲が強すぎて制御不能になりそう」とか「自分の中の5歳児とうまく付き合えない」などに心当たりがある方は、そろそろ本気で自分のエネルギーと上手に付き合えるようになった方がいいんだろうなあ、と思ってみてください。
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