6年ぶりにできた彼氏が数週間で鬱陶しくなってしまったんだけど?~ほぼ自己完結生活の影響と親密感への怖れとどう向き合うか?~



長年一人で自己完結型の生活を送っていたところに彼氏ができると何にせよ理由をつけて別れたくなることがあります。また、元々親密感への怖れが強ければ、やはり何かと理由を付けて距離を空けたくなります。
そんなときは自分と向き合いつつ、“リハビリ生活”を続けるのがお勧めです。

根本さん、こんにちは。
いつもブログ拝見しています。Yといいます。
先生がネタを探されてるみたいなので、今なら採用されるんじゃないかと思ってメールしました…笑

実は25歳の時、結婚したいと思っていた彼と別れて以来、恋愛が全くうまくいかなかった私にこの度、6年ぶりに5歳年下の彼氏ができました。
できたところまではよかったんですが、、、
付き合って数週間で彼氏がなんだか鬱陶しく感じてしまっており、付き合い続けることに不安を感じています。
まだ、出会って1ヶ月、付き合って数週間なので、お互い知らない部分がたくさんあり、いろんなこときかれるんですが、自分を知られるのが怖いというか、気持ち悪くて…
もともと人に自分のこと詳しく話す人間じゃないし、秘密主義な方です。
(ほんとに仲良しの友達じゃないと自分の深いとこまであかせません。噂話をするのもされるのも大嫌いです。)
私のことは私が1番知ってるんだから、把握しようとしないでほしいんです。
側から見れば彼女のことを知ろうとする優しい彼氏なんだと思います。
そんな彼の気持ちに応えられない私…
もっと彼にはいい人いるんじゃないかな…
早めに別れた方がいいのかな…とも思います。
物言いがストレート(毒舌?笑)でキツめで気分屋な私でも、そのままがいいって言ってくれるような人です。
ヘラクレス…というよりはワンコ系彼氏ですが…笑 
そんな彼を冷たくあしらって後で後悔します。

嫁姑中の悪い家庭に生まれた自立系武闘派で、25歳の時から仕事も恋愛もうまくいかず、罪悪感(本買いました!)、燃え尽き、過去の恋愛を克服しての今なのに…
やっぱり野良猫、親密感の恐れあたりなんでしょうか?
付き合い続けたいと別れたいの間で気持ちがうろうろ…
もう、逃げて引きこもりたいです。
(Yさん)

>この度、6年ぶりに5歳年下の彼氏ができました。

おめでとう!!!パチパチパチー。何はともあれ6年ぶりに彼氏ができたというのは、夕方のニュースで取り上げて頂きたいほどでして、まずは祝杯を挙げましょう。

っていうか、ちゃんと挙げた?シャンパン飲んだ?赤飯炊いた?

ちゃんとめでたいことがあったらお祝いした方がいいですよー。(←マジでこれ重要。自己肯定感あがるし)

で、

>付き合って数週間で彼氏がなんだか鬱陶しく感じてしまっており、付き合い続けることに不安を感じています。

まあ、お約束ですね。ほんま。

「一人でいるのはいやじゃー!男が欲しいんじゃー!どこにおるんやー!」と草の根分けて探し出し、見事捕獲したはいいもんのすぐに「なんかめんどくせー。鬱陶しいんじゃ、ボケー。もう別れたろか?」となる過程は、自立系武闘派女子あるあるの一つでして、「じゃあ、別れたらええやん」と鼻くそをほじりながら言うと「は?お前何言うてんねん。何とかしろや、ボケ!あたしが一人ぼっちになってもええんか?」と矛盾したことを言い出すのもまた自立系武闘派女子あるあるの一つかと思います。

で、おそらく読者のみなさまにも「ああああああああ、分かりみしかないいいいいい」とすでに叫び出している方や、「あたしも絶対そうなるからどうしたらいいか知っておきたい」とガン見されてる方、そして、「ああああああ、もう切っちまったーーー。何があかんかったのおおおおお?」と嘆いていらっしゃる方がいらっしゃると思いますので、これ以上、いたいけな被害者(=彼氏)を出さないためにも処方箋を一発出しておこうと思います。(あ、一発出すとか言ってるけど下ネタじゃないからね。)

で、まずは概要から。

何年も彼氏がいない自武女のみなさまは知らず知らずのうちに「ほぼ自己完結型」の生活を構築していきます。

すなわち「男がいなくても楽しい、面白い、寂しくない、充実してる」という生活スタイルを作り上げるわけです。

もちろん、その間に「男はいねーがー。男はいねーがー。」となまはげの如く街を徘徊していたとしても、「いやあ、一人でも大丈夫っす」という自立的生活を送られるようになります。

“ほぼ”というのはセックスだけはさすがに一人ではできないからですが、その“ほぼ”も割り切ったセフレという形で調達される方もいらっしゃいます。

そんな折にたまたま獲物が罠に引っ掛かり、彼氏いない生活に終止符を打つのですが、それって正直、違和感しかないんですよ。

ちょっと想像してみてください。

長年一人暮らししている部屋にいきなり巨大なチェストが設置された図を。

(ちなみにこれは「男はすべて粗大ごみである」ということを言いたいわけではありません。)

そりゃあ、クローゼットからあふれんばかりの服を収納するには良い機能を持っているわけですが、でも、正直、邪魔じゃないです?

そして、その景色が部屋に馴染むまでは、目障りというか鬱陶しいというか景観を乱すというか。なんか落ち着かないし、違和感しかないし。

そしたら「買うんじゃなかったわー」と次の粗大ごみの日をチェックしたくなるのも無理はないと思いませんか?

(繰り返しますが、これは「男はすべて粗大ごみである」ということを言いたいわけではありません。)

つまり、「クローゼットもいっぱいだし、チェスト欲しいなあ」と思って購入したものの、「いざ買ってみたら邪魔でしかない」という状態になるんです。

そうすると「やっぱりデザインが気に入らない」とか「なんか引き出しが不便」とか「ともかく存在感ありありで目障り」とか「この部屋には似合わない」とか“粗探し”を始めます。

これは「そういうわけで捨てるしかなかったんすよ。決して悪いもんじゃなくて、他の人にとってはいいモノだと思うんですけど、私の部屋にはちょっと合わなかったって言うか・・・」という言い訳のためのもので、理由は何でも構いません。(←ここ重要)

つまり、Yさんはその粗大ごみ、あ、いや、彼氏の「あれこれ聞いてくるところがウザいんじゃ」という訴えについても、秘密主義で自分を知られるのはイヤ、というYさんの思いは確かにそうなんだけど、「彼を第四金曜日にゴミ置き場に出すためのテイのいい理由」という風に解釈できます。

要するにですね、彼氏がYさんのことをあれこれ知りたがらなかったとしても、また別の理由で「こいつ鬱陶しいんじゃ!」と思いたくなると思います。

実際、かつて「彼がけっこうマメな人で、向こうからあれこれ連絡してくれるんだけど、それが鬱陶しい」と言ってたクライアントさんがいまして、「あんた、前の彼氏のときは全然連絡ない!いつも私からばっかり!って文句言うてなかった?」と鋭くツッコんだら、ものの見事にぷくーっとほっぺを膨らませて「そりゃそうだけどさ、あたしがわがままばかり言ってると言いたいわけ?ほんまムカつくわ」とぶつぶつおっしゃってました。

要するに、ほぼ自己完結型の生活が成り立っていたところに、粗大ごみ、あ、いや、彼氏なんかができたもんだからペースが狂わされるわけですよ。

そしたら、そのほぼ自己完結型の生活に戻りたくなって、なんだかんだイチャモンを付けて別れたくなるって心理です。

これをもう少しまともな表現に変えるならば「潜在意識は安定を好む。彼氏がいない生活に慣れてしまうと、彼氏がいる生活が“異常”となり、違和感しか感じなくなり、早く“正常”な状態である、彼氏のいない生活に戻りたくなる」となります。

一方、男が途切れない、とか、彼氏はいなくても遊ぶ男は常にいる、とか、なんだかんだ男と一緒にいることが多い、という女子は“男がいることが正常”であり、“男がいない生活は異常”となるので、誰もいなくなっても何かしら知り合って正常な状態を回復するものです。

だから、長年彼氏がいない武闘派のみなさんには「とりあえずご飯を食べに行くだけでもいいから男と接点を持て」とか「気が付けば身の回りに女子しかいない環境を作りやすいから、男がいる場所に出かけろ」とか「女子と遊ぶのが気兼ねしなくて楽しいのは分かるけど、免疫が落ちるから、たまには男がいるグループと関われ」とか「最悪、相手がカウンセラーでもいいから男と1対1でしゃべる機会を作れ」とか提案するわけです。

慣れってもんは恐ろしいものでね。25歳から6年間も1人で過ごしていたら、彼氏がいなくても大丈夫な自分を作り上げてしまうものなんです。

だから久々に彼氏なる存在ができたYさんは、あれこれ文句が出てきたり、欠点を見つけたり、鬱陶しくなったりすると思うのですが、「今はリハビリ中。今はリハビリ中。」と自分に言い聞かせ、早々にぶった切ることなく、しばらくは頑張って欲しいところです。

少なくても「彼氏がいるのがあたしの正常な状態」と潜在意識が認識するまでは。

という話をすると「それってどうなったら分かるねん」とツッコミが入ると思うのですが、潜在意識が「彼氏がいるのが正常」という認識ができると、「別れて一人になるのが寂しい/いやだ」という思いの方が、「別れて一人になったほうが楽だ」という思いよりも強くなるので、それでご判断頂ければ幸甚です。

とはいえ、「彼氏を粗大ごみの日に“不用品”と書いてゴミ置き場に持って行きたくなる」という気持ちはウソではなく、そして、Yさんもお気づきのように親密感への怖れも多分にあるであろうということで、その辺の話をしてまいりたいと思います。

>私のことは私が1番知ってるんだから、把握しようとしないでほしいんです。

私のことは私が1番知ってるのがほんまかどうか?という点については今日は触れないんですけど、なぜそんな秘密主義になってしまったんでしょう?なんで自分のことを知られたくないんでしょう?把握されると何が困るのでしょう?

親密感への怖れは非常に多種多様なのですが、この「秘密主義」というのはその分かりやすい例のひとつでしょう。

噂話が嫌いなのはいいんですけど、相当親しくならないと自分のことを話したくないのはなぜなんでしょう?

・・・それは心に何らかの傷があるから・・・。(結論)

「嫁姑中の悪い家庭に生まれた」ということも大いにあるかもしれないのですが、そこで何があったのかなあ、というところが気になります。

ざっくり一般論を語れば、秘密主義になる背景には主に次のような原因が見て取れます。

〇家族に問題があり、それを恥じていたので、子どもの頃から家のことを人に話すのが嫌だったし、友達が家に来るのも嫌だった。

〇自己嫌悪がとても強く、自分の性格に強い否定的な感情を持っていたので、自分を隠し、いい人などを演じてきた。

〇辛いことがあっても一人で抱えることしかできず「どうせ誰も私のことなんて分かってくれない」という思い込みを強く持つようになった。

〇消したいほどの過去があり、今は別人として生まれ変わって生きていきたい。

〇素の自分を出したら人に嫌われるという思い込みがあり、自分を隠すことにエネルギーを使ってきた。

〇いじめや友達の裏切りなどから不信感が強くなり、人に心を開けることが難しくなった。

何か思い当たるところはありますか?

これらはすべて「心の傷」が生み出すものですから、やはりここは癒しておきたいところです。
秘密主義が悪いってことじゃないんですけど、大切な人に心を開けないのはやはり苦しいし、罪悪感しか感じなくなっていくし、それゆえ、逃げたくなるので、「あなたにだけは教えてあげる(はあと)」と耳元でつぶやけるようになるくらいにはなっておきたいところですね。

でも、それには時間がかかりますから、当面のところ彼氏にはこういう風に伝えておくといいでしょう。

「あたしに興味を持ってくれるのはありがたいのだけど、過去にいろいろあって自分のことを知られるってことにちょっと恐怖心があるの。だから、少しずつ話せるようになっていきたいから時間をかけてゆっくりあたしを知ってほしいの」的な感じ。

そして、思い当たる何かがあるのであれば、その傷と向き合っていくことも役立つんじゃないかと思います。

で、さらにもう一つやっぱり気になるところがありまして、

>実は25歳の時、結婚したいと思っていた彼と別れて以来、恋愛が全くうまくいかなかった

ということで、この彼氏とのことがやっぱり引っ掛かるかなあ、と。

6年も彼氏ができないくらい傷ついていた、と考えると、その後遺症ってまだまだ残っているのかもしれないんですよね。

失恋して一人になって、一人でも生活できるようになって、その後、彼氏ができると、「恋するハート」はかつて恋人がいた時代に戻ります。

だから、「もう大丈夫!あの男のことは吹っ切れた!」と思っていても、いざ彼氏ができるとあれこれ元カレのことを思い出して辛くなったり、苦しくなったりすることもあります。

また、失恋の影響は自分の言動や考え方にも大きな影響を与えていて、それゆえ、自分らしく振舞えなくなっちゃうこともあります。

「一生懸命愛情を注いだのに彼は全然受け取ってくれなかった」という恋を経験すると、次の彼には愛情を出し惜しみするようになったり、「たくさん彼を傷つけちゃった」という罪悪感を持っていると、次の彼のことを大事に扱いすぎるようになったり。

なので、この辺の清算も一度ちゃんとしておきたいなあ、と思う次第です。

ということで、そうした過去や秘密主義と向き合いつつ、ワンコ系彼氏をとりあえずリハビリ相手としてでもいいからキープして、「彼氏がいる状態」を“正常”にしていくべく、もうちょっと頑張っていただけたらな、と思います。

ほんとはこういう問題も彼氏と二人で解決していくことが望ましいんですけど、今は難しそうなので良かったらカウンセリングなども使ってみてください。

秘密主義な方にとってカウンセリングって「日常でもないし、非日常とも言えないし」という中間的なポジションを取るのでお勧めです。

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