自分に期待しすぎてない?~なかなかうまく行かない問題の陰には自分自身への期待がある!?~



なかなかうまく行かなくて悩んでしまう裏側には「自分に期待しすぎてる」というイヤな問題が隠れてることが多いものです。
自分はこれくらいできるはず、と無自覚に思っているので、自分に求める“基準”が高くなりすぎているのです。

お散歩途中で本屋さんに寄ったら新刊が平積みされていて思わず感動してしまった私です。こんにちは。
お礼に1冊購入して店員さんに名乗ったら「えっ?」とドン引きされました。笑
この本屋さんで自分の本を発見したのは初だったのでうれしかったですー!

さて、そんな前置きはさておき、今日は「自分に期待しすぎてない?」というテーマでお届けしたいと思います。

たぶん、今日もその新刊「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)のステマ的な内容になるかもしれませんが(○○しすぎてる、だから)、笑ってお付き合いください。
内容は至ってまともです。笑

というのは昨日つらつらとTwitterを眺めてまして、とある方(ほんとに誰か忘れた)の「自分に期待しすぎてるのかも」というツイートを発見し、「あるよなあ、うん、あるよなあ」と思ってました。

後々その「自分に期待しすぎる」という言葉が脳内に残り、「これ、ネタになるよなあ」と思った次第です。

自分に期待する、というと真っ先にこういう思いが浮かぶかと思います。

「もっとテストの点数取れるはずだったんだけどなあ」
「自分はもっとこの仕事でやれると思ってたんだけど」
「こんなはずじゃなかったよ」
「自分はもっと結婚生活をうまくやれると思ってた」
「もっといい人と付き合えると思ってた」
「自分は自分が思ってるほど完璧な人間じゃなかった」

要するに“反省会”みたいな感じですけれど、自分が想定していた(期待していた)基準に達してないと思ったときに、「思ったより自分はいけてなかった」と気づくんです。

これ、分かりやすい「自分に期待する現象」ですよね。

でも、自分が自分に期待するというのはそんな顕在的なパターンばかりではないようです。

例えば「私、自分に自信がないんです。」というセリフ。

仕事でもコミュニケーションでも女(男)として親としてでもいいですが、自分が自信のないジャンル。

たぶん、自分の中に「これくらいできるはず」という期待があったんだろうと思うのです。

とはいえ、そんなバリバリ仕事して営業成績がトップで社長賞をバンバン獲得する自分、、、をイメージしていたわけじゃありません。

「ふつうの人くらいの成績を残せるはず」とどこかに期待していた自分がいたんです。

「この会社に採用されたし、営業部に配属されたし、きっと自分は周りの人と同じくらいの成績は残せるだろう」と無意識に自分に期待していたわけです。

ところが蓋を開けてみれば、自分が思うように契約が取れないんです。アポも断られることが多く、プレゼンしてもミスが多く、相手からの鋭い質問にしどろもどろになる自分がいます。

そこで「がっかりする」わけです。

「がっかりする」ということは、そこに自分に期待があったという証。

もちろん、「期待」よりも「義務感」のようにそれをとらえていることもあると思いますし、心理的には同じようなもの。

「これくらいできなきゃ」と自分に期待してたのかもしれません。

「モテモテってわけじゃないけど、今まで誘われることも多かったし、周りの人は美人だって言ってくれるし、性格もそんな悪くないと思うから婚活したらすぐに結婚相手が見つかると思ってました。けど、全然さっぱりなんですよね。」

「あたし、誰とでも比較的すぐに仲良くなれるし、家事だって得意だったから結婚したらいい奥さんになると思ってたんですよね。けど、蓋を開けてみたらなんか家庭の主婦であることにすごく違和感があって、旦那とも喧嘩ばかりするようになって、全然うまく行ってないんです。」

「前の会社ではけっこう成績もよかったし、上からの評価もすごく高かったんです。だから、自分に自信を持ってました。それでやりたいことをやろうと思って以前から憧れてた業種に転職したんです。でも、全然自分がそこで通用しなくて、すっかり自信を失ってしまいました。」

これらも自分に期待していた結果なのかもしれません。

そこで「自分にがっかりする」人もいるけれど、案外「相手のせい」にしちゃう人も多いかもしれません。

男は見る目がない!とか、結婚したら旦那が豹変したから!とか。

もちろん、うまくいかない原因って様々で、確かに相手にも問題はあるわけですけど、やっぱり自分の中にも難からの要因があるわけです。

そのひとつが「自分に期待しすぎる」という点ですね。

この自分に期待しすぎてるってのは意識できるものは良いですけれど、たぶん、そのほとんどが無自覚のものだと思います。

うまく行かなくなってショックを受けてがっかりして、そこで気づけばまだ良いのですが、その期待を手放せずに維持しすぎると、そのうまくいかない状態が継続してしまうんです。

「期待は裏切られる」とよく言われますが、それは人に対してだけでなく、自分自身に対しても適用される法則なんですね。

で、この「期待」というのは「自分はこれくらいできるだろう」という“基準”によって定められます。

つまり、自分に期待しすぎる人って、基準を高く設定しすぎてるわけです。
まあ、それを「自分に対する期待値が高すぎる」と表現しても良いわけですが。

でも、その基準ってのはけっこう無意識に作られるものです。

子ども時代から周りに期待されてた人はもちろん、けっこう可愛がられてた、モテた、成績優秀だった、いい学校に入った、仕事ができた、周りから褒められることが多い、内心自分はイケてると思ってた、などの歴史の積み重ねによって無意識に自分が設定している“基準”です。

「この年まで結婚しなかったんだから、それなりのレベルの人を見つけなきゃ納得できんわ」みたいなのも、自分への期待ですし、「この学校卒業してたら、それなりの企業に就職できんかったら意味ないわ」というのもそうですし、「ずっと自分が周りの期待に応えてきたから、この会社でもそれなりの成績を残せなきゃおかしい」というのもそうです。

自分に求める基準を高く設定しちゃっているのですが、自分ではそれを当然と思っていたり、あるいは無自覚だったりするので、結果が伴わないことに対して「がっかり」しちゃうわけですね。

けれど、その基準の存在に気付いていない分だけずっと苦しむことになっちゃうんです。

そうしてある法則が一つ見えてくるんです。

「あなたがずっと抱えてる問題の裏には自分への期待があるのかもよ。」

これ、痛っ!!と思わず叫んじゃう人は多いかもしれませんね。笑

ただ、ここで重要なことは「自分に期待している自分」に気付いたときに、それを恥じたり、責めまくったりしなくてもいいってことです。

今日の話が「痛い」「もしかしてあたし?マジ?」と思われてる方はすでに自分を責め始めてるかもしれませんが、ストーップ!!!!です。

そこで「自分を責める」ということもまだまだ自分に期待している証拠になるので。

さて、自分に期待していると何が起こるか?というと、地に足が着かなくなります。ふわふわしちゃうってこともありますが、なんか落ち着かない感じがします。

「自分はこれくらいできるはずだ」という無自覚の基準を持っていて、それに達してないので不安や焦りがいつもあります。

「なんでうまく行かないんだろう?」と嘆くので、テンションも落ちます。

そこから翻って「自分には才能もない、魅力もない、なんもない」と自己攻撃に転じる場面も多数あります。

けれど、自分を責めたところで基準は維持されるので一向に改善されません。

そして、またうまく行かないので自分をより責めることになるんです。

まずは「もしかして自分に対して期待しすぎているのかも?」と気づくことが大事です。

気付いて初めて手放すことができますしね。

そして、どんな期待を自分自身にかけているのかを探っていきます。

まあ、これが難しいので、カウンセリング受けたらええやん?と言ってしまいそうなところをグッと押さえまして自分でもできることを考えたいと思います。笑

すでに「これぐらいは自分はできるはず」と思っている場合は、そのままですが、自分が自分に期待していることに気づかなかった場合はちょっとややこしくなります。

まず、自分が「うまく行かねえなあ」と思っているテーマ、ジャンルにフォーカスを当てます。

仕事なら仕事、恋愛なら恋愛、夫婦なら夫婦、子育てなら子育て、お金ならお金。

そこで「うまく行く」と自分が定義していることを見ていきます。

「営業成績が平均以上であること」
「アプリで相性のいい人と出会うこと」
「何でも話し合える夫婦になること」
「怒ってばかりいないで優しく子どもに接すること」
「多くなくてもいいから生活に困らないお金があること」

・・・という風に。もっと具体的な方がいいですから、みなさんは自分のケースに当てはめて、より具体的にその「うまく行ってるシーン」を思い浮かべてください。

で、次からはちょっと痛い質問になるのですが、頑張って自分の心にメスを入れてみてください。

「なぜ、それを自分ができると思っているのか?」

つまり、「なぜ自分は平均以上の営業成績が取れると思っているのか?」ということを考えていくのです。

ここ、つい自己攻撃の罠に引っ掛かりやすいので繊細に行ってください。できるだけ客観的に、できるだけ冷静に見ていくんです。ダメ出しするのが目的じゃないですよ!

「やっぱり平均以上の成績を取らないと周りからダメな奴と思われる」
「自分はコミュ力高い方だから、営業だってうまく行くと思ってる」
「将来やりたいことをやるためにはこの会社の営業でうまく行かなきゃおかしい」
「学生時代を通じて自分はずっと平均以上だったから営業だってそうなるはずだ」
「あまり仕事ができないあの先輩だってそれくらいの成績を取ってるんだから自分だってそれくらいできるはず」
「商品知識も一生懸命付けたし、頑張ってアポ取ろうとしているし、周りの人より頑張ってるから」
「人の気持ちを察すのが昔から得意だったから、顧客の心理をうまくつかめるから」
「元々プレゼンは得意な方だし、商品の魅力を伝えることができると思ってるから」

などなど、たくさん絞り出してください。

くどいようですけど、そこで「なんか自分、調子こいてんなあ。仕事を舐めてるよなあ」とかダメだしちゃだめですよ!

例にあるように、こうして「なぜ、それを自分ができると思ってるのか?」を見ていくと、特に私のブログを通読されてる方は様々なことに気づくと思います。

「あら、他人軸になっちゃってるわ」
「なんかプライド高いなあ」
「誰かと比較競争してるよね」
「自分のことちょっと買いかぶりすぎてるかも」

という問題点だけじゃなく、

「自分ってけっこう頑張ってるよなあ」
「意外と自分に自信持ってるのかも」
「そっか、自分はプレゼンが得意だったよな。忘れてた。」

みたいな“自分の価値”に改めて気づくこともあるでしょう。(←これはデカい!)

で、ここまでくると何となくやり方は分かってくると思います。

・自分軸を意識する!
・比較競争を手放す!
・できることとできないことの区別をする!(できないことを受け入れる!)
・自分の価値をもっと認める!

実は自分に期待し過ぎちゃうのって、このプロセスが飛んじゃってるからなんですよね。
何となく、あるいは、周りの人からの影響で、あるいは、子どもの頃からの習慣で、無意識にやっちゃってることなので、「そっかー、自分はなんだかんだ周りの人の目を気にしてたんだ」なんてことに気づけるわけです。

そうして、「自分は自分、他人は他人」とか「負けました!もう争いませーん!」とか「それが今の自分だからできないのもしゃあないし」とか「自分にもこんな魅力があったんだ」とか思っていけば、だんだん地に足が着いていきます。

つまり、自分への期待を手放せるってことになります。

ただ、これって意外と抵抗ある問題もあって「確かに自分に高い基準を設定してるのかもしれないけど、やっぱりそれはクリアしたいんすよね」と思うものもあるかと思います。

けど、そう自覚するのは悪いことじゃなくて、それは「期待」ではなく、明確な「目標」として意識すればよいのです。

期待ってのは「~できるはず」という形で出てくる中身の乏しい目標設定です。
それを明確に「俺はこうしたいんじゃ!」という形になれば、それは明確な目標設定になります。

そうすると今度は目標達成のためのプロセスが始まるわけで、それはそれで地に足が着きます。

さらっと言っちゃいましたが「期待」というのは自分に対しても、他人に対しても、実は根拠の乏しい、中身に乏しい、「何となく抱いている幻想」なんですね。

だから、それを明確化することができれば、手放すこともできるし、目標として再設定することも可能なのです。

ということで、勇気をもって“自分に期待しすぎる”というところを掘り下げていただければきっとホッとして、楽になって、地に足が着いて、新たな目標に向かって行けると思う次第です。

★自分に期待しすぎる方も「自分に厳しすぎる人」と認定しちゃうのでこの本やセミナーがお勧めです。笑

「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)

*柏/オンライン:1/14(金)19:00-20:30 NHK文化センター柏教室「今日こそ、自分を甘やかす。~厳しすぎる自分から自然体な自分へ~」

*東京/オンライン:1/30(日)13:00-17:00 「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」

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 『自分自身に期待しすぎてませんか?
 


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