ワンオペ育児とモラハラ夫の浮気でボロボロになった私が子どもたちと幸せになるためにできること。



自武女あるあるなんですけど、今の自分が仮にボロボロであっても今までの癖で「頑張る」ことに舵を切ろうとしがちです。
それはめちゃくちゃしんどいことなので、まずは自分をいたわることが最優先で、「今できること」に意識を向けるのがお勧めなのです。

私と夫は同じ病院の勤務医です。二人の子供を授かり時短勤務で働く私。
子供が好きではない夫は、第二子妊娠時、俺をあてにするな、と言い、その言葉通りにワンオペで仕事と子育てに邁進しすぎた私はどんどん強く逞しくなり、彼は成長できぬまま、もともとの子供嫌いもあって、家族とコミュニケーションがとれなくなりました。
プライドが高い彼は私にモラハラをするようになりました。
話し合いは「俺はこういう人間だ」で終わり、1年前に彼が家を出ていきました。
同時期に院内の看護師(バツ2、特定多数の男性と関係をもつ女性)との浮気も判明し、ボロボロの私は根本先生の本を何冊も読みました。
彼は子供への愛情はなく、浮気相手をかばう言葉ばかりで、専業主婦の義母と比べると不出来だと言われ、関係修復はできないと実感しました。
彼はモラハラも浮気も認め、こんな面倒くさい自分とは縁を切って私と子供で幸せになれ、と言います。
私は、容姿も性格も良いと言われ、経済的な不安もありません。
超超自武女な私とロックマンの夫が夫婦生活を続けるのは困難だったようです。
深い傷を負っていますが、子供達と幸せになりたい私にアドバイスをお願いします。
(Yさん)

今でもやっぱり旦那さんのことが好きなんでしょうか?
離婚という選択肢はない??
考えますよね?

それとも離婚に向けてもう手続きとか始めてる感じでしょうか。

自立系武闘派女子あるあるかと思われるのですが、

「気が付いたら自信を失った旦那らしい生き物がリビングに転がっている」

という現象をよく報告いただいております。

もともと頑張り屋さんあり、そもそも彼にくらべれば圧倒的にメンタルが強いので、さらに頑張ってどんどん強くなり、自立していきます。

そうすると旦那とすれば次の2つの感情をめちゃくちゃ感じるようになります。

その1.「俺がいなくてもよくね?俺って何の役にも立ってなくね?」

その2.「俺ってなんもしてないよな。ここにいても意味ないよな」

前者を「無価値感」あるいは「無力な」、後者を「罪悪感」と表現してもよいでしょう。

自立系な男性、特にロックマン氏にとって最重要項目が「役に立つ」ということなので、役に立てない自分は存在価値がない!くらいに思うことが多々あります。

また、嫁の奮闘ぶりをこっそり見ていると「必死に頑張ってる嫁に比べて俺は全然何もしていない」という罪悪感を持つようになります。

もちろん、その頃、猛然と仕事に家事に子育てをこなしている奥様に入り込む隙はなく、ますます居場所を失ってしまいますし、その千日回峰行より厳しいと言われる修業を積んだ奥様はますます強力になっていきます。

すると付き合い始めた頃は対等だった関係にどんどん差が開き、3歳未勝利戦にアーモンドアイが万全の態勢で出走するかの如く、もはや勝負にならなくなっています。

そこで例えば「俺が稼いで家族を養ってる」という思いがあれば、まだ自分の存在価値を見出すことが可能かもしれませんが、Yさんに限らず自武女な方々は経済力も持っていることが多いので、彼からすれば「何もかも嫁には敵わねえ」と思ってしまうのです。

自立している人って競争心が強いですから、何かと張り合ってしまうわけですね。
同業者でプライドが高ければなおさらで、「勝てない」と分かればとにかく逃げの一手を打つことになります。

(もし、そこでプライドがなく、奮闘している奥さんを傍目にビールを飲む夫は一般的にはダメンズ・ダメ夫と呼ばれ、これまた自武女妻たちから大変よく報告を頂く次第です。)

で、たいがいその逃げる先ってのが別の女のところで、その女は彼が抱えている屈辱感、敗北感、無価値感、無力感等を満たしてくれる存在になります。

つまり、彼女は経済力はあまりなく、弱い存在のように思え、自分が大いに役に立てる存在じゃないといけません。

そうすると「家にいるときは存在価値を感じられず、無力感と罪悪感ばかりを量産する」のに対し、「彼女といると自分の存在価値を十分感じ、必要とされ、役に立ってる実感がする」わけですから、どちらを選ぶかは明らかですね。

そして、「浮気の心理」にあるように、彼女の存在を盾にして、奥さんに対して強く出るようになるのです。
逃げ道を確保してるから強くなれるわけですね。

これを先人たちは「虎の威を借る5歳児」という言葉に表しています。

その上で、プライドが高く、罪悪感も高い彼は「正当化」に勤しむようになります。

俺は悪くない、お前が全部悪い、という根拠の薄い結論を作り上げ、奥さんに反撃するようになります。

こうしてモラハラが出来上がっていきます。

よく自武女妻のカウンセリングをしていると「世の夫たちはみんなモラハラをしてるのか?」と思うくらい似た話が連続するのですが、こんな心の仕組みと流れがあるわけです。

で、Yさんへのアドバイスなのですが、まあ、これならとりあえず離婚するのもやむなしですよ、と思います。

むしろ、籍を入れ続けている方が心の傷も広がろうってもんですね。

でも、まだ旦那さんのことが好きで諦めきれず、一緒にいたいということであれば、また作戦を一緒に考えていきましょう。

でも、とりあえずは「休む」ということも重要なんですよね。

いっそのこと、旦那と同じ病院にいるなら一旦休職もしくは退職しても構いません。(それくらい重要なことですから)

ワンオペ育児で家のことも、仕事もあって頑張ってきたなら疲れも溜まりますよね?

そもそもハードワーカーで、タフで、働きすぎのおかしな人たちばかりの職場なのでその自覚も持ちづらいのかもしれないですけど。

こういうのってもっと詳しくお話を伺わないと分からないのですが、

・Yさんの実家との関係はどう?子育てとかサポートしてもらってる?
・お住いの地域の子育て支援はどんなもん?使ってる?
・お勤めの病院で子育てをサポートしてもらうのは難しい?
・ベビーシッター/チャイルドシッターはちゃんと使ってる?
・自分の時間って持ててる?マッサージ行ったり、買い物したりしてる?
・休みはどうなってる?ちゃんとホッとしたり、眠ったりできてる?

などの情報はお聞きしてみたいところです。

ボロボロになって、でも、気合と根性で走り続けてこられたと思いますので、ちょっと「休息」を自分に与えたいところですよね。

「休暇」というよりも「休息」を取れるライフスタイルに変えていきたいところなのです。

で、こういうときにいろいろと邪魔になるのが「思考」というか「習慣」というか「観念(思い込み)」で、子育てや家庭に対して「~すべき」「~すべきでない」という思いがけっこう厄介です。

例えば、「子どもはちゃんと手元に置いて育てたいからベビーシッターさんや一時保育は抵抗がある」とか「母親が専業主婦でちゃんとご飯を手作りしてくれていたから、自分も子どもたちにはそうしてあげたい」とか「自分のことは大丈夫だから子ども優先で。自分の楽しみは後でいいんです」とか、そういう思いをよく耳にするんですけど、それって自分が元気で、夫婦のコミュニケーションが成り立ってて、実家にも頼れる環境にあることが条件なんですよね。

自分が元気じゃないのにそんなことを自分に課すのは「いじめ」です。

で、多くの人が自分の思考や思い込みで自分をいじめてるんです。

それでますます苦しくなってるんだから自作自演には違いないんですけどね。

自分が倒れたら子どもたちは路頭に迷うわけですし、ママが笑顔じゃなかったら子どもたちは寂しいし、悲しいし、罪悪感覚えるし、ママが苦しそうだったら子どもたちはママを元気づけようと頑張っちゃうし、自分を殺していい子になっちゃうし、ロクなことになりません。

自分は大丈夫!なんて幻想はとっとと捨てて、状況に応じて臨機応変に対応しないとママ業なんてすぐに詰んじゃいます。

「できるだけサボる意識を持たないと子育てはただただ苦行」だと思います。

そもそもが子どもたちに対する愛がめちゃくちゃ大きいから「ああしてあげたい、こうしてあげたい」と思ってママは頑張るんですけど、それがかえって自分を傷つけてるなら逆効果だと思うんですよねー。

しかも、旦那は頼りにならないばかりか逃げていくわけで、そんな中で孤軍奮闘してるわけですから、しんどいってもんじゃないですよね。

そんな中、1年も一人で頑張り続けてきた自分はほんとうに偉いと思いませんか?
そして、そんな自分を思い切り労ってやりたいと思いませんか?

ということで、一旦、そんな時間を持つことをお勧めしたいわけです。

将来のこととか旦那のこととかはひとまず横に置いて、自分をいたわる、ねぎらう、そんな時間をちゃんと作ってあげたいものです。

話を聞いてくれる人はいますか?
いないならカウンセリングを使ってみましょう。

子どもを預けて自由になる時間を1週間で最低でも4,5時間は持ちたいものです。
週に4,5時間ですよ?たったそれだけの時間でもだいぶ心は変わります。

子どもたちを守るためにまずは自分を守ること。

これを最優先にしたいところなのです。

子どもたちと幸せになりたい!と思うのならば、まず自分が笑顔でいられる時間を増やすことです。

子どもたちと楽しむ時間を作るためにも、自分が元気じゃないとしんどいですよね。

これが大前提であり、原則です。

だから、自分が笑顔になれるように環境を整えていくことをお勧めしたいわけですね。

「夫婦がなんでこうなっちゃったのか?なぜ、ロックマンを夫にしちゃったのか?なぜあたしはそんなに自武女になっちまったのか?」等の議論はそれからにしましょう。

これからのパートナーシップについても、お仕事についても、まずは疲れを取りながら、ですね。

そのためには「一時退却」という意味で「逃げること」だって全然悪くありません。
本をたくさん読んでくださってありがたいですが、こちらの本は読まれました?

ギリギリまで我慢してしまうあなたへ『逃げる技術』(徳間書店)
*セミナー動画:逃げる技術~今よりもっと自由で自分らしく生きられるスキルを習得する~

Yさんと同業者のクライアントさんがいらっしゃるのですが(バツイチ、子1人)、離婚&激務に加えて、野良猫を追いかけまわすことに疲れて、通ってくださってます。

で、始めの頃、彼女はセミナールームでよく眠ってました。
ここにくると安心して眠たくなるそうで。

その後、少しずつ元気になってきていろいろおしゃべりをしてました。
あんまり難しいことは話さず、元夫のこととか、子どものこととか、実家のこととか。

大量に出されると噂の宿題も「花を部屋に飾る」「子どもたちと近所の公園を散歩する」「エステかマッサージに週1で通う」「好きな映画を週1本は見る」等の優しいものになっています。

その後、女性用風俗に行ってみた、とか、婚活アプリを始めてみたけど吐き気がする、とか、デートした男がいるのだが職業をいつバラしていいか分からん、などと少しずつ行動ができるようになったので、このところはけっこう前向きな話をしています。

Yさんも先のことは考えず、とりあえず「今」だけを見つめてみてください。

「今できることをする」
「今日1日を生きる」

そんな覚悟を持ってみてもいいかもしれません。

今の自分の心の状態をYさんの専門に当てはめたらどの程度の重症でしょうね?
すぐに入院ですかね?手術が必要なレベルでしょうかね?

そうしてまずはボロボロの自分を回復させてから、徐々に自分を見つめ直していきましょう。

とりあえず今日から自分自身に「おつかれさまー。今日もようがんばったなー」と言い続けてあげてくださいませ。

★根本の子育て本。

「子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる」(実務教育出版)


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そんなにボロボロなのにまだ頑張るの?
 


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