永遠の恋人マインド~なかなか恋ができない理由~



「永遠の恋人」
過去にお付き合いして、すっごく幸せだったけど何らかの事情で別れてしまった恋人が、心の中でどんどん理想化していってしまい、それ故に新しい恋に踏み出せなかったり、付き合っている人はいても本気になれない現象になっている。
実際のその人にどんどん理想をかぶせてしまい、実態とは離れたシンボルになっていく。つまり、フィクションになってしまうのだ。

永遠の恋人はハートの真ん中にどっかりと腰を下ろしている状態があたりまえになっているので、新しく付き合う人はその「代用品」になってしまう。だから、何かと問題のある人と付き合いやすくなるものだ。

どう手放すか?がカギなのだがすっかり心の中で馴染んでしまっているので、自分でも分かってはいるけれど手放す気になれないのが難しいところ。

手放しワークに取り組んでもすぐに戻ってきてしまうこともある。

解決方法としては「未来」に意識を向けることであり、自分の幸せなヴィジョンを描きまくることである。それと同時にやはり大事なのは「今」であり、今の生活をより充実させるべく、好きなことをしまくって、楽しむことこそが過去を過去にする秘訣である。

※なお、この「永遠の恋人」が子どもの頃、大好きだった父や母であるケースも珍しくない。しかも、思春期までに父・母と別れてしまった場合はなおさらその傾向が強まる。


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