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そこそこ満足な生活、というのは実は自分自身に制限をかけて、状況をコントロールしてできたものかもしれません。
それが幸せである一方で、もし、不満・不足を感じるのであれば、制限を外して「本来の自分」を探っていくのがいいかもしれません。
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最近、運良くこちらのサイトに行き着きました。気になる記事を大体見て自分なりにワークしています。
その中で、女性性の表現に遠慮している自分に気がつきました。小学生の頃から痴漢や付き纏い、誘拐されていてもおかしくない状況に遭遇することが多々ありました。
当時、成長とともに胸が強調されるのも怖く、現在猫背を必死で矯正している原因に繋がるのではとも思います。
過去に自分が描いた理想的でそこそこ満足・やや安全な場所での生活はできています。
子供の時とは違って今は危機的状況時にたくましく戦える体力と回避する力もあります。
パートナーや楽しい恋を欲しているのですが（準備中。恋やセックスを楽しいと感じたい）、私に必要なことはなんだと思いますでしょうか。
失恋後からも、両親に対しては受け入れ・許し・手放しはできていると思います。兄弟にも以前よりも愛を感じられています。
何か気づきのきっかけがいただけたらと思います。
（Ｎさん）
事故に遭った方ですよね？思い切り自らぶつけたわけじゃないですよね？（うちの読者はよくそういう事故、というか事件を起こしているようなので（笑））
＞子供の時とは違って今は危機的状況時にたくましく戦える体力と回避する力もあります。
ええ、それは素晴らしいです。そういう方々を弊社では「自立系武闘派女子」と呼んでおりまして、彼女たちは己を鍛え上げる修行をすべく、日夜狩りに出かけ、滝行に励み、世界最強を目指しているようでございます。
やはり、Ｎさんもその一味でいらっしゃいましたか・・・。
Ｎさんはとても賢い方のようで、だいぶ自分のことも分かっていらっしゃいますし、簡潔に文章をまとめられておりますので、正直言うと「そうですね！はい。私もそう思います！」としか言えないのでもどかしいんですけどね。（でも、言うんだけどね）
小学生の頃からなかなか過酷な環境（それを弊社では「虎の穴」と呼びます）で育ってこられたわけで、それに対抗する力を養う一方で、確かに弊害も出てきますよね。
ちなみに、そうした幼少期から性的いたずらによく遭ってしまう方のことを、ああ、あなたはヒーラーの才能があるんだね、なんて軽く言ってしまうんですけど、詳しくはこちらの記事などをお読みいただけたらと思います。
※「問題と才能の現れ方～例えば豊かなセクシャリティを持つ女性はヒーラーであり、それがゆえに傷ついてしまう～」
で、そうした過酷な環境の中で育つと「誰もあたしのことを守ってくれやしないから、あたしがあたしを守るしかないんだよ」となるんですよね。
それが
＞当時、成長とともに胸が強調されるのも怖く、現在猫背を必死で矯正している原因に繋がるのではとも思います。
ということであり、その結果、
＞過去に自分が描いた理想的でそこそこ満足・やや安全な場所での生活はできています。
という状態を手に入れられるわけですが、Ｎさんが表現されているように「そこそこ満足・やや安全」という何だか宙ぶらりんな気分になってしまうわけです。
だから、「そんな嫌な目に遭わないように試行錯誤した結果、そこそこ満足できる生活は手に入ったんだけど、なんか足りねーんだよな」ということになるわけですね。
言い換えれば、「自分のパワーを制限して、それなりの幸せは手に入ったんだけど、本当はフルパワーで生きたいし、もっと自分がワクワクするような人生を手に入れたい」というほどのことかなあ、と思うのです。
つまり「本気で恋したいし、もっと恋に没頭したいし、超絶情熱的な恋が欲しい」ということかもしれません。
怖いけど。
すごく怖いけど。
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で、そういう方ってＮさんだけじゃなくて、私のクライアントさんにはなぜかうようよいらっしゃいまして、それぞれのテーマを見つけて頑張って下さってます。
そんな方々にお伝えすることをかいつまんでお話してみようと思います。
●恋やセックスを楽しいと感じている自分ってどんな自分だと思う？
これはもう「想像」というか「妄想」になるかもしれませんけど、楽しい恋や楽しいセックスってどんななのかイメージできるでしょうか？
もし、イメージできたら、それはとっても素敵なことなのでぜひイメージし続けてみてください。
そして、もう一歩踏み込むならば、「その恋やセックスを楽しんでいる自分と、今の自分にどんな違いがあると思う？」って自分自身に聞いてみてください。
何かしらヒントが得られるかもしれませんね。
●自分が遠慮せず、本気を出したらどうなると思っているの？
本気で恋をしたり、恋に夢中になったり、本気で大好きな人に出会ったりしたら、Ｎさんはどうなってしまうと思っているのでしょう？
「そこそこ満足な生活」というのは、言い換えると、自分や状況をある程度自分のコントロール下に置いてるからできるもので、いろんな制限を自分にかけてしまっているのかもしれないですよね。
そこに不満・不足を感じるのであれば「本気になること」が怖い自分がいるのかもしれません。
そもそも「本気の恋」に対してどんなイメージがありますか？
怖い？嫌悪感？
どんな感情が湧き出て来るでしょう。
例えば、以前こんな記事を書きました。
※「「つまんない」のは「あたし、本気出したら、ほんと地球破壊してしまうから」（！？）」
●痴漢や付き纏い、誘拐されていてもおかしくない状況について、今ではどんな風に感じている？
そりゃもうひどい目に遭ったわけですけれど、ふつうそうした事件に遭遇すると、それなりのトラウマが残ります。（それが女性であることをあまり目立たせないようにすることもその一つ）
そのできごと自体に対して嫌悪感や恐怖心が残っているとするならば、必要に応じて処理していくことも可能です。ただ、必要ないことも多いので、自分で掘り下げることはあまりお勧めしていません。余計に悪化する場合もあるからですね。
さらには、そのできごとそのものというよりも、そこから生まれた「習慣」について見つめていくこともできます。
猫背、というのはその一つですが、他にも当たり前になってしまっている心の癖がないかなあ、という視点で見ていくんですね。
例えば、弱そうな、大人しそうな男にしか近付かない、とか、男の人に言い寄られると嫌悪感しかない、とか、性的なことや大人っぽいファッションに抵抗がある、とか。
その影響を見てみるだけでも少しずつ変わっていくものです。
とはいえ、この辺はひとりで扱うよりもそういう機会を持った方が安全かもしれませんね。（カウンセリングとかセミナーとか）
●自分が愛されるにふさわしい理由、素敵な恋ができる理由をたくさん探してみる。
これはまあ自分の価値や魅力を見つける方法でもあるんですが、できれば３０個と言わず、１００個くらい見つけてほしいですよねー。
細かい仕草などを入れたらそれくらいは行くと思うのです。
案外、思い通りの恋ができない場合、自分の魅力について誤解していることが多いのですね。
つまり、周りの人や男性があなたに見る魅力と、自分が自分に対して感じる魅力にギャップがあるわけです。
こういうのを「肉屋なのに八百屋の看板出してるみたいだよねー」って表現します。
で、私のセッションとかだと、こういう価値や魅力から入って行って「本来の自分の姿」を見つけていきます。
つまり、猫背ではなく、しっかり胸を張っている自分ってどんなんだろう？ということをイメージしていくわけです。
そうすると「私はずっと愛されたいと思っていたけど、ほんとうはすごく愛したい人なんだ」とか「私は痩せてるから色気なんてないと思ってたけど、全然そんなことないんだ」とか「自分は全然地味な存在だと思ってたけど、もっと華やかな雰囲気が似合う女なんだ」とか、意外な気付きがたくさんやってきたりします。
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まあ、とっかかりとしてはこの辺が面白いと思うので、ぜひとも時間を見つけてやってみてください。
たぶん、Ｎさんにとっては「ありのままのあたしってどんなんだ？」「本当の私ってどんな魅力を持った素敵な女なんだ？」というところを発見していくプロセスになると思うので、ぜひとも楽しみながら、面白がりながら取り組んで頂けたらなー、と思っています。
★セミナー動画で恋を学ぶ
恋愛講座「自立系武闘派女子のための恋愛講座～幸せになる覚悟とは？～」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/33114
「史上最強の恋愛講座～絶対に失敗したくない恋愛に役立つ１１の法則～」
http://nemotohiroyuki.jp/dvd/19388
「それなりに幸せ、と感じる心の裏にある不満足に目を向けてみる。」
https://voicy.jp/channel/962/73930
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