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心の中に自己否定(罪悪感含む)が渦巻いていると、せっかく素敵な彼ができたとしても、怖くて不安であれこれ考えすぎて逃げ出しちゃうもんなんです。
とはいえ、今の自分にはそれがベストな選択だったことも確か。
じゃあ、今のうちに自分を愛することを学んでみたらどう?というお話です。
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自分から切り出した別れでしたが、後悔が大きいです。
期間は短いし不満もありましたが、私の性格上、彼ほど自分を受け止めてくれると信頼できる相手はいないと考えていました。
私とのことを真剣に考え、最後まで本当に大切にしてくれていたと感じています。
先日彼から「離婚歴があり、前妻さんとの間に子供がいる」と告白をされました。
彼のことがとても好きだったので、「なんとかやっていける方法はないか」をずっと探しました。
でも、考えれば考えるほど不安に負けていきました。
自信がもてず、覚悟もできず、その状態でやり直すことは無責任に感じてしまい、私は別れを選びました。
「怖がって頑張れなかった」「信じ切れなかった」「逃げてしまった」
「彼のせいにしたところもあった」「ダメもとでも頑張ってみるべきだったかも」
そんなことばかりぐるぐる考え、前に進めない、後にも戻れない、そんな状態にあります。
状況を変えるために何ができるか、教えていただければ幸いです。
(やはり自己肯定感が鍵でしょうか?)
(Yさん)
ええ、自己肯定感がカギですね!あげていきましょう!!(最後の一文だけ読んで言ってます。結局、こういうとけば間違いないし。)
でも、自分を受け止めてくれる人と出会っちゃうと怖いですよねえ。そりゃあ、逃げたくもなりますよね。武闘派としては。
そこは「お前、ナンボのもんじゃい!!」とケンカを仕掛けてくるような相手じゃないと、やっぱり燃えないの???なかなかしっぽを掴ませないような野良猫じゃないとやる気にならないの???
セッションやセミナーでお話を伺っていると「私を受け止めてくれる人が欲しい」という声をよく聴くんですね。
私もつい、「そうですよねえ。そんなややこしくて、難しくて、めんどくさい女を受け止められる人ってなかなかいないよねえ」と口を滑らせてしまい、危うくウンコを投げつけられそうになるわけですけど、みなさんもそういう願望を持ちつつも「そんな奴は地球上に存在しねぇ」って思ってるんでしょ???
でも、「あれ?こいつ、もしかして、もしかする?え?まじ?」みたいな人と出会うこともあります。Yさんもそうでしたよね。
で、そうすると武闘派女子たちの心はざわざわします。めっちゃざわざわします。
「いつもカバンに入れてるロケットランチャーがバレたら嫌われるよね?」
「ガーターベルトに装着してるナイフがあくまで護身用だって理解してもらえるかな?」
「あたしの部屋には敵の襲来に備えて地雷を埋めてるんだけど、彼、踏んじゃわないかな?」
「日課の滝行を彼に見られたらドン引きされない?」
「正直、あたしの戦闘能力って一個師団くらい平気で一人で倒せるレベルなんだけど、彼、耐えられるかな?」
彼が誠実でまじめでウソつかない良い人であればあるほど、悪人である皆さんの心は不安と怖れが掻き立てられてしまうんです。
で、逃げ出したくなって、時にはほんとに逃げちゃって、根本先生から「野良猫女子認定」を受けるんですよね。おめでとうございます。
望んでいた相手と出会ったにもかかわらず、自ら関係を破壊しちゃうパターンがそこにあるんです。
この「破壊」ってのは、Yさんのように「別れ」という形を選ぶこともありますし、「あたしのことほんまに愛してるのテスト」を繰り返して彼を逃がしちゃうってこともありますし、時には「敢えて別の男(たいてい野良猫)に手を出してそっちにエネルギーを向ける」という複雑な方法を好む人もいます。
でも、望んでいた相手なわけですし、要するに、すっごくいい男なわけですから、そうして破壊したあとに後悔します。
Yさんの気持ちに共感される武闘派な皆さんもとても多いんじゃないでしょうか?
「自分で別れといて後悔するなんて・・・」という自分いじめの口実も新たに生まれます。
「もうあんな素敵な人には出会えないんじゃないか?」という不安もまた新たに生まれます。
そして、「もしあのときこうしていたら・・・」というif文を作り始めると、もうこっちのもんですよね。ありとあらゆる妄想力を駆使して自分を思い切り責めるんです。自分を思い切り罰し続けるんです。
でも、気付いてる?自分がめっちゃ泣いてるの。
泣いてる自分にあの攻撃力を最大にしていじめ続けてるの。
そんなことしてたら自己肯定感も自信も自己価値もどんどん下がっていくよね?
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Yさんが別れを選んだ理由というのは、「離婚歴があり、前妻さんとの間に子供がいる」と告白されたことがきっかけ?
たぶん、セッションだったらこんな質問をいろいろとしていくと思うんです。
「そのときどう感じたの?やっぱり前科歴のある人はダメなの?それとも嫉妬が止められなくなっちゃうの?」
「その不安ってどんな不安なの?何が怖かったの?」
で、その先になにがあるか?っていうと、
「ま、しゃあないよねえ」
といういつものセリフです。
怖かったのも、不安になるのも、自信が持てないのも、覚悟ができなかったことも、頑張れなかったことも、全部、しゃあないんです。
信じられないかもしれないけれど、そのときのYさんはYさんなりにベストを尽くしたんです。
その結果、「もう無理だ」と思って別れを選んだんです。
その決断、めちゃくちゃ漢らしくて素敵ですよ。さすがですよ。
何も間違えてないし、失敗もしてません。
後悔しちゃうのは、別れて距離が空いたからなんです。
余裕ができて、いろいろ考えることができるようになったからなんです。
もし、あのまま付き合い続けてたら自分が持たないと思いませんか?
どんどん自分が自分じゃなくなっちゃう気がしませんか?
だとしたら、逃げるのは正しい選択ですよね。
そこに何ら罪もないわけです。
そういう風に、自分がしたことも、自分のネガティブな思いも、すべて「しゃあないやん」と受け入れていくことを「自己肯定」と言うんですね。
そして、その自己肯定しているときの心の状態を「自己肯定感」と言うわけです。
「ま、無理ないわなー」
「しゃあないよなー」
という言葉をぜひ口癖にしてみてください。
ダメな自分、悪人な自分、情けない自分、怖がりな自分、自信のない自分、その全部にそう言うてあげるんです。
そして、問題なのが「でもさー、Yさんって元々相当自分のこと否定する癖がついてるよね?全然、自分に自信がないんだよねえ?いい女なのにもったいないよねえ?」という点なんですよね。
ま、そこで「全然いい女じゃないです。」という即レスが返ってくるんですけど、そこですよね。問題は。
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状況を変えたい、というのであれば、まずお勧めするのは「自分を否定しない」ということですね。
自分を否定するのって、慣れてるし、得意だし、ある意味、「楽」なんですよ。
だから、それを辞めて「自分を肯定する」ということを始めるんです。
それは禁酒・禁煙・禁ギャンブルみたいな覚悟がいるもんです。
「もう自分いじめはやめる!もう自分で自分を泣かせることはやめる!」と声に出して言ってみてください。
1回じゃないですよ。100回くらい言ってください。毎日言ってください。
もちろん、始めの頃は「自分いじめをやめるっていったのにやめられない自分を責める」という新たな技を開発すると思いますが、それでも宣言し続けてください。
それだけでけっこう変わり始めます。
いいスタートが切れます。
その上で、ブログや本でも読みながらワークに取り組んでみるのもよし、セミナーに参加するもよし、自分いじめに使ってたエネルギーを、自分をあいする方向に使えるようにしていきましょう。
アファメーション、最後にひとつ載せておきますので、よかった口癖にしてください。
「わたしは今のままで十分魅力的。
わたしは今のままで幸せになれるし、わたしは愛される資格を十分持っている。
わたしの愛はとても強く、清らかで、人を幸せにする。
わたしに愛される人はとても幸せだ。」
最初はゲロ吐きまくりだと思いますけど、続けてみてね。
だんだん心地よくなっていくと思うんで。
★本気で自己肯定感をあげたい人はぜひご参加ください。
『自己肯定感をあげる3daysプログラム』
名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)
(※東京は来年1、2月から再開します)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475
★自分を悪人だと思っている武闘派女子の集会はこちらです。
〇自立系武闘派女子のための恋愛講座~幸せになる覚悟とは?~
東京:11/10(日)13:00-16:00
大阪:12/1(日)13:00-16:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/32453
★そういう気持ちをカウンセラーに聴いてもらうのもアリっす。
>http://cocoronooffice.jp/#counselor
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