ベッドの中では自分軸なのに、それ以外では他人軸になってしまう問題。



ベッドの中という狭い世界の中でも自分軸を確立できてることはシャンパンで乾杯してもいいくらい素晴らしいことなのですが、それゆえにそれ以外で他人軸になってしまうことがより気になってしまうものです。
「社会の目」という問題があり、パートナーシップにも大きな影響を与えていますので。

根本さん、こんばんわ。
どんな忠犬も野良猫に変えてしまう安定の自武女Aです。
最近では根本さんのブログを読み漁りすぎて、ハント中の野良猫の罪悪感話を「あー、それね。愛されてるってことでオッケー?」と変換できるくらいにはおめたでたい女になりつつあります。

そんな私ですが
「何度も別れ話をするロックマン/野良猫男子への上手な対応とは?」
という記事で気付いたことがあります。
根本さんの仰る

『「あなたが大好きなの(ハート)」という可愛い女子の視線と、「大丈夫よ、安心してね(ハート)」という姐さん的・母的な雰囲気を醸し出しておく練習も役立ちますね。
もちろん、時々「私はあなたと幸せになるって決めてるの。私を捨てたらどんな目に合うか分かってるよね?」という軽くハバネロ的刺激を与えてあげるのも効果的です。』

というやつが、セックス中だと完璧にこなせます。1プレイで網羅できるほどに。
おかげで野良猫からは「若い歳下手篭めにして。。。」なんて言われています。

でもこれ、ベッドを出るとできません。
もうちょっとなのになぁ。
ベッドの中だけではリスクがありすぎるので、日常生活でも使いこなすにはどうしたらよいですか?ネタとして使ってください!
(Aさん)

素晴らしくおめでたい女へと成長されていることを心からお喜び申し上げます。

で、「何度も別れ話をするロックマン/野良猫男子への上手な対応とは?」はこちらです
↓↓↓
https://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/25260

さて、ベッドの中では理想的なプレイができるのに、ベッドから降りるとできなくなるというのは、Aさん以外にもよく耳にするお話です。

ベッドの中だけってのはだいぶ狭いですよね。キングサイズだったとしても。

要するに、彼を手篭めにするくらいセックスには自信がある、けれど、それ以外はまだまだ自信が育ってない、という話なのかもしれませんが、もう少し詳しく見ていきましょう。

セックスというのは(ふつうは)1対1のタイマンってことでして、しかも、(ふつうは)他者の視線が入らない二人だけの世界で行われるものですよね?

誰に邪魔されることのない、「私」と「彼」だけの二人だけの世界です。
だから、とても自由だし、解放的だし、自分を出せるし、相手を受け入れられます。

遠慮のない世界、好きに振る舞える世界、と言ってもいいでしょう。

ところがベッドを降りて街に出てしまえば、そういう訳にはいきません。

他者の目があり、もしかするとライバルも出てくるかもしれません。
しかも、親や友人などの影響を受ける場合もあるでしょう。
仕事に意識を取られることもあるでしょう。

つまり、世界が一気に広がって、様々な関係性が生まれてくるわけです。

そうすると1対1のタイマンには強いAさんも、10人を相手にケンカするのは歴戦のツワモノとしてもヤバいでしょう。

つまり、社会においては他者に気を使い過ぎたり、空気を読んだり、配慮したり、時には引いて見たり、あるいは押してみたり、とすることが一気に増えちゃうわけです。

2人だけの世界では自信満々でも、街に出るとそういう振る舞いができなくなる理由はきっとコレだと思います。

具体的に言えばこんな感じね。

>あなたが大好きなの(ハート)」という可愛い女子の視線と、「大丈夫よ、安心してね(ハート)」という姐さん的・母的な雰囲気を醸し出す

「え?そんな姿、おかんに見られたらヤバいやん?会社の人にバレたら恥ずかしいやん?」って思っちゃうのかもしれませんね。

>もちろん、時々「私はあなたと幸せになるって決めてるの。私を捨てたらどんな目に合うか分かってるよね?」という軽くハバネロ的刺激を与えてあげるのも効果的です。

「ベッドの中だったら彼は私しか見ないし、逃げようと思っても捕まえられる自信はあるけど、違う場所だったら、彼、引いてしまって他の女に目移りしちゃわない?」なんて思っちゃうのかもしれないですよねー。

「社会の目」というのがありまして、私たちはそれを怖れるものです。

周りの人にどう思われるだろうか?
嫉妬されたり、いじめられたりしないだろうか?
出る杭は打たれるっていうし、あまり自分を主張しない方がいいんじゃないか?
他人に干渉されるのは嫌だし、否定されたり、炎上したりしないように振る舞わなきゃ。
空気読んで行動しないと嫌われたり、はみごにされたりするから気を使わなきゃ。

そんな風にいろんな方面に神経を使うようになっちゃうんですよね。

つまり、ベッドの中では彼に100%向けられるエネルギーが、社会に出るとグッと減ってしまうというわけです。

もちろん、ベッドの中で女王として振る舞えるAさんは素晴らしいんですよ。
それができる!ってことは堂々と自慢していいし、誇りにしていいし、自分を褒めてあげて欲しいポイントでもあります。

この社会の目というのは、ルーツを辿れば「厳しい父親」「過干渉で心配性な母親」あるいは「学校でのいじめ」などがよく挙げられます。
また女子同士の「嫉妬、やっかみ」などが原因になることも多いです。

ちゃんとしなきゃ、しっかりしなきゃ、いい子でいなきゃ、と思っていた人はもちろんその怖れは強くなりますし、逆に、私はダメだ、役立たずだ、だらしない、と自己否定が強い方もその怖れをたくさん抱えることになります。

ちなみに「社会の目」の問題をクリアするのは、リーダーシップを取る際には必須科目ですし、また、ライフワークを生きる際にも重要なテーマになるものです。

さて、Aさんは彼氏以外の関係性で何か思い当たるところはないでしょうか?

職場では自由に振る舞えない。
友だちに気を使ってしまう。
親には壁を作っている。
母親の干渉や心配がウザい。

パートナーシップの話なのに、そんな風に話が広がってしまうのは意外かもしれませんが、案外、この辺が原因になってることが多いんです。

どうしたらいいのか?それはブログでよく出てくる表現をするならば「自分軸」をより確率していくことです。

つまり、Aさんはセックスの最中は自分軸をしっかり確立しているけれど、ベッドを降りてしまうと他人軸がだいぶ混じって来てるんじゃね?という話なのです。

だから、社会の中で「私」をしっかり持ち、地に足が着けられるように日々意識をしてみることです。

「私は私、人は人」ってやつですね。

他人と自分の間にしっかり線を引くイメージをすることも役立ちますし、より「私」を表現することも効果的です。

つまり、まずは「私」に意識を向けて、常に「私らしさ」や「私が好き」「私、それ嫌い」ということにこだわることなんです。

ファッションでも、行動でも、趣味嗜好でも、とにかく「自分」に向ける意識をより高めていくのです。

人にどう思われるか?よりも、自分が楽しい、これが好き、という気持ちを優先させるわけですね。

自分の部屋やオフィスに置いてあるものを「自分が好き」で統一するようにしていきます。

テンションがあがるペン、かわいいマグカップ、お気に入りのマウスパッド、気分が張れる壁紙、まずは手が届くところからね。

もちろん、モノ、ではなく、内面的なもの、行動的な面についても「自分」を意識していきます。

・・・ということはいつも通り「好きなことをもっとやんなさい」という話になっちゃうんですよね・・・。「ああ、またその話か・・・」とがっかりしてない??(笑)

「私はこれが好き!これがしたい!」ということをより意識していくわけです。

彼とのデートについても同じです。
もし、Aさんが美味しいものが好きならば、彼の意向を汲むのは少しだけにして、基本、自分が行きたい店、食べたいものを主張してみます。

彼への愛情表現も自由にしていきます。言葉でも態度でも。

そして、何より彼への感謝の気持ちは頻繁に伝えていきましょう。

そうして、ベッドの外でも、彼と一緒にいて自由に自分らしく振る舞える自分になっていくのです。

「セックスに自信があるならば、その自分をより日常に下ろしていけばいいよ」という提案をよくしています。

だって、セックスにおいては自分らしく振る舞うことに性交、いや、成功してるわけですからね(笑)

それを活かさない手はないわけです。

「ベッドの中なら今、どう振る舞うんだろう?」ということを想像してみるんです。
「もしセックスの最中だったら、彼に何て言うんだろう?」ということを言ってみるんです。
「彼とくっついているときならば、自分はどんな表情をしているのだろう?」と想像して、そんな表情になってみるんです。

そうして、ベッドの内と外の違いを少しずつ埋めていきます。

ベッドの中で100%できることが、外で50%できるようになれば、だいぶ気分は変わると思います。

「私は私、人は人」

改めて、そんな意識で、より「自分らしく振る舞う」ということをテーマにしてみてはいかがでしょう?というお話でした。

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