マウント系野良猫男子の扱い方。



何かとマウントしてくる彼を受け入れていると調子に乗ってメンドクサイことになります。
しかも、野良猫てことでなかなか距離も縮められないし!
そんな時、どういう自分でいたらその状況をチャンスに変えられるでしょうか?

こんにちは!根本さん!
先日のダリン勝也さん、麗子さんとのセミナーでファンになり、帰りの新幹線からずっと過去ログを読み漁り、iBooksで「頑張らなくても…」を購入して数時間で読み終え、今は「本当に愛されているの?」を読んでいる勉強熱心な女子です。

私はダブル不倫です。関係を持って1年ほどになりました。職場で毎日のように顔を会わせていますが、1ヶ月から2ヶ月に1回会えるか会えないかです。調子がいいと1ヶ月に2回会えるのですが。

相談は、彼がすぐに調子に乗ることです。他の恋愛カウンセラーの方に相談したところ、マウント系男子と言うことでした。ここでは野良猫と言うのでしょうか。
その方に相談すると、彼は放っておけば寄ってくる。誕生日プレゼントをくれないのならエッチはしない、にこにこ接するけど甘やかさないなどアドバイスを頂き実行してきました。
確かに、くっつき過ぎると彼は他の女の子と話すようになりますし、ちょっとひどいことを言ってきたり、離れてしまいます。なので、距離感を保つように、職場ではあまり不必要なことは話さないようにしてきました。
そして、彼をデートに誘ってもはぐらかされてしまう時に「じゃあいいよ」とあっさり引き下がることをアドバイスされてきましたが、そうなると、いつまでも自分の本音が言えないような気がします。
本音が言えない関係ではないのですが、自分の好きな気持ちや会いたい気持ちを伝えると、彼が調子に乗ってしまうのではないかと、我慢しています。
マウント系男子には、やっぱり会いたいという気持ちを伝えない方がいいのでしょうか?
またお会い出来る日を楽しみにしています(^^)
(Yさん)

その節はお世話になりました~♪
野良猫とマウント系男子は定義上は違うのですが、野良猫がマウントしてくるってのはよくある話でもあります。
ちなみにロックマン氏もよくよくマウントされますね。趣味みたい。

そもそも「マウントする心理」というのは、

「おれって何だかんだ言ってもさー、自信がないわけよね。だからさー、自分で自分を大きく見せないとさー、誰も俺のことなんて見てくれないと思ってるんだよね~」

というものです。

だから、マウントしてくる相手に「うんうん、そうだね」と優しくしてあげると、すぐに調子に乗ってしまうわけです。

「自信のない俺のことを認めてくれたっ!キラッ!!」

と目を輝かせるわけです。

まあ、それを他者は「メンドクサイ奴」とラベリングするので、徐々に距離が離れていきます。

そうすると数少ない自分を受け入れてくれる人(=自分のことを好きだと言ってくる人)に対して、より大きなマウントをしてくるようになるんですね。

これはパートナーシップでもありますが、職場やママ友でもよくみられる傾向です。

だから、「いい人」をやってしまう我慢しぃな人は、マウント系ボーイズ&ガールズにいいカモにされてしまいますよね。

それが好きな人ならなおさらなわけです。

そういう方に対してはもれなく「まあ、ほんとにお好きですねえ」と日本茶をずずずと啜りながら目を細めることにしている根本先生です。

マウント系であることはちょっと横においても、野良猫である彼は「距離が近づくと離れたがる」「放置しておくと勝手に寄ってくる」「自分の都合のいい時に会いたがる」等々の傾向を示します。

そういうのを「親密感の怖れ」と言います。

自信がなく、また、罪悪感も強いであろう彼の場合、親密な距離というのはけっこう苦手なんですね。

「これ以上近付くでねえぞ」という意味でマウントしている深層心理もあるかもしれません。

だから、野良猫好きな武闘派女子の皆さんは「うーむ、うまくいかねーぞ」と苦悩するわけですが、案外、そうした苦悩が「ああ、あたし、めっちゃ今、恋してる!!」って刺激物になって、ますます燃え上がってしまうことはこのブログでもよくネタにしています。

なので、栗羊羹なんぞをつまみながら根本先生は「ほんで、どうしたいの?」という風な質問を投げかけるのです。

「本音を伝え合う関係がいい!!!」と思っても、今の彼にはそれは酷な要求ってことですし、彼をコントロールすることになってしまいます。

とはいえ、今の自分にできることしかできないわけで、再び、「じゃあ、どうしたいの?」と濃い目の日本茶を啜りながら根本先生に聞かれることになるわけです。

恋愛だとやっぱり「うまくやりたい」と思うわけですが、需要と供給のバランスから、それがままならないこともあります。

彼の可能性を信じて待つこともできるし、自分にできることするってまずは自分から本音トークを仕掛け続けることもできます。

でも、「会いたいのに会いたいと言えない!」という関係は、情熱系武闘派女子にとっては燃え上がる環境だったとしても、ついついイライラしてロケットランチャーを装備したくなるものですよね?

だから、

>マウント系男子には、やっぱり会いたいという気持ちを伝えない方がいいのでしょうか?

という質問に対しては「どっちでもいいんじゃないの?」という風に今度はお煎餅をかじりながら根本先生は答えることになるのです。
どうも、塩っ気のあるものが欲しくなったみたいです。

会いたいって気持ちを伝えるのがYさんらしいと思う?
それとも、彼がそういう状況だから、待ってあげるのが自分らしいと思う?

そう、自分らしいのはどっち?ということなんです。

我慢するのはしんどいので戦略と言いますか、「どうしたいんだろう?どうなりたいんだろう?」という自分の本音をまずは見つめましょう。
そして、どういう風に振る舞うのが自分らしいんだろうか?ということを考えてみましょう。

野良猫系マウント男子に対してはついつい他人軸(彼軸)になってしまいがちですよね。
そうすると

>本音が言えない関係ではないのですが、自分の好きな気持ちや会いたい気持ちを伝えると、彼が調子に乗ってしまうのではないかと、我慢しています。

のような囲碁将棋の駆け引きみたいなことが生まれてしまい、何だかんだ我慢に我慢を重ねてロケットランチャーをぶっ飛ばすことになってしまうのです。

こうしたら、こうなるから、イヤ。ダメ。
でも、ああしたら、ああなるしな、それもイヤだ。
うむむむむむーーー、くぅーーーーー、ぶぅーーーー、ドカン!!!ドカン!ドカン!

とわけです。

だから、「私」という自分軸に戻ることをいつも推奨しているわけです。

そして、

あなたは彼とのゲームを楽しみたいの?
どんな関係になりたいの?
ヴィジョンは?
あなたらしいのは何?
あなたにとっての幸せって何?

という部分をいつも見ていきます。

そうしてYさんが彼に対して自分軸を確立していくと、ものすごく余裕が出てきます。

「あら、彼はまた逃げちゃったのね~。今回は3日間放置プレイをお望みなのかしら?」

「あら、また自信がないからマウントしちゃってるわねえ、でも、今日のあたしは生理前でイライラしてるから、それ以上言ったらワインぶっかけプレイを起動するわよ」

「あらあら、優しくしてほしいのね~。今日のあたしはご機嫌だから、今日のところは許してあげるわね~」

「あら、彼はあたしのことが忘れられないのね~。そりゃあ、いい女だもんね~。でも、そんな扱いしてたら、あたしはペルシャ猫を探しに行っちゃうわよ」

そんな感じね。

だから、「私は私、彼は彼」でもいいし、彼との間に明確に線引きができるように自分軸を確立していくことを目指してみてはいかがでしょうか?

たぶん、Yさんは今の自分が思うよりももっと魅力的で価値があると思うのです。
自分軸になるとそれをちゃんと受け取れるようになるので余裕が出てきます。
そうするとちゃんとその魅力に合った扱いを受け取れるようになるでしょう。

そう、深い意味で「彼に大切にされない」ということは「私が私を大切にしていない(=魅力をまだまだ受け取り切れてない)」ということでもあるのです。

とはいえ、そうなると野良猫が家猫に変身して興味なくなるかもしれないんだけどね、まあ、そうなったときはそうなったときでしゃあないわね。

★素晴らしい価値のある自分をもっと自分を愛してあげる。

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