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性的嫌悪感はセクシャリティが豊かな人ほど持ちやすいもの。
しかし、それはパワーの源であり、魅力や才能の根源でもあります。
自分自身を解放することで、その嫌悪感を払拭しつつ、最後にはとっておきの方法も提案しています。
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性に関して、ケガレやタブー、男性の欲望、女性が傷つく感覚が拭えません。
父は優しく穏やかな人で、母は明るくバイタリティ溢れる人です。中学の同級生が性的な暴力に巻き込まれたトラウマはありますが、他の要因もあるのかな。。
性の自覚は早く、周囲の男子がようやく下ネタで盛り上がる年齢の頃には、自分は無邪気に乗れませんでした。
20歳での最初の彼女とセックスがうまくいかず、別れそうになりED治療薬で治しました。(彼女が既に性経験があったのが苦しかった)
いまの恋人は、過去ピル服用で避妊具なしのセックス経験があり、それに苛まれています。彼女にとってハッピーな過去ではないことも辛く。。なぜか彼女への怒りも覚えます。
少しずつ、自身がケガレている思いを彼女に投影していたな、女性の痛みを自分の罪悪感として受け取っていたな、と紐解いています。自他の境界を分ける意識で少しラクになりました。でもまだ、心の奥底で燻っています。(婚前に生でしないで欲しかった保守的な嫉妬もあると思います)
男性の性嫌悪の事例が少ないので、ネタとして使っていただけると嬉しいです。。
(Sさん)
貴重な男性読者のSさんからのネタ提供、まことにありがとうございます。
また本をきちんと読み「自他の意識」(つまりは自分軸)を持つ試みをしてくださってありがとうございます。
男性の性に関する意識については確かに触れる機会があまりなかったので、とても貴重なテーマを頂きました。
女性の皆さんにも参考になる点があろうかと思います。
さて、罪悪感というものは自らを穢れと感じさせ、毒と思い込ませる感情です。
それを投影すると相手に潔癖さを求めるようになり、それが処女信仰に繋がったり、相手の過去の性体験に非常にこだわるようになったりします。
これはSさんもよく理解されている点ですね。
そして、性的なエネルギー(セクシャルエネルギー)はそのパワーが強力であるがゆえに、罪悪感を強めます。
男性でも女性でも性的な目覚めが早かった方はよりその傾向が強くなりますね。
男性なら、女性の身体やセックスに興味を持っていることを恥じ、嫌悪し、その思いを抑圧しようとします。
特に男性の場合は母親との関係もポイントとなります。
つまり、今までは「母」としての存在しか感じていなかったものが、性的な目覚めと同時に、その母に「女」を見るようになります。
「お母さんもあんなこと(セックス)をしているんだ」という思いに強い嫌悪感を持つ男の子も少なくないはずです。
もちろん、それは自らに芽生えたセクシャルエネルギーに罪悪感を感じ、嫌悪感を持っていることを母に投影しているに過ぎないのですが。
また、父親自身が自分のセクシャリティをどう扱っていたのか?も影響を与えます。
ある男性は、父親がアダルトビデオを普通に見ていたり、エロ本を各種取り揃えたりしていることに強い嫌悪感を持っていたために、自分の中に芽生えが性欲を一方的に抑圧することになりました。
その結果、自らが性的欲求を感じることを非常に強く嫌悪しただけでなく、付き合っていた彼女がセックスへの興味を語っただけで、彼女を遠ざけてしまうこともあったそうです。
さて、性的な目覚めが早かったり、相手を嫌悪するくらい性的なものに嫌悪感を持ってしまうのは、セクシャルエネルギーが強い人、それとも弱い人だと思われますか?
答えは自明ですね。
元々兼ね備えているセクシャルエネルギーがとても強い人が、そうした現象に出会います。
セクシャルエネルギーというのは何も性的なものに限りません。
バイタリティの豊かさ、パワフルさ、たくましさもそうですし、創造性、リーダーシップ、行動力などもセクシャルエネルギーの賜物です。
もちろん、セクシーさを豊かに持っていることは言うまでもありません。
ところが、その発育が早いために、または、その強すぎるエネルギー故に、多くの人は、そのエネルギーを抑圧することに意識を向けてしまいます。
もちろん、その強烈なエネルギーは罪悪感を刺激するだけでなく、自己不信を招いたり、権威との葛藤を強めたりして、自らが持つ、本来のパワー、エネルギーを封じ込めようとするのです。
だから、意外かもしれませんが、セクシャルエネルギーの強い人ほど、自らの性を隠して中性的な振る舞いをしていたり、大人しそうな印象を与える雰囲気を纏っていたり、無気力な生き方をしていたりしているものです。
とはいえ、封印しようとしたところでそれがなくなることはありませんし、また、封印しようとすればするほどそのエネルギーが反発して混乱し、さらなる自己嫌悪を招くものです。
ロックマンと言われる人たちの中には、そうした自らの性的エネルギーがバレないように、人との距離を縮めないタイプの男性も多くですね。
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ということで、Sさんも幼少期には自らの性的エネルギーを封印するために相当のエネルギーを意識的、無意識的に使われたんじゃないかと思いますが、現状を打破するためにも、まずは自らのエネルギーを解放するチャレンジをお勧めしたいのです。
とはいえ、怖いです。
昔から抑圧してきたので「はい!開きます~!」って出せるもんでもありません。
そもそもその性的なエネルギーを「嫌ってる」ところから、「自己嫌悪」になり、女性に対しても嫌悪感を持つことになっているわけです。
ということは、基本中の基本、「ああ、またあれか」の「自己肯定感」が一つ目のポイントです。
自分を愛しましょう、ということです。
自分の心、体を愛し、自分の思考や感情をそのまま認め、愛してあげましょう。
「それでいいんだ」「それが私なんだ」というメッセージを自分に与えてあげます。
「悪いものじゃないんだ、素晴らしいものなんだ」と自らを再教育します。
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そして、再び「ああ、またあれか」と皆さんが思われる「ライフワークを生きようぜ!」という提案が二つ目です。
自分が好きなことを好き、と言い、欲しいものを欲しい、やりたいことをやりたい、と素直に認める意識を持つことです。
実際、ライフワークを生き始めると、どうしたってセクシャルエネルギーのサポートが必要になってきます。
だから、必要に迫られて解放せざるを得なくなる、という現実的な面も備わっています。
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パートナーシップで言えば、彼女にちゃんと愛を与えましょう!というテーマです。
自分の意識に捉われて彼女を否定したり、判断したりする、ということは、当然ですけど、彼女を愛する行為ではありません。
彼女のことが好きなのならば、自分の古い価値観に捉われることよりも、彼女を愛することを選びましょう。
つまり、彼女を愛することと自らのセクシャリティを許すことはイコールになります。
もちろん、セックスでもよりお互いが高まる行為として受け入れ、彼女を喜ばせること、自らが感じることを許すこともとても大切なレッスンです。
ま、要するにいいセックスをやりまくれ!というわけです。
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さらにライフワークに通じるところでもありますが、自分が情熱を向けるものを持つこともステキな試みです。
仕事、趣味、何でも構いません。
自分が熱くなってしまうもの、好きなものにエネルギーを向けましょう。
それがフェチと呼ばれるものであったとしても一向に問題ではありません。
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そして、男性にとって特にお勧めなのは「筋トレ」です。
肉体的な力を感じることを許すことです。
男性が自信を持つ方法としても有効なのですが、筋肉(つまり、肉体的なパワー)を付けることは、自らが男性であることを承認し、かつ、男性的なエネルギーを自分に許す行為になります。
もちろん、ジムに通って筋トレをすることもアリですが、スポーツも素晴らしいです。
できれば、より肉体を駆使するものがお勧めですが、体を動かすことは男性にとっては大切なものです。
ちなみに農作業、肉体労働などでもOKです。
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セクシャルエネルギー(セクシャリティ)が強い男性が、そのエネルギーを怖れて封印し、嫌悪感を持つのは、そのエネルギーを「誤解」していることもその要因です。
男性にとってセクシャルエネルギーはとても暴力的で、攻撃的なもののように感じられます。優しい男性ほど、それを嫌悪しやすい傾向にあります。
だから、その「誤解」を解くべく、男性のセクシャリティがいかに素晴らしいかを学ぶことも思考的な人ほど有効かもしれません。
Sさんがセクシャリティを許し、開放するとどんな素晴らしい現実が目の前に起きて来るでしょう?
・ライフワークをイキイキと生きることができる
・仕事での成功
・豊かさの獲得
・女性を癒すことができる
・リーダーシップを取り、多くの人たちのカリスマとなる
・エネルギッシュに飛び回ることができる
・女性に安心感を与えることができる
・パートナーや家族を幸せにすることができる
・より良い社会を実現させられる
・自分に自信が溢れている
・本来持っている知性や賢さを使えこなせる
・家庭や企業で大黒柱になれる
・セクシーな大人の男性になれる
・神性を持つことができる(カリスマ性と似ているが)
・器の大きい男になれる
Sさんが魅力的に感じるメニューは上記にありますでしょうか?
それを「自分が手に入れて良い」とすることで、このブロックもまた外れやすくなります。
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また、セクシャルエネルギーは感覚的なものなのですが、時には感情として認識されます。
そのため、心を開き、感情を解放することもまた、セクシャルエネルギーの解放に繋がります。
映画やドラマを見て泣いたり、スポーツを観戦して感動したり、祭りを見て興奮したり、自らが熱くなれるもの、感動できる体験を探します。
また、自らの心の内をカウンセラーに1対1でじっくりと話を聞いてもらい、誰にも言えなかった心の内を吐露することもまた、有効な方法です。
男性は心の内を人に話すことが得意ではなく、また、自分の心を言語化することも苦手な人が多いです。
そのため、定期的かつ継続的にカウンセリング(じゃなくてもいいけれど)に通い、心の内をどんどん開いていきます。
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さて、ここまではSさんの質問に直接お答えするというよりも、その心理から男性性を解放する、セクシャルエネルギーを許す、愛するという話に意識を向けてきました。
ここで改めてSさんの主訴に目を向けてみましょう。
>性に関して、ケガレやタブー、男性の欲望、女性が傷つく感覚が拭えません。
もし、本当にSさんがこの感覚を手放したいと望むのであれば、ショック療法とも呼べる方法を提案したいと思います。
本当に望むならば、というのは、けっこう覚悟がいるからです。
それは「ほんとうの女を知る」ということです。
女性も性に対してブロックが強い方が多いのは言うまでもありません。
しかし、とあるブログにおけるメインの読者層の方々の中には、時に男性を遥かに凌駕する欲望を持ち、かつ、男性ならば致命傷になるほどの傷もかすり傷程度にしか思えず、ケガレまくり、タブーを破りつつ我が道を驀進している方が多数存在していると噂されております。
そして、彼女たちが顔を出すセミナーでは、お互いを「戦友」と呼び合い、武器や戦場の情報交換に余念がなく、狩り場を共有することも珍しくないそうです。
また、そのセミナーにはきれいな女性が多く集まるらしいのですが、見た目に騙されては命を失う危険があると噂されます。
私が得た極秘情報によれば、彼女たちは「健気な女性の皮を被った狼」「清純そうに見える演技が上手なライオン」「かわいい女の子の仮面を被ったティラノザウルス」らしいのです。
さらなる情報によれば、そのセミナーの講師は男性の参加者の来場を心の底から感激して喜ぶそうで、いかに震えながらセミナーをしているのかが伺えます。
ということで、某講師のセミナーに通い、そこで女性の実情をあれこれ目にすると、始めは強いショックを受けるかもしれませんが、徐々に慣れるうちに、女性の実情について見識を深めることができ、その感覚を払拭できることも可能です。
ちなみに、そんな女性の実情に触れつつ、セクシャリティを解放できるセミナーはコレらしいです。
>https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22883
とりあえず、そんな女性に実情に触れてみたい、知りたい、という方はまずはコレに出てみると良いそうです。
>https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22728
>https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/22754
ま、若干お笑いに走ってしまいましたけど、性的嫌悪感を持つ、ということは、それだけ男性的魅力に溢れており、カリスマ性やリーダーシップを豊かに持つことを示唆しています。
そこと向き合い解放することは、人生をより良い方向に導くばかりですから、ぜひ、自分ができる方法でチャレンジしてみてください。
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