野良猫君のこと、なんで切れないんでしょうか?


切れない理由ももちろんあります。いっぱい。
でも、「切れない」のではなく「切らない」と主体的に考えるようになったら、見方が確実に変わって行きますよ(^^)

ツンデレな根本せんせ。
野良猫男に別れのメールをしました。ご飯食べてセックスするだけの付き合いはいや。このままはいやだからもう会わなくてもいい。相手が誰でもちゃんと付き合いたい。って感じで。そしたら、こんな返信。

「あのね、男女関係にはいろいろあるのが人間だと勉強してください。
そもそも、婚姻などは近代人間が考えた制度にすぎず、それに従わなくてはいけないという観念に縛られているから、みんなおかしくなるんだよ。
自然体が一番。
あたま、パッカンパッカンしてる割には変なとこ、頭が硬いよね」

だそうです。で、また振り出しに戻る。。。です。なんで切れないんでしょうか。終わりにした方がいいのに。アホやなーって自分にダメ出ししてしまいます。なんで?なんで切れないのー?斬れ味抜群のアドバイスください。
(Yさん)

ツンデレなの、バレてたの???いやん。。。

なんで切れないのか?てのは、恋における最大の難問の一つだと思ってるのですが、例えば、競馬や競艇にハマる人でよくあるケースが、

「狙いすまして当たった万馬券。その手応えが忘れられねえ」

という心理なのですね。
実は毎レース、穴馬券を狙いすましているのですが、基本は外しまくってるわけです。
それがJRAの情けか何かは分かりませんが、たまにその穴に来ちゃったりするわけですよ。
すると、その払い戻しが10万円超えていたりして、そりゃもう大興奮じゃないですか。

「うわーっ!これってすげーなー!!!やめらんねーよー!!!」

という気分を味わうと、その感情にハマってしまうわけです。

野良猫君を追いかけてる心理に似ておりませんか?

基本、ツンデレ、もしくは、むかつく。手に入らない。
でも、時々、甘えて来る、あるいは、エサをくれる。

「野良猫くんのこと、諦められないんです!どうしても追いかけてしまうんです!どうしたらいいでしょう?」

というご相談には、Yさんもお気に入りのツンデレ的対応にて、

「追いかけたいから追いかけてるんでしょ?頑張ってな~」

と気のない返事をする先生もいらっしゃるようですけど、もちろん、私は違いますよぉ~。

本人がそうしたいからそうしてる、というのは私の基本姿勢なんですよね。
「違います!そうじゃないんです!そんなつもりはないんです!」と思うかもしれないけれど、それは「意識してない」「気付いてない」「気付きたくない」「認めたくない」だけで、今の状況は自分が望んでいること、というのが大原則なんです。

これを受け入れられないと、望む未来も手に入らないのはお判りでしょう?

「今」=「これは私が望んだ人生です」と受け入れられるから、「未来」=「私が望む人生が手に入ります」と一貫性が生まれます。

「今」=「こんな人生望んでない」ならば、「未来」=「私が望まない人生が手に入るぞ!」ってことでしょう?

そういう意味でも「今を受け入れる」てのはすごく大事なんです。

それで、野良猫君に振り回されてる自武女(自立系武闘派女子の略)の皆さんに対しても、「それが自分にとって都合がいいからでしょ?」という話になるわけです。

11/19に東京で開催する特別集中恋愛講座「どうして野良猫/ロックマン/ダメンズにハマってしまうのか?どうしたらいいのか?」の告知文では次のような原因をリストアップしています。

1.助けたい症候群
2.自分が幸せになることを許せない
3.誰かへの復讐心
4.手放せない誰かがいる
5.恋とは追いかけるもの、と定義づけられている
6.追いかけることが癖になっている
7.うまく行かないことが癖になっている
8.これ以上傷つくことが怖い
9.家族との癒着
10.自立から来る競争心や支配欲
11.仕事や趣味など恋愛以上に大切なものがある
12.無価値感が強い
13.強すぎる母性、めんどう見過ぎる性格
14.なぜか、異性がほんとは怖い
15.そもそも投影である

講座の詳細はこちら
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/21256

Yさんはこのうち、どれくらい「あっ!」と思うところがありますか?

「自分が望んでこの状態を作っている」ということは、「今の状態が自分に相応しい」と思うだけの根拠があるんですね。

だから、それは何よ?と深く問いかけるわけです。
その野良猫な彼がちょうどいい理由て何よ?って。

親密感になるのが怖いってのもよくある理由の一つ。
たまにご飯食べてセックスする関係がちょうどいい、というの。

なぜ?

それ以上近づいたら、もっと彼に振り回されるから。自分を見失うから。
尽くし過ぎてしまうし、彼を束縛して、嫌われてしまうから。
今度は自分が彼を裏切ることになりそうだから。

上のリストで言えば4と9に当たるんですけど、Yさんのようなご相談をくださる方は、この彼が初めてじゃなくて、以前からそんな傾向を持ってた人が多いのかもしれません。

で、とすると「執着癖」というか「癒着癖」が生まれてることも多いのです。

例えば、ある人は、野良猫に振り回されること3年以上。この人とは幸せになれない!って思うのに切れない!!!って嘆いていました。

カウンセラーってのは「なんでそうなるんだろう?」という仕組みを知りたがる人種なので(私だけ???)、根掘り葉掘り過去の話とか聞いていきました。

すると「なーんだ、彼よりももっと長く執着してる奴がいるじゃない!しかもそれ、彼以上に野良猫っぽくね?」という存在が出て参りました。

すなわち「おかん」です。

精神的にちょっと弱いところがあって、お姉ちゃんである彼女に頼って来てるくせに、自分が甘えるとピシッとするタイプのおかん。

お兄ちゃんには甘々なのに、長女である彼女にはあれこれと愚痴を言いまくり、かつ、何かと頼りにしてくるおかん。

重たくなって距離を空けようとすると「冷たい」だの「親不孝者」だの「見捨てられた」だの嫌味を言ってくるおかん。

その一方で「おかあさん、寂しいの」とか弱音を吐いてきて、ついつい放っておけなくなっちゃって話を聴いてあげざるをえないおかん。

「おかんに比べたら、彼なんてまだ可愛いもんだわね。時々ちゃんとエサもくれるわけだし」

という結論に至りました。めでたしめでたし・・・あ、まだ解決してないか?笑

彼女も「このままじゃ幸せになれない!」って嘆いているんですけど、でも、どうなんでしょう?
本当に幸せになりたいのかな?という疑問も生まれて来るし、案外、今が幸せじゃないのかな?なんて解釈もできてしまうんです。

お母さんのこと、大好きなんでしょう?
ほんと見捨てられないでしょう?
それこそ、拾ってきた猫が捨てられないみたいな気持ちになるんでしょう?
殺処分なんてまっぴらだし。
そしたら、私しかいないしな、って思いになって色々面倒見てあげるんでしょう?
でも、それが自分の幸せなんちゃうかな?役に立ってる感とかもあるしね。

ほんとは嫌だと思っていても、どこかでありがたいって思ってる部分があるのかもしれないよね。

野良猫君に対しても同じでさ。
そういう思いで彼を見たら、やっぱり見捨てられないのよね。
その立ち位置に慣れてることもあってね。

・・・という話をつとつととするんです。
文字にするとこれだけだけど、実際は5分以上はそんな話を語ってます。

「自分がそれを望んでるんだよね」というところが一番の落としどころ。

自分が選んでる、望んでる、ということに気付くと、「じゃあ、ほんとうにしたいことは何なのさ?」ってことを考えられるし、その方向に向けて行動できるんです。

それで「やっぱりおかんが大事!野良猫君大好き!」と思えば、Yさんだって、心置きなくそのツンデレプレイを楽しむことができるんですよ。

SMクラブに大金はたいて通う人がいるように、野良猫君みたいな人がツボで、そういうプレイが大好き!って思えたら、彼のその言葉にもエクスタシーを感じられるようになるんです。

その一方で、やっぱりそれは嫌だ~!ってYさんが彼に訴えたみたいに思えたんなら、その彼を切ることもできるようになります。

そのために、お母さんとのことを先に向き合った方がいいな、ということもあるし、もっと自己肯定感あげようぜ!という話をすることもあるし、冷静に「それって他人軸だよね?」って斬ることもあるし、執着を切り離していくこと色々やるんです。

もうそういう彼を手放したい!って方はそんなセミナーもやってるからね。お越しください(宣伝でっせ)

「新・本気の手放しワーク」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/21271

そうやって私が目指しているのは「自分軸で生きられること」なんですね。
そう、後でまた本の宣伝が出てきますよー(笑)

その前に、大事なこと。

「私が、これを選んでる」という意識はものすごく大事なのね。
「私が、これを選んでる」から「選択を変える」ということも主体的にできるのね。

野良猫君のことを追いかけてると、どうしたって主体が彼になっちゃうのね。
どうしても「彼が、彼が」になっちゃうのね。
そうすると、自分の人生を変えるのは彼しかいなくなっちゃうの。

でも、彼にとってはそれが負担なのね。
Yさんの人生を背負う覚悟は彼にはないでしょう?

だから、「彼に私の人生を変えてもらう」なんてのは幻想にすぎなくなっちゃうの。

それで「私が今の状況を望んで作ってる」という自作自演という意識がとても有効なんです。

だから、彼のその冷たいセリフをもう一度読んでみてください。
それを「彼が言った」のではなく「私が言わせた」と思ってください。
そして、「それでも離れられないのは私がそれを望んでるから」と思ってください。

そこからがスタートだと思うんです。

それで、よしもう新しい道に進もう!ちゃんとしたお付き合いをしよう!と思えたら、とりあえず彼の連絡先と履歴を全部消しましょう。もちろん、ブロックもしましょう。
「私がそうしたいからした」と言える、第一歩になりますよ。

さて、そんなYさんや皆さんにお勧めの本は絶賛重版中のこの本。

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

そして、実践的なワークショップ、
「自分軸で生き、自己肯定感をあげるワークショップ」

http://nemotohiroyuki.jp/event-cat/20816

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で心理カウンセラー根本裕幸をフォローしよう!

おすすめ関連記事