「結婚したいんだけどいい人いません!出会いません!」という人に私がお伝えしていること。



いつもお話してることと同じなのですが、あれこれ考えたり、周りの人の声に惑わされたりしても、自分の幸せは自分の問題(自分一人の問題ではないけれど)。
だから、そこはやはり自分らしさにこだわるのがいいと思うのです。

「結婚がしたいんですけどなかなか出会いがありません!いい人いません!」

「それって色々テストして潰しちゃうからでしょう?」

「そうなんですよ、ほんと根性ない男が多くて、、、って、おい!違うわ!どうしてもダメンズとか問題児とか野良猫とかロックマンばかりに目移りしちゃうんです!」

「そら、やっぱり自分が助けたい人で野良猫女子だからでしょ?」

「そうなんです。追いかけられると逃げたくなるんで、、、って、おい!ちゃうわ!追いかけられてみたいわ!いつも追いかけてるんだから!」

「逃げ足は速いもんね。この間、100メートル9秒切ったんだって?」

「そうなんですよー、知ってました?オリンピックの強化選手に、、、っておい!ちゃうちゃう!何言うてるんですか!誘ってくれる男子は既婚者ばかり、気になる男子は幸せになれない人ばかり、あたし、結婚できるんですかねえ?」

こういうのをノリツッコミと言います。
大阪だと小学1年生で習う必須科目です。

さて、そんなお嘆きの方が多い私のブログなわけですが、まあ、そういうやり取りを既婚者の奥様たちは「そういう時代もあったわねえ」と生暖かい目で見られてると思うんですけど。
そして「結婚してからだって大変だわ!ほんま大変!きゃー!」となっているわけですが。

そういうご相談に対して私がまずお聞きするのは、

「ほんとに結婚したいの?」

という意志確認。

例えばアラサーともなると、周りも結婚ラッシュに出産ラッシュだし、親きょうだい親族等の目も厳しくなるし、職場の上司や同僚も「あいつはどうなんだ?結婚しないのか?」とざわざわし始めるし、既婚男子は「ねえ、僕と不倫しない?」ってお誘いをかけてくるし、何となく空気的に雰囲気的に流れ的に結婚しなきゃいけないような気分にさせられますよね。

だから、その質問をするんです。

で、その答えが、、、

「そりゃ、結婚したいですよー!(いつかは)」
「もちろん、結婚したいですよー!(いい人がいれば)」

と( )付だったり、あるいは、

「うーん、、、まあ、35くらいまでには結婚できればいいかなあ」
「まあ、今すぐってわけじゃなくてもいいんだけど」

という曖昧な回答だったりするんですね。

で、こういう話はちょくちょく書いてるんで、前に書いたことと丸被りだったらごめんなさいね。

アラサーともなってくると、結婚の妨げになるのは出会いとか相手の状況とかもあるけれど、意外と「友達」と「仕事」だったりするんです。

仕事が楽しくなってきて面白くなってくると「男は裏切るが、仕事は裏切らねえ」みたいな気持ちになって仕事人間になったりします。
あるいは、責任も仕事量も大きくなって、だいぶエネルギーをそっちに削がれるようになって恋愛どころじゃね、になったりね。

で、友達ってのがヤバいわけです。
なんせ、楽しい。ものすごく楽しい。
買い物行くのも、おしゃべりするのも、旅行するのも、遊ぶのも、なんせ、同性の友達といる方が楽だし、楽しいし、面白い!
となると人間、面白い方に流れるので、恋愛よりも友達みたいになりやすいんです。

で、この辺の話は以前書いたと思うんですけど、今日のメインは別の話です。

そんな結婚願望のある方にこういう質問をするんですね。

「あなたはどっちのタイプだと思う?」って。

(1)結婚するなら好きな人がいい!恋愛の延長に結婚があるの!!
(2)理想の結婚生活があるから、それを一緒に叶えてくれる人がいい!!

たぶん、(1)と(2)両方だべ、という方もいらっしゃると思うんですが、どっち優先でしょうか?という話。

例えば、こういう人がいるんです。

「私、親も高齢で女きょうだいだけなので、やっぱり親の近くに住んだ方がいいと思うんです。それに今の地元好きだし、体もあまり強くないから子どもの頃から通いなれてる病院がある方が安心なんです。
それで結婚して少ししたら家を建てて、子どもを二人産んで、私は家庭に入って子育てと旦那様のお世話を一生懸命したいの。」

そして、実際彼女はそれを叶えました。
県のやってる婚活グループに入って、お見合いしたり、パーティに出たりしながら、その夢を叶えられる人を見つけたんですね。

彼は跡継ぎじゃないし、彼女の地元に住むことも仕事上問題ないし、特に性格や趣味に難はないし、嫌いなタイプじゃなかったので、喜んで結婚しました。

それでお子さんが生まれたときに「ほんと幸せです~」って話してくれたんですよね。

でも、彼に恋をしてるか?というと、彼女は「うーん、それは結婚に求めてなくて。彼のことは好きだし、尊敬もしているけれど、いわゆる恋とは違う感じがします。でも、それでいいんです。」と笑っておっしゃってました。

こういう風に考えて実践できる方は(2)のやり方が合っていますし、そうすると今の婚活システムに乗って相手を見つける方法は最適じゃないかと思います。

問題は、多くの自立系武闘派情熱女子が熱望する(1)の方ですね。

「え?(2)なんて嫌!絶対好きな人がいい!そうじゃなきゃダメ!!」

という主張をお持ちの皆さまは、結婚云々以前に恋をする必要があるんです。
しかも、アラサーまで来てしまったので、それなりの経験もありますし、目も肥えてますし、傷も追ってます。しかも、たいがいメンドクサイ男と付き合ってきてるので、その傷も生半可なものじゃないケースもあります。

そうするとなかなかそのお眼鏡にかなう男子というのが「いない!!」ということになるんですね。

さらに、恋をすりゃいいってもんじゃなくて、情熱女子にとっては相手の条件なんてクソくらえのところがあるので、相手がフリーターだろうが、借金持ちだろうが、既婚者だろうが、ロックマンだろうが、野良猫だろうが、惚れちゃうわけです。
いや、むしろ、そういう問題がある恋の方が燃えに燃えるわけです。

そうするといざ恋が始まっても付き合うまでに一山ふた山あるし、それを根性で越えたとしても、「え?俺?結婚なんて考えられねー」とか言われたりして、さらに結婚まで幾重もの山脈が控えてるわけです。
もちろん、情熱的女子にしてみればそれすら情熱の糧になるので、怒涛の寄りを見せて結婚まで押し込んじゃうケースだってありますけれど。

だから、そういう武闘派の皆さんとお話しする際は、懇切丁寧にこの仕組みをお話申し上げた上で、一言、結論を言い渡すわけです。

「諦めろ」

「ええーっ!!!いやですぅ!いやですぅ!結婚はしたいですぅ!」

「いや、そうじゃなくて、自分がそういう生き方しかできひん、ということを受け入れろってこと」

「あああ、やっぱりそうなんですね・・・。(2)の方がいいかな、と思って頑張ろうと思ったんですけど、無理なんです、あたしには・・・」

「だから、結婚なんてはるか先の目標を見るんじゃなくて、とりあえず好きな人を見つけ、追いかけ、パクっと食っちまって、まずはそれからだよな。」

「そうなんですね。やっぱり。でも、周りの人たちが・・・」

「世間のそういう噂なんて無視。無視。だって、そういう風潮にのって(2)で結婚相手見つけてみ?どうなるか」

「え?どうなるの?やっぱり幸せになれないの?」

「それどころかさ・・・やっぱ浮気しちゃうと思わない?つまんねーとか言っちゃってさ」

「あっ・・・分かる。そうかも。浮気しちゃうかも。したくないけど」

「まあよくある話で、結婚した途端、タイプの野良猫くんと出会ったりしたらどうする?」

「ええーっ!それヤバい!マジでヤバい!どうしたらいいの?」

「だから、自分はそういう女だって諦めなさいってことだわな。」

「ああ、やっぱりそうなのね・・・ああ、分かってたけどストレートに言われると効くわあ・・・」

ということですな。

結婚したい気持ち、焦る気持ちは分からないでもないですけど、やっぱり婚活のプロセスは自分に合ったものじゃないと、仮に結婚できたとしてもその後が大変ですよね。

世間の声や、内なるエゴの声は、無視、無視。
自分はそういう女なんやからしゃあない、という開き直りをする方がいいと思います。

あれこれ考えてしまうけれど、それは横に置いて「自分らしさ」にこだわるのが幸せだと思うんですけど、いかがでしょうか。

ちなみにそんな恋愛や結婚に問題を感じる皆さんに贈る「史上最強の恋愛講座」DVD&動画配信サービスは明日7/4(火)発売です!!
http://nemotohiroyuki.jp/service/19346

さらに!久々に「自立系武闘派女子のための恋愛講座」を開講します!!

テーマはずばり「幸せな結婚」。
8/26(土)14:30-16:30 東京・渋谷
9/2(土)16:00-18:00 大阪・本町

料金は5,000円(当日払い)にて開催!
詳細はまた後日お知らせします~!
とりあえず、行くぞ!と言う方はお申込み可能にしてあります。

お申し込みはこちらからどうぞ!!

男と女の心理学
○根本のメールマガジン
○根本のセミナー・スケジュール
○根本のカウンセリング

☆音声配信サービス
【根本の講座が自宅で、電車で聴ける!】ココロノポッドキャスト
☆DVD
「ドロドロ系人間関係をスカッと解消するために知っておきたい心理学講座」
『「手放すほどの愛がすべてを変える! 今、ここから愛されて幸せ妻になる法則」セミナー』
『10年愛されるカウンセラーになる秘密』
☆根本本。


あわせて読みたい