どうしても、パートナーが出来て幸せな恋愛→結婚ができる気がしません!!



「うまくいかない」ということに慣れてしまうと潜在意識はそれを維持しようとします。
だから、それを書き換える新たな習慣(考え方の癖)が必要です。
また、自分が笑顔になれることをしていると「アウトソーシング」が使えます。こちらもおすすめです。

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こんにちは。
どうしても、パートナーが出来て幸せな恋愛→結婚ができる気がしません。
一年ほど婚活をしましたが上手くいきませんでした。今は疲れたので婚活はやめています。
男性に対して苦手意識があるし、警戒心や怖れもある気がします。そんな状態ではパートナーが出来なくても当然なのかな、とも思います。
ですが、少し前に婦人科系の検診で引っかかって、精密検査を受けたら良性のものだろうと言われましたが、定期的に検査を受けなくてはいけなくてそのことも不安だったりします。その出来事をきっかけに色々考えて、やっぱりちゃんと女として幸せになりたい、結婚もしたいし子供も欲しい…と思うのですがそれが実現するというイメージが持てないんです。
どうしたらパートナーができるのかさっぱりわかりません。
仕事も週に数日アルバイトをやってる程度で、生活も親に頼ってしまっています。全く仕事をしてなくて、ほとんど引きこもってたような時期も長かったので、その頃からしたら進歩してるとは思うけれど、もう30才になるのになんだか恥ずかしいというか情けないです。
もう自立するのは無理かもなとも思います。
とりとめのない文章になってしまいましたが、幸せになりたいと強く願っているのに、同時に無理だと思ってる自分もいてそんな状態に疲れました。どうしたら真っ直ぐ幸せに向かっていけるようになるんでしょうか。
気が向いたら取り上げてもらえると嬉しいです。
(Aさん)
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ずっと彼ができずに、婚活してもうまく行かなかったら、そりゃあ、どうしたって凹みますよね~。
自分には無理なのか、どうしてダメなのか、なんであの女は彼がいるのにあたしにはできないんだ、どうせ自分は・・・とどんどんネガティブな思考に縛られてしまいますよね。

そういうネガティブな思いが良くない、と分かっていると、また、そういう自分にも腹が立ちますよね。
とはいえ、前向きになれる材料もないのが現状でしょう?

しかも、仕事面(経済面)でも自立できないというのも自分を責める格好のネタになりますね。

ほんとお伝えしたいことはたくさん出てくるのですが、まずは基本形から。

潜在意識のお話しです。
潜在意識は現状維持が好きなんですね。

「潜在意識は現状維持が好き(^^)v」という記事もあります。

勝手知ったる我が家、ということで、変化をあまり望んでいないんです。
それを私たちは「慣れ」とか「習慣」って言ってます。

Aさんが「彼氏がいない」という状態に慣れてしまうと、なんだかんだ「いないのがふつう」になりますよね?
いない状態に慣れてしまうんです。

10年以上、彼がいなかった方に彼氏ができたとき、それまでよりもその後の方がカウンセリングの回数が増えたんです。
Aさんならその理由分かりますよね?

『いないことが当たり前だったから、いる状態は異常事態なので、どうしていいかさっぱり分からずに、感情が暴れまわってる』わけです。
だから、ある時彼女はぼそっと「こんなに自分の気持ちに振り回されるなら、彼氏なんてできない方がよかった」なんて言うわけですね。

Aさんから見れば、ぜいたくなセリフだと思いますけれど。

「いない」のが普通になると「いる」のは異常なので、「ふつう」の状態に戻そうと潜在意識は働きかけます。
不安や怖れを吹っかけて来たり、彼の言動に振り回されたり、好きかどうかわからなくなったり、いろいろと問題を見せつけて来たり・・・。

例えば、Aさんも「いない」のに慣れてしまってるので、婚活していても、出会いがあっても、つい「うまく行かない理由」を探してしまいませんか?

「どうせうまく行かないんだろうな~」って思いの方が勝っちゃうんです。
「自分に彼氏ができるなんて信じられない」って“思い込もう”としてしまうんです。

そのときAさんが意識しているのは「彼氏ができずに一人でいる自分」です。
いわば、そのイメトレをずっと繰り返しているようなもんなんですね。

だから、「できる」「いる」ってイメージを作っていくんですね。
潜在意識に対して、「いやあ、あんたにも彼氏ができるよ」ってメッセージを送ってあげるんです。
それで、潜在意識的に「彼氏がいるのがふつう」って思わせてあげるんです。

でも、いないのにどうしたらそんな気分になれるの?っていうと、私がよく出す宿題を下に書きますので取り組んでみて下さいね。

ただ、宿題をただやるだけでは意味がなくて、「どうせ、無理」「こんなんやったって無理」って思いながらやると、そのイメトレが強化されるだけですからご注意を。

◎私に素敵な彼氏ができる理由を50個探す。
例)「優しいから」「話をよく聞くから」「料理ができるから」「一途だから」などなど・・・。

◎私を彼女にすると彼氏が得られるメリットを50個探す。
例)「優しくしてもらえる」「ほめてもらえる」「自信をつけさせてくれる」「安心感が得られる」・・・などなど

◎私の女としての魅力を友達、知り合い20人にインタビューする。そして、受け取った魅力を「そうなんだ~」と否定せずに受け入れる。

◎彼氏ができたらしたいこと、できることを100個探す。
例)「買い物に一緒に行く」「料理を一緒に作る」「吉野家で牛丼を食う」「ドライブで紅葉を見に行く」・・・等々

◎デート用の服&勝負下着を3セット用意する。
※いつでも“そのとき”がやってきて大丈夫なように!

◎男性と2人で食事、買い物などに出かける。(月に2,3度は)
※実際に男性と2人でいることに慣れるため。

とりあえずは、これ、全部やってください。
「全部やる」という意識が「彼氏を作る」というコミットメントを育ててくれます。

どちらかというと諦めモードでしょう?
動く気にもなれないと思うんですよね。

そうすると愚痴や不満が出てきて、ますます男性を寄せ付けない雰囲気を作ってしまうんです。

だから、彼氏が欲しい、幸せなパートナーシップを作る、という諦めない心を作るために、これだけ膨大な宿題に取り組んでみてください。

怖れが強かったり、諦めていたりすると、なんだかんだ言い訳して途中でやめてしまいますから。

で、そういう時は「作らない」「諦める」「欲しくないんだな」ということを受け入れることをお勧めしたいんですね。

一度、いらない!って方に意識を向けてみるんです。

彼氏を作る、ということに意識を向けて、それがうまく行かないとどんどんテンションは下がってしまいますよね。
それで、彼ができないことが当たり前のようになってしまって先ほどの潜在意識の話につながります。

「アウトソーシング」を私は随所に進めているんですけど、彼氏を作るってことでエネルギーが削がれるのであれば、いっそのこと、それを辞めましょうってことなんです。

それよりもAさんが楽しい、うれしい、面白い、ということにエネルギーを注ぎましょう。
そこには男子の存在がなくてもいいんです。

これ、実際今年うまく行った例なんですけど、婚活疲れした女子(30代半ば)に「彼氏を作ってはいけない指令」を出したんですね。
今は疲れてるんだから、余計に疲れることはしない!それよりも自分が笑顔になれること、楽しめることに意識を集中させること!って。

で、彼女はヨガが好きで、ライブが好きで、映画が好きで、神社が好きで、、、ということだったので、そればっかりやることをお勧めしたわけです。
もちろん、これらの趣味に男子臭はありません。

ところが、それを楽しんでいるうちに周りの女子が「あんたに彼氏がいてないのはおかしい」と思うようになったんですね。
それで勝手に宣伝してくれるようになったんです。
「めっちゃいい子がいるから気に入るん違う?」って。

それで紹介された2人目の人と今、お付き合いしています。
(本人はなんか別れそうだのネガティブなことばっかり言ってますが)

ビジネスで最高の集客ツールは『口コミ』って言われます。
恋愛でもそれは効果的な方法なんですよね。

「自分が輝くこと」=「自分がもっと自由に好きなことをやること」です。

仕事しなくても生活できてるのはご両親に感謝ですよね?
それをネタに自分を責めようと思えばできるけれど、逆にそれをネタに両親に感謝したり、そんな境遇にいられることを感謝することもできますよね?

だから、これを目指してほしいなあ、と思います。

ということで、こんな宿題はいかがでしょうか?

1.自分の幸せを信じてくれている、願ってくれている、応援してくれる人たちをリストアップしましょう。

2.その人たちからAさんに応援メッセージが届けられます。どんなメッセージが届くのかを想像して受け取ってみましょう。

3.自分が幸せになったとき、彼らはどんな風に喜んで、どんなメッセージを送ってくれるでしょうか?その言葉を想像して受け取りましょう。

愛を感じるには相応しい課題だと思いますよ!

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