お互いに家庭のある恋愛。離れることができず辛いです。


私が一番ズルいとか悪いとか考えてしまうものですが、関係者全員が同意して起きているのがこの恋です。
だとすれば、ちゃんと線引きをして、自分自身に意識を向け、この恋の意味を深く知ることにしましょう。

***
根本さん、こんにちは。毎日とても楽しみにメルマガを読ませていただいています。
ブログで別の話が披露されている場合もあると知り、最近はブログも読んでいます。

私は好きな人がいます。私も彼も既婚です。
仕事で知り合い、とても自然にひかれ合いました。2人で会う機会が増えた8ヶ月後、彼の奥さんに知られてしまいました。ボイスレコーダー、メールで知られました。奥さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それから1年6ヶ月が経ちました。彼は謝り続けていますが、奥さんの怒りは収まらず、益々ひどくなっています。

私達はまだ会っています。どうしても離れることが出来ません。
でも、ツラいです。苦しんでいる奥さんの気持ちもわかります。実際、私達は会っているのだから、
彼の気持ちが奥さんに戻っていないのを感じているような気がします。
疑い続けているのに、罵倒し続けているのに彼と一緒に暮らしている奥さん。
私が同じ立場だったら、別れるのになと思ってしまいます。

私自身も主人に関係を知れらてしまいました。
「子どもが成人するまではこのまま生活する。」と言われています。
常に責められているように感じているので(実際はあまり話をしないので、そうではないのですが)家の中はとても重苦しいです。
主人は私が仕事に力を入れすぎるのがとても嫌なようです
。時間や部屋の整理など常にちゃんとすることを求められます。
主人は悪い人ではありません。ちゃんとしたいい人です。私とは合わないだけです。

彼は弱いです。奥さんに対してどうすればいいかわからず謝り続けています。
でも彼が奥さんから離れないから、奥さんは私に攻撃してこないとも思います。
私が一番ずるいです。
彼が奥さんとの関係を修復出来たら、彼とは別れようと思う時もあります。
でも一緒にいたいです。

あっ、私はしっかり者の長女です。彼は子どものころから自立していた(であろう)人に心を開かず生きてきた一人っ子です。

「彼に楽になってほしい。奥さんも楽になってほしい。私も楽になりたい。」
私はどうすればいいのでしょうか。
アドバイスを頂けたら、大変うれしいです。
(Mさん)
***

メルマガは1日1通が原則ですけど、ブログは時に2度、3度と更新してます。
時々覗いてくださってありがとうございます(^^)

・・・という宣伝から入ってみました~。

まあ、Mさんのような超情熱の女はやはり人生にこれくらいのスパイスやドラマがないとやっていけないってことなのでしょうね。

これは彼も、彼の奥さんも同じですね。

「人生は遊園地だ!!」という座右の銘を掲げて三者三様生きていらっしゃるのかもしれません。

その生命力は素晴らしいです!

・・・ということに気付いてみませんか?

「楽になる」という選択を果たしてMさんも彼も奥さんも望んでいるのでしょうか?って私などは思ってしまうんです。

あるいは「今が一番楽なんじゃないの?」とも思うんですよね。どうでしょう?
この状況を変えて、別れるなり、離婚するなりするプロセスを考えれば、今の方が「楽」ではありませんか?

奥さんを可哀想な人、辛い人にしないことをまずはお勧めしたいです。
彼女もこの状況を「自ら望んで選んで」いるんです。

奥さんの立場の方もよくカウンセリングします。
ブログでもよくご覧になると思います。

同情的な話はほとんどしてないですよね。
「旦那さんが浮気しなきゃいけなかった理由はなぜでしょう?」
とか
「あなたがこんな状況を必要としている理由はなんでしょう?」
などのある種“残酷な”問いかけをしています。

私たちは意識しようがしまいが、自らが望んで創り出した人生で喜怒哀楽を繰り返しています。
「ワクワクしながら乗ったジェットコースターがめっちゃ怖くておしっこちびってもうた!!」ってことはあるけれど、ジェットコースターに乗ったのは自分自身なんです。
もちろん、意識レベルでは望んでいなかったとしてもね。

だからMさんも彼との浮名は自らが望んだことだし、弱い彼が奥さんに謝り倒すという“シナリオ”も自らが書いてることだし、奥さん自身もそれは自分で描いた現実を生きていらっしゃるんです。

そんな風に見ることで、罪悪感を切り離しましょう。
これはすなわち、癒着を切ることを意味します。
また、奥さんとの潜在的な競争を手放すことも意味します。

そして、やっぱり意識を自分自身に向けましょう。

カウンセリングや1DAYセミナーなどの場合は、こんな質問をさせてもらうと思います。
「彼と離れられない理由は何でしょう?」
「惹かれ合ったにはどんな背景があったのでしょう?」
「弱い彼なのに惹かれてしまうのはなぜでしょう?」
「相性の合わない旦那さんと一緒になったのはどうしてなのでしょう?」
「この重苦しい家庭の空気(それが罪悪感という感情そのものです)を創り出しているのは何のためなのでしょう?誰に対する復讐?攻撃?なのでしょうか。」

弱い彼にきっとMさんの弱さを見て、共感してしまってるのかな、と思いました。
長女として、妻として、母として、きっと「ちゃんと」「しっかり」生きていなければいけないMさんのダークサイドが出てるのかなあ、と。

そんな長女気質については例の人気記事を繙くことになりますね。
「しっかり者の長女の処方箋。」
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/10418

そんな風にやっぱりご自身を見つめ直していきましょうよ。
そして、もっともっと自分に正直になっていきましょうよ。

きっと怖いけれど、イメージとしては自分自身を野に放つ感じです。

人の目、意見を尊重し、自分の立場を考え、その場に合わせた言動をし、そつなく何でもこなしてきた人生を捨ててしまいましょうよ。

その時、何が残るのかは分かりませんが、必要なものはちゃんとそこにありますから。

もうこれ以上、自分を苦しめるのは、追いつめるのは辞めよう・・・そう決意するだけで何かが変わり始めるかもしれません。

男と女の心理学
○根本のセミナー情報
○根本のカウンセリング・スケジュール
☆根本本。
根本の著作

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で心理カウンセラー根本裕幸をフォローしよう!

おすすめ関連記事