害もなければ益もない



ある本に出てきた言葉「害もなければ益もない」。
思わず、立ち止まって「うーん、そうか・・」と考え込んでしまいました。

無難であること、
ふつうであること、
迷惑をかけないこと、
いい子でいること、
波風立てないこと、
従順であること・・・

確かに「害」はありません。
でも、その行為に「益」はあるのでしょうか。



「人から嫌われない」はほんとうに「益」ですか?
「傷つかない」も「益」ですか?

いやいや「益」でいいんです。ほんとうにそう思う人には。

人間関係に疲れてしんどいときは、傷つかない選択も大事です。
ずっと孤独で行き詰った時には、人から嫌われないことも「益」になり得ます。

自分にとって「害のない人」があなたにもたらすものって何でしょう?
安心感、くらいかな。何も変わらなくていい安心感。気分が害されることのない安心感。
それはそれで魅惑的なものですよね。

一方、「害のある人」は両面で学ばせてくれるような気もするのです。

※両面というのは良い面、悪い面という意味ですね。学ぶ点、気付いた点、反面教師にしたい点等。

でも、害をもたらす人と接するのは嫌だなあ・・・というのが正直なところですし、害のある人になるのもどうかなあ・・・と平和主義の私は思ってしまいます。

とはいえ、人生の学びは「害」からの方が圧倒的に多いのかもしれません。
失敗、別れ、ケンカ、すれ違い、誤解、葛藤、怒り、嫉妬、孤独、痛み・・・。

要は「害があれば、益がある」ということですね。

だから、「害」を感じても、前向きに行け、という。
人生に退屈しているならば、「害」を求めろ、という。

それならば分かりやすいです。

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