「自分をもっと好きになりたいとき」



無理に好きになろうとしても・・・それはちょっと難しいと思うんですね。

自分を好きになる、というのは人間関係でも、仕事でも、パートナーシップでも、とても大切な要素。

例えば、自分の事が好きだと、それを周りに投影しますから「きっと皆も私のことを好きになってくれるだろう」と感じられます。
そういう気持ちで人に接するので、人に対する当たりも柔らかくなり、また、人からの好意や優しさを素直に受け入れることができます。
だって、自分のことが好きならば、私は人に優しくされる価値がある、と感じられますから。(そして、多く、こういう感覚があることをその人は意識したりはしませんが)


だから、自分のことが好きな人と一緒にいると、周りの人も楽になります。
そうするとますます優しい気持ち、温かい気持ちをその人はひきつけることになるんですね。

そして、さらに好循環が広がって・・・というプロセスを、何の力もいれず、自然に進めていくことができます。

でも、自分のことが好きな人もやはり恋愛がうまく行かなくなることもあります。
ただ、相手が悪いとか、自分が悪いとか、攻撃的な気持ちが出てくる一方で、「縁が無かったな」「まだ私が幼かったな」「相性が悪かったのかな」と思ったとしても、それを責めることはしません。
相手を責めても、自分を責めても、誰も喜ばないし、誰も幸せにならないことをどこかで知っているからです。

そんな素敵な自分に、どうしたらなれるのでしょう?

ちょっと僕ね、イジワルをしたんです。
ここまであえて「自分ことを好きな人は・・・」って文章を引っ張ってみたんです。
皆さん、どう感じました?

「うんうん、いいなあ、そういうの、いいなあ、あたしもそうなりたいなあ・・・」と感じた方はきっと、既にだいぶ自分のことが好きな人。

一方で、気分が悪くなったり、いやーな気持ちでいっぱいになった方は、もしかしたら、自分のことを好きになりたいんだけど、なかなかなれなくて苦しんでる人かもしれません。

そういう皆さんへ。
繰り返しになりますが、無理に自分のことを好きになろうとしないでください。
恋愛もそうですが、頑張って好きになっても長続きしません。
やっぱり違うなあ・・・と思えてくるから。
自然に好きになれること、これを目指しましょう。

では、どうしたら???

一つは、好きになれない心の仕組みを見つめ、癒していくこと。
カウンセリングやセラピーでやっていること。

もう一つは、自分の好きなことをやってみる、ということ。
例えば、あなたが大好きなアーティストがいるとして、彼らの作った曲を聴いてるとき、きっとあなたは幸せな気持ちを味わっているはずです。
そして、そのとき、あなたはあなたを責めてません。むしろ、そんな自分や時間、その空間をとても愛しているはず。

ほんの小さなことでもいいんですね。
自分が好きだな、と思うことをしてみる。

これの応用編としては、自分が魅力的だと感じる人、安心感や楽しみなどポジティブな感情を与えてくれる人と話をしたり、そばにいたりしてみること。
やはりそのときは、自分のことを愛せる環境が出来上がってるはずです。

そして、さらにもう一つは、あなたが愛されるべき理由を探してみること。
これは難しい!!と思ってしまうかもしれません。
でも、あなたを愛してくれた人、今まで誰もいなかったのでしょうか?
もし、そう感じたとしても、ぜひ、「いた」ということを前提に探してみるといいでしょう。

これは言い換えると、あなたの長所を探すこと。魅力を見つけること。
誰かと比べて、ここが素晴らしい、というところを探してはいけません。
それは長所ではなく、競争です。

あなたには愛されるべき価値が山ほどそこにあります。
そのままでいるだけで、愛されるべき魅力がたくさんあるんです。
それは何かするから、何かしたから、ではなく、そこに存在しているだけで十分あるのです。

それをただ信じて見ましょう。
そうでない証拠を探すよりも、まずはその言葉を受け入れてみてください。
そうすると葛藤や気分の悪さや、嫌悪感とは別に、心の奥底から力強いエネルギーが湧き上がってきます。
涙が出てきたら、それをただ流しましょう。
怒りが出てきたら、それもただただ受け入れていきます。誰かにぶつけるのではなく。

あなたには愛される価値があり、魅力があります。
それをただ受け入れていくことで、自然とあなたは自分のことがもっと好きになっています。

心の処方箋
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