わたしは女の子として生まれてきちゃだめだったんだ・・・~母の支配からの脱出と女の子の解放について~



母に支配されて感情のはけ口になっちゃったら、そりゃあ「生まれてきて良かったのか?」と思うのも無理はないですし、精神的に追い詰められてしまうのも自然なことだよな、と思うんです。
でも、そんな中でも希望を求めるのは生命力に他ならないですし、そこから自分の人生を掴んでいくことも無謀な話ではありません。

22歳おんなです。
過干渉ヒステリックな母をもつ母子家庭(母一人に娘一人)で育ちました。
母は当初から女の子を望んでいたらしいのですが、わたしは母似ではなく父似で(母は美人系の顔立ち)、母にとってわたしは叶ったは叶ったんだけど期待はずれ、という存在になりました。
さらに離婚したことでそれはエスカレートし、容姿をなじるような言葉をたくさん受けて責め立てられるようになり、
わたしは女の子として生まれてきちゃだめだったんだ、というコンプレックスを抱えるようになりました。そうしてわたしは、母にとっての操り人形で着せ替え人形、ていのいい下僕であり、引き立て役であり下位互換である、 という自己認識を年々強め、実際にそのように振る舞うようになりました。
そうこうしているうちに、実家を出てから摂食障害と醜形恐怖症を併発しているような状態になったことで、自分自身と向き合わざるを得なくて、そこでいろいろと気づきを得ました。
異性とお付き合いしたこともなく処女で、両想いかな?と感じたこともありますが、なんだかんだうまくいきませんでした。
そこから、先述したように自身を見つめはじめて、自分の中にいる男性性と女性性のキャラクターが掴めるようになり、二人の関係性もみえてきました。
そこでわかったのは、男性性はずっと女性性を愛したい(愛させてほしい?)とおもっていること、女性性がそれを頑なに拒んでいること、その裏には母に対する罪悪感や後ろめたさがあること、です。
ひとりだけ幸せになるなんて許さない、ママと一緒にずーっと不幸でいてよ!っていう声が聞こえてきて、愛されよう、受けとろう、とすればするほど苦しくなってしまいます。
それでも、男性性の存在や愛を感じてはいるので、ヘラクレスオオカブトくんはこの世のどこかに絶対いる!とはおもうのですが、出会ってしまうことがこわいです。
母への罪悪感を手放し、女の子としての自分を解放してあげるにはどうしたらいいのでしょうか。長文失礼いたしました、お返事いただけるとうれしいです。
(Aさん)

めちゃくちゃ内観が上手ですね。ちょうど今書いている本の内容をめっちゃ被ったので、本の登場人物が実際に現れたのかと思っちゃいました。笑

それにしてもご自身のことを分かっていらっしゃいますね。すごく勉強された上に、元々地頭が良い方なのでしょう。
おそらく人のこともよく見えてしまうのではないかな?と思うのです。そうした人に対する直感力はけっこう当たると思うのですがいかがでしょうか。

さて、「内なる男性性が女性性を愛しているが、女性性が愛を拒否している」なんてすばらしい内観ができるのはこれはもう才能みたいなもので、カウンセラー、ヒーラー、占い師、エネルギーワーカー等の世界で生きて行かれるか、その才能を内在しながら人の幸せに関わる生き方、お仕事を選ばれると成功されるでしょう。

ただ、罪悪感はある程度は癒しておいた方がよく、そうじゃないと自分を傷つける方向にそのエネルギーを使ってしまうことが多々見受けられます。

ということで、とりあえず今は実家を離れて暮らしていらっしゃるんですよね?
その方が母を手放しやすいと思いますので。

さて、その内なる男性性と女性性の観察についてですが、これはおそらく、Aさんがお父さんから愛された経験も影響していそうです。そして、お母さんはお父さんの愛を拒否していたか、あるいは、お母さんの手前、Aさんがお父さんの愛を受け取らないようにしていたか、という可能性が考えられます。

だから、潜在的にAさんはヘラクレスオオカブト君がいることを直感している一方で、その愛を受け取ることを怖れている、というのが今の状態だと思います。

母はAさんの容姿を散々なじったようですが、母は自分を美人だと分かっていたのでしょうか?

おそらく周りの人からは美人だと言われ、自分の顔が美しいことを知っていたかとは思うのですが、お母さん自身はそれをどれくらい受け入れられていたのかな?という風に疑問に思うのです。

つまり、私から見るとお母さんは美しさに対してコンプレックスを持っていたのではないか?と読んでしまうわけですね。

例えば、「自分は美人なのにこの程度の生活しかできていない」「人からはきれいと褒めたたえられるのに全然自分は幸せではない」「自分はこんなきれいなのに全然愛されない」みたいな感じ。

お母さんが不幸そうだとAさんが感じている背景がそこにあるのかな?と思うのです。

宝の持ち腐れと言っちゃあなんですが、お母さんにとってはその美しさに関して、何かしらわだかまりがあるように思えます。

そもそも見た目がきれいでも、心の中は全然幸せじゃないって人、ほんとうはすごく多いんです。
私のクライアントさんにもいらっしゃいますが、「外見しか評価してもらえない」「アクセサリ程度にしか扱われないことが多い」「周りからの嫉妬がすごい」「あなたはいいわよね、と同棲からやっかみを受ける」「外見が美しいというだけで悩みがないように思われるのは辛い」「きれいだからという理由で一歩引かれてしまうことが多い。同性はもちろん、異性からも」みたいな声をよーーく耳にします。

だからお母さんもそんな心境で生きていらっしゃったのかもしれません。

そうして美人なのに幸せじゃないから、娘をなじるわけです。そして、自分のコンプレックスを埋めるように娘を着せ替え人形にして、感情のはけ口にし、コントロールして自分の思い通りにしようとするんです。

いわゆる“ステージママ”と同じで、自分のコンプレックスを娘を通して解消しようとしているような感じです。

娘としてはそんな母の気持ちにどこか気づいていたんじゃないでしょうか?

つまり、まったくもって信じられないかもしれませんが、Aさんが母親から埋め込まれた「女の子として生まれてきちゃだめだったんだ」という思いは、ほかならぬ、お母さん自身が感じていた気持ちかもしれない・・・と思うんです。

いわば、投影の法則なんですけどね。

もし、そんな風に母のことを見たら、母への印象はどのように変わるでしょうか?

摂食障害と醜形恐怖症は自分と向き合う中で少しずつ解消されていっているのでしょうか?

やはり私の元にも同様の方がときどきいらっしゃってくださいます。
マスクとサングラスを外せない方も中にはいらっしゃって、それを外してカウンセリングができるようになるまで数回セッションを重ねる必要があった方もいます。

どちらもやはり母に起因することが多い症状なのですが、今もまだ心に引っかかったままでしょうか?

カウンセリングやヒーリングなどは受けたことがありますか?(たぶん、あるんじゃないかと思ってお聞きしてます!)

カウンセラーとの関係は良いものを築けていますか?

中には、女性のカウンセラーに母を投影してしまい、カウンセラーの言うことは絶対!になってしまい、“ていのいい下僕”を再現してしまった方もいます。

またAさんのような才能をお持ちの方は「気が付いたらカウンセラーをカウンセリングしていた」なんて現象になることもありますが、その点は大丈夫だったでしょうか?

摂食障害も醜形恐怖症も女性性と関連していますのでやはりそこが主軸のテーマになっていくと思われます。

さて、そういうわけで母との関係を見つめて行きましょう。

>ひとりだけ幸せになるなんて許さない、ママと一緒にずーっと不幸でいてよ!っていう声が聞こえてきて、愛されよう、受けとろう、とすればするほど苦しくなってしまいます。

こういうのが分かるってのはAさんが非常に高度な視点をお持ちだということを表しています。

まずはその女性性の声に耳を傾けていきましょう。
Aさんの女性性は少なくとも「ママのことが大好き」であり、「ママとずっと一緒にいたい」と思っている上に、「ママを助けたい」という思いをお持ちのようですね。

よく「母にしか自分を愛させないと決めている」という方がいらっしゃいます。
その思いは「母が幸せになったら、自分も幸せになっていい」という思いを生み出すこともあります。

だから、その女性性の思いを男性性で理解することがまずは大事ですね。

つまり、「愛を受け取れないわたしを許してください」とか「愛されたいのにそれを素直に認められないわたしを受け入れてください」と男性性に対して求めていく、ということです。

そして、それくらい母を助けたい私の気持ちを見つめてみましょう。

母の下僕で引き立て役で下位互換というひどい仕打ちを受けながらも、母のことが嫌いになれず、それでも母を愛し、母の幸せを願っている“わたし”を思うとどんな気持ちになりますか?

そして、そうまでしてでも助けたかった母親を助けられなかったことに、どれくらいの罪悪感を抱えることになったでしょう?

そうした母への思いを改めてじっくりと“感じて”いくことが大切です。

「ママを助けられなくてごめんなさい」って神様に向かって謝ったらどのような気持ちが出てくるでしょうか?

そして、神様はそんなAさんに対して、どんなメッセージを与えてくれるでしょうか?

そして、もう一方の男性性にも着目してみましょう。

女性性を愛したくてしょうがないのであれば、自分の愛を受け取ってくれないからといってあきらめる必要などありませんよね。

女性性が自分の愛を受け取ってくれるまで忍耐強く待つ、というのも愛ですね。

同時に、女性性が自分自身を傷つけようとしたらそれを防いであげるのも、止めてあげるのも男性性からの愛になるんじゃないでしょうか。

少なくとも男性性と女性性が喧嘩してたんじゃ始まりませんから、そこはじっと耐えることも必要です。

その母ですが、もう少し母の人生について、また、お父さんとの夫婦関係について、詳しく情報を頂きたいところです。

それはまたの機会に、ということになってしまうのですが、彼女がそこまで過干渉になってしまった理由、そして、母自身が抱えている無価値感や罪悪感についてもAさんの口からお聞きしたいところです。

そうした上で、Aさんとママとの間に線を引いていきましょう。

「わたしはわたし、ママはママ」

自分軸の基本の呪文ですけれど、「線を引いてよい」と自分に許可を出すことがまずは最初ですよね。

「ママを手放して、自由になっていいよ」と自分(特に女性性)に語り掛けるとどんな感じがしますか?

また、「ママを背中から下ろして楽になっていいよ」という言葉を掛けたらどう反応するでしょうか?

もし、そこでの抵抗が強くなければ、この「 」内の3つのセリフをアファメーションとして自分自身にかけてあげるのがいいと思います。

母を手放すワークはいろいろとあって、その状況に合わせて使っていきます。

今日のところは

・母の気持ち(コンプレックスなど)という視点から母への理解を深める。
・自分自身の母への愛と罪悪感を改めて確認する。
・自分軸を確立するアファメーションをしていく

という3つをお話させていただきました。(あ、まだ記事は終わらないですよ。まとめじゃないですよ。)

とりあえずこの段階から始めてもらって、その様子を見ながら手放しを進めていきませんか。

もうすでに手元にあるかもしれませんが、本や動画もそろってますのでこちらを使ってもらってもかまいません。

「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本」(学研プラス)
新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
*セミナー動画:本気の手放しワーク 2024
*セミナー動画:『本気の手放しワーク』
手放しワーク~手放したいものを川に流してしまおう~(1,000円)

その手放しの目標としては「母を手放して自由になる!自分らしい人生を取り戻す!」ということであり、同時に「母を解放してあげる!」ということでもあります。

さて、「女の子としての自分を解放してあげる」というお話です。

女性性が愛を受け取ることを拒否しているのと同時に、「母の娘」ポジションを手放せないと、なかなか「大人女子」に進化することは難しいものです。

例えば、性欲とか性的興味はどれくらいあるでしょうか?

セクシャリティは母から自立するために大切なアイテムにもなります。
だから、恋愛経験はなくても、そうした欲や興味が感じられるのであれば、Aさんはすでに大人女子の要素を持っていることになります。

逆に言えば「母の娘」をずっとしていると、そうしたセクシャリティは蓋されてしまいますね。

だから、セクシャリティを解放するのは女の子として自分を解放するための重要なキーワードになります。

また、Aさんが興味あることって恋愛以外で何がありますか?

ライフワークグルコンとかカウンセリングでは「趣味欄」を私は重視するんです。

女性性が豊かな方はとにかく趣味欄がたくさん埋まります。
興味あることがいっぱいあるからです。

「ファッション、メイク、旅行(国内外)、グルメ、ヨガ、ピラティス、カフェ巡り、料理、映画鑑賞、美術鑑賞、絵を描くこと、キャンプ、温泉、バイク、スポーツ観戦、乗り鉄、音鉄、Nゲージ、阪急電車、など」

最後の方みたいに「それって男性の趣味じゃ?」と思われるものが含まれてたとしてもかまいません。

一方男性性の趣味欄は「温泉、お酒」以上みたいに少ないか、もしくは「なし」です。

だから、Aさんや同志のみなさんが好奇心のままにあれこれ手を出してみると、それが女性性を解放することにもつながるんですね。

好きなこと、興味あること、やってみたいなって思うこと、をできる範囲でやっていく、ってことです。

それは自分を愛すること(自己肯定感をあげること)であり、女性性の解放であり、女の子らしくなる方法ですので、取り組みやすいかな、とも思います。

そういうプロセスをたどっていくことで徐々に母を手放していけるし、女性性も愛を受け取れるようになるし、ヘラクレス君らしき人物に会えるようになるし、と希望を持って取り組んでいただければ幸いです。

何かより深く聞いてみたい、癒したいって思ったときはカウンセリングとかリトリートセミナーにきてみてくださいねー!

◎東京:7/26(日)11:00-18:00 東京1DAYリトリートセミナー~内に秘められた才能を開く1日~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/58651

根本のセッション
カウンセラーを検索する!

新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)

◎11/21,22,23 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)

問い合わせフォームから「根本裕幸へのリクエスト(ネタ提供)」をお選びください。

また、お弟子さんたちのオンラインカウンセリング無料相談「ココロノマルシェ」でも随時ご相談を募集しています。


無料で読める根本のメールマガジン「予約の取れないカウンセラーが送る“毎日使えるココロの講座”」


今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『(準備中)』


★Youtubeの公式チャンネルでも同じ内容を公開してます!(チャンネル登録よろしくお願いしますー!)

(準備中)


★voicy/youtubeで配信した話を文字起こしして公開してます!テキストで読みたい方はこちらからどうぞ!

『(準備中)』

★根本のSNS
X(twitter) / Facebook / Instagram

★自宅で、カフェで、移動中に、どこでも学べる根本の心理学。
根本の著作一覧
根本裕幸のサイン本屋さん
セミナーセミナー動画・DVD販売・音声配信サービス販売サイト

あわせて読みたい