「自分は幸せになってはいけない!」という思いをどう払しょくしていけばいいのでしょう?~罪悪感を手放すプロセスについて~



幸せになってはいけないという思いはまさしく罪悪感そのものであり、それゆえに、自分を罰して傷つけたり、幸せを遠ざけようとしたり、幸せになれない関係性を“敢えて”選んでしまったりするものです。
そのパターンから抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか?
その理解や浄化、許し、というプロセスについてお話ししましょう。

根本さん。勝手にお久しぶりです。
3年前にも投稿させていただきましたが、その後何だかんだとありまして、現在懲りずに問題に直面しているため再投稿です(ちょっと懲りたらいいのに)

付き合って7年になる不倫の彼がいます。(相手既婚、自分離婚)
3年前に「辛い思いはさせたくないけど一緒にいたい、でも離婚はできない」と言われてから、あ、そーなんだーじゃ、自分が我慢してたらいいのね?って感じで今まで大きな問題なく過ごしておりました。

が、偶然にも奥さんのSNSを見つけてしまい。
そりゃ見ますよね?隅々まで。
結果…あれ?ここのお店、今度行きたいね!って言ってたとこじゃない…しかも結婚記念日に行ってる…
あれ?奥さんへの誕生日プレゼント、私が使ってる財布と一緒だ(私は自分で買った)などなど。
私にとっては青天の霹靂。あ、夫婦の絆ってあるのね、と。
彼に奥さんのSNSを見たことは言いましたが、彼自身は見たことがない、興味ないそうです。

後日会った時、知り合いの車があったらしく「あ、〇〇いるから移動!」と言われ、どんなに我慢しても報われないんだ、と私の中の何かが切れてしまいました。
その時は我慢し、ひとり帰りの車で大号泣。
その後の彼からの連絡を無視してしまい、「嫌な思いをさせてごめんね」という連絡が最後になりました。

連絡が無くなって1ヶ月、3年前とは違い、やり切った感?なのか、自分はなぜかそこまで落ち込んでいる訳でもなく、淡々と毎日を過ごしています。
しかし!奥さんのSNSチェックをやめられません笑
むしろ何か投稿して!私を落ち込ませて!と思っている自分がいます。

離婚をしてから、自分は幸せになってはいけないんだという思いが強く、既婚の彼を選んだのもその辺にあるのかな、という気がしてきました。

幸せになってはいけないという思いは結構根強く、どういう風に解いていけばいいのか?
根本先生!ご教示お願いします!
(Eさん)

罪悪感っつー奴ですよね、それ。

離婚をしてからってことは、その離婚に至るプロセスで何があったのでしょうか?

そこを深掘りしていくのが良さそうですよ。

さらに、あまり自覚はないかもしれませんが、7年不倫してきた分だけの罪悪感も積みあがっているものです。

もし、そこに罪悪感がなかったら奥さんのSNSを見ても「へえ、そうなんだー」としか思わないですし、自分を苦しめるためにSNSを見ることもしないと思います。

奥さんのSNSを見てしまうのって自分いじめじゃないですか。

「私を落ち込ませて!」って。

そうして自分で自分を傷つけるのが罪悪感という感情なのです。

「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」(ディスカバー21)
*セミナー動画:『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
*心理学講座動画:『罪悪感と癒着の心理』
光の瞑想~疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク~

文面を拝見するとEさんが心から望んで不倫をしてたわけじゃないことが分かります。

ほんとうは彼とオープンに付き合いたかったでしょう?

「我慢すればいいんだ」って思ったってことは、自分が望むことをしてるわけじゃないって証拠ですよね。

ほんとは苦しかったんだろうと思います。
そして、それを7年も続けてしまうくらい、罪悪感もまた強かったのでしょう。

カウンセリングでも不倫のご相談のときに「そもそも不倫の恋って自分に合ってると思う?」ってお聞きします。

そういう風にお聞きするってことは「あんまり合ってなさそうだなあ」と感じることが多いわけでして、「ちゃんと1対1でお付き合いしたい!」「お互いにちゃんと向き合える関係がいい!」「こそこそするのは嫌だ!」みたいな思いがある人は不倫には向きません。

ただ、違和感があったとしても人はそれに慣れてしまうものでして、はじめは抵抗があってもしばらくすればその違和感も麻痺してしまうものです。

また、私たちには自己正当化という思いがありまして、そこから「今は仕方がないんだ」「自分にはこれが合ってるんだ」みたいに自分の選択を正しいものとして思い込もうとするんです。

もちろん、本音じゃないですよ。

正当化しなきゃいけないくらい苦しい、ってのが本音です。
そうしなきゃ自分を保ってられない、ていうくらい苦しいんです。

だとすると、7年間、Eさんは自分自身を騙そうとし、裏切り続けてきたことを表します。

そしたら、そんな奴、幸せになっていいと思えませんよね。

まあ、中にはプロの愛人みたいな方もいらっしゃって、私も何人もお会いしてきましたけれど、そういう方は奥様のことを理解し、尊敬すらしていらっしゃるものです。

そして、奥様のことを大事にするように彼に進言しますし、中には奥様と仲良くなってしまう方もいます。

自分の立場を自分なりにわきまえて、彼を支えるもう一人の女性というふるまいをされてることが多いですね。

そういう方にお会いするたびにどんなメンタリティなんだろう?って興味深く見ていたのですけれど、そういう個性もあるんだなあ、と学ばせていただいた次第です。

余談ですけど、この辺は「ヒモ」とか「ポリアモリー」にも通じるものがありますね。

本当にそれができる人ってなかなか少ないよなあ、というのが印象です。

逆に言えば、愛人にしてもヒモにしてもほとんどの方が自分の本心に背いてることが多いと思います。

ということで、心の中ではせっせと罪悪感を積み上げることになるものです。

罪悪感という感情はカウンセラーをしていれば頻繁にお会いする感情でして、究極のところ、どんな問題に対しても「罪悪感があるよー」と言えば十中八九間違いがないほどです。

自分を幸せにしたくない感情。
自分を傷つけたくなる感情。
自分を暗い方へ導こうとする感情。

なんでそんなことをするか?というと、それくらい自分のことを「罪深い奴」という風に認識しているからです。

罪深い奴は当然罰せられなければならない、のです。

だから、自分で自分に罰を与えるんです。

未だにEさんが奥さんのSNSを見てしまうのも、まさにそれじゃないでしょうか?

>連絡が無くなって1ヶ月、3年前とは違い、やり切った感?なのか、自分はなぜかそこまで落ち込んでいる訳でもなく、淡々と毎日を過ごしています。

もう限界だったんじゃないかなあ?とも思うんです。
我慢を重ねて彼とお付き合いすることが。
傷つきながら彼と一緒にいることが。

悲しくて寂しくてつらいけれど、どこかホッとしてる部分ってありませんでした?

我慢しすぎて気持ちが麻痺しちゃってることもよくあるものです。

5年くらい不倫を続けていた方をカウンセリングしていたときのことです。

別れてすごく辛いはずなのに何も感じない、淡々と、粛々と日々過ごしてる。
涙もあんまり出ないし、寂しさも感じない。

けれど、何も楽しめないし、面白くない、と。

でも、よくよく振り返ってみれば付き合っている最後の1,2年もずっとそんな感じだったかもしれない、と。

「ずっと苦しかった。ほんとは不倫なんて嫌だった。」

そんな言葉を彼女に言ってもらいました。

抵抗があったのち、いきなり堰を切ったように涙があふれ出してきました。

そして、「え、どうしちゃったんでしょう?え?なんで?」と言いながらずっと止まらない涙に戸惑っておられました。

その後、しばらくカウンセリングに通ってきてくださったんですけど、「ああ、また涙が出て来ちゃった」って言いながらずっと泣いてました。

彼とお付き合いしている間は「感じちゃいけない感情」は全部我慢して麻痺させてきたものですから、カウンセリングでその麻痺が溶けちゃって涙があふれてきたわけです。

もちろん、涙だけじゃなくて、恨みつらみ憎しみもあれば、寂しい、会いたい、好き、ほんとは一緒になりたかった、もっと楽しいことしたかった、なんであたしじゃだめなの?なんであたしだけを見てくれなかったの?等々、タブーな感情がいっぱいありました。

しばらくそんな気持ちを流していくうちに自責の念(罪悪感)もたくさん出てきて、ごめんなさい、ごめんなさいっておっしゃっていました。

そのうちそうした気持ちがなくなっていき、前を向けるようになったとしても、罪悪感がでてきて「こんな自分を愛してくれる人なんていない。自分は汚れてる。自分なんて幸せになっちゃいけない」等々の気持ちがたくさん出ていました。

「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますけれど、それにならって「まあ、やっちまったもんはしゃあないわねー」という感じで受け入れていくと同時に、そのルーツを探って行きました。

なぜ、不倫にハマらなければいけなかったのか?
なぜ、望まぬ恋をしなければならなかったのか?
なぜ、そんなに自分を傷つけることをしなきゃいけなかったのか?

そういう視点で見ていきました。

カウンセラーは法律家でも何でもありませんから、不倫が悪いなんて立場には立ちません。
苦しい恋をなぜ選んだのか?という心理的な解釈を進めたいわけです。
だからそんな視点になるのですね。

そうして「理解」をしていくと同時に、罪悪感をいろいろと抜いていきます。
イメージワークを使うなどして。

じゃぶじゃぶ自分を洗うイメージなんです。笑

そうすると「ああ、あたしが悪かったわけじゃないんだー。あれはあれで仕方がなかったんだー。あのときはそうするしかなかったんだー。」なんて気持ちになっていきます。

まあ、すぐに切り替わる人もいれば、少し時間のかかる方もいます。
でも、その感覚を少しでもつかめるとすごく楽になれると思いますし、「ああ、幸せになってもいいんだー!」なんて思えるようになります。

とはいえ、罪悪感ってのはなかなか根の深いものでして、離婚に関する罪悪感のみならず、それ以前にも様々な事情で罪悪感を積み重ねている場合もあります。

例えば「愛せなかった罪悪感」はけっこう強烈なものがありまして、自分の愛に疑いを持つようになったり、誰かを本気で愛することに戸惑いを覚えたり、「相手をまた不幸にしてしまうのでは?」という怖れを招いたりするものです。

この罪悪感は特にパターンになりやすく、幸せになれない関係性を繰り返すうちに、それが癖になってしまうこともあるくらいです。

それによって恋をするたびに愛することができずに罪悪感を重ねるわけです。。
その結果、ますます「愛せなかった罪悪感」が強くなり、どんどん幸せになれない相手ばかりを選んでしまうのです。

この「愛せなかった罪悪感」もだいぶ古くから存在してたりしますが、別角度で見れば「女であることへの罪悪感」とか「恵まれていることへの罪悪感」などはその存在自体を感じることが難しく、心の中を掘り下げていく中でデデーン!と登場することがあるほどです。

さらには性(セクシャリティ)に対する罪悪感や「自分は毒である観念」もパートナーシップでは頻繁に登場するものでもあり、「幸せになってはいけない」という思いを作る罪悪感が多種にわたるものです。

だから、そうした罪悪感に気づいたら、そんな自分を許していくことを繰り返して罪悪感から解放されていくアプローチを取るものです。

とはいえ、罪悪感は罪悪感であり、感情の一種なので、ちゃんと向き合っていくと「自然と浄化される仕組み」を心の中に作り出すことができます。

だから、「ああ、また自分の愛を毒のように扱ってるなあ」と気づいたら、自動浄化装置が働いて、すーっと心が軽くなり「まあ、毒っちゃ毒やもんな。男を虜にしてしまう愛という名の毒やな。うふふふふ。でへへへへ。」などと余裕をかませるようになるものです。

だから、その自動浄化装置ってのは「理解しようとする意識=自分を責めない意識」であったり、イメージワークなどで浄化された経験、そして、自分を愛する意識などで構成されるものです。

だから、Eさんや同志のみなさまにとっては、「これ以上、罪を重ねないように注意しましょう」「自分を責めないように意識しましょう」という2点をまずはお願い申し上げる次第です。

そうして心の内側から罪悪感に振り回されないような自分を構築していくと、ごくごく自然と「幸せになってもいい」とか「幸せになれる」という感覚が得られるようになります。

何もすべての罪悪感を取り去らなければ幸せになれないわけではなく、むしろ、罪悪感があっても幸せになれる、という感覚を手に入れる方が圧倒的に早いし、簡単ですよね。

そのための方法については本や動画ですでにいろいろと紹介していますので、参考にしてもらえればいいですし、「あたしの場合は?」と思ったら個人やグループのセッションを利用していただければいいですし、深いレベルでの癒しを求められるのであればリトリートセミナーなどを検討していただくのが良いかと思います。

「まあ、こんなあたしでも全然幸せになれるしー」と自然に思える日をぜひ楽しみにしてくださいませ~♪

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