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人生が行き詰ったり、迷子になったりするってことは、自分らしい生き方から外れているか、見失っているかなのだろうと思うのです。
だとしたら、自分ととことん向き合って軸を定め、ライフワークを模索していくのはいかがでしょうか?
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根本先生 いつも楽しくブログなど拝見しております。武闘派女子、という言葉を最近知りました。あまりに自分にぴったりのワードで驚きました。
さて、私は優しくやや頼りない夫、2人の可愛い子どもを持つワーママです。幸せ、穏やかな暮らしにどこか違和感を感じていました。
自分のやりたい道に進もうと3年前大学院に行き、そこで運命の出会いをしました。彼は歳下外国人、2年間の友人期間を経てダブルの関係になりました。彼とは今でも尊敬と信頼で結びついていますが、奥さんと子どもが来日したのをきっかけになかなか会えないでいます。
そんな中、私に猛アプローチしてきた歳下ハイスペ野良猫男子。彼も浮気、セフレ、と華麗な恋愛遍歴があるものの、「なぜわたしに?」と思うほどゾッコンになってくれました。(私は痩せていて身体にコンプレックスあり。別にベッドテクもない。見た目は一見癒し系なので騙される男性多数。自己肯定感は高いし、瞑想などしてるのでメンタルも安定しているし愛情深いです、多分)
彼とは一度私が他の男性と飲みに行ったことで喧嘩になり、仲直りはしたものの既読スルーや奥さんと喧嘩し(関係修復中?かなりのメンヘラらしい)飲みに誘っても会ってくれません。
不倫は社会的にはいけないことですが、私は2人とも大好きで、何があっても一生彼らの味方でいる、とコミットメントしています。
しかし、外国人の彼は数年経ったら帰国してしまうし、野良猫の彼は心の傷が深くタバコ、アルコール依存疑い、メンヘラ疑い(しかしsexは上手い)、浮気症です。(またそんなところが刺激的だったりするのですが)もし彼が離婚するなら、私が面倒みてやるわくらいの気概ではいるのですが、良好なパートナーシップを築くとなると、好きだけでは通らない問題も出てくるだろうし正直躊躇しています。
ここまで全く話に出てこなかった旦那くんは、女性経験も少なくシャイでエッチも上手くなく、もはや男として見れない状態です(エッチもする気になれないしここ1年くらいしていない。)。そんな私に気に入られようと頑張る夫に申し訳なさを感じつつ、私はなんとしてでも将来のパートナーを見つけたいのです。
野良猫の彼か、外国人の彼か、はたまた他の誰かはわかりませんが。
自分軸の確立、女性性の解放やら自分でできることには着手しています。
しかし、仮に離婚したとしても、アラフォーで子連れ2人で婚活しても負け戦になることは目に見えています。今後どうすれば自分自身を幸せにしてあげられるのか。正直人生迷子な気分が否めません。
長文申し訳ありませんが、アドバイス、コメントお願い致します!!
(Mさん)
要するに「親密感への怖れ」ということなんでしょうかね・・・(ぼそっ)
とりあえず紅緒さん(3章)→芽依さん(1章)を熟読すると良いかもよ?
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
人生取っ散らかってて二進も三進もいかねえ、というのはカウンセリングにいらっしゃる一番の理由なんじゃね?と思うわけですけれど、そういうときって敢えてシンプルに物事を見ていくことにしております。
今のMさんの状況で何が核心なのかをあれこれ探っていくんですよね。
結婚前の男女関係ってどうだったのか?
思春期の頃はすでに武闘派で鳴らしていたのか?
どんな家庭環境だったのか?
公私のバランスはどうだったのか?
優秀な人とか器用な人とかってその都度その都度うまいこと問題を乗り切っていらっしゃるので、今となっては「それほど問題だったのかなあ?」なんて感じられることも多いものです。
でも、意外と「いや、ふつうでしたよ」という人生の中にプロから見ると「なるほどね、ふふふ」と不敵な笑みをこぼしてしまう象徴的なできごとがあるものですし、そうした過去のお話からMさんの全体像をそれなりに俯瞰していくんです。
例えば、こうして2人の男性が現れるってことは、Mさんは「女」なわけですよね?
じゃあ、その「女」は結婚前もお盛んだったのか?それとも封印してきたものなのか?
お盛んだったとするとなぜ夫を配偶者にしたのか?
封印されてきたならなぜそんなにも豊かなセクシャリティがあるのに封印せざるを得なかったのか?
そんな風に話を広げていくことで、Mさんのことがよく見えてくるわけです。
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で、そうした優秀な方とか器用な方とかってなんでもできるものですから、かえって人生に迷いを生じやすいんですよ。
「不器用なもんで・・・」と職人の道を突っ走るしかない方とか、「あたし、こう見えて一途なんです」という方はそれはそれで逃げ道がないものですからしんどいこともありますが、道を選ぶことには迷いがありません。
どっちもどっちってことですけどね。
で、仕事もでき、女としても魅力的、しかも2人もハイスペ男子が寄ってくる(既婚者だけど)、自分の人生を生きたい!やりたいことやりたい!などと思っていると、選択肢が無限に広がるのですよね。
しかも、男としては魅力を感じないけど、パパとして夫としては十分な人が家にいるわけでしょう?
そしたらなおさら人生に迷うわけです。
夫・家庭という「安定」の上に立ってるので、心理的にも余裕があるんですよね。
そして、その上で、仕事も安定しているならば、実はMさん、とても「退屈」を覚えているのかもしれません。
余裕があって、退屈していて、経済的にも、家族関係にも問題がないとしたら・・・ね?そりゃあ、刺激が欲しくなるのも無理はないわけです。
これで夫に何かあったとか子供たちが家で暴れてるとか仕事がヤバいなんて状況ですと、そこで十分に刺激が得られるものですからアンダーグラウンドに行ってる場合じゃなくなりますよね。
つまり、そういうときって安定という土台の上で刺激を求めてふらふらしがちなものです。
似たような状況の方が「あたし、何してるんでしょうね?何がしたいんでしょうね?」と質問してくださることも多いです。
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つまり、そこでは次のステップに自分自身を連れて行ってあげる必要があるわけですね。
次のステップとは何か?
それを見つけていくためのカウンセリングだったり、ライフワークグルコンだったり、リトリートセミナーなわけです。
それは「自分がほんとうにしたいことをする」というステージなことが多いわけですが、じゃあ、それは何だ何だ?とひたすら自分と対話していくのです。
カウンセラーという立場から見ると、そうした様々な情報をいただいているので、ああ、この線に進みたいのかもねえ?という景色は見えてきます。
なんか「家」を作りたいみたいだねえー。
思い切り「外」に飛び出したいみたいよー。
「女」を追求していくことがテーマかもね。
もっともっと前に出たがってるみたいやね。
でも、その中にはけっこうなタブーも含まれているものでして、なので根本のカウンセリングを受けたのちに「うーむ。。。。」と考え込んでしまうことも少なくないものです。
もちろん、私の言うとおりにせえ!と言いたいわけではなく、あくまでひとつの提案なわけですが、悶絶してしまうということは頭ごなしに否定できない何かがあるのでしょう。
例えば、今の仕事を辞めてやりたいことにフルコミットする必要がある、とか、実家ときちんと向き合ったほうがいい、とか、その分厚い殻を破りましょう、とか、もっと具体的なお話ですけどね。
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私なりの表現でいうと「軸」と言います。
これを軸として生きていく、という、自分の中心にあるもの。
「凧あげ」でいう糸の先を持つ人がどっしりとしていれば、どんなサイズの凧でも自由に空を飛びまわれます。
今のMさんの状態ってのは、今の家族や仕事というしっかりした軸ができているから自由に飛び回れているわけです。
でも、じゃあ、これからどうやって生きていこう?と考えていくときに、その軸を今の家族や仕事に持ってもらっても良いのか?という点を検討しなければなりません。
自分が軸をしっかりと固めることもできますし、引き続き家族に軸を持ってもらうこともできます。
そして、もっと深いところに意識を向ければ、Mさんにとって「どう生きるか?」というポリシーを軸にするのが望ましいでしょう。
そのためには自分との対話を重ね、自分を知り、自分らしい生き方をするための心理的な土台について考えるのがいいのです。
例えば、仕事というものは自分にとってどのようなものだろうか?どういう意味があり、どういう目的で付き合っていくものだろうか?
家族というのは自分にとってどんな存在なのだろうか?
お金はどうだろう?
モノについてはどうだろう?
人とどういう付き合い方をしていきたいのだろう?
時間とは?
パートナーとは?
だいぶ哲学的な領域に入っていきそうなのですが、それを思考するのではなく、感じ取っていく、というのが違いでしょうか。
自分の本質を見つめる、ということにせっせと取り組むのが大切なのです。
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そのときに「理想主義」は大きく私たちを狂わせるものです。
これはなかなか難しく、「理想」と「現実」のギャップに注意したいものです。
昨日もそんなカウンセリングをしていたのですが、「ゆったり優雅に落ち着いて日々を丁寧に過ごしたい」という“理想”はあるものの、今までの人生ずっと「バタバタバタバタバタバタバしてきた」という“現実”がある場合、じゃあ、果たしてどっちが自分らしい自分なのだろうか?という検討をちゃんとしときましょう。
「結局バタバタする方が自分らしいし、そんな自分が好きなんでしょうねー」なんて話をしました。
また「感情」の影響も考慮が必要です。
疲れているときは「休みたい」と思うものですから積極的な行動に移ることができません。
じゃあ、はじめに休みを取ることが課題となります。
怒りや罪悪感、不安や恐れ、無価値感、無力感、競争心、嫉妬、劣等感などの感情を抱えていると、やはりそっちに引っ張られてしまいますから、自分らしさが迷子になります。
とはいえ、感情に振り回されないなんて難しいですよね。
だらら、振り回されたときは思い切り空を飛んでおいてください。
で、感情が落ち着いたら改めて自分の本質に目を向けようとするのです。
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Mさんの場合も癒し系だし、しごできお姉さんだし、頭も良いし、セックスが好きだし、恋愛が人生の軸のひとつなって可能性も高いでしょう。
ただ、それは恋愛がうまくいくということではなく、何かパートナーに与えたいものがあり、パートナーと何かを創っていきたいという思いが軸になるものです。
じゃあ、自分にフィットするパートナーシップとは何なのか?を見極めていきましょう。
そこに子供たちが入るとならば、じゃあ、家族は軸に成り得るのか?成り得るならばどういうものなのか?という点を掘り下げていくわけです。
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ちょうど今、迷子になってるってことは、よいタイミングですよね?
軸を見極め、ライフワークをデザインしていく時間に充てるのはいかがでしょうか?
◎自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ!。
ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
●紅緒さん(3章)→芽依さん(1章)を熟読すると良いかもよ?
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
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