弟が余命宣告されました。どう向き合っていけばいいでしょうか?~あなたはどんな未来を生きたいですか?~



余命宣告を聞いて「なるほど!そうなのか!」と思い込むと多くの人はそれが現実になると信じて、そのつもりで行動してしまいます。
でも、それって自分が望む未来なのでしょうか?
もし、そうでないならば、考え方やとらえ方を変えるチャンスだと思うのです。
あなたはどんな未来を生きたいでしょうか?

“弟とイタす夢”でお世話になりました。
実はその弟が余命1年半とのこと。

「元気になるよ」と思える時は良いのですがとても弱気になる時もあります。

わたしには、こどもがいないから、わたしがなれば良かったのに、と思います。
ちなみに、今までは、そんなに、仲良し!てな感じではありませんでした。でも、なんとなく、お互い、信頼しあって奥底では分かり合えてたのかな?と勝手に思っています。遠くにいるのであまり会えず、便りがないのが、、、状態で、こんなに、悲しくなるとは思いませんでした。

あとなぜか、わたしのせいで弟が病気に、、、と思うことがあります。罪悪感?神様はわたしを罰するために、こんなことをしたのだ、という謎の理屈をこねています。幸い、冷静になるとわたしは悪くないと思えてはいます。

親が弱っていくのもつらいだろうけど、弟、妹、または、こども、甥、姪など、自分より若い人の死は、神様ひどい!と思っています。まだ死んでないのに、こんな話してるのも不謹慎!とも思うけど、ここで位、吐き出させてくれ!とも思います。どこかで、平気なフリをし続けたい自分がいるんだと思います。現実逃避?他の人に心配かけないように?

明日どうなるか分からないのは、若くても、高齢でも変わらないというのに、、、

本人は、私達の前では元気にしています。もちろん、恐れや不安や心配がないはずはないのですが、、、

今までは平気だったのに、今日休みで、ほんわか幸せだったのですが、急に、不安が襲ってきました。

わたしはどんな、心持ちでいたら良いんでしょうか?何をしたら良いんだろう?(弟に聞くしかないのですが)
なんか、後悔しそうな気がしてるんです。もっとやってあげたら良かったって。

一方で、無敵?になったような気もします。
他のことが気にならなく、小さいことはどうでも良くなりました。生きてるんだし、いいじゃんって。

じゃあ、死んだら終わりってこと?とまた、堂々巡り。親より早く死ぬのは一番の親不孝とかいう人いるけど、好きで死ぬ訳でもない人を親不孝呼ばわりして、ナゾ。親より生きてるから親孝行って訳でもなかろうに、、、と、ずっと思っていました。

長生きたくない。あと、10年くらいでぽっくり死にたい。と思っていたのに、幸せって?生きるって何?と哲学してます。答えは、今、ここ、な気がして。好きなことやって生きる?でも、もう、最後な意外と、人のためになることしたくなるものなのか?とりとめなくてすみません。

親もそうでしょうが肉親の死、余命○○とか終活との向き合い方、どうか、どうか教えてください。

末筆ながら、根本先生も、どうぞご自愛くたさいませ(*^^*)
(Aさん)

弟さんのこと心配になりますよね。
イタす夢を見るくらいだから、心の中ではとっても大切な存在なのかもしれません。

そして、おっしゃるように自分より同世代か年下の人の死や病気は理不尽極まりないものを感じますよね。とはいえ、親であっても似た思いを感じるものと思います。

でも、Aさん、すでに魂が1年半後に飛んでしまっていませんか?
今、2025年ですけど、なんだか2026年を生きてらっしゃるような雰囲気じゃないですか?

「不安」や「怖れ」を覚えるとどうしたって私たちは「考えて」しまうものです。

そして、それはたいてい「未来」のことを考えているわけで、「今ここ」に意識は存在しなくなります。

すでに弟さんが亡くなると決まったような見方をしちゃっているんですよね。
まだまだ分からないのに。

まあ、それくらいお医者様の言葉というのは重いんです。
日本人はお医者さんへの信仰心は分厚いものがありますよねー。
彼らもひとりの人間であり、かつ、すべてのことを知っている神様でもないのにね。
だから、お医者様にそんな重荷を背負わさないでほしいなあ、とすら思うわけです。

私自身は健康に過ごしているのですけれど、身近な人が病気になったことがあって、そこでけっこう学びました。

考えていても現実は何も変わらないわけでして、いろいろと勉強したんです。
病気そのもののことは分かんないんですけど、病気の向き合い方、そして、治療法、さらには様々な心のあり方とか多方面で。

だから、いろんな方に教えを請いに会いに行きましたし、講演会やセミナーにもたくさん参加しましたし、本もあれこれ読みました。

「病気は才能」(おのころ心平氏)
「改訂新訳ライフヒーリング(旧ライフ・ヒーリンク゛) You Can Heal Your Life」(ルイーズ・L・ヘイ 氏)
「チャック・スペザーノ博士のこころを癒すと、カラダが癒される」

そういう機会を得ることで、次々と目の前の扉が開かれていく感覚がしましたし、今までと考え方が180度変わったと言っていいほどでした。

「へえ、世界で見れば西洋医学のシェアってたった40%なんだ」とか「オステオパシーが医学と同等の扱いをされてる国があるのかー」とか「アロパシーかホメオパシーかを選択できる国もあるのかー」などと視野が思い切り広がった気もしました。

それに“奇跡的に”病気が治ったという事例を“たくさん”知ることができました。

「あら、ミラクルって日常的に起きてるのね?ってことは、それはもうミラクルではないわね」と。

そういう意味で“情報”ってとても大切なものです。
何を、誰から教えてもらうのか、はとても大事ですよね。

それによって世界がガラッと変わること、つまりは希望を見ることなんてすっごく簡単です。

で、今度、予祝のワークショップをするんですね。

それって「引き寄せの法則」とか「ヴィジョンを現実化する」とか「意識が現実化する」というようなテーマなのですけれど、そこでは“その気になるだけで思いは叶う”というシステムが働きます。

講座もあるのでぜひどうぞ。

◎オンライン:2/12(水)20:00-21:30 心理学講座「ヴィジョンが現実化する仕組み~わくわくしているとなぜ夢が叶うのか?予祝の心理学~」

「私たちが何を思うか?」がとても重要ということがよく分かります。

読者のみなさまの中には「冷蔵庫の余り物を使ってありあわせの料理を作る」ということがふつうにできてしまう方もいらっしゃいますよね。

しかも、調味料も目分量だし、あたりまえのように食べやすいサイズに野菜を切るし、レシピも見ずに食材を順番にフライパンに放り込んだり。

あれ、料理ができない人からすると魔法を見るようなものなんですね。

でも、それができる人は「自分にそれができることを知っている」わけです。

だから、現実化させることができています。

そう、「できると思っていることはできる」わけです。

だから、Aさんが今思っていることってとても危険だと思いません?

もうすでに弟さんが亡くなると決まったかのようにあれこれ考えていませんか?

まるで、亡くなることが決まっていて、そのつもりで今、生きていませんか?

え?生きてほしいんじゃないんですか?

「余命1年半って聞いたけど、それって間違いだったねー。良かったねー。」ってお祝いしたいですよね?

まあ、私たちの心には「防衛機能」がありますから、「最悪のことを想定して心の準備をする」ということがあります。

希望が打ち砕かれるのが辛いから、はじめから希望を持たないようにする人もいます。

「弟が亡くなる」ということが辛すぎるから、そのときのショックを和らげるために今からその準備をしてしまう心理もあります。

けど、それでいいんですかね?

>なんか、後悔しそうな気がしてるんです。もっとやってあげたら良かったって。

ということであればね、できることなんて山ほどあるでしょう。
もしかして、今から後悔する準備をしてるわけじゃないですよね?

余命宣告についてはいろいろな考え方があります。

しかし、ほとんどの場合、主治医(もしくはその先生の上司)の「経験則」によるものが大きいはずです。

だから、その宣告に医学的な根拠はないはずですし、違う病院で診断を受けたなら全然違う話をされることも珍しくないですよね。
(かつて、お母さまが病気の方がいらして、ある病院では余命1年と言われ、別の病院では余命とかいう段階ではないと言われ、どっちを信じたらいいのか?という相談を受けたことがあります。)

でも、お医者様信仰の厚い方は、まるで神様から余命を宣告されたように思うんです。

そして、「それを現実化しようと頑張ってしまう」のです。
つまり、自ら寿命を残り1年半と決めてしまうんです。

それを知ってか知らずか、あるお医者さんは「余命宣告はしないですねー。だってそんな確信持って言えることじゃないですもん。」とおっしゃってました。

例えば、以前よりお世話になってる三浦先生はこんな話をされてますので、良かったら視聴してみてください。

「余命宣告をされたらする3つのツッコミ」

実は私、現在「余命宣告中」です!

他にもいろいろと情報を発信されてますので良かったらチェックしてみてください。
(あっという間に登録者数を抜かれたカウンセラーより。)

「自分が何を見ているか?」を意識してみましょう。

それは自分が見たいものなのか、それは現実のことなのか、をきちんと判別しましょう。

「弟が余命宣告を受けた」というのは現実ですよね。

一方、「弟が死んじゃう」は「空想」ですよね?

そこで感じる不安、怖れ、悲しみ、怒りなどは「感じている感情」ですよね?

そうすると、案外私たちは現実を見てないことに気づけたり、空想を現実だと思い込んでいたりする傾向があります。

そこを見分けるだけでも気持ちは落ち着き、地に足も着いていくでしょう。

また、「ああ、あたしはお医者様教を熱心に信仰しているんだわ」と気づいたとしても、それは子どもの頃からの習慣であり、かつ、親や周りの人も同じ信仰をしているならば、すぐに変えられると思いませんよね。

だとしたら、じゃない人たちを探せばいいんです。

先ほどの三浦先生もそういう方のひとりですし、探してみればあちこちに普通じゃないお医者さんがいたり、今の日本の医学のあり方に疑問を呈している方に出会えたりします。

もちろん、そういう方々が全部正しいわけでもないですし、嫌な感じのする人だっていますけど、「ああ、なるほど、この人の言うことなら信じられる」と思える出会いだってきっとあります。

だから、「ああ、世の中にはこういう世界もあるのか」という体験をするチャンスでもあるでしょう。

また、

>他のことが気にならなく、小さいことはどうでも良くなりました。生きてるんだし、いいじゃんって。

という風に、非常に重要かつポジティブな意識を得ることもできましたよね?

これは弟さんに大いに感謝しなきゃいけませんな。

常にそういう思いでいられるわけではないけれど、そう思えることでAさん自身の生き方も変わって行くでしょう。

他にも今回のことでほかにも得た学びがあるかもしれません。

大切な人の病や死はほんとうに多くのことを学べるものです。

ガンのサバイバーの方々のお話を伺うと「生きてるだけで丸儲け」というのは本当なんだな、という気にさせられます。

そういう気になれば怖いことが減って、なんでも大したことないように思えます。

私もときどきカウンセリングで言っちゃうことがあります。

「失敗するのが怖い」という方に「え?失敗したら切腹しなきゃいけないの?」みたいに。

だから、今、Aさんは自分の意識を変える大きなチャンスを得てると思います。
考え方、価値観が変わり、視野が広がり、地に足を着ける、すばらしいチャンスです。

大げさに言えば「生まれ変わるチャンス」かもしれません。

「あたしはどんな未来を見たいのか?」

遠慮なく、その未来を描き、その未来に向かって「今できること」をやっていきましょう。

とりあえずは三浦先生のYoutubeを見ることが「今できること」ですかね?
あるいは、長文により我慢していたお手洗いに駆け込むことですかね?

今できること、これも無限にありますね。

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