待ちすぎて、痛い思いをしなきゃなにかを決めたり、動いたりできない!



待つ女のみなさまがよく嘆かれているセリフなのですが、じゃあ、果たしてそれでほんとうに困ったことになったのか?というと、どうでしょう?
待つ女はいざとなれば火事場のバカ力を発揮して突撃する“最終兵器”みたいなところがありますから、動きたくなるまで待つ、でも全然いいのです。
でも、一応、最後にフッ軽になるための男性性をあげる方法をいくつかご紹介しています。

根本先生、こんにちは。
グループセッションの告知を眺めているうち、満員になっていて、あら~てなりました、待つ女です。

もしかしたら待つ女あるあるかなぁと思いながら「待ちすぎて、痛い思いをしなきゃなにかを決めたり、動いたりできない」というネタを投稿してみます。

わたしはずるずると先延ばし・問題から逃げる癖があるみたいで、怪我や大きめのトラブルなど、なにかわかりやすく「問題」が起こらないと動くきっかけが掴めません。

そのことに気づいたときから、がんばって先延ばしにしないように、と思いついたことは動いてみてるのですが・・・。

それはそれで大小の問題が起きちゃって、待つ女らしく今まで溜め込んだ大量の負の感情の消化はそれらの出来事のたびに、きちんと進んでるような気もするのですがもっとじぶんにやさしい仕方がある感じがします。

なかには、これは、物理的には取り返しがつかないんだろうなって問題も起きたりして(歯が欠ける、のような、身体の一部を失うような出来事は、些細な量でもけっこうショック)、じぶんの心身をもっと大切にできるようになりたいと思いました。

とりあえず、やらかしたじぶんを責めない、
それでもわたしには価値がある、てことは心がけたく思うのですが。。

具体的な話の少ない相談でわかりづらいかもですが、もしなにかアドバイスがあれば、いただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
(Rさん)

文面から漂う待つ女感が読者のみなさまの共感を大いに買っている頃かと思います。

わかるわかるーって思う方、めちゃくちゃ多いんじゃないでしょうか?

ただ、待つ女シリーズに目を通した突撃部隊の方々は「うーむ。わしには分からぬ。」と腕を組んで唸っておられますので、そんな方々には「みなさまの部下、後輩、姉妹、習い事の仲間たちの心理を理解するためにお役立てください。」と丁寧な説明を申し上げている次第です。

こういう分類をすると「えー、あたしはどっちなんだろー?待つ女の気もするし、突撃部隊な部分もあるしー、どっちですか?」という質問が相次ぐのですけれど、この辺はかなりミックスな部分がありまして「仕事においては突撃部隊だけど、恋愛においては待つ女」だったり、「目標ができると突撃するんだけど、ふだんは基本、待つ女」だったり、「気になる人ができても近づけない待つ女だけど、いざお付き合いするとなったらガンガンリードする突撃部隊に変身する」というパターンもあるものです。

>グループセッションの告知を眺めているうち、満員になっていて、あら~てなりました、待つ女です。

こういうのってめちゃくちゃあると思うんですよね。

◎大阪:1/19(日)12:00-17:00 「待つ女」が幸せになるためのグループセッション
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/54270

ということでお忘れなきよう、ご注意ください。

「待つ女」の方々はカウンセリングでも話をしているうちに「あれ?何に悩んでたんだっけ?」とふわふわとしがちでして、要するにそれは女性性が豊かすぎるからなのですけれど、それゆえ、「夫から離婚を切り出された上にかなり急かされている」とか「酔っぱらって豪快に転んで足首をぐねった挙句、側溝に落ちてあちこち擦りむいたから病院に行く」みたいな緊急事態が起こらないとなかなか行動ができないシステムになっているわけです。

ところが、そういうシステムがインストールされてるものですから、

>そのことに気づいたときから、がんばって先延ばしにしないように、と思いついたことは動いてみてるのですが・・・。

という風に考えて、とにかく行動!行動!と自分を急かすと、そんなアプリは存在しないものですから、「それはそれで大小の問題が起きちゃって」という事態になって、ますます自己嫌悪の渦に巻き込まれて行くのですよね。

たいへんですね、みなさま。(他人事)

それに周りには突撃部隊に所属する武闘派女子が現れたり、何とかしようと頑張ってると男性性強めの人たちと出会って「とにかく行動です!」みたいなことを言われたり、何なら「この間の課題、進捗はいかがでしょうか?」みたいな連絡が来て大いに焦ってまた自己肯定感を下げたりして、暇さえあれば自己嫌悪に陥ってしまうわけです。

だから、「じぶんの心身をもっと大切にできるように」というのが喫緊の課題であり、かつ、最重要なテーマになるのですけれど、「えー、それも分かるんだけどー、どうやっていいのか分からないし、結局行動しないといけないって思っちゃう」みたいなことをうだうだおっしゃるのですよね。

ここまで「大いに同意する」という思いで読んでいただいた皆様にお聞きしたいのですけれど、

>わたしはずるずると先延ばし・問題から逃げる癖があるみたいで、怪我や大きめのトラブルなど、なにかわかりやすく「問題」が起こらないと動くきっかけが掴めません。

これで、ほんとうに困ったことって具体的に何か思いつくでしょうか?

先延ばしして困ったことは無限にあるかもしれませんが、それでほんとうに追い詰められて「ヤバい、このままじゃ命を取られる」的な問題にまで発展したことってどれくらいあります?

誰かに怒られたり、迷惑をかけたり、バタバタ動いて疲れたりってことはあるかもしれませんが、それで人間関係が破壊されたり、首を切られたり、家を追い出されたりって経験もありますか?

というのも正しい「待つ女」というのは、実際そこまでの問題には発展しないものなのです。

なんだかんだ何とかなったり、なんなら周りの人がいろいろと動いてくれたり、何かしら融通を利かせてもらったりして、「ああ、今回もとりあえず何とかなったけど、次はちゃんとしなきゃ」という経験をされてるかと思うのですがいかがでしょうか?

そこまで含めて「待つ女システム」だと思ってください。

「でもー、そんな話聞いたらますます動かなくなって、またピンチ!ってことにならない?」と疑問を呈されると思いますけれど、「ま、結局動かないんだから同じじゃね?」とあっさり論破されますのでご注意ください。

これってすごく重要なポイントで、待つ女のみなさまは「自立しなきゃ」とか「自分から動かなきゃ」とか「もっときちんと計画的に物事を進めなきゃ」とか「人に迷惑をかけないようにしなきゃ」みたいな思いを持っても心には響かないと思うんですよね。

そう思ったとしても心は「しーん」としているか、「やだ」という声がぽつりと聞こえてきたりすると思うのです。

つまり、頭で考えたことを実践できるほど男性性が備わっているわけではなく、感覚や感情で動く女性性に支配されているってことでして、それをただただ受け入れることがものすごく大事なんです。

それで問題ないんだよ、と自分に教えてあげなきゃいけないのです。

これはなかなか難しく感じるポイントかと思うので、個人セッションでも、セミナーでも、グループセッションでも、とにかく「それでええんやで。それでええんや。それで間違いないんや。」ということをしつこくお伝えすることになります。

それが自分らしさなんやで!ということです。

というのも、待つ女というのはただずーっと待っているわけではなく、ずっと“そのとき”を待っているわけでして、何かのきっかけで「腑に落ちる」と突撃部隊をはるかに凌駕するスピードとパワーで動くんです。

「だったらもっと早く動けよ」と思うのですけれど、エネルギーが充填されるのに時間がかかるんですかね?

ていうか、心から納得しなきゃ動かないわけで、要するに、戦争において最後の最後に登場する最終兵器みたいな存在が「待つ女」なんですな。

だから、3年うだうだしながらわずか1か月で離婚手続きを済ませてきたり、海外に移することにしたり、転職先を決めてきたり、ワーホリに飛んで行ったり、不倫相手と別れてきたり、お金を作ってきたりするのです。(こわい)

だから、火事場のバカ力が大変有効な種族でして、だから、「なんだかんだ結局なんとかなってきたでしょ?」って根本先生に鼻で笑われながら指摘されるのです。

「最終兵器なんだから戦いの序盤で出てきたら物語が台無しでしょ?」ってことです。

どんなヒーローも必殺技は最後に出すもんです。

ということで、「待つ女」は「後方待機部隊」と呼ばれるのですが、本日より「最終兵器」と名乗っていただくことにしましょう。

え。やだ?

長年、そんな最終兵器のみなさまに鍛えられてきたおかげで、私はみなさまのそういう行動力を信頼しておりますので、「てことは、今はまだ動かなくてええんと違う?」ということをお伝えし続けると同時に、さらに女性性を開いていくとか、自分のご機嫌を取るとか必要なことをさせていただいているわけです。えらいでしょ?ほめてくれていいよ。

そういうわけで、とにもかくにも「それでいいのよ」と自分に伝え続けることが「やさしさ」でありまして、自分を責めることは何の意味もないことを実感していただきたいところなのです。

>とりあえず、やらかしたじぶんを責めない、
>それでもわたしには価値がある、てことは心がけたく思うのですが。。

ということです。これがものすごく大事ですし、これさえやっとけばいいってことです。

もう少し具体的に言えば、

「ご機嫌でいられるように日々過ごすこと」

自分自身に、かわいいものを自分に与え、チョコやアイスをあげ、きれいな服を与え、ゆっくりできる時間を与え、のんびり過ごす休日を作り、したいことを好きなようにさせてあげる、みたいなことです。

そして、「かわいい」って自分にたくさん言ってあげることですし、もっと自分をほめてあげることです。

「あたしはこれでいいんだ。何も問題はないんだ。これで大丈夫なんだ。」って語りかけてあげることです。

「そのままのあなたが、絶対かわいい。 できない自分も好きになる30の「ほめ言葉」」(PHP研究所)

自分を愛する~鏡に映った自分を癒す~https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

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