いくら待つ女とはいえ、やっぱり出会いを広げるには、習い事とか婚活アプリとか、何かやった方が良いですよね？

＊

答え）え？別にせんでもええんちゃう？無理やろ？

補足）いいエネルギーを引き込むようにしたらええんやで。

＊

みなさんが食いついた「待つ女」のお話はこちら。

「待つ女」のための幸せな生き方講座～決断・行動ができない女性性が優位すぎる女子たちへ～

このところカウンセリングでもこのシリーズに感銘を受けてくださって、かなり深く刺さりまくっている方々が多いようです。

まあ、女性性が強いんだからしゃあない、くらいに受け止めつつ、参考にしてもらえればと思います。どうせ「紹介してくださったワークに取り組めばいいって分かっているんですけど・・・」とか思うんでしょ？まあ、そういう方々はカウンセリングでも受けてくれたらいいと思うよ！笑

さて、

＞いくら待つ女とはいえ、やっぱり出会いを広げるには、習い事とか婚活アプリとか、何かやった方が良いですよね？

というご質問は「うん、そう思うよねー。そう思っちゃうよねー」というところであり、かつ、たくさんの方々から（脅しも含め）質問されること多数な話でございます。

で、Ｙさんも

＞とはいえ、腰は重いのですが（笑）

と書いていらっしゃるわけでして、そもそも「待つ女」なので、基本、腰が重いのです。笑

だから、私の回答としましては「まあ、やりたいんだったらやったらいいと思うけどね」と優しいものになるのですけれど、あえて心の声を表現すれば「たぶんやんないと思うけどね。それでまた自己嫌悪するんちゃう？だとしたら、はじめっからやらないでいたほうがいいんだけど、でも、そうすると自分は何もしてないって自分を責め始めるよね？だからどうしたって自分を責めることになると思うんだよね。ちなみに無理やり頑張ってやっても続かないからやっぱりそこで自己嫌悪に陥るんだけどね！チャオ！」というほどのものでございます。

痛い？

＊

で、本記事を熟読中かつ刺さりまくって流血中のみなさまに理解していただかなければいけないことがあります。

＜その１＞

みなさまは、感情がたいへん豊かな女性でいらっしゃいます。

＜その２＞

そして、頭で考えたことも軽く吹っ飛ばすくらい感情が豊かです。

＜その３＞

それゆえ、「ああした方がいい」「こうするべきだ」「あれはだめだ」と頭で考えたことのほとんどは感情によって吹き飛ばされます。

＜その４＞

待っている間は暇なのでいろいろと考えてしまいます。
なんなら呪詛や生霊を飛ばしたりもしてしまいます。

＜その５＞

でも、その考えから導き出された結論は感情を無視したものになりますので、たいてい実行されません。

＜その６＞

それゆえ、基本的に「自分は何もしていない」と思い込み、また、「何かを続けることができない」と自己分析し、自分を否定・嫌悪・ダメだしすることが趣味となっています。

＜その７＞

分かってるんだったら動けよ！さっさとやれよ！と「思考」が急かすのですが、感情は「え？やだ。怖いもん。」と思っているため現状は変わらずです。

＜その８＞

そんな状況、そして、そんな自分にイライラしまくるのですが、それでも動こうとしない自分を叩いたり、蹴ったり、罵倒したりしますがビクともせず、そんな自分のことが大嫌いになります。

＜その９＞

うー、うー、うー、と呻き倒しますが、現状は変わりません。

＜その１０＞

そんな中、ふとした瞬間に感情が動き、なんかやる気になり、怒涛の如く行動を開始します。
それにびっくりした思考がブレーキをかけようとしますが、そんなブレーキは鼻息で吹っ飛ばし、それまでの空白期間を埋めて余りあるほどに爆速で物事を処理していきます。

＜その１１＞

その後、通常モードに戻ったのちは、なんでもっと早く動かなかったのか、さっさとやればよかったのに、と後悔ゾーンに突入するものの、一方で、その猛烈な行動力により勝ち得たものにニンマリしてよだれを垂らしている自分がいます。

＜結論＞

待つ女たちよ、自分が勝手に動き出すまで待つしかないのじゃよ。のんびり茶でもシバきながら栗羊羹でもつまんでいればいいのじゃよ。（長老より）

＊

そういうわけで、Ｙさんや同志の皆様は

＞お友達も作りたいなとか、好きな人ばかりになるのもよくないかなと思うと、他に何かコミュニティに参加した方がいいのかなぁとは思うのです。

とか思うんです。ええ、思うんです。
それで、いろいろと検索してみたりするんです。
口コミなんかもめちゃくちゃチェックするわけです。

けどね、まあ、分かるよね？
自分がどうするのか、もう分かるよね？

動けず→自己嫌悪のルーティン、繰り返すよね？

＊

まあ、待つ女ってのは待っているのでとにかく暇なのですよ。
だから余計にあれこれ考えてしまうんです。

で、そういうときに限って「行動せよ！」「動かなければ何も始まらない！」みたいな文言が目に付くんですよね。

心理学をやっている人間からすれば、それは思考的な人間にとってはいいことだけど、感情に配慮するなら危険極まりないんだけどね？と思うのだけど、自己嫌悪している待つ女たちは「やっぱ動かなきゃいけないよね」と絶望するんです。

で、この「動かなければ何も始まらない」的な思考をお持ちの方も多いと思うのですけれど、ここで、「まあ、実は世の中そんなことはないんだけどね」という話をいくつか紹介したいと思います。

＊

＞待つ女として、魅力溢れる方々は、出会いには苦労しないのでしょうか。

セクシャリティを解放し、どんどん魅力的になっていった女子がいます。

特に何もしていないのですが、モテ期が来ちゃったんです。

彼女、仕事で燃え尽きて休職中です。
それまでの貯金を食いつぶして生活しているのですが、その生活がいたく気に入ってしまい、働かなきゃいけないのだけど動けない、というお約束のお悩みをお持ちです。

趣味はカフェ巡り、ファッション、読書、映画鑑賞、お花、美術館巡り等、たいへんフェミニンなものばかりです。習い事も女子しかいません。

でも、今年の春から行く先々で男性に声を掛けられるようになりました。
また、習い事のお姉さま方から紹介案件が相次ぐようになりました。

エアコンの修理に来てくれたイケメンにも気に入られたし、某配送業者の方にも「いつもおきれいですね」と言われたり、油断も隙もねえ、という悟りを開くようになりました。

また、特に自分から働きかけをしてないとある方は、なぜか外国人に口説かれる日々が続いています。

少し前はアフリカン専門でしたが、最近はヨーロッパやアメリカ大陸にも守備範囲を広げているようです。

「どこで知り合うの？出会うの？」って聞くと、「友達に誘われてパーティに行ったり、街で声をかけられたり」とのことでした。

また、昨年３年懊悩した挙句、ようやく離婚届に判を押してバツイチの勲章を獲得された女子は、「もうしばらく男はいらん」と宣言した矢先からモテまくるようになりました。

バツイチになったことに同情してパートから正社員にしてくれた社長さんにたいへん気に入られているほか、取引先の大手企業の担当者からもデートの誘いを受け、本社から出張で来た社員みんなに気に入られている状況で（彼女にだけ手土産が豪華など）、現状、「ほんと男ってウザい」とおっしゃっています。（でも、まんざらでもない様子）

また、自分で商売をされてるので必ずしも「待つ女」ではないかもしれませんが、男関係はいたって受身な上、そのご商売の方もあまり積極的に動いてはいらっしゃらないようでしたが、「女性向けの商品を扱っているのに男性のフォロワーが増える」という現象が起こり、彼女へのプレゼントを相談されている内に話がなんか変な方向に進み、気が付けば口説かれているという事象が複数件発生し、結婚したいのに男性不信が加速するという現象に陥られております。

そんな方々に私が提供しているものとしては、

・自分をとにかく受け入れる。それが自分なんだと言い聞かせる。
・セクシャリティをどんどん開く。女としての喜びを求める。女を楽しむ。

この２点と言っても過言ではありません。（まあ、家族の影響とか、元カレ・元夫との関係とかにも触れるのですけれど）

「まあ、あんたはそういう人だからねえー。しょうがないよ。あきらめな」みたいな話はおそらく毎回のようにしていると思います。

＊

こういうお話を紹介すると「あたしはそうじゃない」と“思いたい女子”が大量に発生するんですけれど、いやいや、彼女たちもそうだったんですよ。

だから、やっぱりここでも「自分らしく」というのが大切で、外側に答えを求めちゃいけないのです。

人と比較するなんてほんとうに無意味だし、動けないんだったら動けないんで別に問題はないんです。

動ける人は動けるだけ動いたらいいし、
受けがない人は動こうとしないほうがいいし、
自分の気持ち、感情、気分をまずは優先させてあげることが大事なのです。

＊

なので、そういう皆様にはたいていエネルギーの流れの話をします。

動くのが好きな人、動ける人ってのは「与える」ということがまず先に来る人で、自分からエネルギーを発する、動かすことができますし、得意ですし、好きです。

自分から流れを作ることができるんですね。

で、一方で、流れを受け取る、受け入れる、引き寄せる、ということが得意な人たちもいて、そういう方々は流れに乗っていく、流れに任せる、ということができるんです。

その程度は人によって、また心理状態によって常に変化するのですが、自分から流れを作ることができる人はやっぱ動くのが好きなんですね。

一方、流れに乗るのが好きな人は自分から動くのは好きじゃないわけです。
いい波が来るのを待つサーファーみたいなもんです。

そうして、与えるのが好きな人と受け取るのが好きな人でバランスを取り合うのが人間関係なのです。

待つ女ってのはお分かりの通り流れを受け取る側の人なので、ぷかぷかと波に浮かびながらいい波が来るのを待ってりゃいいんです。

けど、そこでそんな自分はダメだ、と自己否定が強くなると、自分の前に壁を作ってしまい、流れを止めてしまうのですね。

むしろ「こっちには来るなー。あたしのところに来ても面白くないぞー。あたしなんて大した女じゃないぞー」みたいなエネルギーを発しているので、自ら流れを逃すこともよくやります。

ぷかぷか浮きながら、わくわくしながら、楽しんで待つ。

どんな風にしたら分からない人は湘南とか和歌浦とか宮崎あたりに出向いてサーファーたちの様子を観察してくるといいです。

自己否定すると悪い流れを引き寄せ、いい流れを遠ざけてしまうわけですから、徹底的な自己肯定・自己受容が大事なんです。

自分を責めなくていい。
それが自分なんだと受け入れるだけでいい。
それでちゃんとうまく行くって信じればいい。

そして、楽しむこと、自分が笑顔になれること、面白いと思うことをやるってところにフォーカスするんです。

それで魅力が開花していき、いい流れを引き寄せることができます。

女性として、というところであれば、そのセクシャリティも開いていきましょう。
「女」を感じるファッション、メイクを身に着けたり、部屋を女性らしいものに変えたり、これも手はたくさんありますね。

そうして、いいエネルギーを“引き寄せる”というところを目指していきましょう。

＊

そもそも私自身もそうした流れを重視する一人でして、昨日も、事前アンケートに書いてくださった情報をもとに、今、どんな流れが来ているのだろう？ということを読み取っておりました。

それに、筆者自身がどちらかというと受身な方でして、あまり自分から取りに行く、ということをやったことはありません。

４０冊くらい出てる本も出版社から声をかけられたものばかりですし、神楽坂のセミナールームも前のオーナーから声をかけられて引き継いだものですし、カウンセリングにしてもセミナーにしてもお弟子さん制度にしても積極的に営業したことはありません。

ブログ内で「なんで来ないのー、来てよー」っておねだりすることはありますけれど、対外的に広告を売ったり、積極的に人脈を広げたりしたいとは思わないのです。

でも、そうして「受身」な姿勢を取っているおかげで、同志たちがわちゃわちゃと集まってくれる他、バランスを取るように突撃部隊、特殊空挺部隊、情報部員（諜報部隊）などに所属する（こわい）お姉さま方が行動してくださって、なんとか成り立っている状況なのです。まことにありがたいことです。

そういう意味で筆者は「待つ男」ということになるのかもしれませんが、この待つ男ってのは恋愛市場ではあまり好まれるものではなく、彼らの顔には女なｎ、、あ、いや、だから、まあ動けないんだったら無理に動かずに楽しみながら待てよってことです。（滝汗）

★自分らしい生き方を模索し、実践していくリトリートセミナーへようこそ！。

◎福岡：11/16（土）：１ＤＡＹリトリートセミナー～ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る１日を～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

◎10/12,13,14 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～生き方が、人生が、自分自身が変わる３日間～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398

★自武女のための本。

戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本

◎女性性とセクシャリティとサレンダーとコミットメント～実習メインのグループセッション～
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/43397

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