「待つ女」のための幸せな生き方講座~決断・行動ができない女性性が優位すぎる女子たちへ~



カギは「美しく咲く」ということ。
愛するでも、愛されるでもなく、愛させてあげる、という意識を持つこと。
思考ではなく、感覚や感情の世界に意識を置くこと。
そして、何より大切なことは自分を成熟した大人の女性として扱うこと。

不倫している夫に、離婚も前提に切り出したところ、「離婚したくないし、不倫もやめられない。決められない。時間をくれ」と言われました。
今すぐ決められないなら離婚でいいと気丈に振る舞い、なんとか2ヶ月後には決めると言質を取りました。

私は31歳、夫は30歳、子どもが3歳です。
2年付き合い結婚4年目。
留学生としてきていた夫がビザが切れる卒業のタイミングで、母国に帰りたくない、一緒にいようということで結婚しました。
今まで夫に溺愛された方ですが、私は不満があると精神的に閉じこもり、面倒見のいい夫にケアさせがちで負担をかけていて、その上レスでした。
夫は女とは身体の関係から入ったけど結局心まで持っていかれました。不倫関係は2年になります。

不倫がわかってからは、自分の好きなことに集中して、成果もあげられてきたし、今まで閉じこもりがちだった外での人間関係もよくなり、レスは解消できないにしろ夫婦仲も良くなってきました。
だんだん自分に軸ができてきた実感があります。

話を切り出したところまでは良かったのに、結局決められないと言われたこと、決断を待つ間にもせっせと女に会い、「最後かもしれないからやりきっておきたい」と以前にも増して彼女につくすようなことをしていること。
改めてとても傷ついてしまいました。
家族に対して冷たいとかではないのに、心から向き合ってくれている感じはずっとありません。
家にいても部屋に閉じ篭もる時間も増えて、子どもには一生懸命だけど夫婦のことになるとなんだか曖昧な態度。
日常生活が送れないレベルではなくなったけど、辛いのはやはり辛いです。

夫の決断が離婚なら、むしろホッとするような自分もいるのですが、バレてるのにこの期に及んで自分の好きなように振る舞う女と一緒になるとしたら、夫に対して快く次の人生へ送り出そうというリスペクトはなくなってしまいそうです。
結局は本当の軸ができてなかったことに気づきました。夫の決断を恨みつらみ残さず受け止められないかもしれなくて怖いです。
どうしたらいいんでしょうか。
(Kさん)

なぜ、夫の決断待ちなのでしょう?
Kさんはどっち派ですか?
もし、夫が離婚する、と言っても、しない、と言っても受け入れるつもり?

やはりKさんも「待つ女シリーズ」に属するタイプで、決断&行動が苦手なのでしょうか?

あ、別に責めてるわけじゃなくて(そう感じちゃうかもしれないけど)、私はKさんのタイプを見極めたいだけなんです。

夫氏の不倫相手への行動を見れば、かつてKさんに対しても一直線かつせっせと愛情を向けてくれていただろうことが分かります。

その愛情がほかに向いてしまえば、辛い気持ちがわんさか湧いてくるものだと思いますが、Kさんの根っこに「自分ではどうしようもない」という思いがあるがゆえに、夫の決断や行動に任せるしかない状態になっているのだろうと思います。

そうするとこの状況で夫が「離婚しない」と宣言し、不倫も隠れてなのか堂々なのか分かりませんが継続されたとしても、Kさんはそのまま彼を待ち続けることになるんだろうな、と思います。

「実家にかえらせていただきます!」と子どもを連れて家を出て、あとは弁護士にお願いして離婚協議を進める、、、という手段にはなかなか移れないんじゃないでしょうか?

おそらく今までの生き方も多かれ少なかれそんな感じだったんじゃないかと推測します。

例えば、レスを解消するためにKさんがされてきたことってどんなことがあるでしょうか?

彼にレス解消をお願いする/迫る、自分から襲い掛かる、ということはされてますか?
彼がやる気になるためにこっそり精力剤をみそ汁に忍ばせたり、セクシーな下着を着けて誘惑したり、あからさまにオナニーしている形跡を残したり、根本先生のレス解消関連の記事をそれとなく彼の目に着く場所に置いたり、ひそかにセックスのテクニックを学びに出かけたり、セクシャリティを解放するためのワークに取り組んだりもしてみましたか?(←どれもうちのクライアント様たちがやってきた方法です!)

あ、これ、責めてるわけじゃないんです。(2度目)
インタビューです。
文章だと冷たく責められてるように感じるかもしれませんが、私はただKさんのタイプを見極めたいと思っているんです。

待つ女には待つ女なりのやり方がありますもので、もしKさんがそっち系のタイプであれば、その方向で話を進めようと思っているわけです。

とはいえ、一方通行のブログでのやり取りですから私の勝手な判断と思い込みと決めつけと気分で話の内容は決められてしまうんですけどね。笑

さて、「待つ女シリーズ」と私が銘打っている、後方待機部隊のみなさまがどうしたら幸せになれるのか?というのも私にとっては重要な研究対象でございまして、「あたしが決めたらいいって思うんですけどなかなか決められないんですー」「離婚しかないと思うんですけど全然行動できないんですー」「自分で決断してさっさと行動できる人たちが羨ましくて、それができない自分を責めてしまうんですー」などのお話をたくさんたくさんたくさん聞いてまいりました。

で、昔の根本先生はそんなみなさまが何とか動けるようにあの手この手を使っていたのですけれど、あるときから「悟り」の領域に達しまして、「こいつら、実はめっちゃ頑固で、テコでも動かねえ」と理解するようになりまして、180度に近く方向転換を行うことにしました。

まず、後方待機部隊に所属し、待つ女を自覚されているみなさまが真っ先に行わなければならないのはそんな自分を責めないことです。

特にうちの読者の中には「突撃部隊」を標榜する自武女中の自武女の方々がおり、「は?不倫?離婚な。慰謝料たんまり払えよ」と即断即決するツワモノも多く所属されておりますし、「諜報部員」に所属し、夜な夜なサイバーポリスと化して夫に不利になる証拠を集め、真綿で首を絞めるように夫を追い詰めていくスパイ系な女子もいますから、「待つ女」のみなさまは劣等感を刺激されまくるでしょう。

そうして常に自分を責めることが趣味みたいになってしまうのですが、それ、タイプが違うだけなんです。突撃部隊や諜報部員のみなさまとは人種が異なるという自覚が重要で、そもそも比較対象ではないことを強く意識することが必要です。

「あたしは待つ女だから動けなくてもしょうがないのー」と開き直ることがまずは第一のステップです。

「行動することが正しい」「考えるな!行動せよ!」「まずは行動ありき」という言葉をあちこちで見聞きするものですから、「行動することが正しい」と思い込んでしまうのですけれど、それは行動できる人にとって正しいのであって、待つ女のみなさまにとっては「うちには関係ないわ」と線引きしておくことが重要です。

そこで、2つ目としてのポイントとしては待つ女の特徴を理解し、その強みや価値、魅力のほうに目を向けることです。

つまり「決断や行動は苦手だけどー、○○は得意なんだよねー」という風に受け入れることを目指しましょう。

この「待つ女」というのは私の研究によれば、相当に女性性が優位な方々です。

決断・行動というのは男性性によるものなので、苦手、というか、本音で言えば「興味がない」のです。

あたしは待つ女だなあ、と思われる方は、今、ぜひ声に出してつぶやいてみてください。

「あたし、決断したり、行動したりってのに全然興味がないんだよね」

この言葉ですーっと何かが軽くなる方は待つ女を自覚されると良いと思います。

「待つ女」のひとつの究極系が「姫」であり、基本、みなさまの発想は「えー、なんであたしが動かなきゃいけないの?誰か運んでよ」というスタイルです。

つまり、たいへん受け取りにくい話かと思うのですが、無意識に「あたしは誰かに運んでもらえるだけの価値がある」ということを知っており、本音では「すべての男はあたしのために行動するべきだ」と思っているのです。

さらに女性性がものすごく優位であるということは、思考なんかくそくらえで、感覚、感情の世界に生きているのが幸せなタイプなんです。

だから、離婚に関しても、したいような、したくないような、わくわくするような、めんどくさいような、そのときの気分によって変わりまくるので「それをひとつに決めるなんて無理」なんです。

ただ、その一方で、そうしてゆらりゆらりと気分にしたがっておりますと、ある瞬間に「これや!」と腑に落ちる瞬間がやってきます。

そうすると一気呵成に行動に移ります。

先月までは「離婚したいかどうかわかんなくなっちゃった。ねえ、離婚したほうがいいのかなあ?まだ決められないんだけどー」とうだうだ言ってた奥様が、翌月お会いした際には「離婚届出してきましたー。えらいでしょ?ほめてー」と言ってくる事例は履いて捨てるほどあるのです。

すなわち、待つ女というのは火事場のくそ力が働くものでして、「これ!」と思ったら「これ!」なんです。

だから、見方を変えれば大変頑固でございまして、基本、ふだんはうだうだしております。

それなのに「もやもやした気分で過ごす」はものすごくいやなので、何とか解消したいのですね。

それでカウンセラーさんの元を訪れてうだうだ言うわけですが、そこで「こうしたらいいんじゃない?」なんて行動を提案されると思わずムッとしてしまうのですが、そうではなく「○○さんはそうは言っても○○とか○○をすごく頑張ってるし、また先月より魅力的になってるし、ちゃんと変化してるし、その気になりゃあ動けるんだから今はそれでいいんじゃない?」なんて褒めたり承認したりすると一瞬でもやもやが吹き飛んでご機嫌になるんですよね。(ちょろいもんだとか思ってませんのでご安心くださいね!)

だから、提案するとしたら「楽しいことをいっぱいしようね!」のほうが良いのです。

とはいえ、その言い方を間違えると「なんかあたしのこと単純だと思ってません?」とか「なんか幼稚園児に言うような言い方じゃない?」とか難癖をつけてくるので、努めて大人に向けて言ってるテイを作らなければなりません。(めんどくさいとか思ってませんのでご安心くださいね!)

要するに、そうやって自分のご機嫌を取り続けることが待つ女たちにとっては必須項目なのです。

で、女性性が相当優位な方にとっての目標は「美しく咲く」ということです。

要するにそんなみなさまは「花」なんです。

「花」が自ら動いてヘラクレスオオカブト君を捕まえに行ったら怖いでしょ?

ヘラクレスオオカブト君が蜜を吸いに来たくなるように、ひたすら美しく咲くことにエネルギーを全振りするのが正しいあり方なのです。

言い方を変えれば「自己投資」です。

美しく咲き続けるために、自分に投資し続けることが至上命題なのです。

ファッション、メイク、食、運動、睡眠、笑い、喜び、感動、楽しみを自分に与え続けることこそが、ものすごく重要なのです。

そうして美しく咲くことによって男性性が豊かな男性を引き寄せ、そして、他の花では満足できないような上等の蜜を提供し続けることでパートナーシップを確立していきます。

えてして女性性が優位だと「受身」になりやすく、「依存」「他人軸」とう状態になりやすいのも「花」だからです。

選ぶのではなく選ばれる方に、愛するのではなく愛される方に興味を抱くのも「花」だからです。

だから、ここでひとつ意識を変える必要が生じます。

受身でいるとどうしたって被害者になりやすく、不満ばかりが募ることになるからです。

選ばれる、のではなく、選ばせる。
愛される、のではなく、愛させる。

この意識に変わることができれば、その花は一気に美しく、そして、艶やかに、かつ、無邪気に咲き誇ることができるようになるのです。

だから、Kさんはじめ、待つ女のみなさまは次の言葉を心に常に刻んでおきたいのです。

「あの男にあたしを愛させてあげる」

この言葉がフィットするような自分を目指すのです。

これはより女性性を磨いて輝かせることを意味します。

決断・行動ができるように男性性を伸ばす方法はそんなみなさまにはお勧めできません。
興味がないものですから、やる気にもならんし、続きませんし、すぐに飽きますし、文句言いますし、駄々をこねますし、そもそも宿題出してもやらないし、、、、まあ、めんどくさいんです。

女性性を磨く方法は無数にありますが、そのひとつは「開く」ということ。

花は開くものですよね。

オープンである、ということ。

そもそも嘘とか隠し事とか騙すとか大嫌いでしょ?
裏表ある人って友達になれないでしょ?

オープンさ、素直さ、というのがカギになります。

もちろん、これはハートを開く、という意味でもありますけれど、当然、股を開く、という意味にも解釈できます。

そうすると蜜が何を意味するかもお分かりでしょう。

「うるおい」って大事でしょ?

このうるおいは女性性を表すキーワードのひとつです。

男性性はよく「枯れる」んです。
だから、女性性から「うるおい」を得る必要があります。

心も、体も。

だから、女性性の解放というのは、必然的にセクシャリティの解放もセットになってきます。

そして、自分の行動ではなく“存在”がパートナーに与えているものに価値を見るのです。

「あたしと一緒にいるだけで男性は癒される」ということを知る必要があります。

さらに言えば「あたしと一緒にいたいから男性は頑張る」という価値を認めることが重要です。

このとき本気で注意をしなければらないのは幼稚園児のマインドです。

つまり、自分を子どもとして扱ってしまうことに要注意なんです。

決断、行動ができるのが大人だと思っていると、思い切りこの罠にハマります。

今の社会では男性性が優位な人が「大人」だと解釈されやすいものですから誤解してしまうのですけれど、女性性が優位な人の「大人」は“美しさ”であり“色気”です。

見た目が美しいだけでは色気は出ませんよね。
内面の美しさが色気を作ります。

だからよく私は「大人女子ってどんな人だと思う?」という質問を投げかけ、それをヴィジョンにすることをよく提案するんです。

自分を子どもだと思ってしまうとセクシャリティも封印されてしまいます。
そうするとまさに「巣で親鳥の帰りを待つひな鳥」になってしまいます。

だから「愛させてあげる」という与える側の意識がものすごく重要なのです。

自分を大人として扱うこと、これも待つ女に与えられた大切な課題のひとつです。

さて、そうして自己投資を重ね、大人女子として美しさやうるおいを纏い、オープンに生きていると現代社会では見失われてしまった「理屈ではない世界」に身を置くことになるでしょう。

全然ロジカルではなく、エビデンスなんぞも存在しない、ただただ感覚的な世界です。

女性性があまりにも豊かな待つ女たちに私が提案しているのは「引き寄せの法則」みたいなものでして、すなわち、ひたすら美しく咲き誇ることで彼を引き寄せるのです。

ここでは自分が発しているエネルギーに注目し、自分のマインドを常に整え続け、流れを創り出していきます。

だから、頭で考えることなんて無意味でして、ただただ感じる、感覚に寄り添う、イメージする、という世界に生きるんです。

その感覚がつかめるとすごく面白いことが立て続けに起こりますし、ミラクルと言われる体験だって得られますし、何より「ああ、毎日が楽しい」「生きていることが気持ちいい」という感覚でいられるものです。

素敵でしょ?そういうの。

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