もてあますほどの強すぎる性欲をどう扱ったらいいのだろう？

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性欲だからってオナニーやセックスで解消しましょう！というのが答えじゃないんです。
むしろ、それだけでは全然解消されず、逆に依存症になるリスクだってあるんです。
その裏側にある心理に着目し、それを手放して行くことで、性欲ともっと上手に付き合っていけるようになるし、何なら才能だって見つかっちゃうのです。

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まあ、たぶん核心は

＞一方ヤリモク系アプリでは沢山マッチするので、自分は真面目に付き合うには向かないけどヤリモクなら丁度いい女なのかなーなどと勝手に傷ついたりもしています。

この辺なのかなあ・・・と思っておりまして、その辺どうなのかなあ？欲求を満たすために、女を傷つけてるのかなあ？それくらい飢えてるのかなあ？などと考えておりました。

女として傷つくことが分かっていても手を出しちゃうのは、次の日しんどくなると分かっていても酒を呑み続けちゃうとか、来月の支払いがたいへんになるって分かってるのに買い物がやめられないみたいなのと近しいのかもしれません。

もちろん、まだまだ依存症というレベルには程遠いＭさんですけれど、もしかするとその気配もあるかもしれませんのでちょっと注意しといてくださいませ。

酒でもギャンブルでも仕事でも買い物でもセックスでも依存症というレベルになってくると、「それがないと不安になる」「それをするとホッとする」から「苦しいけれどやめられない」というレベルに至るものです。

ただ、そこで形だけ何とかしても（つまり酒を呑まない、セックスをしない）、心の中にそれを生み出す仕組みは残っているものですから本質的には解決しないものなんですよね。

かつてセックス依存症かもしれないとカウンセリングに来られた奥様は、それ以前に、ワーカホリック、アルコール、買い物、合法ドラッグなどに一通り依存しており、出会い系アプリの存在を知ってからはすっかりセックスに依存していました。

彼女の場合はその裏に心の真ん中がぽっかりと空いていて何をしても満たされない問題がありました。虚しい、寂しい、悲しい、という感情がいっぱい出てきたんですよね。

それは夫婦関係が原因でもあり、また、幼少期からの無価値感も大きく影響していたものです。

それが旺盛な性欲を創り出している原因でもありました。

特に彼女の抱える寂しさはかなり深いものありまして、それを癒していくにつれて「飢え」がマシになり、「愛する人と深くつながりたい！て思う気持ちが強くなってきて、セフレたちもあっさり切れたんですよね」とおっしゃっていました。

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またある独身女子は昔から性欲が強すぎることが悩みのひとつで、「求められると嬉しい」という理由でいつもセフレが複数いる状態でした。

それで高級風俗で働いたり、アダルトビデオに出演したりもしてたのですが、それでもずーっと満たされない思いがあったんですよね。

彼女の中にはやはり強い依存心がありました。

多忙な両親で、３人きょうだいの一番上だったし、手のかかる弟妹だったこともあって、「人に迷惑をかけない優等生」だったんですね。

それで幼児期に覚えたオナニーに文字通り癒されていたそうです。

それで男の人を覚えると、男ってのはセックスできると分かれば優しくしてくれる、セックス目的であっても自分を求めてくれる、ということも分かってしまい、強い性欲を満たすための男女関係をずっと追い求めてきたんです。

彼女もまた寂しさを強く抱えていて、褒められたい、認められたい、自分じゃなきゃダメだと言われたい、という欲求を強く持っていたのです。

その寂しさや孤独感が性欲を高めていたし、また、そうした孤独な状況がセクシャリティ（生命力）を刺激してさらに性欲を強めていたのでしょう。

だからセクシャリティを解放しながら罪悪感も手放し、そして、自分とつながることで寂しさを癒していくうちに、「オナニーで満たされるレベルの性欲」に落ち着き、同時に美容に目覚め、それを仕事にしていくまでになりました。

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そういう事例ってのはかなりたくさんありますが、私からするとＭさんのその性欲はどこから来てるのかな？というところに興味を持つわけです。

強い寂しさや孤独感から来ることもあります。
自分自身を強く抑圧しすぎてセクシャリティが暴走しちゃってるようなこともあります。
無価値感に苛まれて、誰かから求められたい気持ちが強くなってることもあります。
女としての自分が感じられない（麻痺してる）から性欲が高まることもあります。
度重なる心労を解消したいときもまた性欲が強くなるものです。

ほんとうにセックスが欲しくて性欲が高まっているだけじゃなくて、そこに別の要因が入っているんじゃないの？と思っちゃうのです。

そもそもセックスが欲しいと思う気持ちだって承認欲求の表れであることも少なくないですし、セックスしているときだけが自分らしくいられると感じてる人もいますし、そこにも何らかの心理的背景を見ていくことができるんです。

＞結果束の間だったとしても、イチャイチャしたり、お互いを優しく包み込んでいたり、下ネタで盛り上がってほのぼのしたりする時間に、心が満たされるんです。

という文章の“束の間だったとしても”という一言を読むと、Ｍさんはそんなに愛情に飢えてるの？という風に見えるわけです。

その「飢え」はどこから来ているのでしょう？

この状況をどうにかしたい、ということならば、私はまずそこにメスを入れたいと思うのですけど、どう？怖い？いや、むしろコーフンする？笑

その辺の背景が分かるだけでも少しは性欲が収まると思いますし、そこを扱っていくことで何なら才能だって見つかってくると思うし、てことはライフワークだって見えてくると思うんです。

性欲が強すぎる、というのも問題として見れば問題だけど、かけがえのないＭさんの才能として扱うこともできるんです。

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＞ヤリモクとわかっていてもアプリで男を漁ってしまいます。

というくらいの「飢え」があるわけですよね。
セックスだけじゃない何かを求めているとしたら何だと思います？

そういうアプリにはヤリモクの男女が集まるわけでしょう？
つまり、相手からすればＭさんを性の対象としか見てないわけで、いわば、アダルトな動画を見たり、風俗に行ったりするのと同列でＭさんを見てるんですよね。

そしたら写真を送れだの、中出しを強要されるだの、アブノーマルなプレイを要求されるのは当たり前ですよね。

ちなみに、動画や写真を撮られたり、ＳＭぽいプレイを要求されたりしてはいませんか？

心に傷が残るだけじゃなく、物的証拠も残っちゃうと色々と面倒ですし、刺激強めのセックスが癖になってノーマルでは感じなくなっちゃったりすることもあります。

「アプリで知り合った真面目そうなサラリーマンが急にクスリを出してきて・・・」なんて体験をされた方もいます。

なので、性的対象として見られたいだけであれば別にそのプレイで満足できると思うのですが、そこで傷ついちゃうってことはほんとの意味でＭさんはそのアプリをやりたいわけじゃないと思うのです。

ほんとに欲しいものが手に入らないから、代わりにアプリで手に入れている、という感じ。

ほんとは愛し合えっている紳士的なパートナーとめちゃくちゃエロくて優しくて温かくて深くつながれるセックスを求めてるんじゃないかと思うわけですけれど、なぜ、それが手に入らないと思い込んでいるのでしょうか？

となるとかつての恋愛遍歴にフォーカスしていくこと必要もあるかもしれません。

＊

そんな風に私のカウンセリングってのは強すぎる性欲を何とかしたい！というご依頼でも、親子関係だの思春期だの幼少期だの恋愛歴だの職歴だのを全部広げてしまう傾向にあるのですが、そうなっちまう背景にはそれだけの理由があると思うからです。

ただ、そうは言ってもそこを扱っていこうと思えばそれなりの時間もかかりますし、課金だってしなきゃいけません！（←「くそっ！」というみなさまの声が聞こえるんだけど気のせいかい？笑）

で、性欲そのものを何とかするのも大事なんだけど、それと同時にやっておきたいのが「自分を愛する」ということですね。

「自分を大切にする」とか「自分をいたわる」って言ってもいいです。

まあ、ありきたりの表現なんですけどね。笑

そこでみなさまに想像していただきたいのですが、目をつむってちょっと想像してみてください。

＊　＊　＊

目の前に大きな姿見があって、そこに自分を映し出します。
そして、ゆっくり鏡を見ながら服を脱いで裸になると思ってください。
そうするとそこには傷だらけの自分が映っています。
どんな傷が見えるでしょうか？
そんな自分を見てどう感じるでしょうか？

そこでその体の傷に触れてみます。
優しく、優しく。
するとすーっとそこの傷が消えてきれいな肌が戻ってきます。

そうして全身の傷をきれいにしてあげるんです。

※このイメージワークをvoicyの有料放送として公開しました。今収録したところです！良かったらチェックしてみてくださいませー！

●自分を愛する～鏡に映った自分を癒す～

＊　＊　＊

お風呂に入ったときにできるだけ丁寧に体を洗ってあげます。
湯船に浸かって全身を自分の手で優しく触れてあげます。
お風呂上りにクリームなりオイルなりを体に優しく塗ってあげます。
気持ちいいお布団にくるまって「温かい」を感じてみます。

これもシンプルな「自分を愛する方法」です。

あ、そういう意味ではこの本もお勧めです！

●「カラダをほぐせば、心もゆるむ 自分を愛でるセルフマッサージ」（Lily著、ディスカバリー２１）

心からのアプローチはカウンセラーに任せて、まずは体のケアに意識を向けてみると、だんだん心とのつながりも取り戻せていきますね。

そして、やっぱり「自分を愛する」ということを始めていくと性欲やその扱い方も変わってくるのですよね。

そうするとそのエネルギーを才能の方にも使えるようになるので、先ほどの例じゃないですけれど、ライフワークに出会うきっかけにもなるんです。

＊

強すぎる性欲をセックス（やオナニー）だけで解消するってのは本筋じゃないことが多いのです。

孤独感や無価値感、罪悪感、虚無感、心労、悲しみ、怖れなど他の感情が混ざり込んで強すぎる状態になっちゃってると思うのです。

だから、本質的にそこを扱おうと思ったら今日のようなプロセスに着目していくことになります。

たぶん、もっといい女になるんだろうし、もっと色気溢れる大人女子になるんでしょうし、その性欲は自分らしく幸せに生きられるエネルギーにもなるし、ぜひとも未来は明るいぞ！という風に思っていただけたら幸いでございます。

◎7/20（土）東京、8/10（土）大阪：１ＤＡＹリトリートセミナー～ライフワークやパートナーシップと向き合い、自分を深く知る１日を～
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/50757

◎オンライン：6/22（土）14:00-17:00 本気の手放しワーク・オンライン
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/52830

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●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう？」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください！もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません！（不採用になっちゃったらごめんなさい！何度でもチャレンジ可！です）

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