楽しく過ごせているときに仕事上のトラブルが発生するのは何か意味があるんでしょうか？

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ない、という解釈ももちろんいいのですが、繰り返し起こるならば「自分の心の中で何か起こってる？」とみるのがお勧めです。
潜在意識は心の中にある感情を解放するために、外側に何らかの事件を起こしてそれに気付かせようとする動きをするものですから。

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この仕事上のトラブルってＹさん自身に起きてるってことでいいでしょうか？
それとも夫氏の方？あるいは両方？

こういう予想外のできごとを「偶然」「たまたま」「こじつけ？」として処理することも可能ですし、世間は大方そういう見方をすると思うのですけれど、「もしかしてそれって潜在意識が作り出しているのかもよ？」という見方もできるのが心の世界の面白いところです。

こういうのって案外パターンになっている人も多く、「うまく行きそうになると何かトラブルが起きて振出しに戻る」とか「あと一歩のところでいつもダメになる」みたいな話もちょくちょくあるものです。

それが自分が起こした事件であれば「自分の問題か！？」と解釈しやすいのですが、他者から巻き込まれるような形で起こった場合には「被害者」になって「自分のせいじゃない！」と思いやすいものです。

ということで、今日は潜在意識の不思議な話をしていきたいと思います。

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＞面白いのが「最近楽しく過ごせていて嬉しいな」と思う時や、「今回も夜の方は望めないだろうけどとりあえず楽しもう」と決めた時に限って発生してるように感じることです。

ふだんはそんなトラブルは起きないのに、楽しく過ごせてるようなときに起こるってことは何かの意味があるのかも？と捉えてみます。

楽しく過ごせてるのにトラブルが起きて気分が落ちる、ということであれば、「楽しい気分に浸ってんじゃねーよ！」と潜在意識がツッコミを入れてきてる可能性もあります。

また、「夜の方は望めないだろうけど～」だって同じで、「いやいやそれ、大事だろ？ちゃんと向き合えよ？」というメッセージとしても読み取ることもできます。

なかなか厳しいですね！笑

一般的に楽しい気分を阻害するようなトラブルが起きるときって、潜在意識の中に溜め込まれてたネガティブな感情が噴き出てきたサインとして見ることができます。

楽しい気分のときって心がオープンになりますから、今まで抑えてきたものが出てきやすいのですね。

例えば、ずーっと怒りを溜め込んできたとしましょう。
もう怒りを我慢してることすら忘れてるほどです。

ただ、うちの読者である以上、たいへんな情熱の女でいらっしゃるので、その怒りの量は膨大であることが想像されます。

そうすると「時限爆弾を大量に抱え込んでる」という状態ですね。

で、楽しもう！と思ってニコニコしていると、心が緩むわけでして、わーい！！ってやった瞬間に爆弾がぼこぼこ出てきちゃうんです。

でも、ここがポイントなのですが、そこで「怒り心頭！」となれば分かりやすいのですが、そこで「怒りを誘発するようなできごと」が外側の世界に起こり、それに反応する形で時限爆弾が爆発する、という若干ややこしい手続きを取ることがあります。

怒りを長らく抑圧してきたので、すぐにそこに着火することはできず、外側にトラブルを創り出して、溜め込んできた怒りを誘発する、という流れです。

これもまた昨日に引き続き「投影」のお話なのですが、案外、潜在意識ってそういう風に私たちの心の中を見せてくれるものなのですね。

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ここを正確に表現すると、外側に怒りを誘発するできごとを起こす、というよりも、外側で起きたできごとに内なる感情を投影して、それが問題であると解釈する、ということになります。
難しいですね！笑

だから、怒りを溜め込んでいなければ、同じできごとが起きたとしても怒りは誘発されません。

そのできごとによって怒りを誘発するのも潜在意識の役割ですから、そこで怒りが出てきたってことは怒りを解消しなさい！というメッセージとして受け止められるのです。

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こういうことって実は日常的に起きていて、外側の世界には私たちの心が投影されるので、私たちが耳目にすることって心の中にあるものなのです。

ただ、それが分かりにくいのが「できごとそのもの」ではなく「それによって起こる感情」なんですね。

これは夢分析にも通じるところがあるのですけれど、先ほどの怒りの例のように、「怒りを解消するために、怒りを誘発するできごとが起こる（起こす）」という風に思えるのです。

例えば、Ｙさんと同じくレスで夫婦間がギクシャクしていたあるクライアント様は、「何かといちゃいちゃしてるカップルを見るんです！ムカつくんです！」と鼻息を荒くされてました。

仕事帰りに家に向かっていると目の前を肩を寄せ合っていちゃいちゃしてるカップルが歩道をふさぐようにとろとろと歩いていて、思わず「チャリで引いたろか？」と思った、なんてのは分かりやすい事例ですね。

テレビを付ければラブシーンがいきなり飛び込んできたり、会社の飲み会に出かけたらなぜか場所がラブホ街のすぐ近くだったり、「もぉおおおおおお！！！」となってたそうです。

彼女の中にある「なんでセックスできないの！なんでイチャイチャできないの！なんでラブラブなカップルになれないの！」という不満や怒りが外側からやってきたようですね。

もちろん、その本音は「あたしだってあの人たちみたいにいちゃいちゃしたい！！」です。

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それと同じように見ていけば、Ｙさんがそのトラブルによって引き起こされる感情にこそ鍵があるわけですし、また、その感情の奥に「本音」が隠れていると言えるのです。

楽しい気分に冷や水をかけるようなトラブルが起きて、Ｙさんの感情はどう反応しているのでしょうか？

がっかりした気分？
イラっとしちゃいます？
ため息つく感じ？

その感情を見つめていくといいと思うのです。っていうか、その感情がカギになると思うのです。

それによって、

＞夫があまりにもしたくなさすぎてトラブルを生み出してる？
＞もしくは私が本当に期待を捨ててるのか見定める試練？

この辺も見極められるんじゃないかと思います。
・・・が、Ｙさんの感情ですので、夫氏はあんまり関係ないですけどね。

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＞結果、離婚届の準備までしたものの踏ん切りがつかず、「ああ、この人と家族を作っていきたいのか(唖然)」という本音に出会い、最近カウンセリングに頼るようになりました。

カウンセリングで話をされているのだろうと思われるのですが、やっぱりこの人（夫）の子どもが欲しい！と思われたのですよね？

離婚できなかったのはそれ以外にも理由はあるでしょうか？

また、似たようなことってＹさんの人生では起きたことありませんか？

転職しようと思ったけど踏みとどまった。
過去にも別れようと思って別れられなかった人がいる。
引越しようと思ったけどそれができず、同じところに住み続けてた。

○○した方がいいよなあ、と思っているにも関わらず、それができなかった経験ですね。

また、夫氏とのレスの話やふたりの関係性などが分からないのでここでは何とも言えないのですが、元々コミュニケーションに問題があった、とか、夫氏を尻に敷いてた、とか、逆に夫氏にすごく気を使ってる、などの問題って起きていません？

「楽しい気分を落とすトラブルに起きたときに出てくる感情」によりますが、その感情ってふだんから薄々とあるものじゃないかな？と思いまして。

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ということで、思い切りざっくりした話になってしまいますが、一つの見方として、「夫とレスを解消して家族を作る」というプロジェクトにまだまだ本気になれていないのかもしれない、という見解が考えられます。

もちろん、そこには「いやいやほんとは夫と別れて再出発したいんじゃないの？」という可能性も含まれるのですが、夫と向き合う姿勢のようなものにちょっと「らしくなさ」があるのかもしれないんです。

ときには進退のかかるトラブルが起きたときって、めちゃくちゃ本気で対応にあたると思うのですね。（Ｙさんの仕事上のトラブルの場合ね）

それと同じくらいの真剣さで夫との関係に向き合ってるのでしょうか？

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また、そもそも楽しい気分でいるときに冷や水を浴びせかけられるのって昔からのパターンとかではないでしょうか？

ご機嫌にしてると母から嫌味を言われて気分が沈む、みたいな。
父が問題児だったので、楽しむことを禁止されてきた、みたいな。

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ということで、起きたことを偶然として処理しちゃうのもアリだけど、それが繰り返されるなら「パターン」として自分の心を見つめていくのがお勧めですよ、という話でした。

あれこれ参考にしていただいて、今のカウンセラーさんとの話の中で活かしていただければと思う次第ですー。

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