いつも悪口や嫌味を言われたり、当たられたり、仕事を押し付けられたりして、すごく辛い思いをしています。

＊

どこに行っても同じような目に遭うということは、たぶん、自分のことを誤解されてるんです。
もしかすると自覚がないだけで「羊の皮をかぶった狼」なのかもしれません。
だとしたら、周りの羊たちはあなたを怖れ、攻撃してくると思いませんか？

＊

似たような状況にある方もいらっしゃるかと思い、こういう辛い状況が続くパターンの裏に何があるのかを考察してみたいと思う次第です。

が、たぶん、とても信じられない話も出てくると思うのですが、「ああ、根本さんって人はこういう風に物事を見る人なんだなあ」という風に解釈していただけると幸いです。

それで「合わねえわ」と感じる方ももちろんいらっしゃると思いますので、今後の判断材料にしていただければと思う次第で御座います。

＊

「あなたの心の内側に起きていることが、外側に投影されて現実となって現れる」

心理学では「投影の法則」という名のもとに、こんな見方をするのですね。

てことは、Ｙさん、めちゃくちゃ自己嫌悪が強いでしょう？いつも自分を否定しまくっていませんか？とにかく自分いじめに精を出しまくっていませんか？ということが言えてしまうのです。

あの周りの人から浴びせかけられる嫌味や暴言や悪口などの否定的な言葉、これらが“すべて”、Ｙさんが自分自身に言ってることだとしたらどうでしょうか？

その中には幼少期から当たり前のように自分に浴びせかけている罵声も含まれているでしょう。

さて、その法則が成り立つのであれば、自分に対して栄養となる言葉を掛け続けてあげたらどうなるでしょう？

信じられないかもしれませんが、Ｙさんはその“実験”に取り組むよいチャンスだと思いませんか？

＊

例えば、風呂上りなどに自分の体に触れながら優しい言葉をかけてあげます。
お腹がちょうど良いと思うのですが、腕とか胸の真ん中あたりとかでもいいでしょう。

おつかれさま。
今日もありがとう。
今日も頑張ってくれたよね。
助かったよ。
今日もイヤだったよねー。ほんと。よく頑張った。

自分の体と会話するつもりで、自分が喜ぶ言葉をかけてあるのですね。

意外と睡眠の質も上がったりするので色々とお勧めです。

＊

さて、そこからさらに意識を拡大してみるとちょっと信じられないストーリーも浮かび上がってくるものです。

なぜ、そんなにもひどい言葉を使って自分を抑え込まなければならないのか？
なぜ、周りの人たちはいつも自分を攻撃してくるのか？

「本気を出したらヤバいから」

例えば、Ｙさんが「羊の皮をかぶった狼」だとしましょう。

Ｙさんは必死にそれを隠しているのですが、周りからはけっこうバレバレな変装で、周りの羊たちに常に恐怖を与えていると思ってください。

そしたら周りの羊たちはＹさんを追い出そうとすると思いませんか？
もし、Ｙさんが何も反抗しないのであれば、Ｙさんへのいじめはひどくなると思いませんか？

だって怖いですもん。

でも、Ｙさんは子どもの頃からそうして羊の皮をかぶってきたので、そのことをすっかり忘れており、自分は狼じゃなくて羊だと思い込んでいるのです。

だから、「なんで自分は周りの羊たちと仲良くできないのだろう？」と悩みます。

客観的に見ればその理由は明らかです。

え？だって捕食関係じゃん？

＊

ほんとうの自分はとても情熱的だと思いますか？

根本さんのブログを読み進めるうちに、あれ？もしかしてあたしセクシャリティ強いの？と思うようになりましたか？

もしかしてあたしが本気で怒ったらヤバいことになると思っていますか？

実はあたし、すごく嫉妬深いんです・・・と思っていませんか？

上記の質問に「Ｙｅｓ」もしくは「めちゃくちゃＹｅｓ」でお答えください。笑

少なくとも残念ながらＹさんはご自身のことを誤解しているのかもしれません。

弱い、と思っているのかもしれませんが、実はものすごく強いのかもしれません。
大人しい、と思っているかもしれませんが、ほんとうはすごくヤンチャなのかもしれません。
何もできない、と思っているかもしれませんが、すっごく能力の高い人なのかもしれません。

＊

子どもの頃の自分ってどんなだった？という質問をよくします。

幼稚園・保育園くらいまでの自分。

その頃の自分がヒントを与えてくれるかもしれません。

めっちゃお転婆で暴れまわっていた、という方も、思春期くらいを境に大人しくなり、すっかりそんなヤンチャな部分を隠しちゃってる方もいます。

一方、すでに引っ込み思案で大人しかった子もいます。
でも、よくよく話を聴いてみれば内弁慶だったり、頭の中の妄想はたくましかったり、性的な目覚めが早かったりしているものです。

とはいえ、そういう情熱的な自分をそのまんま活かして生きられる人ってそうは多くありません。

親から抑圧されたり、学校で抑え込まれたり、自己嫌悪をたくましくして自ら抑えたりするものです。

そうして「周りとうまくやっていけるような自分」というものを作っていきます。

けど、それもたしかに自分なんだけど、ハリボテですからなかなかうまくいかないのですね。

だから、何度も改良を重ねてより立派なハリボテにしていくのです。

「周りとうまくやっていけるように」と考え続けてるわけですから、たいへん他人軸な状態になり、自分自身を放っておいてしまいます。

「どうしたら自分らしく生きられるか？」とは真逆の発想になるんですね。

そうして、長年の試行錯誤の元完成したハリボテが「羊の皮」というわけです。

だとしたら、私からの提案は「狼として生きようぜ！」ということになります。

＊

とはいえ、今まで羊になろうと頑張ってきた狼が、どこの馬の骨とも分からんカウンセラーから言われたくらいで狼の姿をさらせるとは思いません。

なので、ここでは大胆な指令をあれこれ出すことも多いわけです。

狼に似合う服ってどんな服だと思う？じゃ、それ着てね。みたいに。

また、とりあえず対人関係に手を付ける前に自分が自分のエネルギーを許可しなきゃいけないので、「キックボクシング」「総合格闘技」「空手」などの武力を身に着けることを提案することもあります。

体幹を鍛えられるので健康にも良いです。

また、「ダンス」「ボイトレ」「よさこい」「阿波踊り」等々でとにかくエネルギーを発散する方向を付ける場合もあります。

もしかするとＹさんは「自分は内向的でインドア派」と思ってらっしゃるかもしれませんが、まあ、このプロジェクトにおいてはその看板を下ろして、とりあえずアクティブな方向に行くのがお勧めです。

とにかく「今まで抑えてきたエネルギーを外側に向ける。ただし、安全に。」というテーマを掲げるのです。

＊

もし、実は性欲が強くて、性的興味が強いんです、、、ということであれば、そちら側からのアプローチもありです。

常にセクシーな下着を身に着けるのと同時に、各種道具を活用して体を開発していきます。
それと同時に「騎乗位」のトレーニングに取り組むのもお勧めですし、セックスのテクニックを学んでみるのもお勧めです。

相手がいなくてもできる方法ですので、安全にコトを進めることができます。

＊

また、カウンセリングなどを利用されるのであれば、「なんでそんなエネルギーを抑え込むようになっちゃったんだろうね？やっぱりおかん？」という風に子ども時代のトラウマを見ていくことにします。

もし、親御さんが亡くなられたことが痛みとなって残っているのであれば、それも解消してあげるといいでしょう。

自分を押さえつけている漬物石を取り外す作業を行っていくわけです。

＊

ということで、「これってあたしの話？え？信じらんないんだけど？」と思う話をしてるかもしれませんが、過去の経験から、案外真実だと思っていることをお伝えしました。

信じるか信じないかはあなた次第ですっ！笑

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